指導部稽古と一般稽古の2つが行われました。
宗家率いる指導部は居想無外流居合形の20本通しを稽古。
私が担当の一般居合は同じく居想無外流居合形の14本通しを行いました。
この日で令和元年の水道橋場所の稽古が終了を致しました。
常に宗家、師範代など指導部さんが沢山おり熱気のある大人数の水道橋場所です。
まだ本年は稽古は続きますが、水道橋場所から来年も一緒に稽古に励みましょうと伝えます。
令和2年も引き続き宜しくお願い致します。
後一週間余りで令和元年も終わり、何が特別というわけでもなく毎年のことながら、なんとなく暮の気忙しい日を過ごしているのは皆さんも同じでしょうか。本格的に寒くなってきています。体調を崩すことなく今年中にやるべきことはやって新年を迎えたいものです。
本日の稽古場は田町の剣道場全面使用で参加者人数にしては十分すぎるほどのスペースでの稽古でした。基本の一、二では全員一緒に前進しながら連続で振ってもらいましたので、いつもより数多く振ってもらえたかと思います。
形稽古には走り掛りを4本いれました。一刀目の切付の敵の位置を遠くに設定して、それを目標に抜きつける稽古もしてみました。走っていく力を抜刀した刀に伝えて抜きつける。そして切終わりは軸が立ってニュートラルな体勢でピタッと止まれればいいのですが、中々思い通りに体は言うことをきいてくれませんね。抜き付までの歩数が多くなればなるほど軸のブレが増幅されて、刀をとるタイミングも難しくなり、切りつける位置もブレてしまいその結果、切り終わりの体勢も崩れやすくなます。軸のブレや体勢の崩れを感じることで、それらの一つを自身の課題として意識して稽古してみるのもいいのではと思います。
今まで7階のホールを使用させていただきましたが抽選に漏れ今回は5階の研修室になりました、今まで更衣室で女性会員さんにご不便をおかけしましたが、今回より12畳の茶室が利用できるようになり大変好評でした。
形稽古は初心に戻って真、胸尽くし、野送りです。いくつか注意点をお伝えしました、何か一つでも来年につながれば幸いです。最後に血振り納刀を確認して本年の市川の稽古納めといたしました、MさんOさん新人さんも増えてきます来年も一緒に稽古をしていきましょう
本日は股関節の緩みによる体捌きと軸を保つことを意識して、稽古していたたきました。
形稽古は、真、胸尽し、右、両車、本腰を稽古致しました。
真では、一刀目の逆袈裟斬りでまっすぐ前に右足を出し、前の座っている仮想敵を斬るようすることを
胸尽しでは、捌くことが目的ではなく、相手の真っ向斬りを、かわして突く、攻めの姿勢をもつことを
右は、軸を保って右を向き逆袈裟を確実に行うことを
両車では、それぞれ左右の敵に体を向けることを
本腰では、ニ刀目の斬りが、小さくならないように稽古していただきました。
本日で、今年の稽古納目の方もいらっしゃいました。本年もたいへんお世話になりました。良いお年をお過ごしください。そして、来年も一緒に稽古に励んでまいりましょう。
早いもので令和元年もあと一週間ほどですね。
今回の稽古では、斬り終わった後や振りかぶった後など、動いた後の姿勢・軸を意識して進めました。
斬り終わりの時に重心が前方に偏っていたり、振りかぶりの時に軸が反ってしまうと、次の動きに移ろうとしてもワンテンポ遅れてしまいます。片足に乗ってしまった場合も同様ですね。
形の手順で、相手の次の動きはわかっていますが、実際はどのように動いてくるかわかりません。
見えない仮想の敵ではありますが、常に相手を意識した居合ができるよう稽古していきましょう。
参加人数が多めだったため、基本の1、2は有傳者~2級までと3級以下の2組に分かれて実施しました。
形稽古は、真・向抜き・胸尽し・円要・野送り・水月の6本です。
基本素振りから 繰り返し【敵に刀が入る位置】を意識して振っていただいきました。
稽古担当3回目ですが、未だ要領がつかめず参加された皆様にはご不便をおかけしております。
何かわからないことや要望などあれば、お気軽にお知らせください。
