茨城居想会を除き,東京地区では今年最後の稽古となりました。
脚の入れ替え、半身の切り替えに続き真っ向と、左右袈裟斬りの素振り、抜刀稽古、基本一二と続けました。
今年最後の稽古ということで、出来るかぎりの形を実施しましたが結果的は五用と五応の十本にとどめました。
初めの一本目は等速でゆっくり動いてもらい気付いた点を各自に伝え稽古を続けました。
この1年、それぞれに古武道に向かいあったと思います。
皆様の更なる技倆の向上に期待致します。
良いお年をお迎え下さい。
来年も宜しくお願い致します。
来週はもう来年ですって、本当に1年早いですね。
最近、一般稽古ではあまり行っていなかったのですが、先日、御免状を頂く時の移動が不安…と呟く新人さんの声が聞こえたので、今回の九段下では基本稽古で久しぶりに膝行を実施しました。
傳位者さん達は流石に慣れたもので、安定した軸移動でしたね。
膝行での膝を送り出す動きは、蹲踞から立ち上がる際の足の送りにも応用出来ますので
時々、一般稽古でも基本に組み込みますね。
年内の私の指導担当は昨夜の九段下で締めでした。
1年通して多くの稽古参加をありがとうございました。
ちょっと年末年始のお休みを挟みますが、1月5日には新春稽古会で稽古始めとなります。
のんびり身体を休めて、年明けにはまた元気な姿を見せてください。
本年もありがとうございました。
来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
水道橋稽古はクリスマス当日でしたが、街中の装飾は既にお正月モードでしたね。
毎月最終週は指導部稽古との同時進行稽古でした。
一般稽古は互いの安全確認も踏まえ、間合いと位置取りを意識しての稽古です。
最初のうちは床の板目等を目印するのもありですよね。
下を見て動くという事ではなくて、正中線上と目印ラインを重ねておいて
素振りでも基本形でも一通りの動きを終えた時に、自分の正中線がどこにあるか再確認です。
車でも自転車でも近い所を見ているとグラグラしますよね、
視野を広く、先を見て進んだ方が真っ直ぐ進めます。
一通り動いてみて真っ直ぐに進んでいたなら、ひとまず課題クリア。
次は身体の使い方を意識する段階に、どんどんレベルアップしていきましょう。
月初めの暖かさもどこへやら、しっかり冬らしい寒波がやって来ておりますね。
体調を崩さないように、ご自愛なさってください。
今家の近くのスーパーは、クリスマスグッツと大掃除用品とお正月飾りが並んでおり、売り場も気分もごちゃごちゃです。
さてさて、本日の池袋は「真・水月・響返し・胸尽し・前腰」を稽古しました。
「水月」と「胸尽し」の共通ポイントですが、突いた後の刀の抜きは
切っ先が跳ね上がらないよう注意しましょう。
拳を斜め下にグッと引き落とす感じです。
手順を覚えて、どうやれば正確に無駄なく動けるだろう、という意識になってくるとやるべきことが増えてスランプに陥りますが、それは前進している証拠ですから次のステップへ向けて頑張ってくださいね。
本日は、新人の方々の参加もあり、力まず急がず動くようにしていただきました。
今回は納刀について形稽古途中の休憩時に新人の方から質問がありました。
納刀と言っても、ただ刀を鞘に納めるだけではないのです。
納刀の所作一つずつを見ても、安全に、スムースに、敵を意識して、鯉口での指の位置・握り方、柄頭の動き・向き、鞘の操作などなどいろいろ注意しなければならないことがあります。
普段の稽古で何回も行う納刀ですが、1回1回を大事に丁寧に正しく行えるように納刀にも気を向けていきましょう。
分からなかったり悩んだりしていたら遠慮しないで指導部の方に聞いてみましょう。やさしく教えていただけますよ。
今年の秋葉原での稽古は本日が最後となりました。また私の稽古担当も最後となりましたが、来年も頑張りますので、一緒に稽古をしてまいりましょう。
よろしくお願いいたします。
茨城居想会の会員は順調に増え、元気・活発に稽古しています。
本日は、初のマスコミ取材がありました。
取材は、地元ケーブルテレビ゙の年末・年始の番組で「日本伝統文化」がテーマで、地域で活動している個人・グループ゚を紹介し、町の活性化が目的なようです。
稽古中はTVカメラが入り緊張しましたが、通常通り軸を意識したゆっくりした正しい刃筋で振るよう稽古しました。
休憩時間には、会員に入会動機や居合効果等をインタビューされ、撮影スタッフは、初めて居合の稽古を見て感動しておりました。
半身を意識して動く。なかなか難しいですよね。
あたりまえですが、半身を意識するということは、自分の体の中心を意識することでもあります。
油断するとどちらかの足に体重が乗っかり、そこが軸となってズレが生じていく。
稽古場の床の線、正面に見える線、使えるものはなんでも使って確認していきましょう。
形稽古は、胸尽くし、響返し、向抜き、玉光の4本。
胸尽くしの最初の体捌き、響返しの相引きへの動き、これらも軸と半身の動きの確認が重要です。
慣れるほどに微妙なズレを最小にしていきたいものですね。
引き続き、共に頑張って稽古を続けて参りましょう。
本日の稽古参加者内訳は、傳位者、1級、2級と稽古回数が数回の新人という両極端で、技術レベルに幅のあるメンバー構成でしたが、参加メンバー全員へ十分に目の行き届く最適な人数だった点に加えて、黒田指導員からも適宜サポートしていただけたので、細かい箇所まで目を配ることが可能となり、充実した稽古を行うことが出来ました。
新人さん達も比較的、飲み込みの良いメンバーであり、周りの先輩方を見ながら必死に稽古へついていくという気迫も感じたので、良い刺激になったことだと思います。黒田さん、サポートいただき、ありがとうございました。
足の入れ替え、真っ向斬りの素振りまでは短時間でスピーディーに行って、横一文字と逆袈裟の斬り終わりからの振り被り稽古、前の敵から後ろの敵を真っ向で斬りつける振り被り稽古と抜刀稽古に時間を割きました。
特に腹抜きと縦抜きでは、左手の鞘引きが十分に出来ておらず、軸を保ったまま刀を抜くことが出来ていない方が多くいました。結果として抜刀速度も遅くなってしまいます。
抜刀の基本は、左右のバランスを均等に使う事と静から動へ末端神経まで使う身体全体の瞬発力を活かすことにあります。
黒田さんにお手伝いいただきながら、それぞれ個々の技量レベルに合わせた内容で個別指導を行いました。
基本稽古で行った内容を形稽古へ応用していく目的で『左月』『胸尽くし』『夢想返し』『野送り』の順番で4本の形稽古を実施して本日の稽古を無事に終了しました。
技量レベルの異なるメンバーが同じ稽古場で稽古を行っているので、会員の皆さん一人一人が自分の技量レベルに応じた稽古テーマを設けて、各場所の稽古へ臨むことが技量向上へ繋がっていきます。共に精進して参りましょう。
今日も寒い朝でした。
もう12月も中旬なんですもんね~。
毎年そうですが、1年が終わると思うとなんだかバタバタとしますね。
さてさて、本日の池袋稽古は「正しく動く」を意識していただきました。
自分はどう動いているんだろう、どんな形になっているんだろう、と自分を客観的に見ることも「正しく動く」ことの要素です。
形のポイントは、その形の特徴となるものと、いろいろな形共通のポイントがありますが、やってるつもり、が一番やっかいです。
自分の体の中に意識を向ける、自分の動きを客観的に見て確認する、を繰返しながら自分のものとしていきましょう。
台湾からの留学生Lさんのお父さんが見学にこられました。 皆さんと馴染んで元気に稽古をしている姿をみて安心しておりました。
平日夜の品川場所の稽古です。
脚の入れ替え、半身の切り替えに続き帯刀して抜刀する前に円陣になって本日のテーマを伝えました。
前回に引続き柄を持つ(手の内)について説明をしました。
『道具である刀とそれを扱う接点となる手の内が正しくないと抜き打ち、斬り付け、血振りの切っ先位置が正しい位置とならず無理に仮想敵の位置に付けようとすると必要以上に拳を後ろに引き付けたり手首を使うことになり正しい姿勢で演武することができません』
体軸や緩みなど形を演武する時大切な要素はたくさんありますが基本となる手の内を注力して稽古してもらいました。
素振り、基本一二に続き形稽古は真、胸尽くし、水月、両車、夢想返しの4本を稽古し個々に注意点を伝え進めました。
古武道は積み重ねですので一つ一つ自分のものに出来るように精進しましょう。
『呼吸を入れる際の留意点』
形稽古の終わりには「呼吸を入れて」その日の形を締めくくります。
息を吸って、吐いて、吸う。次に吐きながら形を始めます。
さて、私の場合、その際に何を考えているか。
・身体の力を一度全部抜いてニュートラルになっているか確認します
・姿勢を正して、軸を積み上げ直します
・呼吸を整えて、気を落ち着けます
・仮想敵の位置と構え、どう動くかのイメージを明確にします
あとは、身体が動くままに動かします。
その日の稽古でどこまで動きが身に付いたかを確認するために最後の一本を使うようにしています。
それまでに何本か振って、できたこと、できないことが頭の中にたくさんあるかと思います。
しかし、あえてそれらは意識し過ぎないようにもしています。
上手くやろうと余計に意気込むと動きが固くなってしまうので。
あえて語弊を覚悟で書きますと、
・必ずしも完璧でなくてもいい
・ベストパフォーマンスをしようと気負わなくてもいい
・今何ができて、何ができないのかが分かればそれでいい
呼吸を入れて、次の稽古に繋がる何かを感じられるといいですね。
さて、年末です。
今年1年での自分を見直して、来年に繋がる何かを感じて年が越えられればと考えています
居想会の忘年会が昨夜にあり、沢山の笑顔に囲まれて楽しいひと時を過ごさせて頂きました。
皆様のご協力に感謝を致します。
翌朝の稽古です。
皆さん、爽やかな笑顔で稽古場に入って来ました。
本日は、軸をテーマに前後の軸のブレ、左右の軸のブレ、上下の軸のブレをしないようにきちんと軸が立てられるように進行を致しました。
鏡が多い稽古場ですので、鏡で己の姿を確認しながらまとめていきました。
形は前腰を行い敵の位置を変えて歩数が変わっても刀がスムーズに抜けて敵を斬れるよう稽古をしました。
あれもこれも欲張らず、本日の稽古は軸。
次回の稽古では別のテーマ。
一つ一つ積み重ねて焦らずに稽古をされると良いでしょう。
仲間もいるし、技倆をあげるチャンスもある。
一緒に精進を致しましょう。
市川では18本を5週にわたって繰り返し稽古をしていますが参加会員さんの多くが審査を希望していますので18本の形組は崩さずに審査形の時間を多く取ることにいたしました。
整列の時になぜ右側に刀を置くのかなぜ袴の上においてはいけないのかそんな話をしながら、刀礼に対する私の考え方を初めにお伝えしてみました。まず刀とは何なのかとゆうことです殺傷する武器ではなくあくまでも自分を守るためのものです、作っていただいた職人さん方に敬意をこめて刀礼があります。
まずこの気持ちがなけれ形だけのことになってしまいます。
刀礼の所作ひとつにも気を付ける事があります。軸は立っているか、礼の角度、目線、下げ緒の処理、コジリの意識、前に置いた刀の鍔は体側に収まっているか何より自然体の美しい姿を求めたいものです。
居合は心と体の鍛錬だと考えています。
居想無外流20本の内、破図味と四方を除く18本通し稽古を行いました。
居想無外流には、形に名前・形のグループ・形の順番があります。
それぞれの形の位置づけなどを中心に進行する稽古です。
体力と気力が必要とされる稽古ですが、新人さん達3名も立派に成し遂げました。Oさん、Mさん、Rさん、頑張りましたね。
18本がぴったり時間内で完了し達成感の拍手で終了しました。
■審査
来年の2月10日の昇級昇傅位審査があります。
11月から審査希望者はスイッチが入っており、審査モードとなっております。
2月まで時間がありますよね。なんでそんなに早くから動くの…疑問があるでしょう。
審査前の個別補習が12月18日~2月5日まであります。
補習初日には、審査手順が自分のものになっていなければなりません。
そのために、自分のものにする時間が必要となりますので早くから動きます。
本日は後半の残り30分を審査希望者は別枠で自主稽古時間を作りました。
「刀礼~形~刀礼」のみで立ち位置や審査流れを掴む時間としました。
最後に全員で審査に必要な「終わりの刀礼」を行い終了です。
寒くなって来ましたが稽古場は暖房が効いて暖かくみんなの笑顔があります。
日頃の稽古が一番大切です。
当たり前ですが稽古場に1回でも多く足を運ぶことです。
また稽古場でお会いしましょう。
どこの稽古場所においても指導部がよく口にする言葉として『軸を保つ(立てる)』という単語があると思います。脳で理解していても実際に動いてみると身体が思うように反応せず、誰もが悩むテーマの一つです。
だからこそ、繰り返し言葉にしながら、稽古しているのだと思います。
そのような背景もあり、先週の稽古指導に引き続き、今週も『軸を立てるとは身体でどう感じるのか?』『重心位置の取り方はどうするのか?』という点を稽古のテーマとしました。
帯刀する前に体幹を鍛える為の基本動作を行い、軸と重心の関係を実際に身体で感じていただきながら稽古を進めていきました。
体幹を感じることが出来るようになると二足半の歩幅を取った斬り終わりの姿勢も重心位置がドッシリと安定してきます。
基本素振りを行った後、抜刀稽古で逆袈裟、横一文字、腹抜き、縦抜きを行いました。
続いて『基本の1』『基本の2』でも可能な限り、ゆっくりした動きの中で、重心と軸のバランスを各自で確認してもらいながら稽古しました。
形稽古に入る前に、前方の敵から後方の敵を斬る振り被り稽古を無手の状態で行って、半身になりながら頭上の正中線へ左手を素早く運び、身体と一体化して最短距離で刀を返していくイメージを掴んだ後、実際に刀を持っていただき、手の内の緩みによって刀身を返す方法を稽古しました。
3級審査を希望しているTさんからリクエストがあった『向抜』『円要』『野送り』の順番で3本の形を行い、本日の稽古を終了しました。
早くも師走ですね。
12月の稽古は赤羽駅前での指導担当からスタートです。
本日の形稽古、座技は右・本腰、立ち技は円要・前腰の4本としました。
いずれも抜刀は様々なパターンの逆袈裟です。
螺旋状に転身する、左月や右を稽古する時にお伝えする大事ポイントのひとつです。
単純に前ではなく、まずは90度横に向かなくてはいけません。
カクカクの動きではなく、軸を中心に滑らかに螺旋状に転身する動きを確認の上動いて頂いています。
何かの蓋だったり、ボルトだったり、軸がブレると素直に動きませんよね?
私達が稽古で転身している時には動きを矯正される部品があるわけではないので、
軸が崩れていても手順は追えます。
ただ、手順を追うだけで可とされるのは最初の最初だけですよね。
簡単ではないですが、だからこそ遣り甲斐もあるので身体の使い方を大切に稽古します。
そしてポイントとしては同じでも、級位や傳位で求められる動きの精度が当然違うのです。
4級さんから3級さん、3級さんから2級さん、…階段の段差や踊り場は登るほどに高く広くなります。
そして天井はいつまで経っても、どんなに登っても見えては来ません。
向上心と稽古数と技量のバランスが思うようにいかず悩むことも、凹むこともあると思います。
でも、せっかく稽古を始めたのですから、そんな葛藤すらも自分のやる気の素に変換して、
ジワジワ変わってくる自分の動きを楽しみましょう!
何をどうしたものやら、月曜の朝起きたら首を寝違えていました。
嗽するのに上を向けなくてどうしようかと思いましたけど、月曜のうちに掛かり付けの整体に行って
メンテナンスして貰ったら火曜の稽古には支障がない位に快復しました。一安心!
皆さんも身体に違和感を覚えたら放置せずに、整体なり医者なり、ちゃんと手を打ってくださいね。
そして必要ならば無理をせずに、治るまで患部を休ませてください。
ハードワークで身体を壊してはせっかく好きな稽古を出来なくなってしまいますから。
稽古は、自分で限界を決めたり、逆に天狗になったりしなければ、青天井でずっと継続出来ます。
だからこそ大好きな趣味とも真剣に向き合える余裕を持てるように体調管理は大事にしてください。
先日、前回の東京オリンピックで銅メダルを取りながら、切ない最期を迎えた円谷選手達を描いた舞台を観たばかりなので
身体と心の健康って本当に大切だな、と色々想いを巡らせてしましました。
さて、稽古は先日担当した赤羽同様に、腕や肩に無理をさせない手の内の変化と座姿勢からの各部位の動きの同調をメインに据えて動いています。
形稽古は真・胸尽し・陽中陰の3本。
柄を取る手の内も、ほんの少しズレるだけで、途端に身体と同調してくれなくなります。
体捌と抜刀という同じ動きでも、毎回同じように繰り返すだけでなく、
指導ポイントに沿って試行錯誤してみてください。
柄頭の高さ位置だったり、身体と刀の位置関係だったり、動きのタイミングもですが
自身の身体で、すっと自然に動けるしっくりくる位置やタイミングが必ずあります。
どうにも動き難いという事は、まだあるべき位置・タイミングに行き当っていないのです。
技量の階段は人それぞれです。
影響し合い、切磋琢磨する事は大切です。
でも他人と比較して、振り回されて自分のペースを崩しては本末転倒。
他人は他人、自分は自分。
焦る事なく自分自身としっかり向き合いましょう。…稽古ってそういうものですよね!
本日は参加人数が多かった為、安全なスペースを確保して稽古しました。
『軸を立て重心の位置を感じる』ことを稽古のテーマとしました。
無手の状態では腕も真っ直ぐ伸び、斬り終わりの歩幅も二足半しっかり取れてバランス良い姿勢を維持できています。
しかし、刀を持つと刀の重さで重心の位置が前重心となり踵が上がってしまったり、前後左右のバランスが崩れてしまったり、腕の力だけで刀を振り回している方が増えてきてしまいます。
そのような時は、刀をゆっくりした動作で振ってみて、それぞれのチェックポイントを確認してみるのが良いと思います。
また、刀は腕力ではなく身体を半身から半身へ捌くことで刀を送り出し、仮想敵を斬っています。
素振りをする時でも、しっかり目の前にいる仮想敵をイメージして斬る意識が大切です。
基本素振りは真っ向、袈裟のみを行い、抜刀稽古で逆袈裟、横一文字、腹抜き、縦抜きを行いました。
続いて安全面を考慮して『基本の2』のみを行い、形稽古に入りました。
形稽古も広いスペースを必要としない『真』『胸尽くし』『本腰』『玉光』の順番で4本の形を行い、稽古を終了しました。
2月に審査を考えている方も、そうでない方も自分なりのテーマを設けて稽古へ参加していただきたいと思います。
1回90分の稽古を積み重ねていくことが、確実に技量向上へ結びついていくので稽古の質を高めていきたいと思います。
本日のポイントは、抜刀としました。
抜刀ひとつにしても、鞘送りがない、右手に頼る、柄をすぐに握り締める、鞘引きが疎か、鞘から刀が抜けていない状態から斬りだすなどの動作かよく見られます。
抜刀だけでも注意しなければならない点が多くあります。
何気なく刀を抜いて斬っていることはありませんか。
居合は納刀からの抜刀に特徴がありますので、もっと大事に稽古するようにしてみてください。
今回は、右手の動きになり易い走り懸りの前腰・夢想返し・神妙剣の形を稽古いたしました。
走り懸りでは、前に進んでいくなどの動きながらの抜刀になることから、より右手に頼った操作になりがちです。
走り懸りでも左手や半身をしっかり使って動けるように頑張りましょう。
一つひとつの積み重ねによって全体が完成していきますので、急がず力まず丁寧な稽古にも心がけてみてください。
久しぶりの稽古日記で大変恐縮です!!!
本日24日の代官山の稽古でまだ稽古回数が少ない方の参加も多く基本的な部分の指導が必要でしたが、はたして自分も出来ているのか?と思う事も有り投稿いたします。
ここ数日、本間師範より各形について指摘される部分で自分では出来ていると思ってもあれも駄目!、これも駄目!、苦笑するくらい駄目なところばかりですが、これが普段稽古場で皆さんにお伝えしている部分なのです。
流石に落ち込みます。しかしそれらは普段宗家からも指摘されるところでも有り修正しているつもりでも治っていないという事です。
本間師範の指摘どおり、自然な体の動きで無理、無駄の無い動きを求め、緩急を意識する。
緩んでいない!とよく指摘されるのはこれらが多くの原因の様で目下修正中です。
上級から初心者迄、形を覚えスピードと力強さを求めがちですが其の形に至るためには体のどの部分を有効に使えば良いのかを考える様にしてみましょう。
本間師範が時折股関節や肩の動きを確認されているのは上記のような理由なのだと思います。
事実本間先生の形は緩急が有り、ゆっくりでもありながら早いのです。なおかつ綺麗です。
形の正確さや力強さも大切ですが、すべては基本の動きから始まります。
簡単なこの事を大切に稽古を重ねて行きましょう。
宗家、本間師範、深谷師範代の様に綺麗な居合いを目指したいのですが
参ぜよ更に30年、30年頑張ったら自分は100歳!
到底、無理!無理!
今日は腕や肩に無理をさせない手の内の変化と座姿勢からの各部位の動きの同調がメイン課題でした。
形稽古は真・胸尽し・左月・響返しの4本。
日々使っている部位ですし、人間の“手”はとても器用ですから、ついつい頼りたくなります。
でも、“小手先”という表現を、あまりいい意味で受け取れないように、器用であるが故に、動きを誤魔化したり帳尻を合わせてしまったりという事もある訳です。
もちろん柄に触れているのは“手”ですから、使ってはいるのです。当然です。
でもね、例えば刃筋を作るのに鞘を反していく動き、それぞれの手首でグイっとやってしまうと肘が張ってしまったり、肩が抜けてしまったり、体幹と同調させたいのにそれを妨げる原因を作ってしまう。
全体的な動きの中で、どこかに窮屈さがあると歪みの源になり、歪みは全体に影響を及ぼします。
だからこそ、窮屈な使い方はしたくない。
窮屈な部位を作らない身体の使い方、ヒントは稽古場にたくさんあります。
ヒントを上手く拾えない時は指導部さんに直接聞きに行ってみましょう。
遠慮しなくて大丈夫、分からないままに自分を誤魔化してしまうより
ちょっとドキドキしながらでも教示して貰う方がずーっと前向きで良いですよ!