すべてに対応できるかどうかはわかりませんが、今後の指導の参考にさせていただきますので、ご協力いただければ助かります。
今年の稽古はまだ残っておりますが、来年も引き続き よろしくお願いいたします。
木曜日秋葉原会場は、宗家剣法・剣法基礎・居合に分かれの稽古です。
私は、居合担当での報告です。
素振り・抜刀・基本の一・二と基礎動作の後、形稽古では五用(真・向抜き・左月・右・本腰)五応(胸尽し・円要・両車・野送り・玉光
の10本を一緒に稽古致しました
軸を中心として、斬り終わりの重心、敵を意識した残心と遠山の目付けまで、形を習うだけでなく最後の所作まで意識致しました。
新しく、インドからの新人さんも参加され、新人講習を真摯に受けておられました。日本語は全く喋れないようですが、未知の古武道の世界へのチャレンジ、頑張って頂きたいと思います。
今年も残り2週間、寒暖差が大きい日々ですが、体調に気を付けて年越しに臨みたいと思います。
本日の稽古では、基本並びに形の最初にそれぞれ注意していただくポイントの説明を行ってから動いていただきました。
有傳者なので、各自が注意すべき点や修正すべき点などは分かっていると思います。
動きについても力一杯速く動くことの前に、より正しい動きができているかが求められるのではないでしょうか。所作も含めてですね。
有傳者であることで初心者や新人の方々から見られているので、さすがに有傳者と思われるようにお手本となるよう、細かな所作や動きも疎かにせず頑張りましょう。
本日が今年最後の指導担当となりましたが、自分としても出来ているのかいつも考えている一年でした。
私自身もまだまだの意識を常に持ちながらさらに精進していきたいと思っています。
今年の稽古も残り少なくなってきましたが、来年の飛躍に向けて健康に留意してまいりましょう。
今後ともよろしくお願いいたします。
大隅先生ご指導による傳位者稽古の隣で行われた私が指導を担当した一般稽古の報告です。
昼間は冷え込みが厳しかったので、背中や肩、腕周りの肉離れや炎症を防ぐ目的で、稽古始めに肩甲骨剥がしのストレッチを行いました。
稽古開始前に最低3分以上のストレッチを行うことで、怪我の発生するリスクを大幅に減らすことが出来るので、怪我なく定期的な稽古を継続していく為にも、稽古前の準備運動をしっかり行っていきましょう。
外国人の見学者対応を慧澪先生と英会話堪能な関口指導補が行い、SさんとOさんの初心者講習は前半を慧澪先生、後半は宗家にご指導いただきました。ありがとうございました。
また、七年振りに居想会へ復帰されたMさんは、まだ少し動きに不安もあるようでしたが、やる気もあり、飲み込みも良いので、問題なく一般稽古のペースについてこれています。一緒に頑張っていきましょうね!
本日の稽古テーマを『前後左右にずれない軸作り』『股関節を使った身体の捌き方』にしました。
基本素振りは真っ向斬りと左右の袈裟斬りを行い、脇構えからの逆袈裟では斬りのラインの違いを確認しながら行いました。
また、敵付けから血振り、納刀、残心までの一連の所作を改めて確認し、目線、切っ先の位置や腕の角度に至る細かい部分も丁寧に行うことを徹底しました。
形稽古は『真』『胸尽し』『野送り』の三本を本日の稽古テーマや各々の課題をクリアしながら、稽古していただきました。
本日は私が居合指導担当する本年最後の稽古日となります。今年も1年間、事故や怪我もなく無事に終了することが出来ました。稽古へ参加いただきました会員の皆さんのご協力があったからこそだと深く感謝しております。ありがとうございました。来年も会員の皆様が居想会で充実した稽古が出来るように私自身も更なる高みを目指して稽古へ精進して参ります。
来年も引き続き、よろしくお願い申し上げます。
前日の14日は居想会の忘年会でした。
稽古場とは違った雰囲気の中で、楽しい時間を過ごしていただけた事と思います。
忘年会の翌日だけに参加人数が気になりましたが、総勢14名での稽古でした。
隣同士が近めな位置取りとなったものの、稽古回数の多い方が率先してお互いの間合いに気を使ってくださり、安全に稽古を進める事ができました。