本日の池袋は「足の指先に頼らない体捌き・重心移動」をテーマに
稽古を進めていきました。
行った立技は「円要、夢想返し、両車」です。
まず 最初の体捌き、その後 次の動き(手順)へと繋げていく体捌き、
これらを、足の指先に頼らずに重心移動を行い体をコントロールできるよう稽古を行っていただきました。
余計な動きをしない・自分の意図していない体の流れを防ぐ。
体のあちこちに指令を送りましょう。
始めは届いてくれない場所もありますが、諦めずに送り続けると届いていい働きをしてくれるようになりまよ。
自分で体をコントロールしていきましょう。
体が慣れてくると、早く動きたいと思います。
でも、それによって体の使い方をごまかすことになっていないか、という点は常に注意いたしましょう。
稽古回数が多い方は、ゆっくり正確に動く方が難しいことを理解されていると思います。
最終形を追い求めるのではなく、その形になるプロセスに目を向けることも重要かと思います。
本日は、広い体育館でしたので、走り掛りを中心に稽古いたしました。
神妙剣や右の敵など手強い形を稽古する際には、特に、早さでごまかさないことが重要になります。
早さは後からついて来るもの、と割り切って地道な稽古を共に続けて参りましょう。
『仮想敵を小さな点としてイメージしてみる』
本日は、軸のブレ、とくに頭の位置のブレを少なくする稽古をするため、敵は真正面で自身の軸も傾けない形を多く選択しました。
稽古する際には、「仮想敵」を正しくイメージすることで大きく稽古の効果が上がると思っています。
そしてその仮想敵で、私は2パターンの方法でイメージをしています。
1. 自分と同じ背格好の人型の仮想敵
2. 小さな点としてのターゲット
今日の稽古でのポイントは、2の方です。
それぞれの斬りの打突箇所は、頭、肩口、脾腹、脇下、鳩尾などと異なりますが、敵の中心という意味ではその一点に重なります。
・ 斬りでは、その小さな一点を確実に捕らえるように
・ 自身の中心も、その一点に対して左右上下にブレないように
・ 歩みはその一点に引っ張られるかのように、追い込みの敵付けではその一点に吸い込まれるかのように
たかがイメージ、されどイメージ。
対象を点というより小さなものにすることで、よりシビアな稽古が出来るのでお勧めです。
本日は参加者が多くスペースに余裕はありませんでしたが、安全を確保して無駄なスペースを作らずに位置取りすることで無理なく稽古をすることが出来ました。
形稽古では形の理合いを説明させて頂きましたが、形の理合いを理解することで、対峙する敵の態勢や自身のおかれた状況をイメージして稽古することが出来ると思います。最初は、手順を覚えることから始まり、繰り返して稽古することで、少しずつ自身の軸を保つことや、敵を意識しての捌き等それぞれのレベルで精度を上げていくことが出来ればと思います。
稽古時間の終わりで少し時間を取って、2月審査を考えている人(特に4級審査)審査の流れを理解してもらうために、合宿で4級に昇級した方に審査のシミュレーション演武をして貰い、みなさんに見てもらいました。
審査前の補習は3回ですが、この間に技量レベルを合格まで上げるためには、前準備として、審査時の演武を始めの刀礼から最後まで通しで出来るようにしておくこと大切です。4級受審の方は、形演武の審査は初めてということもあり、分からないことも多いと思います。各稽古場で指導部員に聞くなどして自ら進んで指導してもらうことをお勧めします。
自身の目標に向けて稽古していきましょう。
本日の居合稽古では、基本稽古のほか真・胸尽し・右・野送りの形の稽古をいたしました。
稽古のポイントは、つま先と膝頭の向きとして、基本稽古と形稽古の全般で、敵を意識してつま先を敵に向け膝頭を外に開き過ぎないように注意していただきました。
形の真や右では、一刀目で右の膝頭が外側に向きやすいので、敵に向けて真直ぐになるよう捌きます。
胸尽しでは、腹抜きの捌きからの突きで右足が撞木のままで上体で突くのではなく、右膝頭など右体側を使うことと、突きからの抜きで右膝頭を外に向けて抜かずに股関節の緩みを使うようにしましょう。
野送りでは、受けからの斬りで右足を捌く際に左膝頭を開き過ぎないように注意しましょう。
全体的に、体か開いている状態にならないよう身体の中心でしっかり敵を捉えている体勢を作るように意識するようにしてみましょう。
これからも一つひとつでもいいので頑張って出来るよう稽古してまいりましょう。
本日も、整列の時に稽古場の端から端まで皆さんが並ぶくらい
多くの方が稽古に参加されました。
水道橋ではいつものことではありますが、週初めから活気がありますね。
形稽古は「前腰・真・水月・野送り」を行いました。
座技2本は、主に左右への体のブレを防ぐことに意識を向け稽古を行っていただきました。
抜刀時だけではなく、振りかぶり→斬り、の時もです。
蹴り出す動きはブレの原因の一つですので、緩んで振りかぶったら緩んだままで重心を前に戻しながら足を出していきましょう。
立技は、抜刀時の柄の取り方・柄を送り出す動き、といった基本の確認を行いました。
柄の取り方一つで、無理なく体が使えるか、はたまたおかしな動きになってしまうか、だいぶ違ってきますので
注意してくださいね。
本日は、基本を大切にし、一つ一つは少なめではありましたが、できるだけたくさん動いていただき、体に覚えこんでいただけることを目指して取り組みました。
半身の入れ替えの際には仮想敵を常にイメージしていただきたく、2人組になっていただき、「中心を取る」とはどういうことか、具体的に理解につなげるよういたしました。
基本の1,2では、仮想敵に対し、どの箇所に一刀目を入れるのか、また二刀目に行く際に、どのように振りかぶるのが理想かを無手で動いてから稽古いたしました。
形稽古は、真、胸尽し、水月、野送り、前腰、神妙剣です。
始めて行う形については、まずは、慣れることが大切なので、ゆっくり動き、一つ一つ丁寧に稽古いたしました。
前回の稽古報告に記載させていただきましたが、市川では軸を立てることを意識すること、鞘引きをしっかりすることを稽古のテーマに挙げています。
今日は右、野送り、響き返し、右の敵、本腰です。
立ち技では鞘走りをし柄に手がかかった時は鞘引きの動きが始まることを意識して抜刀をすること。座技ではまっすぐ体が浮き上がり股関節の緩みがあるうちに立ち技と同じ動作で抜刀することを形稽古で確認していただきました。斬る意識が強すぎ軸が前に傾く方は鞘引きをしっかりすることを心がけているとずいぶん改善されます。次回は手の内の緩みを考えてみたいと思います。
二月の審査に向けてもう一度自分の居合を見つめ直してはいかがでしょうか。審査とは自分を見つめるいい機会だと思いますが。
本日の稽古参加者の内訳は、傳位者、2月審査で傳位と1級の審査希望者、稽古回数が少ない初心者と稽古回数が数回という新人もいたので技術レベルに幅がある構成メンバーでした。
安全スペースの確保と稽古の効率性を考えて、前列と後列に傳位~2級の会員さん、囲むように真ん中へ3級以下~新人さんを配置し、全体へ目が行き届くように工夫しました。
『軸の意識』を理解していただく為、足の入れ替え前に『軸を保つには体幹を鍛える』という内容を身体を使って体感していただき、理解を深めてもらいました。
『軸=体幹』を真っ直ぐに保つことで正中線から前後左右にブレない身体捌きや操刀が出来るようになることをお伝えしました。
また、動き出しの切欠として股関節と膝の緩みが必要なことや足の爪先、膝頭を仮想敵へ向けて真っ直ぐ出すという基本動作を1人1人チェックしながら稽古を進めました。
スペースを考えて素振りは『真っ向斬り』のみを行い、横一文字と逆袈裟それぞれからの振り被り稽古、前の敵から後ろの敵へ手の内を緩めながら振り返って斬る稽古、抜刀稽古(腹抜き、縦抜き)を順番に進めていきました。
安全面を優先して全体を2組に分けて『基本の2』のみを行いました。1組ずつ分けて実施したもう1つの目的は、審査本番や補習へ向けて『他者から見られながら演武する』という技量だけではなく、精神面を鍛えることも稽古を通じて体験していただきたいと思って行いました。
各稽古場所で半数は聞いておりましたが、残りの半数へ向けて『円要』の変更点をお伝えした後、形稽古は『円要』『前腰』『本腰』『胸尽くし』の4本を行って個別にワンポイントを指導して周り、本日の稽古を終了しました。
赤羽場所は、池袋場所の稽古開催有無によって、稽古参加人数が大きく変動するので、常に少人数パターンと大人数パターンの稽古内容を考えておきたいと思います。
宗家剣法・剣法基礎そして居合が同時刻・同一場所の稽古日です。
3つの稽古がおこなれていますが、それぞれに自分の稽古に集中が出来ます。
居合の稽古日記です。
新人講習を終えて一般稽古初参加のOさんが参加。
袴類が上手く着れませんが、着付は先輩達が助けてくれますからご安心を。
刀礼は初傅位以上の方が申し出があれば刀礼を教えて下さいます。
毎回に居合稽古は、足の入替、立ち座りそして基本素振りと進行して行きます。
本日の基本は、足運びにポイントを置きました。
せっかく出した足の親指がまっすぐに敵を捉えていても、膝が左右に開いていては左右に軸がブレてまっすぐに身体が進みません。
座技においても出した足の膝が外向きでは残念な動きとなります。
足先ばかりに気を取られず膝にも注意を傾けて左右の軸ブレを無くすように致しましょう。
初めに脚の入れ替え、半身切り替え、素振り、抜刀稽古を実施。
基本一二は振りかぶりを別途稽古後、通して動きました。
稽古では一刀目の横一文字、逆袈裟、又血振り時の切っ先位置を確認しつつ稽古を進めました。
切っ先が内に入り過ぎる傾向にある人は柄を持つ手の内がバット握りになる傾向が見受けられます。
手の内の間違えを認識せづに切っ先位置を正しく合わせようとすると右手の位置や身体の開き等に影響がおよび全体の姿勢の崩れにつながる事を認識して稽古を進めました。
『稽古のリクエストについて』
私はよく稽古前・稽古中に「何の稽古がしたいですか」と参加者にリクエストをとります。
そういう時はどうぞ遠慮なく稽古したいことをリクエストしていただいて構いません。
むしろしていただいたほうが助かります。
できれば、リクエストは“稽古前”の方がより助かります。
なぜなら、素振り~基本稽古~形稽古と、共通したポイントを通して稽古内容が組み立てられるからです。
「基本で確認したことを形稽古に活かす」というポイントを絞った一本の流れができると、一回の稽古でもより効果的に進められると思っています。
「何の稽古がしたいですか」という問いに対して、
「○○の形がしたい」というリクエストでも全く構わないのですが、
「股関節の弛め方がよく分からないので稽古したい」
「振りかぶりが遅い気がする」
「他の稽古で歩幅を注意された」
などといった内容の相談を受けると、私は指導担当としてどう教えようかとちょっと楽しくなってきたりします。
そして形稽古ではそれが一番稽古できるであろう形を選択します。
指導部からしたら、教えることも稽古のうち。
指導部も皆さんから教わっているのです。
指導担当と参加者、双方一緒になって、稽古を盛り上げていきましょう!
以上、指導担当からのお願いでした。
本日は居想無外流居合の18本通しを予定しておりましたが、稽古3回目の新人さんが参加されておりましたので、通常稽古と致しました。
18本通しは居想無外流の形の名前と順番を覚えていく稽古でハードさがあります。参加メンバー全員がついて行ける時に18本はやりますので少しお待ち下さい。
基本素振りは、刀の握り方と手の内。
基本1、2は軸。軸の上下、左右、前後のブレを取りながら進行。
居合形は、円要から開始。
円要は、火曜日、木曜日に続き時間を多く取って動きを理解して頂きました。
他の形稽古は右・胸尽し、玉光。
形は違っても居想無外流20本の基本の動きは一緒です。
本日の形の動きを生かしながら他の形も動くようにすると良いと思います。
午前中の稽古でしたので、時間の都合がつく11名でランチに行きました。
ひとつの大きなテーブルでの食事となっております。
ランチに行く時は全員に声かけをしております。
新人さんや顔馴染みがいなくても、アウェイ感はありませんのでお気軽にどうぞ。
本日参加の新人さん達も徐々に稽古になれてきております。
居合という新しい分野の動きに努力された事と思います。
本日の居合稽古です。
脚の入れ替え、半身切り替えに続き立ち座りの確認後、真っ向斬り、左右袈裟、左右逆袈裟、横一文字の素振り稽古。
抜刀稽古は横一文字、逆袈裟、立てぬき、腹抜きを実施。
基本一二はふりかぶりの稽古を別途行ってから通して動きました。
形稽古は円要、水月、胸尽くし(稽古順)
円要では宗家稽古での再確認に基づき転身時の左手(左肩及び左半身含む)のリードによる鞘の扱いを説明して多目に稽古しました。
最後に水月、胸尽くし、円要の順に三本を通して演武し稽古を終了しました。
三本通し演武は、形と形の間合いが必要です。
立ち位置にも気を使い軸が潰れてないかなど考えながら丁寧に動くと良いでしょう。
11月になりました。晩秋の11月です。
宗家剣法・剣法基礎そして居合が同時刻・同一場所の稽古日です。
居合の稽古日記です。
Tさんが6級審査を受審し合格となりました。おめでとうございます。
6級合格後は、5級にむけての補習を行っております。
次の目標に向かって精進されると良いでしょう。
本日の居合は、手の内と足捌きを中心に個別にポイントを伝える指導を心がけました。
刀をせっかく右手は正しく持てても左手がグーになっていたりします。
右手も左手も刀の持ち方は同じです。
足捌きは、まっすぐに出して敵を捉えているつもりでも微妙にずれていたりします。
出る足の向きと踵に注意を払うと良いでしょう。
形は本腰、円要、玉光の3本。
円要は特に多くの時間をさき理解して頂きました。
皆さん、真剣で嬉しい限りです。一緒に頑張りましょう。
本日は、5級以下の方が7名含まれておりました。その中で2月審査の4級の申し出がありましたので審査説明を致しました。
先日に4級を合格したRさんに審査演武を行って頂き、目で覚えて頂きました。
また補習の手順、今やるべき事をお伝えして稽古に向き合うようお話を致しました。
稽古は審査が全てではありません。受審も任意です。
審査に捕われずに自分なりの目標を持って稽古に精進すると良いでしょう。
通常稽古の基本稽古は、足の出し方と上下動しない、左右の軸のブレを防ぐ。
上記を中心に進行致しました。
形は、左月・水月・胸尽し・両車の4本でした。
本日は稽古参加人数がいつもより少なかった為、1人1人の会員さんをしっかり見ながら個別指導で稽古を行いました。
稽古回数7~8回目の新人さんが1名いましたが、残りの会員さん全員が2月審査を希望していたので、形稽古の座技では、各自の指定形を個別に指導し、立ち技は4級と1級の共通指定形1本と本日の広いスペースが取れるという利点を活かし、1級指定形から選んで稽古を行いました。
先ず基本稽古を行い、先週に引き続き『軸の意識』『股関節と膝の緩みによる重心移動』『真っ向斬りの際には、腕を降るのではなく、直線的な動きで腕を使う操刀方法』『関節ではなく身体の中心から手足を動かす』という動きを1人1人個別にチェックしながら稽古しました。
横一文字と逆袈裟それぞれからの振り被り稽古に続き、前の敵から後ろの敵へ手の内を緩めながら振り返って斬る稽古も先週に続いて行いました。
形稽古は初傳位審査希望者は『水月』『響き返し』、1級審査希望者は『右』『本腰』、4級審査希望者と新人さんは『真』を行ってもらい、個別にポイントをお伝えしました。
立ち技は『胸尽くし』と『両車』を行って稽古を終了しました。
本日は少人数という点を利点として、普段の人数が多い時には個別にお伝えしきれない細かい部分や所作まで丁寧に個別指導できて良かったと思います。
これからも参加人数、スペースによって、臨機応変に稽古内容を吟味し、稽古へ参加いただいた会員さんにとって稽古内容がより実り多いものとなるようにしていきたいと思います。
『剣体一致 → 脚に剣を合わせる』
基本の2や走り懸かりの前腰で、剣と上半身を全く動かさず脚の歩みだけをやってみていただきました。
基本の2も前腰も前方に進むので、下半身だけでいうと交互に歩を進めるだけの至ってシンプルな動きです。
しかし、普段から形稽古でやっている動きであるのに脚の動きだけやってくださいと急に言われると、案外できなくて何故か安定しないものです。
何故剣の動きがなくなるとできないのか、ここから導き出される答えは大きく2つ。
1.普段いかに剣と下半身が独立した動かし方をし、多くの意識が剣の方にとらわれているか
2.普段いかに重い剣と上半身に動きが振り回されているか
剣体を合わせるのであれば、体に剣を合わせる。下半身に上半身を合わせるのです。
脚が止まったときに、剣も止まります。下半身のスピードが、剣のスピードになります。
半身の入れ換えの稽古の時に、重い剣を持っていたらどうなるかを意識してみるのもいいでしょう。
ちなみに、
本日行った形である、右・円要・前腰・右の敵、さらには基本の2は全て「逆袈裟からの真向斬り」で刀の手順は全く同じです。
つまりは、上半身の動かし方は基本的には全て同じでした。
しかし、座技であったり、敵位置への転身であったり、構えの半身角度であったりと、下半身のやることが違うだけ上半身までも影響をうけ、また違った稽古ができる気がします。
そこに居合の奥深さを感じたりするのです。
本日は、宗家剣法、剣法基礎と居合の同時稽古でした。
一般居合稽古では基本稽古のほか向抜き・野送り・陰中陽の形の稽古をいたしました。
稽古のポイントは、足の捌きに注意していただきました。
基本の素振り、基本一・基本二では、つま先を敵に向って真直ぐに出していくようにしていただきました。程度の差はありますが意外と外側に向って出している場合が見られます。
向抜きでは、一刀目の左足は内側に入り易いので、真直ぐにすることで反転の真向斬りの際には自然に右足が捌けるようになります。
野送りでは、受けからの斬りの時に左足を引いて敵から遠くなり結果として敵を斬ることができない間合いになってしまうので、体軸をしっかり保って足を後ろの方に引かないように気をつけましょう。
陰中陽では、受けの時の足捌きがポイントとなります。両耳が通る線上を両足が跨いだ状態にしますがその時は敵に向って足は平行になっています。難しい動きてはありますが、稽古を積んで少しずつでも出来るように頑張りましょう。陰中陽では皆さん苦労しながらも頑張っておりました。
本日は足の捌きをポイントとしましたが正しい捌きをすることによって他の動きも正しく動けるようになります。
これからも頑張ってまいりましょう。
本日の水道橋一般稽古は、土曜日と同様に「左を使う」ということを意識していただきました。
逆袈裟の素振りで、あえて左半身を使わずに数本振っていただきましたが、体が右方向に引っ張られていくように動き、回転し始めてしまいますよね。
斬るべき位置は前ですから、前に力の方向を向けていかないと。
左半身を使うことが必要なんだ、ということを体で感じていただけたでしょうか。
抜刀は、まず、刀を真ん中でとるために鞘を送る、抜刀するために鞘引きをする、納刀は鞘を握っている左手を有効に使う。
地味ですが、左側には常にやるべき仕事があるのです。
あちこちを一緒に動かすのは、とても大変なことだと思いますが意識し続けることで、体はいうことを聞くようになってきますので気長に少しずつ馴染ませていきましょう。
本日の池袋の稽古は、合宿時に宗家よりご指導いただいた各ポイントを合宿へ参加した会員の方には復習する機会と考えていただき、合宿へ参加出来なかった会員の方には共有する機会として稽古を行いました。
宗家が合宿時に仰っていたキーワードである
『軸の意識、縦の動き』
『股関節と膝の緩みによる重心移動』
『腕を振るのではなく、直線的に敵へ最短距離で向ける』
『足の爪先と膝頭をしっかり敵へ向ける』
『関節で手足を動かすのではなく、身体の中心から手足を動かす』
上記のワードを織り混ぜながら刀を丁寧に扱っていただき、基本的な動きに時間を割きました。
ゆっくりした動作で正しい動き方を先ず身につけていくことの大切さをお伝えしながら『素振り』『抜刀』も最初に無手で身体の使い方を馴染ませてから帯刀して稽古を進めました。
振り被り稽古に続き、前の敵から後ろの敵へ手の内を緩めながら振り返って斬る稽古を行った後に『基本の1』『基本の2』を行い、形稽古に入りました。
形稽古は『向抜き』『夢想返し』2本の形を稽古しました。
どちらも先ずはゆっくりしたスピードで基本動作を確認した後、最後の2本は身体のあらゆる全てのセンサーを駆使して、素早い動きをするように心掛けていただきました。
18本の形を5週間で稽古をする形式にして5回目の稽古になります。初回より何かが変わってきていると感じられれば稽古の楽しさにつながります。
今回は初心に戻って軸の意識と鞘引きに重点を置きます。軸の意識は基本動作から始まります、前からだけでなく横からの意識も大切に。
鞘引きは栗形が帯に食い込むぐらいの意識を持たないと中途半端になります。右利きの方は鞘引きと心で掛け声をかけるといいかも知れません。立ち技でも座技でも鞘引きが正しく行われると、軸が立ち、抜刀の時の余裕につながります。
合宿のスナップが会員ページに載っています、演武会以外自分の姿を見ることはありません、自分の姿を見てどうですか。
学ぶことは限りがありません。一歩一歩です。
本日の池袋稽古は「両車のつけから抜刀、右、右の敵、陰中陽、野送り」を稽古しました。
両車の抜刀は、袈裟の軌道になりますが、素振りの袈裟とは斬る位置が違ってきますのでその確認を行いつつ、斬り終わりの形までを稽古していただきました。
右・右の敵で、本日テーマとしたことは「目立つ右より地味な左を意識」です。
刀を抜いていく右側は意識が向きやすいですよね。
見え方・動きを単純に表現すると、右半身は派手・左半身は地味、と感じませんか?
ですが!地味な左の働きがとっても大切!!
右への体の転換時に鞘がおいていかれ体から離れてしまわないようにするために鞘を持っている左を意識して使いましょう。
そして鞘引きもしっかり行いましょう。
左を使っていかないと、体を動かしていくうえでバランスを崩してしまう原因にもなりますので、左半身の動きにもしっかりと意識を向けてあげてください。
脚の入れ替え、半身の切り替え、に続き素振りは物打ちの当たる位置を各々確認しつつ真っ向斬り、逆袈裟、横一文字を稽古、基本一二は初めの二本をゆっくりと動いてもらいました。
形稽古は真、円要、右、右の敵の4本を稽古しました。
真は座業の基本ととらえ軸を倒さづ動き出し脚を踏み込む方向、股関節の緩みによる振りかぶりをするように伝え稽古しました。
円要、右、右の敵では片方の脚を軸に回らない事と鞘走りをしてゴボウ抜きにならぬよう尚且つ敵に向け抜刀し右手を敵にさらさぬよう伝え稽古しました。
本日は、稽古数10回以下の方が3名参加されておりました。
頑張って稽古についてきております。
大変そうな時は指導部員がフォローしております。
間を開けずに稽古参加すると良いでしょう。
宗家剣法・剣法基礎そして居合が同時刻・同一場所の稽古日です。
秋らしい気温になりましたが稽古中は汗をかき、冷房を入れて頂きました。
皆さん、新陳代謝が良く新人さん達も徐々に体力がついてきます。
私担当の居合日記です。
本間師範指導の10/16(火)の形稽古が「真・胸尽し・陽中陰」でしたので本日は、居想会無外流の形の順番通りに「向抜・円要」を分解しながら時間をかけて稽古を行いました。
また10/16(火)本間師範の稽古日記に書かれている「陽中陰」のポイントのおさらいをしました。
難しい形ですが、決まるとカッコいい形です。
陽中陰も少しづつ、自分のものに出来ると良いでしょう。
合宿参加の皆さん、お疲れ様です!楽しい時間をありがとうございました。
今回は参加出来なかった方も、来年こそはご一緒しましょう。
水道橋はこの日も宗家稽古と同時進行、新人講習もありで活気に溢れた稽古場でした。
一段一段と階段を上って、いつか宗家稽古に参加出来る日の為にも、
基本的な身体の使い方ひとつひとつを大切にして稽古をしていきたいですね。
合宿での稽古で宗家が教えて下さったポイントを再確認しつつ、素振りでの斬りの動きだけでなく、振り被りの動きも大事に反復して頂いています。
全ての動きは連動したものです。
振り被りの動作にブレがあれば、斬りの動きに影響が出ますし、そうなると斬り終わりも崩れます。
ひとつの動きだけを見ないで、その前後の動きと連動させて考える事で無駄なく、しなやかな身体の使い方を見つけていく意識を持つようにしてみてください。
今回の形稽古は真・胸尽し・陽中陰の3本。
真では座しても軸を歪めずに動こうとする身体の使い方を意識。
胸尽しと陽中陰ではそれぞれ左右の半身の捌きと抜刀を一致させて動くように、ポイントを確認しております。
陽中陰は柄を取った際に右膝を大きめに外に広げてしまう動きと、不要に柄を押さえ込む動きが多く見受けられます。
仮想敵の中心を意識しつつ、右爪先を左膝位置に送り、踵を床に着かない事で自然と軸が傾斜するので柄頭がやや下方に向くのであって、手の内で押さえ込むと身体の力みになってしまいます。
今回は陽中陰が初めての方も複数おられましたので、細かい事は省きまず手順を覚えて頂きました。
次回、指導担当の際にも陽中陰は稽古形に入れる予定です。
手順が入ったら、次は体捌の方をじわじわとシビアに見て行くようにしましょう。
継続は力なりです、次回の参加もお待ちしています!
10月なのに夏日の気温(日中32度)でしたが、秋晴れは気持ちが良いです。
本日の基本素振りは、やるべきテーマを伝えて個別に声かけ指導を行いました。
形稽古は「走り懸り」の4形。
基本素振りも同様ですが、とにかく動く。動きながら考える。身体で覚える。稽古の積み重ねが大切です。
毎週末のことですが午前中の稽古は、帰宅後の睡魔が押し寄せてきます。
お昼寝は眠りが深くとても気持ちが良いですが、ぐっすりと眠り過ぎて夜になってしまいます。
沢山の皆さんがこの睡魔に負けており笑いながら話しております。
平日夜の稽古日は、寝た瞬間がわからずにあっという間に眠りにつきます。
しっかりと稽古をして身体を鍛えて,爆睡しましょう。
本日は合宿一週間前ということもあり、次の3点、1.@軸を保つ、2.A股関節の弛みを意識して動く、3.B常に仮想敵の中心を意識する、に絞り稽古し、できるだけ多く振っていただけるよう心掛けました。この3つを身に着ける良さとは
1.@軸を保つことで正しい動きが身につく。刃筋が通った斬りができる。
2.A股関節を弛めることで、ムダがなく最小限の動作で動くことができるため、相手に動きが読まれず、また、仮想敵よりも先に剣が届くようになる。
3.B相手の動きを意識することで、臨場感がある稽古になる。また、動きの理解につながる。
です。これからも、じっくりと丁寧に稽古することで上記の動きが身に付きますので、1つ1つステップを踏んで確実に技量をUPさせていきましょう。
基本の1、2は床面と畳面の両面が使えたので互いに向き合って前に進みながら稽古いたしました。各自で動いているより緊張感があるため丁寧に稽古ができたのではと思われます。後ろ姿はいつも見ることが多いでしょうが、正面から人の動きを見るのもご自身の課題に気付くきっかけになったのではないでしょうか。
形稽古は、野送り、水月、前腰、夢想返し、響返し、円要の6本を稽古いたしました。
「野送り」は捌いて刀の鎬で受けた際の形(切っ先が目の高さ、刀の位置)をまずは、決めましょう。各形のお伝えしたポイントをおさらいすると以下の通りです。
「水月」は緩急のメリハリをつけましょう。
「前腰」は走りつつ前の敵を逆袈裟に斬る際にしっかりと正面を向いて抜刀しましょう。
「夢想返し」はまずは一刀目を確実に決め、二刀目は後ろに体重移動をスムーズに行いましょう。
「響返し」は相手の小手に突ける動きを確実に身につけましょう。
「円要」は捌いた後に後ろの敵を斬るため、捌きと同時に相手を斬りに行く気持ちを持ちましょう。
以上です。今後ともよろしくお願いいたします。
宗家剣法・剣法基礎そして居合が同時刻・同一場所の稽古日です。
私担当の居合日記です。
テーマは決めずに個人指導に徹しました。
基本素振りは、個別に直すべき一番目立つところにポイントをしぼり進行。
形稽古からは、その方が今なにを望んでいるかに焦点を絞りました。
合宿で審査を受けられる方は審査内容を通しで動き、審査シュミレーションを実施。
次の審査を視野に入れている方の苦手とする部分を特訓など、その人にあった今すべき事を中心に稽古を致しました。
新人さん、体験さんも稽古に参加されて非常に賑やかでしたが、こういう時はお互いの間に気をつけて稽古を心がける場面となります。
先生がたも常におっしゃっているようにこれも稽古の一つとして気をつけて行きましょう。
今回の稽古では「体軸」を意識することに気をつけながら稽古を進めました。
スペースを考慮して
全体的にゆっくり動くようご協力頂きながらゆっくり動く中で意識するべき動き始めから斬り終わりまでの軸の状態を気を付けることをポイントだけをお伝えし極力本数を多く振っていただくようにしました。
形稽古は、真・左月・胸尽し・玉光の4本を行いました。
ゆっくり動いている時は、上体・下半身・運刀の動きが一致しているかをシビアにチェックして動くように気をつけましょう。
台風第24号が関東地方へ近付きつつある中、前日まで稽古開催が危ぶまれましたが、台風の進行速度が遅かったこともあり、午前中の稽古はなんとか実施できました。本部からの稽古開催連絡を見た稽古熱心な会員さん達が池袋スポーツセンターへ元気な笑顔で集いました。
本日の基本テーマを『軸をしっかり立てながら重心の位置を感じる』ということにしました。
先週に続き、軸と正中線を意識しながら稽古を進めました。股関節の緩みで半身から半身へ身体を捌いていくことも刀をゆっくり振っていただきながらチェックしてもらいました。
基本素振り(真っ向、袈裟、逆袈裟、横一文字)、横一文字と逆袈裟の斬り終わりからの振り被り稽古に続き、前の敵から後ろの敵へ手の内を緩めながら振り返って斬る稽古を行いました。
続いて『基本の1』『基本の2』を行い、形稽古に入りました。
形稽古は『向抜き』『夢想返し』『胸尽くし』の順番で3本の形を行いました。
入会間もないKさんとOさんも稽古へ参加いただき、形稽古では関戸師範から個別にフォローしていただきながら稽古へ必死についてきておりました。
身も心も疲労感があったことだと思います。
休憩時間には会員さん全員が輪になり、お二人から自己紹介していただき、稽古中の厳かな雰囲気とは違う和やかな雰囲気でした1
慣れない古武道の動きで不安に思う気持ちが少し緩和されたことだと思います。
最初は出来なくて当たり前です。居想会へ入会して居合や剣術を学びたいと思った気持ちを大切に今後も焦らず、みんなで一緒に稽古して参りましょう。
本日の池袋は、「真・左月・右・玉光・夢想返し」を行い座技も立技も「重心の位置」を意識して稽古を行っていただきました。
真直ぐ立っている時の重心の位置。
座技では、抜刀と同時に足を出すまでの体捌き、立技では、体を動かし始める時→動いている時→動き終わりの重心の位置。
玉光を取り上げてみます。
基本の1、2は前に進みますので、膝・股関節をゆるめることによって重心の左右のブレをふせぎます。
玉光は後方に体を捌きますが、やるべきことは同じです。
ゆるんで後方に重心を移動させつつ抜刀の体捌きを行いましょう。
片足に乗って蹴り出すような足の使い方ではなく、ゆるみを使って重心を移動させる体の使い方を意識しましょう
一気に秋めいて来ましたね。
ちらほらとインフルエンザの噂も聞こえて来ましたので、体調管理は引き続き気を付けたいですね。
この日の水道橋は指導部稽古と同時進行の居合稽古です。
転進を伴う形の剣体一致を明確に意識して頂く事が、今回のメイン課題でしたのでいつもより空間に余裕が持てたのは幸いでした。
本日の稽古形は左月・右・円要・両車の4本です。
前方からだと比較的動きは一致しているようなのだけれど、剣先のブレが安定しない。
座技の時はより下半身の使い方は見え難いので、後方から確認してみると大半の原因が上下左右の身体の使い方がそれぞれで上手く連動していない事だったりします。
左月や右は、床と接している側の膝に頼り過ぎて他の部位が体幹の動きに連動していない場合が多いですね。
立っていても座っていても、床との接点を居着かせて身体を固めてしまうと動く事は動けるけれど、稽古で求めている動きとは違う動きになってしまいます。
中心軸と左右それぞれの身体の軸を上手く連動させていく為にも、末端部位に頼ってしまわないように意識していきましょう。
ついこの前、演武会だった気がするのに、もういくつ寝たら合宿ですね!
今年も楽しみです。
本日はSさんの3回目補習、2名が5級審査の希望、Rさんの自主稽古フォローという全てを関戸師範が対応して下さりました。ありがとうございました。
それぞれのレベルで課題を残したようですが、補習と自主稽古フォローも順調に終わり、5級審査を受審した2名も無事に合格いたしました。おめでとうございます。
次の課題克服へ向けて一緒に稽古して参りましょう。
私が担当した一般稽古では共通テーマを『仮想敵の位置をしっかりイメージする』ということにしました。
いつものように軸と正中線を意識しながら股関節を使った縦の動きと刀を振る際は腕の力ではなく、体軸を中心に半身から半身へ身体をしっかり捌いて刀を扱い、斬り終わりの歩幅を二足半以上十分に取ることもチェックしてもらいました。
抜刀稽古(腹抜き、横一文字、逆袈裟、縦抜き)、2パターンの振り被り稽古、『基本の1』『基本の2』を行い、形稽古に入りました。
形稽古の前に本日のテーマである仮想敵の位置やどのような状況で刀を抜いているのかを説明してから『本腰』『円要』『陽中陰』『野送り』『両車』の順番で5本の形を稽古しました。
形稽古では各自の序列順位や力量によってチェックポイントは異なっており、そのチェックポイントを意識しながら毎回の稽古を大切にしなければ、いくら稽古回数を重ねようが本当の意味での剣技は決して上達しません。
自分は出来ているという慢心を捨て『更に参ぜよ三十年』の精神で共に稽古へ精進して参りましょう。
今回も力でなく「弛み」を使って動くことをできるだけ実感する稽古を心がけました。
足の入れ替え、半身の入れ替えでは、自分がどのように動いているかよく感じながら稽古することが大切です。筋力には限界があるので、ヒトの体の構造を生かした自然な動きである「弛み」を利用した動きを着実に身に着けることが、徐々に素早い動きにつながっていきますので、じっくりと丁寧に稽古に取り組んでいきましょう。
基本素振りでは、刀の握りを正しく、そして正しい刃筋で斬ることを心がけましょう。仮想敵のどこを物打ちの部分で斬っているか、仮想敵と正中線を重ね、中心から刀を扱って左右バランスよく体全体を使って斬っていくかなど、ポイントは多々ありますが、1つ1つ確実に身に着けることが上達の近道ですこと確認しておきます。
形稽古は、胸尽し、玉光、水月、響返し、夢想返しを稽古いたしました。以上です。今後ともよろしくお願いいたします。
脚の入れ替え、半身切り替え。
素振り--真っ向斬り、左右袈裟、脇構えからの逆袈裟。
抜刀稽古--横一文字、逆袈裟、立て抜き、腹抜き。
形稽古--左月、両車、神妙剣
基本一二は振りかぶりを別途稽古後、通して動きました。
形稽古では仮想敵の中心をとらえ自身の腰を敵に正体させ前足先を敵に向け、後ろ足が腰の方向付けを邪魔しないように自然な位置に置くよう注力してもらい稽古しました。
本日見学の2名の方々は入会となりました。
宗家剣法・剣法基礎そして居合が同時刻・同一場所の稽古日です。
私担当の居合稽古日記です。
個別にその方にあったポイントを伝えながら進行。
全体テーマは「歩幅」
歩幅が狭いと緩む事が出来ず棒立ちになるか、膝を曲げてしまいます。
居合は、刀を差しますので右手と左手が別の動きをしながら同時に動きます。
また足も手といっしょに動く「気剣体一致」は居想無外流の特徴です。
そして本日のテーマの歩幅で稽古を進めていきます。
手も足も軸も同時進行で結果、頭の中はフル回転。
古武道に集中するのみ。
いいですね。こんな時間の過ごし方も。
熱中するものに出会えた人は幸せです。それも努力の固まりなんですね。
この努力をたまには自分を褒めてあげるのも良いでしょう
良く頑張っているね....。明日も稽古しよう.....と。
元気な顔で、稽古場でお会いしましょう。
稽古の中で、最初の数本はゆっくり動いてください、というお願いをしています。
稽古回数の少ない方にとっては、一連の動きを確認することができます。
それ以外にも、理想とするラインに刀が動いているか、自分の体がぶれていないか、など様々なことがチェックできます。
普通のスピードになると、斬りの時に力んだ動きになって、腕や体のブレが出やすくなります。ゆっくり動く時と同じようにスムーズに動けるよう、その境目を
なくしていきましょう。
そのためにも、稽古中に「ゆっくりの時」と「普通の時」を自分の中で区別して違いを確認していくのもひとつの手です。
形稽古は、縦抜きのある玉光、向抜き、夢想返しの3本。
それぞれ、縦抜きの時には真っすぐ頭上に抜けるものが一連の動きの中では、あやしい動きになりがちです。
合宿も近くなってきましたが、審査を受ける方もそうでない方もさらに精度を上げられるよう共に稽古を続けていきましょう。
弛みによって筋力に頼らず、ヒトの骨格のつくりを理解したうえでの自然な動きを体現する。そんな動きが身に着けられるよう本日は意識して稽古をしていただきました。
さて、普段の生活では、歩く際には足のつま先で蹴って動くことを無意識に行っているかと思います。つまり自然と筋力に頼った動き方をしているのですね。確かに力強い動きにはなりますが、そうしますと一瞬タメが出てしまい、剣体一致の動きができなくなりますので、稽古の際には常に軸を保ちつつ、弛みによる動きを目指してください。
今回は両面使用でしたが、安全を最優先し、基本の2のみを実施し、そのまま続けて前腰の形稽古を行いました。基本の2では、振りかぶりを取り出して構えた際には、スムーズに真向斬りに行ける基本素振りでの真向斬りの形になるように、また、半身の入れ替えを思い出しながら稽古していただきました。前腰では後半は走るエネルギを一刀目に乗せて斬るように取り組みました。
他の形稽古としては、右、玉光、左月、両車、を行いました。右や左月など目の前に敵がいなくても回転したときに仮想敵の中心を斬るようにいたしましょう。そのためにはイメージをしっかり持って稽古いたしましょう。また、玉光でも放射状に向いていただき、1本のみですが、私がゆっくり斬りにいくスピードに合わせて捌いて斬っていただきました。
これからも、周りで見ている人がその仮想敵が見えるようになるような斬りを目標に稽古していきましょう。
五用、五応、五箇、走り懸りから毎回一本ずつの稽古も、本腰、玉光、右の敵で一巡しました。次回は18本を予定しています。
今市川では振りかぶりに重点を置いています。刀を立てて刀が一番軽く感じる点はどこか、意外と目で見た形に影響されます。私は肩の緊張感がないところを探して、正中線上に振りかぶります。足は一足半まっすぐ引きます。後はまっすぐ手を伸ばすだけ、決して力で斬り下ろしません。難しいことですが毎回確認しながら稽古をしています。
昇級、昇傳審査の厳しい補習が続いています。T君の4級の3回目の補習が終了しました。稽古回数の多い会員さんですが益々真摯に稽古に取り組むことが実際の審査の時の自信につながると思います、稽古は嘘をつきません。
今日は雨模様でしたが、明日はまた暑さが戻ってくるようです。
夏の疲れが出ている頃でしょうから、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
日々、稽古しているので基本体力は地道に強くなっているとは思いますが、油断は禁物ですよ。
さて、本日もいつも通りの安全な間合いの確認からスタートです。
今回は形稽古に多めに時間を配分したかったので、素振りは真っ向斬りのみ、
抜刀は逆袈裟と腹抜き、基本形は2のみとしました。
但し、足の入れ替えや半身の切り返しは短時間ではありますが、きっちり動いています。
帯刀してからの動きの基本となる身体の使い方を確認する大事な稽古ですので、
短時間で限られた回数でも、ただの運動にならないように、大事に動いてくださいね。
形稽古は前腰、響返し、胸尽しの3本としました。
前腰は基本形2からの連続で行う事で、足の入れ替え・半身の切り返しからの身体の使い方の応用を確認。
前後・左右・上下に波打つような動き方にならないように、丁寧に意識をしています。
前腰に限らず、走り懸りは自身の歩みからの加速に振り回されてしまう動きが多くなりますので、
そうならない身体の使い方を稽古して形としての動きに繋げています。
前回の日記にも書きましたが、力みは動きを凝り固めてしまいます。
力に頼らない動きを身に付けていきましょう。
本日の池袋は、それぞれにスペースが確保できる人数でしたので座技はちょっと置いておいて、立技を稽古しました。
基本稽古から形稽古をとおして、本日の稽古のポイントとなったの「重心」です。
重心の位置、蹴りではない重心移動での体捌き。
これをスムーズに行うための、膝・股関節のゆるみ。
あとは、どの方向にゆるんで重心を移動させていくのか。
ここの部分が形の特徴になってきますね。
突っ込みすぎず、踏ん張らず。
腕っぷしに頼らず、蹴り出さず。
です!
本日は、宗家剣法、剣法基礎と居合の同時稽古でしたが、私が担当しました一般居合稽古では基本稽古のほか真・胸尽し・向抜き・円要の形の稽古をいたしました。
稽古のポイントは、細かな所作を含め最初から最後まで丁寧に正しい動ができるように意識してもらうこととしました。
新人さんは、まず動きを覚えてもらうこと、動きを覚えたら少しずつ正しい動きができるよう頑張ってもらうことです。
稽古回数を重ねて慣れてきた方は、動きや所作が雑になっていないか注意してください。自分では気づきにくいものですが、一つひとつを確認し修正しながら精度を上げて行くようにするのが稽古です。
指導担当からの指摘もさることながら、常に自分自身でもチェックしてみましょう。
教本や会員ページの動画や解説でいつでも確認したり学んだりすることもできますので活用しましょう。きっと気付くことや得ることがあると思います。
お互いに頑張ってまいりましょう。
月初めに行っている居想無外流20本形のうち、18本通しを1週間前の同稽古場で行う予定でしたが、新人さんが参加されていたので今週に引き延ばした関係で本日に18本通しを行いました。
進行は、9/8秋葉原稽古と同様です。
本日のテーマは、あごを前に出さないで首から上もきちんと軸を立てる事。
身体の軸は一生懸命に立てる努力を致しますが、動いているうちに目線が下がったり、顔が前に出て全体の軸が潰れてしまいます。
18本通しは形のグループ・順番・動きを覚えることが優先で細かな技倆向上は求めませんが、1つのポイントに絞って動くと身につくものです。
次の稽古に繋がるように致しましょう。
風に秋の気配が混ざってきましたが、まだまだ暑い日曜日。
稽古場も多くの会員さんの熱気で熱くなっておりました。
前回指導担当の九段下同様、軸を意識しての稽古です。
開始姿勢と終了姿勢だけでなく、変化していく動きの途中も軸を活かせるような身体の使い方を身に付けたいですよね。
力みは動きを凝り固めてしまうので、力に頼らない動きを意識的に行ってください。
この日も見学さんがおられたので、形稽古後半は宗家に指導を代わって頂きました。
宗家稽古は傳位以上なので、参加だった級の皆さんは幸運でしたね!
見学さんは入会されましたので、また新しい仲間が増えました。
皆で楽しく、励んでいきましょう!
本日は、スペースに余裕がありましたので、できるだけ多く動いていただくよう稽古致しました。
まず、足の入れ替えと、半身の入れ替えですが、股関節と膝を十分に弛めるようにして稽古していきましょう。「弛み」による人の骨格の自然な動きを生かして動けるようになることがポイントです。今後も意識して稽古していくことが大切です。
基本素振りの中で、「真向斬り」です刀をまっすぐに送りだすことが意外に難しいとかんじているのではないでしょうか。ポイントとしては、「手の内締め」と「手の内の緩め」でです。締めるのは物内が斬るべき場所に入る瞬間です。それ以外は柔らかく方は刀は握るようにしましょう。
基本の1,2では、まず最初の抜刀を丁寧に、特に左手の鞘引きを十分に丁寧に行いましょう。まだ引ける余力があるのに無理やり右手で抜いてしまう癖が付かないよう中心から左右均等に使って抜刀をしましょう。そして、1刀目の斬り終わりから、振りかぶりですが、半身の入れ替わりに合わせて自然と構えられる動きを目指して稽古するとよいでしょう。その際ですが、前足では常に敵を捉えていることがポイントになります。
形稽古は、真、胸尽し、円要、水月、前腰を稽古いたしました。形稽古の際には、仮想敵の動きを感じつつ稽古することが上達の近道です。徐々に仮想敵が見えるようになっていきますので、今後とも焦らず、丁寧にステップアップして参りましょう。今後ともよろしくお願いいたします。
宗家剣法・剣法基礎そして居合が同時刻・同一場所の稽古日です。
宗家剣法はシビアに、居合は集中稽古を行いました。
6月からスタートした剣法基礎は、たくさんの参加者が有り熱気に包まれておりました。
私担当の居合稽古日記です。
本日は、居想無外流20本形のうち、18本通しの日ですので各4本づづを振り稽古時間内ひったりに終了致しました。
初めて18本通しを稽古された方も頑張ってついてきました。
かなりテキパキと進行してまいりますので集中力と体力が必要です。
それでも終わったあとの爽やかさは良いものですね。
多くの参加でしたので、まずは安全な間合いの確認からスタートです。
普段は数歩移動して行う基本形も、その場での半身の入れ替えに応用しての稽古としました。
宗家稽古に参加されている方は経験されておりますが、新人さんは戸惑いもあったかと思います。
無手での足の入れ替えや、半身の切り替えしは刀を持った際の動きの基本となりますので、
当然同じように軸を潰さずに動く事を意識して頂きました。
形稽古は4級審査形を中心に行いました。
真は比較的、稽古数が多くなりますが難しい形ですよね。
座技になると足の送り方が、とにかく前に出してしまい踏み込み過ぎて軸が潰れてしまうようです。
個々にお伝えもしていますが、踏み込み過ぎた事で抜刀から斬りの動作に必要な間合いよりも
仮想敵を押し込むような間合いになってしまいます。
座姿勢からの足の送り出しも中心軸を意識して行うようにしてみてください。
今年は記録的な豪雨や大型台風のニュースなどで落ちつかない夏ですが9月になりました。
本日は、技倆別のポイントを伝えながら進行。
先の話ですが来年の2月審査希望者の審査形から形を選びました。
1級、初傅位以上を希望する場合は、今からなにを注意すべきか、何を直すべきかがわかると審査に向けて余裕を持って稽古をする事ができます。
1級以上になりますと習得するのに時間を要します。
動きを自分のものにして審査に立ち向かえる余裕が必要です。
このように稽古に目的を持つと一層に楽しくなります。
目の前の10月審査の皆様は、補習が始まり緊張している事と思います。
頑張って下さい。指導部が応援しております。
本日の池袋稽古は「五用」と「胸尽し」「野送り」を稽古しました。
「真」では、ちょっと細かいことになりますが、きちんと意識をしないと正しい動きになりませんよ、という点をお伝えしました。
座技では、膝の間に拳が一つ入るくらいの間隔をあけて正座をしています。
ですので、何も意識をせずに足を出そうとすると、少しですが、斜め前に向って足が出てしまいます。
抜刀の時、斬り終わりの時、「足がまっすぐ出ていませんよ」「膝が開いていますよ」とアドバイスをされた事はありませんか?