形稽古の野送りでは、指導部稽古で宗家にご指示いただいた、抜刀した時に前傾していないかという点をお伝えし、確認しました。
空気の乾燥した日が続き、インフルエンザが流行しているようです。気づかぬうちに罹患してしまう事がありますので、体調に異変を感じたら無理をせずしっかり休養してください。
本日は、隣り面で1級以下の稽古が同時におこなれております。
1級以下の稽古は、代行指導の宗家が稽古をつけておりました。
有傅位の皆さんは、宗家指導の1級以下の皆さんがきっと羨ましかったと思いますが、私も頑張って担当の有傅位稽古を指導を行いました。
有傳者の皆さんは稽古年数もありますので、特にテーマは設定せず各自の課題をそれぞれ意識し稽古を進めてもらいました。
有傳者であることを自覚し初心者の手本となるよう所作や姿勢、切先の位置などに注意を向け動いてもらい気になる点を個々に伝え稽古を進めました。
有傅位稽古と1級以下の居合稽古日です。
居合稽古の終了後に剣法入門の稽古もありました。
1級以下の稽古日記です。
当日の指導担当者がお仕事が残業となったため、宗家が指導代行を引き受けて下さいました。
この日に、嬉しい仲間が増えました。
2012年に退会されている女性のMさんが7年ぶりに復帰されました。
居合刀も稽古着も木刀も持参されましたが、丁寧に保管されておりました。
稽古の補助として私が彼女のとなりに位置取りを致しましたが、きちんと稽古の復習をしてきており基本1と基本2においては手順がしっかりと頭に入っており7年ぶりとは思えず、本人の努力が見えました。
私の補助の出番は、とても少く嬉しい限りです。
これから居想会の仲間として、また一緒に稽古をしてまいりましょう。
とても温かく、体を動かすには最適な日和の中、稽古を行うことができました。ただ、空気か乾燥していますので、水分は休憩ごとに、摂取していただくようにお声を掛けさせていただきました。風邪等の対策は、日々心がけて、これからも健康な状態で稽古に励めるようにして行きましょう。
さて、本日の稽古では、身体全体を使って斬ること、1つ1つの動きの意味を確認して稽古をすることを確認して稽古致しました。
例えば、一刀目に行く際の、半身の捌きと鞘引きが連動した動きになること、また、一刀目からニ刀目に移る際の振り返りでスキを見せないことなどです。
常日頃から、ぜひ意識し、見ている人が、仮想敵が見えるような動きを身に着けて行きましょう!
形稽古は、向抜、玉光、野送り、前腰、夢想返し、神妙剣、右の敵を行いました。
昨日の寒さが嘘のような澄み切った冬晴れです。インフルエンザが流行っています体調管理に気を付けましょう。
基本動作、基本素振りの後座技からの逆袈裟。真向斬りを稽古してみました。立ち技で足を踏ん張って斬る方は。座技でも同じ傾向が出ます。自覚しないとなかなか治りません。
2月の審査の受付が始まりました。結果いかんにかかわらず挑戦することは自分の居合を見つめるいい機会になります。居合にかぎらず自己満足したらそこで止まります。形は稽古をすればするほど違う姿が見えてきます。難しいけど楽しさもあります。
この冬一番の冷え込みにもかかわらず、大勢の方にご参加いただき活気のあるお稽古ができました。
池袋Bizは正面に鏡があるので、自分の姿を確認できるお稽古場です。今日は軸のブレを確認しながらお稽古しました。
早いもので2月の審査の案内が始まっています。審査を受けるにはいくつかの条件がありますが、技量をあげる絶好の機会ですので、ぜひチャレンジしてください。
今日の朝方には横浜で初雪が舞ったようですが、その後は冷たい雨に変わり、そのような中でみなさん熱心に稽古に参加されております。
本日は、基本の1・2から形の稽古において、敵の動きや間を意識して緩急をつけた動きをすることをポイントとしました。
普段の稽古でも、敵をしっかり斬ることを意識して動いてもらうようにしていますが、さらに敵がどのような体制でいるのか、どのような動きをしているのかも意識していただくようにしました。