これは、意識を向けてあげればすぐに修正できる動きですので「言われた事あるな~」という方は、注意してみてください。
動きに慣れてくると、スピードもあがってきますね。
さらに早さを求める中で楽な動きをしてしまって、基本の動きと違うものになってしまうことがあります。
本日は、そんなことを意識しながら稽古しました。
たとえば、真向斬りの際に肘をまげた小さな動きになってしまうとか、玉光の時に中心からズレたところから刀を回して斬ってしまうとか、そんなことです。
スムーズに動けるようになったな、と思ったときこそ基本通りに動けているか、を確認してみましょう。
精度をあげるよう、引き続き一緒に頑張って稽古しましょう。
昨夜の水道橋は指導部稽古と同時進行の稽古日でした。
日々の宗家稽古は勿論の事、指導部の面々は指導部稽古で宗家からしっかりと指導を受けています。
いずれの場所も重ねた稽古に基づいた内容ですから、どんどん色々な稽古場所に参加してくださいね。
一般稽古では自分の中心軸、正中線を意識しつつ、基本・形稽古とも進めました。
本腰を稽古した際には、刀に振られてしまう状態と、軸(体幹)で刀を振るう動きの違いを視覚から認識して頂きました。
末端部位で刀を扱ってしまうと、どうしても重さや遠心力に振られて、身体の動きにブレや無駄が出ます。
もちろん、本腰に限った事ではないですよ。
基本稽古で抜刀を行う際に注意で挙げた、力まない、軸を立てて活かす、右手首・右腕に頼らない、
これらは抜刀に限らず、どの動きの際にも有効です。
単純な動作では気を付けていても、手数が増すほど動く事に夢中になりがちです。
慌てずに身体の使い方を丁寧に反復して、自分の感覚に落とし込んでいきましょう。
夏の疲れが出て来る時節です。皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
そして10月には楽しく合宿に行きましょう!
本日は始終軸を保つように初めに体感を意識していただきました。
軸を保つためには、丹田にやや力をいれること、そして、力に頼った動きではなく、弛みによる動きができるように繰り返し稽古していきましょう。
基本の素振りでは、真向斬りの稽古にやや時間をかけましたが、手の内での刀の扱い方(やわらまた絞る)を正しくマスターして正しい斬りをしっかりと身に着けていくことが上達の早道です。これからも丁寧に稽古していきましょう。
また、仮想敵に対し、特に前足の膝にやや重心をかけ、半身が入れ替わる際にも前に来る膝も足も最短ルートを通り、しっかりと前に居る仮想敵を捕らえるように稽古していきましょう。この動きは振りかぶりでの半身の入れ替えの際も同様で、身に着けると隙がなく(無駄な動きをしない)なります。
形稽古は、真、玉光、響返し、神妙剣を行いました。
真は一刀目と二刀目をつなげていくために座技での足の入れ替えがスムーズにできるようにしていきましょう。
玉光は弛みを最大限生かし、捌きから斬りをつなげるようにしましょう。
響返しは、付けの後は、右半身の捌きを力まずに柔らかく(特に右の手の内)行いましょう。
神妙剣は左膝の弛むタイミングと腹抜きから付けを丁寧に軸を保って行えるようにしましょう。
本日は新人さんの参加はなく、合宿で4級審査の受審を希望しているSさんと現在は6級ですが直近で5級審査を受けた後、合宿へ参加して4級審査を希望されているHさんが稽古へ参加されていたので、基本稽古は必要最低限として形稽古に多くの時間を割くようにしました。
軸を意識した股関節の緩みを使った縦の動きで足の入れ替えを行った後に、素振りは『真っ向斬り』のみを集中的に行いました。
体軸を中心に半身から半身へ身体をしっかり捌く事と斬り終わりの歩幅を二足半以上十分に取ることを重点チェック項目として稽古しました。
抜刀稽古は腹抜きを行い『抜きつけからの付け』と『抜きつけから正眼の構え』の稽古を行い、正中線から肩甲骨を左右に開閉する感覚を意識してもらいました。
『基本の2』では仮想敵の位置を見失わないように目標点を決めて上下左右のブレを最小限に抑えることを注意しながら集中力を高めて稽古しました。
形稽古は4級審査形である『真』『胸尽くし』『野送り』と体軸を意識した動きを稽古する目的で『左月』を行いました。
最後に審査や補習を行う際に必ずチェックするポイントをお伝えして本日の稽古を終了しました。
合宿へ参加する方はもちろんですが、審査を受けようと考えている方も次回にチャレンジを考えている方も目標を持って行う稽古は集中力が高まり、技量アップするチャンスです。
同じ形を行う時でも各々で注意点が異なると思いますので、自分自身でテーマを持ちながら稽古へ挑むのも技量向上へ繋がっていくと思います。
今後もお互いに稽古へ精進して参りましょう。
本日は「本腰」と「陰中陽」の共通点と相違点を説明しながら稽古を行いました。
抜刀時の足の捌き・斬り終わりの左の締めは同じですが、仮想敵の状態によって、斬る時の体の使い方がちょっと違ってきます。
座っている敵に対する動き、立っている敵に対する動き。
ポイントは腰の位置です。
抜刀時の腰の高さをキープするか、腰を浮かせる+落とすという動きを使うか。
普段稽古をする18本の形は、体の使い方を学んでいくことが大切で、理合いがすべてではありませんが、それによって形に特徴が出てくる、というものもありますので、手順のポイントが写真で見られる教本を改めて読んでみると、気づかなかった発見があるかもしれませんよ。
宗家剣法・剣法基礎そして居合が同時刻・同一場所の稽古日です。
宗家剣法は、剣法の傅位資格をお持ちの方々で指導は宗家が行います。
剣法基礎は、剣法入門15回以上の稽古を積んだ人から参加可能。
10年以上の剣法経験者の指導員3名が指導に当たります。
本日に剣法入門から2名の方が剣法基礎に新人で入りました。
6月から開始の剣法基礎ですが、益々に充実されております。
私担当の居合日記です。
居合4級審査を希望されている方が2名参加がありましたので、審査の流れ、手順などを伝えて動きました。
最後に審査と同様な流れで「刀礼~形~刀礼」のシュミレーションをして終了。
暑さが戻り、体調を崩す人が多いと思います。
古武道は全身を使いますので体力・健康を維持するためにも稽古は大切な時間です。
楽しみながら頑張りましょう。
最近、少し暑さがやわらいだかなぁと思ったらすっかり元どおりの蒸し暑い感じになりましたね。
水分補給をしっかりして、体調を崩さないように気をつけましょう。
今回の稽古では、まだ稽古を始めて間もない方も多くいらっしゃいましたが、まずは周りの方の動きを観察して、見真似から入るので大丈夫です。焦らず頑張りましょう。
わからない・気になることは遠慮なく指導部員に質問してくださいね。
テーマは「体軸」「手首のスナップを使わない」という点を意識しつつ、基本・形稽古を進めさせていただきました。
特に、真っ向などで手首のスナップで放り出すような斬り方をすると、剣先も落ちてしまいますし何より手首を痛めるので危ないです。
正しい動きで、永く稽古を続けられるように今のうちから意識して直していきましょう。
形稽古は、真・左月・胸尽しを行いました。
この日の稽古場は広々の体育館ですので、多くの参加でもしっかり位置取り出来ました。
一般稽古数回の新人さんから有傳者さんまで幅広い参加で、稽古したくてウズウズしている事が感じられてこちらも嬉しくなります。
お休み明けでもありましたので、少々基本稽古の配分を多めにしています。
身体の使い方は理屈として頭で理解出来ても、なかなか身体が思うように動いてくれないですよね。
膝を緩めているつもりで曲げているだけだったり、刀から遠くなる後ろ足の状態まで意識が出来なかったり。
肩甲骨や股関節も、こう動かしたい!と思うように動かせるようになるには、反復稽古が必要です。
この日の形稽古は真と胸尽くし。稽古機会の多い2本ですが、それぞれの段階で求めらる精度は違いますよね。
基本稽古を重ねて身体の使い方の馴染ませる事で、形の精度もどんどん変化していきますので、足の入れ替えや半身の切り返しも一本一本大切に動いて、しっかり身体に馴染ませていきましょう。
そうそう、Oさんからの申請があり、5級審査を行いました。
合格おめでとうございます!
昨日と本日は、暑さが和らぎ過ごし易い夏日でした。
本日でお盆の夏休みも終わり、明日から通常の生活に戻る方が多いと思います。
稽古後の皆さんと過ごすランチでも田舎が話題となりました。
さて稽古日記です。
基本稽古は、振りかぶりの鍔の位置、歩幅を中心に進行。
振りかぶりが浅くなりますと早く振る事ができますが、手前を斬ってしまうので敵に届かず肘も伸びず手と足もバラバラになります。
歩幅が狭いと直立になるか、膝を曲げて動こうとします。
膝を曲げるのと緩むのでは身体の使い方が違います。
緩むことが大切です。
形稽古は昨日の城北エリア2カ所の稽古場でのダブりを防ぎ「左月・円要・玉光」としました。
ダブりを防ぐとは、土日と連続で稽古に参加されている方も多いからです。
稽古熱心な方が多く嬉しい限りです。
本日は、軸を保ち続けること。また、重心をどこに置くか、さらに中心を意識し、均等に保ちながら動くよう稽古していただきました。
まずは、足の入れ替えや半身の切り替えで、そのことが自然とできるようになることを目指しました。
そして、基本素振りの内、真っ向斬りでは、初めはゆっくりと丁寧に稽古し、上記のことが刀を扱いながらも体現できるうに稽古し、他の斬りでも応用して素振りをしていただきました。
基本の1、基本の2では、抜刀を行う際に片足に体重を掛けてしまうきらいがあり、個別に声をかけさせていただきながら、剣体一致で動けるよう修正していただきました。
形稽古は、上記の稽古を生かせえるよう動きましょうと声をかけさせていただき、真(無手で座技の足の入れ替えも稽古)、両車、響返し、夢想返しを実施いたしました。
本日は、できるだけ正しい動きや所作を意識していただきました。
それぞれの級や傳位に応じた正確さが求められます。各自のレベル差はありますが、最初は速さや力ではなく正確さに重点を置くようにしましょう。
最初は各自の動きで稽古していただいてから、直していただくところを指摘し、その後は速さを抑え右手の力を抜いて正しく動くことに専念してもらったところ、みなさん出来ているのです。
やれば出来るの気持ちを持って、少しでも上達できる稽古をしていきましょう。
また、形では、陽中陰の稽古も行いました。
一刀目の左半身の捌きに重点を置いて動いていただきました。
抜刀は、左の手・肩・腰・足と左半身全体を股関節も使って捌いていくことになります。
いつも右手の力で刀を抜いたり股関節をうまく使えていない場合は、苦労する捌きでもあります。腰が引けたり右手だけで抜刀したりしないように気をつけましょう。
陽中陰は稽古回数が少ない形かもしれませんが、形の1本として動けるように稽古していきましょう。
「鞘引きが足りない」と言われたとき確認したい7つのこと
1. 鞘が横方向に十分に 体側まで引けていない
2. 鞘が縦方向に十分に 栗形が帯に付くまで引けていない
3. 鞘引きのコースが抜刀のコースに対して遠回りしている
4. 切先が鯉口を抜けきった後から鞘を引いている
5. 切先が鯉口を抜ける時点で左腰が右腰より前に残っている
6. 左手指が緩くて 鞘をしっかり掴んでいない
7. 右手が柄を握り込み過ぎて手の内が固く 鞘の可動域が少ない
単純に鞘の位置だけでなくタイミングや手の内など原因は様々ですが、どれも鞘引きが足りていないように映ります。
鞘引きが足りていないと抜いた刀の位置やタイミングに違和感を与えます。
鞘引きは、自分ではやっているつもりでも十分にはできていないことの代表格だったりしますので、全体への指摘だったとしても常に自分に言われていることだと思って見直せばきっと発見と上達があるはずです。一緒に頑張りましょう。
本日は、体を動かしていく時の「肩と腰」の位置に意識を向けていただきました。
右肩と右腰、左肩と左腰、これらをセットにして体を動かします。
そうです。半身ですね。
分かってはいるけれど、刀の方に意識がいってしまって体の動きがバラバラになる、体が捻じれる、ということが多々あります。
抜刀の鞘引き、左肩が前に残ったまま肘下だけで鞘引きしようとせず、左腰と同じように後方に捌いていきましょう。
「陽中陰」の抜刀はこの「セット」をしっかり意識しないと、腰が引けた抜刀の形になってしまいますので注意してくださいね。
本日は、居想無外流20本形のうち、18本の形を連続稽古する日です。
形のグループ・形の順番を覚える・確認するがメインの稽古となります。
サクサクと動いてまいりますので、通常稽古よりスピード感があります。
体力も必要ですので達成感があります。
本日は、指導する側の立場で書かせて頂きます。
形のグループ・形の順番・形の手順を正確に伝えていきます。
一つの形に対して伝えるポイントは1~2個に絞ります。
一つの形に対して4本を振って頂きます。
単純な事ですが、説明しながら4本の数を数えなければいけない。
笑えると思いますが、結構これも大変です。
また形の手順がわからない方のために一緒に動きを見せて行きます。
稽古時間内に18本の形を終了するため細かな時間配分が必要となります。
私自身も勉強となりエネルギーを使う稽古ですが、楽しく進行させて頂いておりますので9月もやりたいと思っております。
「右や円要など転身での抜刀」
転身を伴う抜刀でのポイントは大きく分ければ以下の2つ。
(1)@身体の中心で抜く
(2)A敵に向かって抜く
どちらも転身だからといった特別なことではありません。
しかし身体を回転させる動きをするとこの2つが両立せずにタイミングがずれて、どちらかが早くなったりしやすいものです。
両立させるための理屈上の答えは簡単で、
?B身体の中心を敵に重ねる
そして?@?Aに戻りましょう。
・膝を畳んだままにする
・刀を遠回りさせない
・上半身と下半身をうねらせない
・左右均等に力を入れる
・肘を曲げずに伸ばす
・一方の脚や膝だけに体重を寄せない
・回転軸をブラさない
・・・・・
等々いろいろ注意点はあるのですが、結局のところ上記のポイントの派生です。
注意点は多いように見えても、ポイントは少ないのが居想会の居合の合理的でいてシンプルで良いところだと思ってます。
(実際は注意点が多いのでもなく、師範・指導部員によって表現や着目点が違うだけなのですが。)
私の稽古方針ですが、「わからない」は辛いですが「できない」は楽しいです。
あまり頭でっかちにならずに稽古を楽しみましょう。
本日は普段の稽古の中で各自が指摘されていることも念頭に入れて、より正しい動きになっているかゆっくり確認しつつ動いていただきました。
直さなければならないことが沢山あって、あれもこれもと大変ですが、一つひとつ積み上げていくことで全体の精度が上がっていくのではないでしょうか。
正しく動こうとする努力を大事に丁寧な稽古を繰り返して身に付けていけるように頑張りましょう。
正しい動きや所作に迷ったら教本やホームページの動画で確認できます。また指導部の方もやさしく教えてくれますよ。
形稽古は腹抜きをメインとした左月・胸尽し・響返し・神妙剣といたしました。
腹抜きの抜刀稽古では右手が主導となっていることが多く見られます。右手に力が入っているせいか鞘と刀が喧嘩してガタガタ鞘鳴りをさせていることも多かったです。
左の捌きと同調させて腹抜きができるように頑張ってもらいました。あわせて鞘鳴りの音を無くす努力もしてみるよう伝えて動いていただきました。
本日は腹抜きの形を多く取り入れて少しでも多くの腹抜きを行っていただき、頑張ってもらった稽古となりました。
体の中心を意識して半身を切る動きを復習しました。
真っすぐ動いているつもりでも、中心を意識していないと微妙なズレにつながります。剣法と違って相手がいないので、シビアにチェックするのは難しいかもしれませんが、たまには確認をしてみましょう。
形稽古は、胸尽くし、野送り、玉光の3本。
どれも体を捌きながら抜刀します。
捌く時の方向、自分の軸等をチェックしましょう。
正しい捌きが次のスムーズな斬りに繋がっていきます。
常に敵の位置と自分の位置を意識して動く。
難しいですが、徐々に意識していけるよう共に稽古して参りましょう
この日は一般稽古デビューの方がお2人参加でした。
TさんもSさんも固まる事なく、励んでおられましたね!
今はまず慣れる事が肝要な時期ですので、体力を付けつつコンスタントに稽古参加してくださいね。
傳位者稽古では何度もやっておりますが、一般稽古では滅多に選択しない破図味を含め真・胸尽しの3本を形稽古としました。
破図味は跳ぶ動作に意識が持っていかれて、居合の肝である抜刀が曖昧になる方が多いです。
様々な要素を含むので形の難易度が高いだけでなく、跳躍を含むので一度に多く抜くのは困難ですので、今回は座姿勢から立ち姿勢、半身を入れ替えつつ再度の座姿勢と跳ぶ要素を省いて
正確に抜刀のタイミングや軌道を反復稽古して頂いた上で、跳ぶ要素も含めて数本抜いて頂きました。
22日付けの豊田指導員の稽古日記あるように、実際に動いてみる事で18本の形稽古の延長線上にある事を体感するのも初心に返る良いきっかけにもなりますね。
下記は大事な事なので、再度記しておきます。
〈注意〉
破図味のような慣れない形での自主稽古は事故のリスクを伴いますので有傳位者でなければ止めましょう
〈注意その2〉
とはいえ、居想無外流居合形20本の1つである以上、形の名前と動きは把握して言えるようにしておきたいですね
今回は両面使用で、横1列に広がっても十分にスペースが取れるまたとない機会でしたので、基本の1・2共に前に進みながらの稽古を実施いたしました。
できるだけ多く振っていただく中で、少しでも上達の道しるべとなるよう、また、常に課題と向き合っていただきたく、足の動きに注目し、ご自分の今までの動きとの違いを確認していただいたり、また、時にはゆっくり動いていただくことで、剣体一致の動きはどのようなものか、また、自分がその動きができることを認識していただいたりしながら、繰り返し稽古いたしました。
形稽古も同様に、横一列で、前腰、夢想返しを、リクエストのあった両車、座技は響返しと右を行いました。
夢想返しと両車は分解して稽古いたしましたが、一刀、一刀の正しい動き方を身に着けていくことで、全体がつながっていきますので、これからもじっくりと稽古していきましょう。
演武会後5回の稽古で18本が終わりました。
今回市川では今まで稽古してきた18本を稽古をしてみました。
市川では参加される会員さんがほぼ同じ方なので18本もそれぞれの形が今までの稽古の確認になります。5級6級無級の方にはそれぞれの形の確認、3級4級の方には相手の姿をイメージすること、1級2級の方には自分と相手の正中線を意識すること、初傳位の方には相手の正中線を斬り事をテーマに18本を形ごとに4ずつ振っていただきました。
次回からまた真、胸尽くし、水月,前腰から順次稽古をしていきます。5回で18本の稽古が終わった時また新しい自分に出会えることを考えながら。
十剣秘訣の10本目萬法帰一刀には円が描かれています。円は一点から始まり元に戻りまた新たな円が始まります。居合いの稽古もそうありたいと思っています。
台風近づいていて、天候の心配がありましたが、稽古熱心な皆さん多くの方に参加いただきました。幸い雨、風共に当初の予報よりも弱く交通機関にも影響なくいつも通りに稽古できました。
基本の一の横一文字の「切り終わりからの振りかぶり」、基本の二の「逆袈裟切り終わりからの振りかぶり」 、そして「振りかぶりからの真向」に少し時間割いて繰り返し稽古してもらいました。体軸のブレを少なくするように、また切っ先の軌跡にも気を付けてもらい、出来るだけスピードを抑えて正しい動きができるように稽古しました。
抜刀の稽古では腹抜き、縦抜き、逆袈裟を稽古。左右同時にしっかりとさや引きすること、抜きつけの際の切先の軌跡や柄頭、鍔の位置等に気を付けてもらいゆっくり正確な動作が出来るように心がけていただきました。
また、納刀の際の動きに曖昧さが見られましたので、鯉口の握りと柄頭の位置も確認して、納刀の稽古もしてもらいました。
剣(切先・柄頭・鞘の位置等)、体(足のつま先や手の指、膝も含めて)の動き、静止の位置など細かなところで出来ていること・出来ていないことを、ゆっくりした動きの稽古のなかで見つけ出して、少しずつ精度を上げることが出来ればいいのかなと思います。私自身もそうですが、それぞれの段階で出来ていないことが出来るようになることはすごく楽しく感じますし、皆さんの上達のお手伝いが出来れば嬉しくも思います。まだまだ暑い日が続きますが、体調管理をしっかりして楽しく稽古しましょう。
本日はスペースに余裕をもって稽古が行えたためリクエストのあった走り懸かり3本と、座技の「陽中陰」を行いました。
基本稽古の時から、前に出ていく右足だけではなく、左足へも意識を向けるようお伝えしましたが形稽古でもやはり左足、「左半身」の使い方が大切になってきます。
「夢想返し」転換時の左膝・左肘のゆるみ、
「神妙剣」の左膝のゆるみと重心移動、鞘引き
「陽中陰」では左半身全体を捌いて抜刀を行います。
腰と肩の位置が捻じれていると、左半身の捌きではなくただ腰が引けた動きになってしまいますので注意しましょう。
「破図味」を稽古形と選択して指導しました。
初挑戦の方も多く、多少戸惑いながらも楽しそうに動いていらしたのが印象的です。
破図味や四方は18本通し稽古にも含まれず、宗家稽古や有傳位者稽古でなければ中々稽古で目に触れることはないかと思います。
その理由は、単に求める技倆の難易度が高いからだけでなく、求める動きが他の形の技倆の延長線上にあるからだと思います。
予め言っておけば、破図味や四方が出来るようになる最短の道は、他の18本のひとつひとつの動きを大事にして確実にすることです。
本日一端を説明しましたように、破図味の形も分解してみれば他の基本的な動きの組み合わせや繋がりで出来上がっていることが分かるかと思います。
今回挑戦してみたことで、抜き付けや半身を切るという基本的な動きにも関わらずできないことがあり、自身の動きの中で何が疎かになっているのか気づく機会になっていただけていれば幸いです。
できていないことに気付いたのであれば、その動きが含まれる基本稽古や他の形の稽古を大切に行っていって、次の機会にチャレンジしてみて下さい。
いつかできるその時まで、長いスパンで頑張りましょう。
〈注意〉
破図味のような慣れない形での自主稽古は事故のリスクを伴いますので有傳位者でなければ止めましょう
〈注意その2〉
とはいえ、居想無外流居合形20本の1つである以上、形の名前と動きは把握して言えるようにしておきたいですね
本日も「剣体一致」を体現できるように、緩みによる自然な動きを身に着けることを主眼として稽古致しました。
足・半身の入れ替えで、十分に確認した後、基本素振りで、刀の握りでも柔らかくと、絞るのはどのタイミングかを確認し、上記のことにつなげた稽古としました。特に基本の1で、一刀目の横一文字で物内が入る瞬間とその後の振りかぶりで、正しい動きが身につくよう意識いたしました。
形稽古は、1級の方が多かったのと、休憩時間に話題にも上がったので、初傳位の審査形でもある水月、響返し、前腰、夢想返しを行いました。そして、形稽古でも剣体一致を意識して取り組みました。
今回の稽古は一連通して、斬り終わりの身体の状態として力みをなくすこと、体軸を立てて終わることに意識して頂きました。
全体通してゆっくりと動きましたので早い動きでごまかさないように、各々動きをシビアにチェックできたのではないでしょうか。
いろんな場所を気にしながら動くと違和感が最初は多いと思いますが
数をこなすうちに少しずつ馴染んできます。
そうして得られる達成感も楽しんで稽古していきましょう!
形稽古は、真・左月・円要・野送りを実施しました。
本日は、同施設で午前は級以下。午後は有傅位稽古と宗家剣法の日でした。
私が担当の午前の部の稽古日記です。
朝から暑い。稽古場に来るだけで汗がびっしょり。
稽古場は広い体育館ですが、施設側の好意で入るなり涼しく快適で嬉しいの一言です。
最初に全員で「始めの刀礼」を行いました。
時々に刀礼の確認は必要です。
動作の勘違いなどがありますので正確に覚えておきましょう。
形は真・両車そして前腰。
今週は7/8と7/12そして本日7/15と私が指導を担当した場所は前腰でたくさん走って頂いております。7/8と7/12で前腰をやっていない方が16名おりましたので広い体育館を利用して本日も前腰。走りました。
手足がバラバラになったり左右に身体が揺れたり、前のめりになったりと反省する箇所はたくさんあります。
しかし動いてみてわかるもの。
それなりに感じたことを次の稽古に生かして頂けたら幸いです。
そして「終わりの刀礼」を全員で行い終了となりました。
稽古後は、稽古場近くの涼しい店内で和定食を頂いて解散となりました。
大変に有難いことですが、本日は稽古参加人数が多かったことから、最前列を傳位者中心に8名、2列目を7名、最後列は8名を配列することで稽古場一杯に広がり、先ずは安全なスペース確保に留意して稽古を行いました。
稽古場所へ来るまでは、アスファルトの照り返しと灼熱の陽射しで激しい暑さの中を歩いて来ましたが、施設へ一歩入れば、池袋稽古場所は地下2階にある体育館ということもあり、冷房を低い温度に設定すると体育館全体がよく冷えます。
猛暑の中、稽古へ参加していただいている会員の皆さんの集中力が途切れないように快適な環境で細かく給水を取りながら稽古を行っていただきました。
帯刀前に肩甲骨を伸縮させるストレッチを行い、続いて体軸を意識しながら股関節の緩みを使った身体の屈伸運動をじっくり行うことで十分な汗をかいていただきました。
帯刀した後の素振りは真っ向斬りのみを行いましたが、股関節の緩みを利用した縦の足捌きを中心に、半身から半身の身体の使い方や剣体一致する操刀を各自が1本1本の素振りで確認しながら行いました。
続いて、横一文字と逆袈裟の斬り終わりからの振り被り、抜刀稽古は横一文字、逆袈裟、腹抜き、縦抜きを行いました。
『基本の1と2』は全員が一斉に動くには安全なスペースがなかったので、その場の立ち位置で『基本の1と2』を実施することは諦め、全員を体育館の片側に集めて『基本の2』のみを4列となり、順番に体育館の端から端まで移動しながら抜いていただきました。
そのままの状態で形稽古の『前腰』を行いました。
休憩を挟んで『響返し』『胸尽くし』を行って、本日の稽古を終えました。
人数が多い場合は、先ず怪我や事故が起こらないように安全第一で稽古を行うことを優先します。また、新人から傳位者までいて、技量レベルも混在している一般稽古では、全てのリクエストには応えられませんが、稽古へ参加された会員の皆さんが稽古へ参加して有意義だったと感じていただけるように稽古内容も工夫していきたいと思います。
本日は、普段から気になっていました斬り終り等の切っ先の敵付けについて注意していただきました。
所作や動きの中で細かな点にも注意しなければならないことが沢山あります。
今回はその中でも斬り終りの時の切っ先の敵付けについて、曖昧なまま稽古していることがよく見られますので注意して稽古していただきました。
完全に敵が倒れて動かなくなるまでは常に敵を牽制しつつ自分の隙をなくすようにしなければなりません。
そのために敵のどこに切っ先を向けて敵付けする必要があるのかも意識して稽古するようにしていきましょう。細かな点かもしれませんが大事なことです。
また、形稽古では、敵の位置をしっかり認識していただくため、円要と野送りで二人がペアになって無刀で敵の位置関係と斬る位置を確認していただいてから形に入りました。
普段の稽古では仮想敵を意識して動くことになりますが、敵の位置関係と斬る位置も考えて稽古していきましょう。
細かな所作や動きでもしっかりと身に付けていくことで精度も上がっていきます。
一緒に頑張りましょう。
宗家剣法・剣法基礎そして居合が同時刻・同一場所の稽古日です。
今日も暑いと言いながら平日にも関わらず33名が参加されました。
冷房が効いている稽古場ですが、熱気で汗を拭きながら稽古しております。
稽古終了後は、動いた達成感と程よい疲れが気持ちが良いものです。
居合の稽古日記です。
先月の続きで居想無外流18本の形を順番に稽古しております。
今週は水月・前腰の2本。
水月は、斬る位置・切っ先の高さを明確にすること。
前腰は、7月8日(日)赤羽稽古と同様にたくさん走りながら刀を抜いて頂きました。
7/8(週末)赤羽稽古と本日(平日)の秋葉原稽古は参加者がひとりも被らなかったため、本日の参加者も新鮮に稽古が出来たと思っております。
仮想敵の位置で斬る事が出来たのか、気剣体一致で動けたのかと課題も多いですが楽しく稽古することも大切です。
当たり前のことですが、稽古に来る、頭を使う、身体を動かす、1本でも刀を抜く、休憩時間はリラックスして和む。古武道っていいですね。
軸を崩さない縦抜きをメイン課題としての稽古です。
言われている事は分かっているのに、身体が捻じれてしまったり、右腕で引き上げてしまったり、身体はなかなか思うように動かないですよね。
左半身の鞘を扱うタイミングが一致してくると、動き易さは俄然変わります。
同じ動きを繰り返して確認出来る機会こそ、勢いで時間を使ってしまわないようにしたいものです。
只管動く事で答えにたどり着く場合もありますが、指導ポイントを丁寧に自分の動きに落とし込み
違和感をひとつひとつ潰していかないと自己満足の動きから脱却出来ない場合もあります。
今回は形稽古も向抜きと玉光の2本のみに絞り、縦抜き強化稽古としました。
基本稽古の抜刀でも縦抜きに多くの時間を割きましたので、考えながら動くに適していたと思います。
夏風邪や、夏バテから体調を崩す方も増えてきているようです。
日々稽古で身体を鍛えているとは言っても、油断は禁物です。
自身の体力を過信せず、睡眠・栄養・水分しっかり補給して元気に夏を乗り切りましょう!
基本稽古は緩むと曲げるの違い、手の内、歩幅の順に進行しました。
自分で直そうと努力しない限り、自分の解釈で動きやすい動きとなるため自己流度が増します。
自分自身に謙虚となり、頂いたアドバイスをひとつひとつ自分のものにしていくことが大切です。
また、初めて男女別の指導を行いました。
男性は、力まない。前にのめらない。力を抜く。
女性は、斬るところはしっかりと斬る。
形は、水月と前腰。
前腰は、稽古場全体を使って歩数を変えて何度も走りました。
走ることと刀を抜くことに気持ちが行ってしまうので、1本1本に軸、気剣体一致などテーマをきめて動いて頂きました。
大変に身体を使った稽古日になったために、夜は良く眠れると思います。
早めに寝れば、明日の月曜日は爽快に起きられるでしょう。
本日の池袋稽古は、木曜日の秋葉原稽古と同様に18本通しの稽古でした。
普段は、3~5つ程度の形を選択して稽古を行っていますが、こうやって形の通し稽古を行うことはよい経験ですね。
五用・五応など形のグループの名前や、普段稽古をしている形がどのグループに属するのか等も学ぶことができます。
そして、18本を通して行うことによって、体捌きの共通点が分かってきたり、形の特徴を感じたりと、一つの形を掘り下げていく稽古とは別の視点で稽古が行えます。
18本の形や順番が不安な方は、教本で確認することができますので教本を見てみてくださいね!
宗家剣法・剣法基礎そして居合が同時刻・同一場所の稽古日です。
3つの稽古が同時に行われてひと月。
各自が、それぞれの稽古に集中しているためスムーズに進行しております。
熱気もあり、皆さん元気で楽しそうに稽古をされております。
居合の稽古日記です。
居想無外流20本の内、破図味と四方を除く18本通し稽古を行いました。
居想無外流には、形に名前・形のグループ・形の順番があります。
それぞれの形の位置づけなどを中心に進行する稽古です。
進行は、ひとつの形に対して4本を振っていきます。
指導する私も皆さんと一緒に同時に動きますので、頭体操と体力作りにとても有効で楽しんで稽古をさせていただきております。
6月の梅雨明けは、統計開始以来史上初だそうです。
今年の夏は長そうですね。。。
ますます暑くなってきましたので休憩時間はしっかり休んで、水分補給も欠かさないようにしてゆきましょう。
さて、今回は稽古中一貫して「自分の視界に入らない身体の部位へ注意を払う」ことを意識して頂きました。
個別に質問も頂いて多い傾向にあったのが
・歩幅の開きすぎ(もしくは閉じすぎ)
・撞木の切りすぎ(もしくは無意識に踵が上がる)
等でした。
特に、歩幅に関しては「2足半」が目安と言いますが、動くたびにその歩幅を確認するわけにもいきませんので、自分の「2足半」の感覚をあらかじめインプットしておき動くおりに時々確認されるのが良いでしょう。
「居着くことなく、しかし安定する」ちょうどいい感覚が身につけられれば、理想的ですね。
形は向抜、左月、響返し、胸尽しの4本でした。
腹抜きも慣れないうちは「どうしたもんやら?」と思われるでしょうが、正しい動きを理解してやりこむことが大事ですので、一緒に頑張りましょう。
本日は一人一人の安全スペースを十分に確保出来たので、形稽古は安全スペースがない時には稽古することが難しい『円要』『両車』『夢想返し』の3本を丁寧に行いました。
今後も参加人数によって臨機応変に稽古内容を変えていきたいと思います。
本日の稽古のテーマを『軸を意識した下半身の正しい使い方』としました。
あらゆる武道やスポーツの世界で身体の使い方において大切な要素として共通で言われていることに『下半身の強化』があります。
下半身の動きを正確に行うことで他の部位にも正しい動きが連鎖していきます。正しい動き方を習得して参りましょう。
稽古始めの準備運動では、肩甲骨を開閉するストレッチや股関節の緩みで垂直に身体を引き下げる動作で身体の軸を感じとる運動を行いました。
軸を意識した身体捌きと正中線に沿って足を真っ直ぐ出すことに意識を集中することで、上半身や腕力に頼った動きを無くすことを心掛けてもらいました。
素振り、抜刀稽古(横一文字、逆袈裟、腹抜き、縦抜き)を実施した後、『基本の1』と『基本の2』でも、ゆっくりした動きで上下左右や前後に軸がぶれないように意識してもらいました。
前述した形稽古を行い、本日の稽古を終了しました。
何事においても基礎は大切です。基礎稽古は地味な内容ですが、基礎あってこその応用です。
今後も基礎稽古を大事に精進して参りましょう。
今回の水道橋稽古は基本中の基本に立ち戻って、居着かない動きに主眼をおいての稽古でした。
毎回、稽古の始めの帯刀前に身体の使い方の稽古を致しますね。
稽古時間の割合からみたらほんの数分ですから、あっという間に終わってしまうかもしれません。
でも、とても大切な事を確認しています。
立ち姿勢に始まり、重心移動による足運び、半身を維持しての足の入れ替えや、
前後左右上下にブレを出さずに半身を切り返す動きに、軸上に移動する立ち座り。
いずれも無手の状態で、純粋に身体の稽古を行います。
抜刀の際、抜刀した後に操刀する際、そして納刀する際に無駄な動きを省く為には、
身体の使い方がとても大切になります。
なんて、実は数年前にも同じような事を書いているのです。
大事な事なので改めて。新人さんは初めて読んでいるかもしれませんしね。
居着かない動きを身に付けていく為に必要な身体の使い方の基本が詰まっている貴重な数分間です。
準備運動のように捉えて、なんとなく動いていると損をしますよ。
自分の身体はどう動かせるのだろう?この動きはどんな応用が効くように変化するのだろう?
ひとつひとつを意識的に稽古すると身体もちゃんと応えてくれるようになっていきます。
出来るようになる自分を目指して、難しいと感じる事も楽しんで稽古していきましょう!
本日は、正しい動きと所作を意識してもらうことをポイントといたしました。
今回の形稽古はリクエストも取り入れながら左月・胸尽し・響返しの3本を稽古いたしました。
形では、手順や動作は合っていても、敵のどこに刀を付けるのか、敵のどこを斬ったり突いたりするのかが曖昧になっていることが見られました。
形では、仮想敵の位置や敵との状況はそれぞれ異なりますが、今回稽古した左月や響返しでは敵の上段のからの斬りを抑えるために敵の構えの左手首に刀の切っ先を付ける必要があります。切っ先が的確な位置になっていなければ敵に容易に攻め込まれてしまいます。
一つの例をあげましたが、基本稽古でも形稽古でもそれぞれ理に適った動きや所作がありますので、手順だけを追って動ければよいというものでもありません。
なぜこのような動きになるのかにも興味を持ちそれが少しでも解ってくれば居合がもっと楽しくなると思います。
稽古は大変だと思いますが、楽しく有意義な時間にしていきたいですね。
この日は、半身の入れ替わる際に身体のすべてが同調して動くことを主眼に置いた稽古を行いました。
足の入れ替えでは軸を保ち続けることを、半身の入れ替えでは手足が一致することを特に意識を置いていただきました。
さらに、基本素振りの後の基本の1、2の稽古は、一刀目からの振りかぶりを加速度運動にならないように繰り返し稽古し、振りかぶり終わりには、基本素振りで行った真っ向斬りの構えに自然となるよう思いだしながら、稽古していただきました。安全性を考えて、基本の1、2は号令をかけて、ゆっくりと動いてもらいました。
形稽古は、水月、真、胸尽し、野送り、神妙剣、響返しの5本をそれぞれ1つはポイントを確認し稽古いたしました。
左半身の意識
居合では、左手・左半身の動かし方が非常に重要視されます。
日本人には右利きの方が多いので、普段よりより一層左側の身体の使い方を意識しなければならないということはよく指導されているかと思います。
抜刀では左側でしっかり鞘引きをしなければいけませんし、真向斬りでは左手を前に伸ばしていきます。
ただ意識するといっても必ずしも、力を入れることや、動きの主導権をとることとは限らないと思います。
振りかぶりで頭上に上段で構える際には、左手は握ることより脱力して腕を上げることが大事です。
身体を左側に転身させる際には、必要以上に左手を右側に連れていってはいけません。
大事なのは右半身の動きとぶつからないようにすること。
無意識のための意識。
右手が箸を扱う際に、左手が茶碗を取って、自然に中央にある口まで食べ物を運ぶのを補助はしても邪魔はしないように、力を入れずとも、意識をせずとも、動かせる左右の自然な連携を居合でも探したいと思っております。
宗家剣法と剣法基礎そして居合が同時刻・同一場所の稽古日です。
居合の稽古日記です。
6月第一週より開始している居想無外流18本の形の続きです。
今週は本腰・野送り・玉光の3本。
形の手順に重点を置き、丁寧に分解して進行。
最後に「鞘引き」の稽古を行いました。
横一文字と逆袈裟の鞘引き稽古し、基本1と基本1で再確認。
居合は左右の手が別々に動かします。
右利きの方は、左手が動きにくい。
鞘引きは意識するのは左手。左半身をしっかり使って動きましょう。
また、本日の休憩時間は全員でひとつの輪になって談笑しました。
稽古中は、凛とした姿で精神を統一し休憩時間は和みの時間としました。
剣体一致を意識して基本稽古を行っていただきました。
基本稽古は素振り、抜刀から納刀まで一連の動きのある基本の1・2。
形稽古になると、当然基本稽古よりも手順が増え、こなす課題も増えてきます。
手順を分解しながらゆっくりな動きだと一致するようになってきたな、と感じたら次は、ゆっくりな動きで手順をつなげて滑らかに動けるよう意識をしてみてください。
ただし、すべて動きを繋げてしまえばいい、というわけではありませんので
(例えば、斬り終わりはピタッと止まってからフッとゆるんで次の捌きに移ります)
謎の部分は遠慮なくお尋ねください。
剣体一致を目指してがんばりましょう。
演武会以来の参加者が複数名いらっしゃった点と初心者講習を終えて、一般稽古が初めてのSさんも参加されていた事もあったので、本日の稽古は、基本稽古を改めて徹底していく旨を整列の挨拶時に稽古に参加された会員さんへお伝えしました。
また、昇傳昇級した方々も演武会で稽古が終わった訳ではなく、昇級昇傳は、あくまでも節目として秋の合宿へ向けて、次の課題を克服する為の目標を設定しながら各自のペースで構わないのでコンスタントに稽古へ参加し、集中力を高めて精進していくようにお伝えしました。
関戸師範のお取り計らいにより、一般稽古初参加のSさんから会員全員へ向けたご挨拶と抱負を述べる機会を作っていただきました。
古武道へ携わっている者の礼節として、新人さんが稽古へ参加する際には、今後も続けていくことで習慣化していきたいと思います。
基本稽古では、股関節の緩みを利用した縦の足捌きを中心に、半身から半身の身体の使い方や剣体一致する操刀に時間をかけて丁寧な説明を行いました。
軸を意識した身体捌きと正中線に沿って足を真っ直ぐ出せているかどうかを確認しながら修正していただきました。
素振りを実施した後、『基本の1』と『基本の2』でも、ゆっくりした動きを心掛けていただき、鏡に映った全身のバランスを確認していただきながら上下左右や前後に軸がぶれないように股関節の緩みを使うことが大切なポイントということを繰り返しお伝えしました。
形稽古は『真』『胸尽くし』『玉光』『野送り』の4本を実施しました。
『胸尽くし』の前に腹抜き、『玉光』の前に縦抜きの抜刀稽古を行い、本日の稽古を終了しました。
Oさん、Hさんより、6級審査の申し出があり、関戸師範へご対応いただき、昇級審査を実施しました。
お二人とも無事に合格致しました。おめでとうございます。
次の目標へ向けて共に精進して参りましょう。
本日は、基本稽古と形稽古の両方を通して基本的な所作や動きをしっかり確認してもらいながら稽古していただきました。
形稽古は、スペースに余裕がありましたので、走り懸り4本の稽古としました。
走り懸りだけを中心に稽古する機会は稽古場のスペースの関係で少ないと思いましたので、この機会にゆっくり動きながら正しい動きや所作をしっかり確認していただきました。
走り懸りは、形の動きに加えて最初の構えの状態や進み方などにも注意が必要となってきます。さらに敵の位置や間合いも違いますので難易度は高くなってきます。
最初は手順を覚えることから始まりますが、手順を覚えたらゆっくりした動きでも正しい形に近付けるよう頑張りましょう。
走り懸りに限ったことではありませんが、あいまいなままの動きを続けていても上達は望めません。常に基本を大事にしつつ、その積み重ねにより正しい動きを身に付けていけるようにしたいですね。
少しずつでも進歩するようお互い頑張りましょう。
田町稽古場は壁の2面が鏡だからか、とても空間に余裕を感じますよね。
広々快適に動けますし、確認をしたい時に前面だけではなく横からの状態も見られるのは貴重です。
この日のテーマは「一連の動作の中で常に軸が最適な状態にあり、勢いに振り回されたり、潰れたりせずに動ける身体を作る」だったので、
とにかく動いて頂きました!
せっかく広さもありましたので、今回も引き続き円要の体捌確認も行いつつ両車や走り懸りといった動きの大きな形も余裕をもって稽古が出来ました。
基本稽古も自身の作り出す、遠心力や加速度に振り回されない軸を身に付けるように身体の使い方を意識して、移動しながらの素振りや基本形としています。
走り懸りは普段ですと、数歩程度の間合いで抜いて頂きますが、スペースに余裕がある場合は
いつもより多めの距離を取って移動して稽古とする場合もあります。
間合いが変わる事によって歩数や歩幅の加減や調節も稽古出来ますね。
稽古には様々な可能性があって、やっぱりワクワクです。
お互いへの感謝の想いも大切に、礼節をもって清新な気に満ちた稽古場を作っていきましょう!
宗家剣法・剣法基礎そして居合が同時刻・同一場所の稽古日です。
居合の稽古日記です。
6月は、居想無外流18本の形を順番に稽古している場所です。
今週は左月・右・円要・両車の4本。
形の手順に重点を置き、後半はポイント2つづつを伝えて進行。
最後に座技の納刀「蹲踞」の再確認を致しました。
本日は一般稽古初参加の大学生のAさんが参加。
女性のAさんは居合刀に慣れる事から開始し、少しづつ稽古場に馴染むと良いでしょう。
稽古は出来るだけマメに参加する事をお薦めします。
来週の6/21(木)は本腰・野送り・玉光を予定しております。
新人さんは、教本・居想会のYouTubeで確認をしておくと良いでしょう。
宗家稽古・一般稽古、そして剣法入門稽古もある水道橋稽古は毎回大盛況です。
限られたスペースでも、お互いを思いやって位置取りをする事で間合いを感じる稽古も出来るので些細と思えるような位置取りも大事にしていきたいですね。
今回の形稽古はリクエストも取りつつ「真・響返し・円要・野送り」の4本でした。
この日、私が第一にしたのは演武会前から何度かテーマに挙げている円要の最初の捌き。
左足を右斜め前方向に送り出すという手順としての動作は合っていても、
仮想敵からの斬り(基本としては真っ向斬りで意識)から身体を捌く為、という動きの意味が抜けている状態を散見します。
無級さんのうちは諸々に慣れる事が優先事項でも構いません、
でも稽古を繰り返す中で手順を覚えたら、形として求められている事への意識も養っていきたいと考えます。
視覚的にも意識出来た方が分かりやすいと思うので、詳しい事は稽古場で。
円要に限らず、最初の動作を確認出来たら次はこの動作、と課題は次々に出てきますのでワクワクしますよね!
日は床面が稽古場でしたので、股関節の弛みで、足の入れ替えができるよう接地面を滑らせるように稽古いたしました。基本素振りでは手の打ちが緩む場所、手を絞る物内にあたる瞬間などを確認して稽古し、腕を肩甲骨からまっすぐ前に伸ばし、斬ることができることを目指しました。
Oさんが、6級審査を控えていることもあり、基本の1,2では、中心から左右を均等に使う抜刀や隙の無い振りかぶりなど、基本を忠実に身に着けることを意識した稽古を行いました。6級合格に向け今後も一つ一つ丁寧に稽古していってくださいね。
形稽古は、リクエスト頂いた両車、野送り、そして、本腰を行いました。
両車は、左右40度の敵に対して体重移動をするのと、体を敵に向けることをこれからも意識していきましょう。
本腰は、2刀目の斬りと左右の足捌きと連動できる動きを身につけましょう。
野送りは、捌きのあと股関節を弛ませて軸を戻すこと、また、仮想敵の頸動脈を斬ることイメージして稽古していきましょう。
居想無外流20本の内、破図味と四方を除く18本通し稽古を行いました。
18本通し稽古が初めての方が5名おりましたが、皆さん頑張ってクリア致しました。
居想無外流には、形に名前・形のグループ・形の順番があります。
それぞれの形の位置づけなどを中心に進行する稽古です。
連続で振って行きますので、体力も必要で頭もフル回転。
終わった後の達成感が大きい稽古です。
手順は、ひとつの形に対して4本を振っていきます。
1本目:形の手順を指導者が説明しながら全員で振る。
2本目:この形のポイントを1~2伝えてポイントを中心に動く。
3本目:自分自身でポイントを中心に形を確認しながら振る。
4本目:呼吸を入れて形をまとめる。
皆さん、頑張りました。また18本通しやりますね。
本日の形稽古は「五用」と「胸尽し・円要・玉光」を行いました。
体捌き自体が難しい・・、一見動きは単純なのに難しい・・。
いろいろありますね・
どの形でも剣体一致を意識して稽古を行う中で、手順を分解して一つ一つの動きであれば一致させることができる、
という方は次に、ゆっくり繋げて一致させていけるように
頑張ってみてください。
ゆっくり繋げて一致できるようになったら、
少しスピードを上げてみる⇔調整する・修正する
を繰返しながら今の自分よりも一歩上を目指して頑張っていきましょう。
演武会に参加された方は、集中力を上げた稽古ができたかと思います。
その熱意を継続しつつ、おそらく見つかったであろうご自分の課題に
向き合って稽古をして頂ければと思います。
スムーズに動けると思った時にこそ、もう一度、基本的な動きを確認することも大事なことかと思います。
ゆっくり動いてみる、無手で確認してみる・・・
本日は、腹抜きを中心に胸尽くし、響き返し、神妙剣を稽古しました。
普通に立って抜刀するのは問題なくても、他の動きと同時の抜刀となると微妙になったりします。
基本の動きを常に確認しながら、体になじませていきましょう。
上達は行きつ戻りつと自分に言い聞かせています。
引き続き一緒に頑張りましょう。
宗家剣法と剣法基礎そして居合が同時刻・同一場所の稽古日です。
新しい枠の剣法基礎が、本日より開始となりました。
剣法は「剣法入門、剣法基礎、宗家剣法」と3つになりました。
本日は、宗家剣法・剣法基礎・居合が、各10名づつの参加者となりきめ細かい指導が可能となりました。
私担当の居合日記です。
新人講習を終えたばかりのMさんが一般稽古に初参加となりました。
この日は稽古に慣れる事を優先とするようにお伝えし、皆さんと一緒に頑張っておりました。
今月は来週、再来週と私がこの場所の指導担当となっておりますので居想無外流18本の形を順番に分解しながら進行しようと思っております。
本日は、真・向抜・胸尽しの3本。
鞘引きなども含めた基本稽古も取り入れながら稽古を致しました。
本日は、演武会が終わってはじめての通常稽古でしたので基本に立ち返った稽古を中心に進めました。
演武会を目標に稽古をされた皆さんの中にはご自身で決めた課題に対する手ごたえを感じている方まだまだ、と感じている方様々だと思いますが
それまでの稽古を通じて新たに得られた課題を持ってまたこれから先の稽古にまい進していきましょう!
今年残念ながら演武会に参加できなかった方も来年は一緒に頑張りましょう!
形稽古は左月、胸尽し、本腰、玉光の4本を行いましたが基本稽古も含め、意識的にゆっくり動いて身体全体の一致の確認を重点的に行いました。
本日は一週間後の演武会を前にしての稽古でした。
稽古に参加した皆さんも自身の演武でいろいろ気になるところがある中、少しでも精度を上げて本番に臨めるようにとの思いも強いのではと思います。本日稽古がその一助となっていれば幸いです。
演武会は自分が持っているものを表現する場ですので、今までの稽古の成果をどれだけ出せるか試す場でもあります。演武会で自身の持っている最高の演武が出 来ればいいのですが、これが中々難しいですね。また演武に当たっては自身の最高の演武をイメージすることも大切ですが、その思いが強すぎて、必要以上に力 が 入ってしまうことは普段の稽古でもよく経験することではないでしょうか。
皆さんの参考になるかどうか分りませんが、私自身は本番に当たっては次の2点に気を付けて臨みたいと思っています。
・自分が思っている演武の速さを少し押さえて演武すること
・基本的な動作一つ一つを曖昧にせずに丁寧に演武すること
演武会まで稽古できる時間は少なくなってきました。自身の課題をしっかり捉えて、いま出来ることをしっかりやっていくことが大切ではないかと思っています。
稽古でできないことは、本番では絶対にできない」
学生の頃、オリンピックにも出場したような一流のプロ選手にとあるスポーツで指導を受けたことがあります。その方が仰っていた言葉です。
とても当たり前の言葉なのですが、心に響き今でもずっと心に残っています。
正確には「素振りでできないことは、試合では絶対にできない」と言われていて、一流選手でもおごることなく、素振りでどれだけ正確に自分のイメージから狂いなく動かせるかという、イメージと基礎練習にとても重きをおいていました。
・当日事前に身体を動かしておくができないままでの演武
・ステージの上での客席からの視線
・合わせ居合や剣法での声出し
本番はただでさえ普段の稽古ではないことがたくさんあります。
だからこそ、しっかりシミュレーションを含め稽古の中で本番をイメージし、できることは稽古でしっかり身につけておきましょう。
・本番は棒立ちになりやすいので、普段から下半身を弛めた立ち姿勢をする
・本番では緊張で忙しくなりやすいので、普段から落ち着いた動きを意識する
・本番で頭が真っ白になっても慌てずできるよう、普段から所作で気剣体を一致させる
稽古でできたことが本番で発揮できるかはまた別の問題でありますが、正確なイメージと基礎に基づいた稽古をしておけば、いざというときに力を発揮します。
やれることはやったという自信とともに落ち着いて舞台に上がれるとよいですね。本番まであと少し、納得いくよう頑張りましょう。
剣法と居合が同時刻・同一場所の稽古日です。
剣法は、宗家の元で熱気に包まれながら演武会に向けての稽古でした。
私担当の居合日記です。
先日よりルーマニアから来日の美人剣士が7月初旬まで私達と一緒に稽古に励み中です。
ルーマニア国内で居合道を2年されているとの事。
居合刀、稽古着も持参しており稽古着姿は凛としております。
日本の居合道が海外で愛され、日本に来て稽古をしたい思う気持ちは大変に嬉しく思います。
さて、本日の稽古は演武会の形稽古を行いました。
一振り一振りを丁寧に良い演武、納得のいく演武が出来るよう励むのみです。
10日後の演武会に向けての稽古も熱が入ってきました。居合、剣術の各自の演目について最高の演武ができるよう皆さん努力しています。
こうした時間を皆さんと共有できること、なんと幸せなことでしょう。
今日の池袋も参加者多数の大賑わいでした。
本番を想定しての位置確認を含むシミュレーションは参加された方達ばかりでしたので、自身の演武形を多く抜く事が出来るように、級位・傳位でグループ分けの上で安全な間合いを取り、同時に行う形式で繰り返し演武して頂きました。
見る事も見られる事も稽古になります。
自分で気づく事もあるでしょうし、指導部さんから伝えられる事もあるでしょう。
今身に付けている事は演武会という日々の精進結果を披露する場だけでなく、これからの稽古に確実に活きてきます。
どんどん吸収して身体に馴染ませていきましょう!
演武会を見据えて、形稽古を中心にいたしました。
形を行う前に、抜刀をまとめて稽古しました。
立技でも座技でも同じように、きちんと前の敵を捉えて逆袈裟を抜きたい。
同じつもりでも、体の動かせるところが違ってきますよね。
その違いを体感して頂くために、立技と座技での抜刀をセットにして
稽古しました。
その後は、演武会での形を7本実施しました。
それぞれの形のポイントとなる点を今一度丁寧に見直して本番に臨みましょう。
シュミレーションの時にもわかるかと思いますが、目線が意外と重要です。
きちんと敵を捉えた動きは堂々としたものとなります。
所作も含め、精度を上げていきましょう。
残り2週間となりましたが、共に頑張りましょう。
最近は日中と夜の温度差がまた激しくなってきたので体調管理が難しいですね。
演武会も近いので、風邪などひかないように
汗の始末などはしっかり行っていきたいとことです。
さて、この日の稽古は居合演武のシミュレーションを中心に行いました。
池袋Bizはアクセスも良いので毎回結構な人数になりますが今回も例に漏れず大盛況でした。皆さんの熱気もすごかったです。
そんな中でしたが、皆さんもだいぶ入退場の動きに慣れてスムーズな進行ができましたので、この人数で無事に2巡のシミュレーションをこなすことができました。ありがとうございます。
各自、色々と課題はあるかと思いますが本番で一番大事なのは「平常心」です。
仮に動き方を多少間違えたとしても本番ではそれを表情に出さずに、何事もなかったかのよに本来の動きに修正できれば舞台の上でも堂々とした姿の演武ができますので、今後のシミュレーションの中でより意識を高めていただければと思います。
その辺は私自身もまだまだなところが多いので、頑張ります(笑)
では、残り約2週間ですが、頑張りましょう!
気温が高くなり、初夏の天候です。
稽古場は冷房が効いておりますが熱気と共に汗が滲み出てきます。
この日は、演武会用剣法稽古と居合の稽古が同時刻・同一場所での稽古日です。
私が担当の居合の稽古日記です。
参加者に稽古内容のリクエストを聞き、皆様の希望通りの形稽古を中心とした内容に致しました。
演武会用の舞台上での見せる演武姿も堂々としてきております。
稽古の積み重ねの大切さを感じます。
演武会に参加される方々は、剣法だったり合わせ居合だったり個人演武でも組で行動することが多く,お互いに横の繋がりが出来、休憩時間も賑やかさが増しています。
非常に良いことで自然とコミュニケーションが取れるようになると稽古場の雰囲気も明るくなり稽古もより一層に楽しくなります。
新人さんもどんどん自分から仲間に入って来て下さい。
演武会まであと3週間余りになりました。市川の稽古ではシュミレーションを中心に稽古をしています。自分の姿を見られる、また演武している会員さんの姿を 拝見、前回の演武会では気が付かなかったことが少しずつ見えてきます。同じ目標に向かって切磋琢磨するどっぷり漬かってみてはいかがですか。
同じ真でも級、傅位によって違いがあります、居合の奥深いところだと思います。私自身としては刀の重さを感じられるような居合い演武をすることを今回のテーマにしています。
会員のTさんが休日を利用し瀬戸内の大三島に鎮座する大山祇神社の宝物館(奉納刀では日本屈指)拝観の話、そして島根のたたら製法を尋ねた話で楽しい時間です。これもまた居合いの楽しみです。
皆様に意向をお聞きして演武会シュミレーションを行いました。
最初に目線の高さの目安を決め、所作の納刀・蹲踞のポイントを伝えてから開始。
■1回目:目線と左右の軸をぶらさない事をテーマ。
■2回目:個別にアドバイスを入れながら進行。
■自主稽古
合わせ居合チームも含めて傅位・級の方々は各自で稽古。
無級の部の演武者は、鞘引きを中心に基本1.2を指導を致しました。
シュミレーションにやっと慣れてきたようで安定感が出始めました。
場数といいましょうか、シュミレーション回数に比例されるようです。
また場数での出来具合が、個人でも良くわかってきたと申しております。
本当に技倆がUPしております。
まだまだ伸びますので頑張って下さい。
20代から70代、本当に演武会は良い経験です。
大人でも楽しめます。楽しんで下さい。
稽古で演武会のシミュレーションを行う場合、人の演武を見る時間も増えてきます。
人の演武を見ることも勉強になりますね。
立姿勢でも、動いている時でも、スッと軸が立っている人はきれいです。
本番まであと約半月。
稽古できる回数はそれぞれ違ってくるとは思いますが、この時期の稽古は気づかなかった事に気付けるチャンスも多いので、がんばっていきましょうね。
演武会用剣法稽古と居合の稽古が同時刻・同一場所での稽古日です。
私が担当の居合の稽古日記です。
稽古前に参加者に本日の稽古内容のリクエストを聞き、皆様の希望通りの形稽古を中心とした内容に致しました。
形は、参加者の演武形より選出し、ひとつの形に対して絶対に注意すべき点を1~2点伝えて各5本づつを稽古。
ラスト15分は、演武形の自主稽古としました。
演武会で合わせ居合を演武する方は、多い方だと7つの形を演武いたします。
努力の言葉とおりに今の時期、技倆の向上に目覚ましいものがあります。
剣法演武者も含めて演武会での舞台が素晴らしい演武になりますように。
本日は、稽古後半20分を『合わせ居合の2組』と『演武会一部で居合の指定形や独演形の自主稽古する組』で床面と畳面の2グループに別れて稽古を行いました。
合わせ居合の稽古は、各組のリーダーに任せて、私は自主稽古組に対して適宜、個別指導を行いました。
先日、行われた演武会全体稽古で気になった点のひとつとして、入退場の歩行がありました。
さすがに日常生活のようなバタバタした歩き方をする方はいませんでしたが、足を上げない摺り足に気を取られ過ぎて、足の指先を上げずに前傾姿勢で摺り足の まま歩いてしまっていることで、本来は真っ直ぐ立っているはずの軸が潰れて、前屈みで歩行している方が多くいました。
帯刀する前に全員で改めて歩行稽古を行い、軸を真っ直ぐ立てながら足の指先まで常に意識することをお伝えしました。
基本素振りは真っ向のみで、抜刀稽古(横一文字、逆袈裟、腹抜き、縦抜き)と基本の1と2を稽古しました。
形稽古は初心者や新人の方が、『合わせ居合』で行う形から『向抜き』『玉光』の2本を実施しました。
その後は、前述した通りの2グループに別れて、稽古終了時間まで各々が集中して稽古を行いました。
演武会まで約1ヶ月ですが、稽古回数は限られています。1回1回の稽古に集中して、技量向上へ向けて共に精進して参りましょう。
先日の全体稽古、皆さんお疲れ様でした。
最長で9日と長いようだった黄金週間も、過ぎればあっという間でしたね。
今日の赤羽駅前は少数でしたので、空間を贅沢に使って参加者の演武形を
一通り確認する事が出来ました。
自分の動きだけに注意を向けられる空間の余裕がある事も、貴重な機会だったと思います。
5月の稽古スケジュールは1年の中で、一番イレギュラーな状態だと思いますので
しっかりと確認して、演武会当日までの限られた稽古数を確保していってください。
あと約一か月、集中して頑張りましょう!
演武会の詳細説明、合わせ居合、剣法の稽古とシュミレーションを行いました。
ゴールデンウィーク中日に関わらず90%近くの参加率で皆さんの心意気が伺われた演武会稽古でした。
最初に合わせ居合と剣法に分かれ、合わせ居合は舞台上の演武シュミレーションを行う事が出来ました。
組ごとに協力しながら仲間意識を持って作り上げて行きます。
剣法は、更なる技倆UPを目指して稽古に励みました。
その後に全員で居合演武のシュミレーションです。
2つ舞台を作り実際にすべての形の演武を行いましたので、かなり感触が掴めたと思います。
これから各稽古場に戻り、居合形の完成度を上げる稽古やシュミレーションも行って当日を目指します。
良い演武が出来るように精進のみです。
演武会用の合わせ居合の稽古日です。
演武の組分けが決定しましたので、組ごとの初顔合わせです。
組ごとの演武形を確認し、全体で実際に声を出して稽古を進行。
その後に組ごとに分かれて演武確認を行いました。
最後に合わせ居合のシュミレーションを行い、終了となりました。
組ごとに顔合わせをすることで、初めて会話する方もおられます。
お互いにコミュニケーションを取りながらの稽古となりますので、みんなで力を合わせて仕上げなければなりません。交流の場の稽古となります。
今年から「合わせ居合賞」の盾を人数分を用意致します。
一番に息のあったチーム、盾をGETして下さい。
すっかり初夏のようなお天気ですね。
本日の品川稽古は手順説明はせずに済む状況でしたので、軸と視線を意識してどんどん動いて頂きました。
動きの中で股関節の緩める方向や加減、手の内の変化はポイントとして確認。
いずれの動きにも共通して活きて来る事なので、説明された時の動作以外でどう応用するかも意識していってください。
演武会モードも本格始動していますので、本日の品川稽古でも1部の大まかな動線確認を行いました。
既に水道橋稽古で経験済の方も、今回が初の方も繰り返す事で所作は洗練されていきますので
1回でも多く本番まで稽古を重ねていきたいですよね。
前にも書きましたが、個々が明確な目標を掲げたこの時期は確実に伸びるチャンスです。
注意点で挙げられる事が多い事柄は演武会だから、という事ではなく日々の稽古でも言われている事です。
見せる・見られるという事を通じてより美しい所作を身に付けて、それを普段の稽古にも活かしていきましょう。
「良い姿勢」のはなし。
演武会に向けての稽古も本格的になってきまして、居合の技倆向上にがんばっているかと思いますが、今日はその前にもっと基本の「姿勢」の話をしました。
舞台に立つからには、スッと立った姿勢で上がりたいものですね。
さて、居想会でいう良い姿勢とは、俗にいう「気をつけ」の姿勢ではありません。
胸を張って背筋を伸ばした姿勢。これを子どもの頃から躾られてきたかと思います。
しかし、もう皆さんも何年も何十年も体感して、身体が知っているかと思いますが、この格好は強く意識し続けないと維持ができません。気を緩めるとすぐに戻ってしまいます。
がんばって「気をつけ」をしていればいつかそれが普通になる、なんてことは絶対にないことを大人になった全員の経験が証明しています。
それも当たり前で、胸を張って背筋を伸ばした姿勢とは、筋力で無理やりに上体を仰け反らせた姿勢なので、次第に疲れてきてしまうのです。
疲れれば身体が勝手に楽な姿勢を取りたがる。このことに人は抗えません。
本当の意味で「良い姿勢」とは、筋力で支えている姿勢ではなくて、自然に身体の骨が上へ上へと積み重なった状態です。
脚の上に骨盤が、骨盤の上に背骨が、背骨の上に頭が、といった感じで、力を抜いても倒れない姿勢です。
しかし、これを言葉で説明するのはとても難しい。
でも一つ、良い確認方法があります。
膝を90度に立てて、「膝立ち」をしてみて下さい。
そうすると、頭が自然に膝の真上に乗っかって、スッと軸が立っているのがわかるかと思います。
太い大腿骨の真上に頭がないと支えきれずバランスを崩してしまうので、自然と「良い姿勢」が作れるのです。
逆にいうと、普段立っているときや座っているときに、悪い姿勢ではどれだけ太ももや腰、背中の筋力に頼って支えているのか、ということです。
軸が立った姿勢がわからなくなってしまったときには、一度「膝立ち」になって骨が積み重なった楽な感覚を思い出してみることをお奨めします。
一緒に頑張っていきましょう。
本日は、稽古4回目となるOさんが参加してくださっていたので、所作を含めた基本稽古に時間を割きました。これからもご自身のペースで焦らず、一緒に稽古へ精進して参りましょう。
その他の稽古へ参加いただいた会員さん達には演武会や昇級審査の場では第三者から見られているという心構えを持ち、所作や立ち居振舞いなど指先の細かい部分まで、しっかり意識するように話をしました。
本日の稽古における基本テーマを『軸を立てた身体の動き』としました。
準備運動では軸を立てながら股関節を少しずつ緩めるスクワット動作を繰り返し行い、続いて行った膝抜きでは身体を上下させない為には股関節の緩みをうまく使う事がポイントだとお伝えしました。
次に、能の歩き方のように軸を立てながら身体を上下左右させない歩き方、歩きながら股関節を緩めて左右へ方向転換する方法を稽古しました。
平 日に演武会稽古へ参加している会員さん達が稽古している内容を仕事等のご都合により土曜日、日曜日の稽古しか参加できない城北エリアの会員さん達に対して も、平日と同じ内容の稽古を行っていくことで、全体レベルから遅れることがないように今後も基礎稽古を徹底していきたいと思います。
納 刀、血振り、立ち座り等の細かい所作においても、城北エリアでは指導する際の微妙な伝え方の違いにより、間違った認識をお持ちのままでいる会員さんも少な からずいることが分かったので、会員さん各々のレベルに合わせた丁寧な補足説明と説明の前後に実技を見せることで、しっかり目と耳の両方で覚えていただく ことが指導の際には大切なことだと自戒の意味も含めて改めて気付きがありました。
形稽古は『真』『胸尽し』『野送り』の3本を実施しました。
いよいよ演武会稽古も始まり、第一部の居合と第二部は剣術か合わせ居合の演武内容も決まってきます。集中力を高めて稽古することで、技量も高まってきますので共に稽古へ精進して参りましょう。
演武会用の稽古が本格的に開始しました。
4月17日(火)水道橋場所は、居合演武について舞台での歩き方、演武位置、合わせ居合等の説明を致しました。
その後に実際に全員で動きながら確認をとりました。
本日の4月19日(木)も演武会稽古です。
稽古場隣り面は、宗家指導の剣法稽古。
私担当の居合は「合わせ居合」の稽古としました。
舞台上の歩き方、方向転換を稽古した後に「合わせ居合」での声を出す稽古から開始です。
これからこのような稽古をたくさん積んで本番に望みます。
■合わせ居合
リーダーがチームの力量に合わせて一致した動きを目指します。こうした稽古は互いの「間」というものを感じ演武しますので、自分以外の空間や他者の動きの眼をはじめとする五感を持って認知する能力を養う稽古となります。
6月2日に開催します演武会の稽古がスタートしました。
一つの目標に向けての稽古を行って行きますが、技そのものだけではなく美しい立ち振る舞いや歩き方なども磨いてゆきます。
演武会そのものも大切な一日ですが、そうした稽古を積む日々によって得られる平常心はこれからの修養にきっと役立つものとなるでしょう。
本日は、半面のみを使っての稽古でしたがスペースは十分余裕を持ってできましたね。
稽古回数が10回に満たない方も参加されていましたが
頑張って周りの動きについていこうとされていたので非常に良かったと思います。
焦らなくて大丈夫ですから少しずつ動きを覚えていってくださいね。
本日の稽古は、演武会モードになりつつある中で所作の確認を徹底させていただきました。
普段何気なく行なっているであろう所作の動きですが、その意味を理解しながら取り組むことでより正確な動きができるようになります。
一方で、「なんとなくこんな感じ」で済ませてしまうと、それはわかりやすく演武に顕れてしまい、せっかくの試技が台無しになってしまいます。
ですので、所作も形に含まれる大事な要素として手を抜かずに正しい動きを意識し、動きの意味を理解していただきたいと思います。
皆さん意識されることで、すごく動きに締まりが出てきましたからね。
これからも、引き続き一緒に頑張りましょう。
形稽古は、リクエストを中心に前腰、左月、円要、両車の4本を行いました。
先日同様、素振り開始前に刀の軌道と身体の動きの位置関係を視覚で再確認してから稽古に入りました。
本日は先月私が新人講習を担当した親子さんも参加でした。
この春から稽古をスタートされた方達もドンドン慣れてきてくれて嬉しいですね!
本日の形稽古は左月・右・水月・両車の4本。
審査希望者さんには前列に位置取って頂き、要望された形の本人の課題を確認する様にしています。
要望出した方にとっても課題は、他の方達にとっても難しく感じている共通課題でもあります。
いずれも耳に入ったポイントは自分にも活きて来ると貪欲にいきたいですね。
花粉症の皆様、今年の花粉はつらいですね・・・。
まだしばらくマスクが手放せません。
さてさて、本日の池袋稽古は「右・水月・胸尽し・玉光」を稽古しました。
「右」は足さばきを中心を稽古を行いましたが、本日の稽古のポイントは下記の2点です。
1.左膝だけに頼って転換しない
2.左足の指をしっかり立てる(起座)
座技は体を持ち上げていく時に、胸から体が動き出し膝に乗って足を出す、という感じになりやすいのですが、これを、お腹又は腰を中心に体を動かしていくイメージを持ってみてください。
今悪戦苦闘していることも、意識をして繰り返し稽古することで体が覚えていきますので、ここでくじけず頑張りましょう!
構えから斬りに移行していく身体全体の使い方、そして刀の一番近くにある腕が通るべき軌道様々な表現でポイントアドバイスを耳にしている事と思います。
今日は一刀一足の間合いと想定した仮想敵の位置に指導部さんに立って頂き、袋竹刀を用いて、脳天や脾腹の位置に最短ルートで刀を運ぶ際に、半身の入れ替え は同様にしていたとしても、腕の軌道が違うと、物打ちどころか剣先が鼻先をひっかく程度にしか仮想敵に届かない位置を通っている事を、改めて視覚から意識 して頂きました。
形稽古は要望を取り入れ、向抜き・右・響返し・円要の4本です。
何れも目線や立ち座り、転進の姿勢、丁寧な所作まで演武形の一部と意識して抜いて頂きました。
演武会という明確な目標を持った、今このタイミングはとても飲み込みの良いモチベーションになっているように感じます。
この機を活かしてどんどん吸収していきましょう!
演武会を見据えて稽古場も熱気を帯びてきました。
そんな時こそ基本を見直してみる良い機会にもなります。
稽古に参加すれば、幾度となく耳にする半身。
慣れてきた時こそ、単に体を斜めにしているだけになっていないか、基本に立ち返って確認してみましょう。
真向斬りの際、半身から半身に入れ替わる動きの中で刀を扱う動きが
基礎となって、基本の1、2からそれぞれの形に繋がっていきます。
毎回行う足の入れ替えに始まる基本稽古が全てに繋がっていることを理解して、一つ一つ丁寧に確認して稽古を続けていきましょう。
傳位稽古はスペースを贅沢に使用出来ましたので、日々の課題を意識して只管に反復稽古をして頂きました。
傳位者さんは継続しているからこそ身体に馴染んでいく部分と、長くやっているからこそ嵌ってしまう“出来ている筈”という自分との闘いもあります。
新人さん達に背中を見せて頂く機会も多い傳位者さん達だからこそ、敢えて重箱の隅をつつく指摘の仕方をする事もあります。
今日も参加の皆さん、真剣に向き合って稽古をされていました。
新人さんも級位者さんも、安心して傳位者さんの背中を見ましょう。
傳位者さんは慢心せずに、背中を見せられる稽古姿勢でいてくださいね。
本日の形稽古は、左月・右・破図味・円要・両車・前腰の6本を行いました。
本日の形稽古は「真・向抜き・円要・響返し・玉光」を行いました。
それぞれ形の特徴となる動きの他、別の形との共通点もお話をしながら稽古を進めて行きました。
例えば、抜刀では縦抜きも腹抜きも、右肩を支点にせず体の中心から左右の半身を使って抜刀すること。
立技で進む方向を変える際は、片足に乗ってもう一方の足を出す、といった動きではなく股関節のゆるみ、膝のゆるみと向きによって重心を移していくようにすること。
今日行った形では円要、共通する体捌きがある例としては両車の動きを説明しました。
共通するポイントは特別な事ではなく、普段の稽古で毎回耳にすることです。
ゆるみ、半身、中心、軸、重心移動など。
聞きなれてしまって逆に意識をしない、ということも結構ありますので改めて意識をしながら稽古を行ってみてください。
宗家指導の宗家剣法と一般居合の同一場所での稽古日です。
参加人数が平日に関わらず30人を超えての稽古日です。
居合は、新人講習を終えたばかりのWさんとIさんが一般稽古初参加。
この日は夢中で何を稽古したかも覚えてないでしょう。
それで良いのです。
最初は稽古場の雰囲気に慣れる事と身体と居合刀に慣れる事が優先です。
まずは間隔をあけないで稽古参加することが一番です。
居想会は、海外の方が多くなり本日も5名が参加。
日本に住み居想会の会員となり、日々に古武道を学び日本文化に触れております。日本語もまだまだの方も日々に頑張って稽古に励んでおります。
私達日本人は日本の文化が身近すぎて素晴らしさに気がつかない事が多い。
古武道は奧が深く身体の使い方も現在とは違う部分もあり魅力的です。
国を問わず一緒に精進あるのみです。
本日の稽古は、いつもよりも人数が多めでしたので「意識的にゆっくり動く」ことを念頭に置きつつ一つ一つの所作を丁寧に確認して稽古を行いました。
まだ稽古を始めたばかりで慣れていない方はまず稽古場の雰囲気に親しむことと、周りを観察しながら、「真似て」手順を覚えることを大事にし、ちょっとずつできることを増やしていってください。
気になることは、遠慮なく指導部に質問してくださいね。
演武会を意識した稽古が徐々に増えてきますので、案外曖昧になりがちな座技からの立ち上がりの所作や立技の所作などを確認しました。
折角形がうまくできても所作が雑だとすべてが台無しになってしまうので、細かいところまで意識を研ぎ澄ませてゆきたいですね。
形稽古は、真、胸尽し、水月を行いました。
先週まで楽しめた桜が葉桜に姿を変え始めました。
演武会まであと二ヶ月10年前の5月は居想会に入会させていただいた月になります早いものです、演武会が近ずくともう一度自分の居合を見直すことにしています、慣れや間違った思い込みに流されていないか昨年のDVDを見直し初心にもどることにしています。
刀を体の真ん中でとる。
このことがなかなか難しいのです柄頭が正中線上に帯刀した状態で柄頭を刀を差したままの角度で 前に鞘走りします、このとき刀の角度を変えてしまう動作をしないように、柄頭の方向ですそうすれば自然に最短距離で右手が柄を取る形になり、小手をさらすこともありません。
今日の稽古では私が円陣の真ん中に座り刀を取る動作を見ていただきました、稽古場で正面から見るとわかりにくいことも少しご理解いただけたと思います。小さいことかもしれませんがこの積み重ねが正しい形の動きにつながると考えています。
本日は適度な参加人数だったので稽古へ参加した一人一人に目を配りながら、それぞれの力量に合わせた丁寧な指導を心掛けました。
本日の稽古ポイントは『股関節の緩みを使った膝抜き』と『足の親指と膝頭を真っ直ぐ仮想敵へ向けて正中線に沿って出す』の2点ということをお伝えし、準備運動から形稽古まで常にチェックするポイントとして各自で確認していただきながら稽古を行いました。
今回も無刀の状態で上段の構えの姿勢をとり、左手をしっかり伸ばしながら肩甲骨を開く感覚や半身から半身の身体捌きをゆっくり行い、筋力に頼らず、骨格の動きで身体を操作する感覚を掴んでいただくようにしました。
帯刀してからの素振り稽古と抜刀稽古もゆっくりしたスピードで腕力に頼らない半身から半身の身体捌きで抜刀して刀を振っていただきました。
横一文字と逆袈裟それぞれの斬り終わり位置から素早い振り被り稽古を行った後に『基本の一』と『基本の二』では、前面に目標点を設定し、動き始めから納刀まで股関節の緩みを使うことで、目線が目標点から上下左右にズレないよう確認しながら稽古しました。
形稽古は演武会で審査を希望している会員さんからのリクエストに応えて『真』『胸尽し』『野送り』『響返し』の4本を実施し、最後に審査や演武会を想定して演武開始位置への移動や納刀、所作に至るまで気を配るようにお伝えして、本日の稽古を終了しました。
本日の池袋稽古は、「敵の位置と自分の中心」を意識しながら稽古を行っていただきました。
「真」の稽古をおさらいすると、敵の位置(=自分の中心)にペットボトルを置き、
出す膝・足の向きはきちんと敵の方向を向いているか。
自分の体は敵の位置からからぶれていないか、が注意点です。
日常生活の正座とは違い、拳一つ分空間をあけての正座から抜刀となりますので
無造作に足を出しただけでは、足は外に広がりやすくなってしまいます。
真っすぐ敵に向かって足を出す、という意思をもって体を捌いていきましょう。
今年の桜はあっという間に満開になってしまいましたね、私の近所はもう桜吹雪になってしまいました。
これからは若葉の季節ですね。
昨夜の九段下では、逆袈裟の抜という共通項を活かし、様々なパターンの動きでも応用していけるように意識して頂きました。
なかでも円要は、最初の捌きを言葉だけではなく、目で見て再認識して頂きました。
後方からの真向斬りに対して、45 度右前方へ左半身を送り出す事で正中線から右側に身体を捌き、仮想敵の刃の軌道上に左半身を残さない状態になります。
ですが、左足を右前方に送る手順を再現する動作になり、左半身を敵の軌道から捌くという
形として求められている事への意識が足りない動きを目にする機会がありました。
今回は、指導部さんに協力して頂いて、物打ちが自身の頭上に届く間合いからの敵からの真向斬り(袋竹刀で行いましたよ)に対して体捌きの違いでどの程度、左半身が刃の届く範囲に残るのかを目で見て頂きました。
打太刀・仕太刀が揃って状況を目にする事で、これまで言葉で認識していた事にプラスして
その形の基本として求められている動きがイメージ出来たのではないかと思います。
まずは形にしっかりと嵌る事で、様々な状況に応用の効く基礎が身に付くように稽古していきたいですね。
一緒に頑張りましょう!
宗家指導の指導部稽古と一般居合が同時刻・同一場所での稽古日です。
一般稽古の稽古日記です。
基本稽古は、軸を立てる。軸をつぶさない稽古を行いました。
気剣体一致を目指して手足がバラバラにならないように進行。
稽古着と袴に着替え稽古場に入り、刀礼をし武道の世界に入っていきます。
刀を構えたら精神を整えて何をすべきか、どう動くかのみの武道オンリーの心になります。
世の中のざわつきから離れて心を集中する時間は大切です。
武道に出会えて良かった、居想会に入って良かったと感じてくれたら幸いです。
広い場所でしたので、普段あまりできない走り懸りの稽古を多めに取り入れてみました。
横にも鏡がありましたので、斬り終わりで横から見た軸の状態も適宜確認をしていただきました。
正面の鏡から見るよりも、より身体の突っ込み癖が確認できたので、より慎重に動きの修正ができますね。
(自分も気をつけたいところでもあります。。。)
形稽古は、向抜、玉光、前腰、神妙剣を行いました。
慣れていない方には大変だったと思いますが数をこなすことで、手順は入ってきますので焦らず頑張りましょう。
鏡が使える場所でしたので斬り終わりの姿勢(特に体軸の状態)の確認をテーマとして稽古を行いました。
全体的な傾向として
・構えの時点で首が前に出てしまう
・抜刀の切り終わりで右肩が前に突っこみ、軸が捻れるなどが見られました。
これは、油断すると自分もついやってしまうことなので、時々自分の動きがどうなっているのか確認できるときにしておくと良いですね。
形稽古は、リクエストも取り入れつつ胸尽し、左月、円要、陰中陽の4本を行いました。
演武会も意識した稽古に移行しつつありますので、今まで以上に、所作も曖昧にせずにしてゆきましょう。
自信がないところは、遠慮なく指導部までお尋ねください。
今回の稽古で意識して稽古していただいたのは次の2点になります。
一つは、真っ向斬りでの「左手を伸ばす。」常に稽古で意識されていると思います が、頭では理解できてもなかなか思うように振ることができなく、葛藤していませんか。そこで、もうワンポイント両手の中心から前に伸ばしてみてください。 イメージとしては、ちょうど背中の肩甲骨の間から前に伸ばし、物内が狙うべき場所に入る瞬間に左手が伸びた状態で手の打ちを絞る感じです。参考になればと 思います。
次に、振りかぶりの際は、「右半身を使う。」です。ポイントは緩みです。敵に隙を見せず、無拍子で半身を切り替えるには、力んでしまう と数コンマの遅れがでます。基本稽古の足の入れ替えなどの稽古を丁寧に行っていくことで理想に近づいた動きができていきますので、これからも修練に励んで いきましょう
また、この日は送別会にもかかわらず、ロスとジェニファーでお二人に参加いただいたのでもあったので、出来るだけ形稽古を多く行いました。1本目は形のおさらい、2本目ポイントを確認、3本目は呼吸を入れて、五用、五応、五箇の水月、陰中陽の12の形を行いました。
土曜日の池袋稽古と同様に、基本稽古は足指先の蹴り出しを使わない膝の緩みと重心移動。抜刀は、肩ではなく胸の中心から体を動かす意識を持ち稽古を行っていただきました。
形稽古は「左月」「胸尽し」「前腰」を稽古しました。
「左月」「胸尽し」は、体の軸をしっかりと意識して体が前後左右にぶれないようにしていきましょう。
「前腰」は、足の蹴り出しを使わない構えから抜刀までの体捌きを稽古しましたが、半身を維持したままで膝・股関節をゆるめる、という体捌きは稽古の一番最初に行う足の入替の応用ですね。
その場で行うか、前に進むか、また「神妙剣」では左方向に重心を移動したり。
一般稽古で普段行う18本の形は、手順は全部違っても、体の使い方は共通してきます。
その中でも、基本となる軸・ゆるみ・中心は常に意識して稽古を行いましょう。
早いものでもう演武会が視野に入ってきました。毎回演武会に出させていただいても納得する演武が出来ず終了後は落ち込んでしまいますがこの経験は必ず次の稽古に生きてきます。
演武会で審査を希望する方は初心に戻って頑張ってください。
私も三段は演武会でお認め頂きました。それまで演武会での審査は経験なく、狭窄症の治療中でしたがお勧めいただき落ちて元々の気持ちで審査に臨むことにし ました。一般の方を含め多くの方の前で演武をするのは普段の審査とは違う緊張感でしたが平常心がいかに大切かを学ばせていただきました。
市川でもこれからは演武会につながる稽古に重点を置いていきますが基本を大切に丁寧に居合を考えることは変わりません。
本日の稽古でのポイントは、細かな所作を含め最後まで丁寧に動くこととしました。
新人さんも3名おりましたので、基本的な動きを確認しながらの稽古としました。
稽古回数を重ねて慣れてきた方でも、雑な動きが見られることがあります。特に速く動こうとしたり、強く斬りたいとしたときに、そのような傾向が見られます。
最初の構えの状態から、最後の遠山の目付まで、正しく動くことができるよう頑張ってみましょう。
自分では上手く動いていると思っていても節々で確認してみましょう。気になったら指導部の方に見てもらうことも有りです。
みなさん上達していくために頑張って稽古に励んでいますので、常に意識を持って正しく動くことに心がけましょう。
また、本日の稽古場は広々としており、参加人数からも余裕のスペースを確保できましたので、最後の走り懸りの前腰では、通常の歩数のほか、距離を大きくとった場合の稽古も取り入れて、走り懸りの想定する情景もイメージしていただきました。
演武会に向けた稽古や昇級・昇傳審査に向けた稽古が始まってまいります。普段の稽古で行っていることの精度を上げて行くきっかけにもなります。
お互いに頑張ってまいりましょう。
本日の稽古でのポイントは、細かな所作を含め最後まで丁寧に動くこととしました。
新人さんも3名おりましたので、基本的な動きを確認しながらの稽古としました。
稽古回数を重ねて慣れてきた方でも、雑な動きが見られることがあります。特に速く動こうとしたり、強く斬りたいとしたときに、そのような傾向が見られます。
最初の構えの状態から、最後の遠山の目付まで、正しく動くことができるよう頑張ってみましょう。
自分では上手く動いていると思っていても節々で確認してみましょう。気になったら指導部の方に見てもらうことも有りです。
みなさん上達していくために頑張って稽古に励んでいますので、常に意識を持って正しく動くことに心がけましょう。
また、本日の稽古場は広々としており、参加人数からも余裕のスペースを確保できましたので、最後の走り懸りの前腰では、通常の歩数のほか、距離を大きくとった場合の稽古も取り入れて、走り懸りの想定する情景もイメージしていただきました。
演武会に向けた稽古や昇級・昇傳審査に向けた稽古が始まってまいります。普段の稽古で行っていることの精度を上げて行くきっかけにもなります。
お互いに頑張ってまいりましょう。
暦では啓蟄を迎え、ぼちぼち春です。
とはいえ、今週も寒暖差が激しく暖かいとは言えないので、皆さん体調管理は大事にしてくださいね。
この春も次々に稽古仲間が増えており、この日の稽古も新人講習とともに数名の新人さんが一般稽古に参加でした。
毎回お伝えしていますが、まずは10回参加を目標にして頑張ってください。
じわじわ慣れていきますから!
スムーズに動いているように見える先輩会員さん達も最初は見様見真似で、同じ道を通って来ています。
なんだか動けないなー?なんて不安にならなくて大丈夫ですよ。
さて、この日の稽古は身体の反応を活かす事を大事にして頂きました。
緩みをきっかけとして、重心移動で半身を入れ替えると言っても、前方できっかけの緩みを作る事に意識が向き過ぎて、
うっかり居着いてしまうと本末転倒になってしまいます。
無手でも、刀を持っても、身体の至る所が中心軸を活かしつつ同時に反応しあって無駄のない動きを生み出していきます。
例えば半身を入れ替えるにしても左が重心移動のきっかけとして緩んだら、その緩み対応する右の反応をしっかり活かしてあげてください。
ひとつの動作にたいしての、身体の各部位の反応速度が一致してくるように頑張っていきましょう。
半身は、自分の体の中心の軸に対するものであることを今一度確認しましょう。
単に斜めに構えているだけではないですよね。
真向斬りは半身が入れ替わる動き、右脇構えや走り掛りの構えは体の中心軸から
捌く動きであることなども確認しましょう。
仮想敵に向っての動きなのでズレを確認するのは難しいですが、稽古場で目標物を見つけて動くのもひとつの手かと思います。
基本的なことだけに形の動きなど全てに関わってきますので、
折りに触れ確認していきましょう。
引き続き共に頑張って稽古いたしましょう。
本日は朝から「春」の気候。ポカポカ陽気で気分も上々。
とは言いつつ、まだ3月初め。
寒さと離れ慣れない気が抜けない季節です。
嬉しいお知らせです。
ここで高校受験されて志望校に合格となりましたT君が笑顔で参加。
15歳の春。皆さん覚えておりますか。
希望にみちた年頃で、ガラスのような時期です。頑張れ!T君。
稽古は、秋葉原で有傅位の宗家稽古があるために級以下の参加者となりました。
鞘引き、逆袈裟の鞘の返すタイミングなど基本的な事も含めて進行しました。
形は真・玉光・そして難しい「陽中陰」の形稽古を行いました。
「陽中陰」の足捌きや半身が難しく、苦しそうな体勢になった方々がおります。
居想無外流の形は、すべての方が正しい動きや体捌きをすれば苦しくありません。
体勢が不安定だった時は、軸のつぶれ・身体のねじれ・突っ込みなど間違った動きをしております。
その事を理解していれば次に進めます。頑張って下さい。
本日の稽古でのポイントは、右手の使いすぎに注意していただき、左手や左体側を使うことも意識して稽古していただきました。
抜刀でも、振りかぶりでも、斬りでも、右手が強くて右手で刀を捌いていることが多く見られます。
力に頼らない動きを、ゆっくりとした動作で覚えるようにしていきましょう。
今回の田町の競技場は、前面と右側面が鏡張りなので、軸や斬る位置・突く位置など自分の動きが鏡を見て確認することができます。
自分ではなかなか気が付かないことも、鏡で確認して気付くこともありますので、指導担当からの指摘内容などの確認に活用してみるのもよいのではないでしょうか。
あくまでも確認のために活用するので、鏡を見詰め過ぎないようにしましょう。
形稽古は勿論ですが、半身の切り返しをはじめとする基本の稽古においても、最初は正しい動きが出来るように頑張って、それから少しずつでも精度を上げていけるよう稽古を積んでまいりましょう。
宗家指導の元の宗家剣法と居合が同時刻、同一場所での稽古日です。
本日は居想無外流居合形20本の内の18本を通し稽古を致しました。
18本通しをすることにより、形のグループ、18本の形の順番を確認して行きます。
稽古数3回目の方が参加でしたので、彼にもついて来れるように形の手順を2本目も行い、ゆっくりと動くように致しました。
18本通しは、ひとつの形に対して3本を振っていきます。
1本目は、ゆっくりと手順を説明しながら一緒に振る。
2本目は、1、2個のポイントを伝えての稽古。
3本目は、各自のペースで動く。
私自身も形の順番を再確認し、自分自身に良い聞かせるような形稽古となります。
指導する者は、集中力が必要となり頭を使います。
私の年齢だと良い頭の体操となります。
冬の2月も終わり、春が待ち遠しい3月に間もなくなります。
宗家の元での指導部稽古と一般居合が同時刻にあった稽古日です。
一般居合の稽古日記です。
肩の力みを取ることを中心に進行。
肩に力が入ると歯まで噛み締めている事が多く身体全体に力がはいり緩むことが出来ません。
斬り終わりに肩の力みがあると、肩は上がり手の内まで力んでいます。
力みが入ると身体は固まりロボットのような動きとなり、敵から動きが見えてしまいます。敵に悟られずにスット動きたいものです。
本日は、大学で研究員のスイス人の男性と理学療法を学んでいる学生さん2名の新しい仲間を迎えての稽古日でした。
たくさんの仲間と共に、一緒に武道を楽しみましょう。
本日は、半身の入れ替えの際の股関節を弛めて左右がどう動くかと膝を弛めることで、素早く動けることが意識できるよう稽古を進めました。
上記の動きを行う際には、常に仮想敵との正中線の位置の認識と、中心から動く(抜刀の際も)ということも併せて心掛けると正しい動きが身についていくので、今後もぜひ、意識していただければと思います。
形 稽古では、真、水月、胸尽し、玉光、神妙剣の5本を行いましたが、それぞれの現在の課題は稽古回数のよって違って当然ですので、今の技量に即して身に着け ることは、形は違えど共通していることがありますので、これからもじっくりと本日みみたいに丁寧な動きをして、徐々に技量を上げて参りましょう。
混雑が予想された池袋場所でしたが『本部からのお知らせ』で事前に稽古場所分散の協力依頼があった効果により、実際の稽古参加人数が想定したよりも少なくなったことで1人1人に十分なスペースが確保できました。
また、池袋場所は前面に鏡があるので、自分自身の立ち姿を確認しながら稽古できる点も技量向上に役立つと思います。
本日は、股関節の緩みを利用した縦の足捌きをメインテーマとして、帯刀する前に無手の状態で身体の使い方をイメージしていただきながら、時間をかけて丁寧に説明を行いました。
初心者の皆さんも無手の状態では軸を意識した身体捌きと正中線に沿って足を真っ直ぐに出すことが出来ていました。
帯刀すると腕だけで強引に刀を振ってしまったり、刀の重さで軸が潰れてしまったりするので、無手の状態で半身から半身の体捌きで刀を振る感覚と軸を真っ直ぐに保つ感覚を身体に覚え込ませることも上達方法のひとつだと思います。
素振りを実施した後、横一文字、逆袈裟、腹抜き、縦抜きの抜刀稽古を行いました。
『基本の1』と『基本の2』でも、ゆっくりした動きで鏡に映った全身のバランスを確認していただきながら上下左右や前後に軸がぶれないようにする為には、股関節の緩みを使うことが大切なポイントという事をお伝えしました。
形稽古は、人数が多くスペースが十分でない時には安全確保する上で稽古することが難しい形の中から本日は安全スペースを確保できたので『円要』『両車』『神妙剣』を実施して、本日の稽古を終了しました。
今後も当日の稽古参加人数を考慮し、臨機応変に稽古内容を変えて、その都度、最適な稽古を行っていきたいと思います。
本日の九段稽古は「真」「玉光」「向抜き」を稽古しました。
「玉光」「向抜き」の立抜きをおさらいしたいと思います。
体の中心で柄を取ったら、のまま体の中心を意識して右は柄を上に送るように上げていく、左は胸をおとすように鞘引きをしていく、といった感じで抜刀してみてください。
動きにくくなってしまうパターンは、右肩の位置を中心にして動こうとしている、柄を上に引っ張るように抜こうとしている、左の鞘引きが肘から下しか動いていない、等があげられます。
中心の意識は、抜刀だけではなく体を捌くうえで大切な要素です。
大切ランキングを付けてみると
1位 軸
1位 ゆるみ
1位 中心の意識
もうね、どれも1位です。
焦ることはありませんので、一つずつ意識するポイントを増やしていきましょう。
本日の稽古は、斬り終わりの軸の状態に対する意識と併せて肩や手の内の「余分な力を抜く」意識を持っていただきました。
ゆっくり動いているうちは、細かいところまで意識が働くので自然な斬り終わりの形ができるのですがスピードを求め始めると、どうしても手の内や肩に不要な力が残ってしまうものです。
僕自身も油断していると、余分な力が入っていたりするので常に「最後はこの状態で終わりたい」という身体の状態をインプットすることを忘れないようにしています。
そのために、稽古中も「力が入ってしまっている」と自覚した時点で意識的に入った力を抜くようにし、次の動作を取っていただきました。
形稽古は、リクエストも交えて向抜、胸尽し、水月、円要を行いました。
形を行う際も、基本稽古の時と同じように最後の身体の状態まで意識ができるようにしたいですね。
引き続き、一緒に悩みながら頑張りましょう(笑)
今日の稽古で注意したことは足をまっすぐ引くにはどこを意識したらいいのかです。蹲踞の時も納刀の速度に合わせ足をまっすぐ引いてくる。両方の足の踵はどうなっていますか。軸はぶれていませんか考えながら稽古をしてみましょう。
稽古後宗家、関戸師範、本間師範と秋葉原、市川の会員総勢17名で刀剣博物館へ刀の鑑賞に行ってきました。
博物館では現代刀職展ー今に伝わるいにしえの技と題して刀匠、研ぎ師。金工師の優秀な作品が展示されていました。刀の世界に伝わる技はものずくり日本のDNAだと思います。
刀を鑑ながらいつも考えることがあります、この刀は作刀されてから今に至るまでどのような歴史を見てきたのか興味が尽きません。そして作り、守り、伝える 人がいて日本人の文化である刀が現代に残りました。私たちが居合いを学べるのも先人たちの努力があったからです。感謝の気持ちを込め刀礼、そして模造刀で あれ真剣であれ大切に扱いた
本日の稽古内容は、宗家稽古、一般居合、新人講習、5級審査,剣術が行われました。
外国の研究生6名を加えて40名の熱気の稽古日となりました。
平日なのに皆さんの気迫が感じられます。
一般居合は、手の内と手の指に重点をおいて進行しました。
形稽古では、水月はどこを斬ってどこを突くのか、野送りは軸の立て方、玉光は足捌きを稽古しました。
ベルギーからの研修生は、ベルギーより居合刀と木刀を持参し稽古着と袴を着こなし凛としたたたずまいです。
居合の後の剣術もこなし、皆さん楽しそうに稽古に励んでいました。
日本の武士道が遠く離れたヨーロッパでも息づいているかと思うと大変に嬉しく思います。
ようこそ日本です。
本日は広々とした床面の武道場でしたので、のびのびとして稽古できたと思います。
本日の稽古でのポイントは、右手主導とならないようにしていただくことに注意していただきました。
抜刀でも右手で刀を抜かずに鞘引きと同時に左半身も十分に活かすこと、振り被りからの真向斬りでは左手主導に切り替えて斬ることを意識していただきました。
特に初心者の方は、右手で抜いて右手で斬ることが多いので、左手と左半身を使うことをゆっくりと動くことで確認していただきました。
右手だけで勢いよく抜いたり斬ったりを無くすよう左手での鞘引きはもちろん左体側の使い方も意識していくようにしましょう。
本日の形は、走り懸り(前腰・夢想返し・神妙剣・右の敵)4本と陽中陰を稽古していただきました。
特に、走り懸りの夢想返しと神妙剣、座技の陽中陰では、刀の扱いや体捌きで苦労することが多いですが、最初は難しくても指導されたことを繰り返し稽古していくことで上達していきます。
少しずつでも進んでいけるよう頑張りましょう。
昇級審査を控えている方々は、良い緊張感をもって稽古に臨んでいて非常に素晴らしいと思います。
でも、本番ではリラックスして受審してくださいね。
審査で発揮できるのは稽古の積み重ねの成果ですから、自然体で臨んだ方が必ず良い結果に繋がると思います。
さて、普段の稽古で行っているのも、審査で見られるのも、言わずもがな『形』です。
形稽古に臨む姿勢について述べられている好きな一節がありますので紹介します。
先人達は、各々が各々の要求を『形』に残し、後進へのメッセージとした
『形』とは、身体を動かす順序ではない、『技』であり、技が要求する身体の動き、理想とする身体の動きを探ること。
自分は動けているか?
自分の動きは理に適っているのか?
『技』が訴える要求に応えられているのか?
日本武道ほど、実践ではなく形稽古を重視する格技は世界でも類を見ないそうです。
自分自身も『形』の要求に応えられているのか、そもそも『形』の要求が何なのか本質的に理解っているのか、探りながらの稽古の日々です。
日々の積み重ねと、形の要求への意識を心に留めながら、一緒に頑張りましょう。
皆様今日もお疲れ様です。昨日に続き寒い1日でしたね。
火曜日の水道橋稽古は、基本1・2で抜きつけていく方向を意識していただきました。
敵方向に向かって柄頭を送りだしていますか?
鞘から抜けさえすればOK、ではありませんので、柄を横に引っ張り上げるような抜刀ではなく敵に向って刀が進んでいくように、柄と半身を進めていきましょう。
形稽古は「真」「右」「胸尽し」「野送り」を行いました。
座技は形の動きの中で、膝と股関節をゆるめるべき部分と、しめる部分を意識していただきました。
「ゆるむ」が基本ですが、部分的には「しめる」動きも必要です。
これは斬りにいく刀、また「右」のように転換後に抜刀するような体捌きの場合、抜きつける刀の力をしっかりと敵方向に向けていくためにも必要です。
一つ慣れてきたらまた次へ。
自分の課題を見つけて楽しみましょう。
振り被り一足半と斬り終わり二足半の歩幅をめどに市川では稽古をしています。二足半の斬り終わりにするに膝、股関節のゆるみ重心の移動を心がけないと出来 ません。体には三本の軸があると教わりました、ただ歩幅を取ればいいと左右の軸を使うと後ろ足のつま先が外をむいて相手に力が伝わりません。難しいけれど 意識をしてください。歩幅を狭めれば楽ですがゆるみを伴う正しい動きは出来ません。
居合も剣法も基本は同じだと思います。足の入れ替えの時の足はどうなっていますか、稽古回数の多い方はお気ずきと思い
ますが走り懸かり、また剣法で間合いを詰める時の足の運びです。相手の正中線に合わせ重心を正しく移動させることに繋がります。基本稽古を疎かにしないことが居想会の居合を理解するうえで大切なことだと考えています。
本日は居想無外流居合形20本の内の18本を通し稽古を致しました。
ひとつの形において3本づつ、振っていきます。
1本目は、ゆっくりと手順を説明しながら形の確認。
2本目は、1、2個のポイントを伝えての稽古。
3本目は、各自のペースで動く。
2/11の昇級審査を控えている人の審査形については、5本を振るようにし最後に全員で、審査日当日の「刀礼~形~刀礼」の手順で演武を致しました。
18本通しをすることにより、形のグループ、18本の形の順番を確認して行きます。
集中力と体力がいる稽古ですが、終わると達成感があり気分は上々となります。
また18本通しを稽古しましょう。
本日は、城北に稽古場が集中したためか非常に人数が多く僕が普通に振ることができない位の人数でした。
でも、寒さにも負けずに稽古場が賑やかなのはとてもうれしいことですね。
さて今回は、安全もかねて適宜号令を掛けつつ基本的にゆっくり動くことで「動作の一致」を意識することをテーマと致しました。
ゆっくり動く際の注意点として上半身、下半身、刀の操作に至るまで、すべての動作を「等速」かつ「一致」させること、この1点を重点的に意識して頂きました。
ゆっくりと動くのは考えることが多く大変だったと思います。
ですが、その「意識して正しく動く」ことが繰り返しの稽古で身体にインプットされると今度は慣れてきて、無意識に動けるようになります。
それが、技量上達の一つの要素になると思います。
今日の稽古場のように人数が多く各自のペースで動けない環境の場合など稽古場によっていろんな状況があり得ます。
その環境をも、自分にとっての良い稽古の場と考えられると様々な角度からレベルアップが図れると思いますのでそんな柔軟な視点も持っていただけたら幸いです。
引き続き、一緒に頑張りましょう!
本日の赤羽はスペースに余裕があり、個別指導を行いました。
本人からの申し出により、これが出来ない、これを指摘されるがどうしたら..など日々の疑問や悩みなどに対応をして参りました。
フリートークの時間を多く取った事で、質問がしやすかったようです。
それにより問題点はそれぞれに軽減・解決されたと思います。
本日の同時刻の池袋場所は、予想以上の多い参加数で大変だったようです。
本部から池袋混雑予想の情報を出さなかったことが悔やまれます。
今後も池袋場所の参加数軽減のために、同時刻に赤羽の稽古を入れてまいります。
池袋と同時刻の場合は、赤羽は余裕で稽古が出来ると思っております。
宗家の元での指導部稽古と一般居合が同一場所での稽古日です。
私担当の居合稽古日記です。
軸のブレをテーマに進行。
前後の軸のブレが起きた場合は、前足に体重が乗っており前のめりとなります。
上下の軸のブレは、腰の高さが変わり足の裏で蹴っていたり踵が上がり過ぎてなど上下動が出ます。
左右の軸のブレは、片足に体重が乗ったために傾きます。
気力が集まるとされる丹田も意識すると良いでしょう。
居合は、左右の手が違う動きをする事が多くプラス足が同時に動きます。
手と足の気剣体一致を目指します。
世の中の荒波やざわめきから離れて武道に集中する時間って大切ですね。
生活の一部に武道の世界を見つけた人は幸せだと思いますが、これも努力、努力で掴んだものです。
一緒に仲間として切磋琢磨してまいりましょう。
そして武道を通じて、人生をもっと楽しみたいです。
本日の稽古は、半身のねじれ(特に上体と下半身のねじれ)をなくし、刀の扱いと連動させることを意識しました。
真向斬りにおいても、構えの時点で身体が正対していたり斬り終わりで肩が入り込み過ぎて軸折れを起こしていたりと人によって異なる癖を、個別に声かけして修正してゆきました。
形稽古は、リクエストも交えて左月、両車、玉光、右を行いました。
まだまだ稽古回数が少なく慣れない方は、慣れるまでが大変かもしれませんがまずは無理せず、見よう見真似で大丈夫ですから稽古場の雰囲気に徐々に慣れてゆくところから始めていってくださいね。
分からないことや、気になることは遠慮なく近くの指導部にお尋ねください。
まだ寒い日が続くようですので、体調管理に気を付けつつ稽古を楽しみましょう!
本日も寒さの厳しい朝ですが、元気に皆さん稽古場にいらっしゃいました。
風邪・インフルエンザが流行っておりますが、稽古場は元気で健康的です。
本日は、2月審査希望者の方のリクエストを優先し3級の形稽古を行いました。
形は分解しパーツごとに動き、それをまとめていきました。
出来るだけ個別に声かけし、その方の欠点を別の方向から見てプラスになるように進行したつもりです。
動作で迷ったり悩んだりしたら、稽古前の空いている時間に指導部員に教えて頂くと良いでしょう。
5~10分の時間でもピンポイントでアドバイスを頂けるのでプラスになるはずです。
。
前日に大雪が降った影響で朝まで交通網の乱れがあった為、いつもより参加人数が若干少なかったのですが、雪が残る中でも参加された稽古熱心な会員の皆さんの活気に満ち溢れた水道橋稽古場でした。
同時刻の同場所で宗家ご指導による宗家稽古と一般稽古に分かれての稽古です。私が担当した一般稽古の稽古日記です。
新人講習のTさんは関戸慧澪師範より、ご指導いただきました。
先ず最初に軸を意識した身体捌きと正中線に沿って足を真っ直ぐに出すことを重点ポイントとして稽古を行いました。
足 の入れ替え後、刀を持った素振りの前に無手の状態で、真っ向斬りをシミュレーションしていただき、左手を真っ直ぐに伸ばし、半身の入れ替えにより右手を直 線的に仮想敵へ向かって出すことを身体で感じながらイメージしていただきました。刀を持つと手の力だけで刀を振ってしまい、手と足の動きがバラバラにな り、手をしっかり前に伸ばせていない為に手前を斬りがちになるので注意点としてお伝えしました。
横一文字、逆袈裟、腹抜き、縦抜きの抜刀 稽古を行った後に『基本の1』と『基本の2』でも上下左右や前後に軸がぶれていないか意識していただき、どちらかの足に体重を乗せてしまってバランスを崩 さない為には股関節の緩みを使うことが大切なポイントということをお伝えしました。
形稽古はリクエストがあった『真』『胸尽くし』『本腰』を実施して、本日の稽古を終了しました。
大人数で稽古をするには、少し手狭な赤羽駅前の稽古場所ではなく、居想会でも最大級の広さがある稽古場所の赤羽体育館で久しぶりの稽古だったので稽古場所の広さを活かした身体をしっかり動かす稽古を中心に行いました。
身体を動かすことに加えて、基本テーマを『身体の軸を真っ直ぐに保った重心移動』と『股関節の緩みを使って正中線に沿った縦ラインの足運び』としました。
足の入れ替え、素振りを実施した後、横一文字、逆袈裟、腹抜き、縦抜きの抜刀稽古を行いました。
『基本の1』と『基本の2』は、体育館に横一列で並んでいただき、仮想敵へ向かって前進しながら斬りつけて、体育館を往復して繰り返し稽古を行いました。
形稽古も一人一人に十分なスペースが確保できる赤羽体育館の広さを活かして、『両車』『神妙剣』『夢想返し』を実施しました。
安全なスペースが確保出来ないと稽古が難しい内容を中心に参加会員の皆さんには身体をたくさん動かしていただき、良い汗を流してもらって本日の稽古を終了しました。
稽 古終わりの整列時に昇級昇傳審査を希望して補習を受ける際は、なるべく早めに所定の回数を終わらせて、補習終了後の稽古で補習時に指導部から指摘された箇 所を審査本番まで十分に稽古する時間を確保し、少しでも技量を上げていく努力が大切な心構えだと皆さんへお伝えさせていただきました。今後もお互いに『更 参三十年』の精神で稽古へ精進して参りましょう。
本日は、力みをなくすこと、左半身の捌きと鞘引きに重点を置いた稽古といたしました。
素早く、つまり、無駄のない動きが出来るためには、力みはストッパーになってしまいます。また、身体の骨格をよく理解し、動けるようになることも大切です。
上記の動きが身につくも抜刀する際に鞘に刀が引っ掛からない、また、敵付けけら、斬りに行く際に隙が出来なくなりますので、ぜひ、これからも意識して稽古に臨んでください。
そのため、形稽古は、野送り、玉光で、鞘を落とし抜刀する事を、陰中陽、本腰で、上半身と下半身の連動と崩しの動きを、最後に神妙剣で、理合いを確認して抜刀を稽古させていただきましま。
本日は、昇級審査を控える方も参加しておりましたので、正しい動きを意識して丁寧に動くことに心がけていただきました。
普段の稽古で軸を意識することを言われているので、皆さんそのことは注意して動くように心がけているのが窺えます。
でも、斬り終りでの切っ先が敵付けになっているか、斬り終り体勢や刀の位置など細かな点についても正しくできているかも忘れないようにしましょう。
直すよう伝えて折角修正できたのにいつの間にか元に戻ってしまっている方も見られます。
変な癖がついてしまうとなかなか直りません。後で苦労するより、気付いたときや指導を受けたときの機会を逃さずに直していく努力をしましょう。
一つひとつを積み重ねていくことで全体が上達していくと思いますので、お互いに精進しましょう。
今回は、審査を受ける方のリクエスト形を交えて真・胸尽し・両車・本腰・野送りの5本を稽古いたしました。
特に、円要では敵の位置が曖昧になったり中心で敵を捉えていなかったり回剣ができていなかったり、また本腰では軸を保った状態での足の捌きが曖昧になっていたりと、いずれも課題が多くありますが、ゆっくりでも正しく動こうとする意識が大事です。
普段の稽古で一つひとつを大事に稽古していれば、いざ審査を受けようとしたときに苦労することが少なくなると思います。頑張りましょう。
相手の中心と自分の中心を意識しましょう、と良く言われると思います。
単に一歩踏み出すだけでも、どちらかの足に体重が乗ってしまうと、その中心線がずれていきます。半身の切り返しの稽古などは、まさに基本となるかと思います。
基本の1、2での相手を追い込む動きも、片方の足に乗って動くのではなく、中心を意識した動きが求められます。
本日の形稽古でやった胸尽くしも、腹抜きに意識がとらわれてしまいますが、後ろへの捌きも相手の中心を意識しなければなりませんし、次の突きも同様です。
響返しの相引きになる動きも、相手の中心を意識した上で、自分の軸上で半身を引く動きであることなどを確認していきましょう。
仮想敵を相手に動くのはなかなか難しいですが、時にはテーマを決めて稽古をするのも良いかと思います。
いろんなことを気にしなければなりませんが、一つ一つ地道に積み上げていきましょう。
中心軸を感じたい、左右をバランス良く使いたい、上半身と下半身の動きも連動させたい。
理屈としては分かっていても、そんな動きを体現するのはなかなか難しいです。
今日は形稽古のリクエストに本腰があったので、まずは無手で身体の各部位が連動する体捌の確認。
下半身は左右の足が必要な捌きを連動させても、同タイミングの右上半身が止まってしまい、
身体が手順に沿って移動方向へある程度安定してから手首を反して軌道を作り、腕で刀を運んでしまいがち。
例えその動きが速かったり力強かったりしても、一致しない動きから相手に与える情報がとても多くなってしまいます。
基本稽古で骨格の動きで刀操し動きを一致させるように、
形稽古になってひとつひとつの動作がやや複雑になっても同じように身体を使う意識で動きを考えてみてください。
いずれも形も基本稽古の応用が詰まっています。
風邪が流行っておりますので、皆さんご自愛くださいね。
健康第一で精進していきましょう。
本日は体の使い方として、「半身」と「回っている動き」の違いを意識していただきました。
半身の体捌きは、ただ単に体を横向きにしている動きではありません。
体全体の力が向う方向が、しっかりと敵に向いていることが大切です。
分かりやすい目安としては、前に出ている膝・つま先が敵の方を向いているか。
それと同時に、お尻が横を向きすぎていないか。
一つ一つの動きだけで考えると、回った体の動きでも動きにくさを感じないかもしれませんがいくつかの動きを繋げて体を捌いていくとなると、動く度に体がま わっていたのでは動きが分断されることで、重心移動がスムーズにいかず、動きを繋げることができません。
形稽古は、これらを意識して「胸尽し」「陽中陰」「前腰」を行っていただきました。
グリグリと回った体の使い方ではなく、縦にゆるんだ半身の体捌きを意識しましょう。
茨城居想会は新年から元気に稽古しています。
年末、年始に入会者があり、今年から新稽古場として「日立さくらアリーナ」で初稽古をしました。当施設は、東日本大震災で被災した市民総合運動公園体育館 を改修し、平成28年に新総合体育館として完成しまし た。新元号初の「2019いきいき茨城ゆめ国体」では、バスケットボールと卓球のメイン会場となります。
初稽古は、広い会場を使い移動稽古を主体とし、軸のブレと体幹をテーマとし稽古しました。また、一面の壁全面が鏡で、各人が正面と側面での軸のブレを確認 しながら稽古しました。新稽古場は人気スポットなので確保困難ですが、頑張って稽古場し、普及拡大を期待します。
この日は、仮想敵をより意識して、正中線を重ねること、前脚の膝、つま先ともに、前の敵を捉えろことを重点に稽古いたしたました。
上段の構えから、まっすぐに斬ることの難しさを日々の稽古で、感じていることと思います。その原因として、斬り始めは意識しても斬りにいく過程や斬り終わ りでは、そのことが抜けてしまっていないでしょうか、自然とこと動きが身につくまで、粘り強く稽古して参りましょう。
形稽古は、リクエストもあり、4級の審査形である、真、胸尽し、野送りを行いました。審査に向け、皆さん熱が入って来て、頑張っておられます。良い刺激になりますね。
新年明けたなーと思っている間に、もう1月も半ばなんですよね。
2018年も駆け抜けそうな気配濃厚です。
新年初田町は20名の参加がありました、新春稽古会後の懇親会でお話しをした新人さんもお顔を見せてくれて嬉しい限りです。
今日の基本稽古は、動き出しは力みではなく緩みからの重心移動、
自分の軸の状態と、自分の刀の重心はどこにあるかの確認を踏まえて刀操するように進めました。
田町は全員が平等に鏡を確認する事が可能ですので、目視で自分の軸の状態を見る事も稽古のひとつとしています。
形稽古は腹抜きをメイン課題として、左月と胸尽くしの2本。
どちらかというと左月の方が転進する方向と鞘の移動方向が一致するので、比較的左半身を意識的に使えると思います。
胸尽くしは抜刀後の動きが特に左半身の働きがお留守になりがちでしたので、ポイントとして意識して頂きました。
身体の使い方、特に左半身を活かしきれないのは皆同じように課題と感じていると思います。
試行錯誤して眠っている身体能力を目覚めさせていきたいですね。
本年もどうぞ宜しくお願い致します、一緒に精進して参りましょう!
皆様 本年もよろしくお願い致します。
それぞれのペースで2018年も精進してまいりましょう。
お正月休み明け、いまだに体と気持ちが通常モードに戻りません。
シャキッとしなければいけませんね。
さてさて、本日の基本素振りのポイントは「腕を伸ばす高さ(斬る位置)」と「ゆるみと重心移動」。
基本の1・2では「抜刀時の左半身での鞘引き」「体の中心を意識した振りかぶり」でした。
形稽古は「響返し」「胸尽し」で腹抜きを、「野送りの抜刀」「玉光」で立て抜きの抜刀を
稽古しました。
腹抜きも立て抜きも、右肩を支点とした体捌きの抜刀ではなく、
体の中心から右半身と左半身を使って抜刀していけるように意識しましょう!