居合の稽古でき剣法と違って敵がいない稽古となるので、どうしても単純に動きを繰り返す稽古になりがちです。
でも、見えない敵を自分なりに想像して、その敵がどのような体制や動きをするのかなども考えてみてください。
最初は、戸惑いながら行っていても、それを続けることで敵を意識した間と緩急の動きができるようになります。
そうなれば居合がますます楽しいものになると思います。
本格的な冬の寒さの到来となってきますが、健康に気を付けてお互いに精進してまいりましょう。
都心でもイチョウの黄葉が見頃を迎えております。
季節の風物詩で心が和みます。
今年は冬の訪れが早いので、体調管理も大変かと思います。
稽古で体力をつけ暖かい物を食し元気に過ごしましょう。
稽古報告です。
本日も先週の秋葉原稽古同様、動き出しのきっかけは膝や股関節の緩みによる重心の移動をきっかけに動き始めるよう伝えました。
例えば真っ向斬りで前足である左足の膝の緩みによる重心の移動、円要のスタートでは、右脚の緩みにより右斜め前に重心を移するきっかけで左脚を踏み出すこと等です。
稽古は何時もどおり脚の入れ替えから初め素振り、抜刀稽古へと続けました。
基本一二は抜刀、振り被り、斬り付けと要素毎に繰返し動いてから通して動き稽古しました。
形稽古では個々に気付いた注意点を各自に伝え稽古を進めています。
12月に入って朝晩が冷え込んで冬らしくなってきています。暮も近づき何かと忙しい時期ですが、皆さん稽古の時間はしっかり確保しているようです。
本日の稽古の中では、鞘引き抜刀から真向へ一連の動きで、出来るだけ一つの動作で抜きつけられるように稽古して頂きました。ゆっくり抜くことで右手の動きと切っ先の軌跡を意識しての稽古。柄を握る右手は正中線上をまっすぐ頭上に、鞘引きの時の半身のスペースで体に近いところを切っ先が通るように、そして打ち込むところはしっかり敵の正中線上を真向に切り下す。理屈通りに体は動入れくれませんし、切っ先が顔の近くを通るので少し怖いところもありますね。ポイントを意識して稽古することで、少しずつ精度を上げていければと思います。
動きに慣れてくると、早く強く振りたいと思うようになりますが、往々にして腕の力に頼ってしまう傾向にあります。
体を使った斬り、すなわち半身を意識した動きを、見直してみましょう。
稽古中には、ゆっくり動いてください、とお願いすることが多々ありますが、自分のになるポイントを確認する中で、体で扱う感じを掴むこともやってみてください。
形稽古は、胸尽くし、玉光、響返しの3本。
最初の抜刀にポイントを置いて稽古しました。
腹抜きの際の肩、経緯の際の切先に注意しました。
抜刀だけをやるとスムーズに動けるのに、次の動作が伴うと違ったものになりがちですね。
そんなところにも気を付けて精度を上げていきたいものです。
引き続き共に精進して参りましょう。
この日の水道橋場所は、居合の無級~1級までの稽古と初傅位以上稽古の2つの居合稽古が同時に行われました。
また剣法2級審査も実施され熱気に包まれた日でした。
剣法2級受審者7名は全員が合格となりました。おめでとうございます。
現在、剣法入門、剣法基礎、宗家剣法の3つの剣法稽古が行われております。
剣法入門は、どなたでも参加可能。
剣法基礎は、剣法2級以上の方が参加。3名の師範代が指導を致します。
宗家剣法は、剣法初傅位以上の方が参加。宗家が直接に指導を致します。
剣法は自由参加ですが、興味の有る方は参加されると良いでしょう。
始めての方は、火曜日の剣法入門から開始となります。
早いもので今年も残すところ、1ヶ月となりました。
馬場先生の代官山と平澤先生の市川と同日の午後に行われた私が指導担当させていただきました秋葉原の稽古日記です。
宗家と慧澪先生にも秋葉原へお越しいただき、比較的に若手中心の会員さんが集まり、活気よく稽古を致しました。
新人講習2名の指導を五島先生へお願い致しました。ご対応いただき、ありがとうございます。
また、私が指導担当させていただいた居合稽古と同時間内でYさん、Iさん、Mさんの剣法中傳位の審査が行われたので、前半は3名の剣法自主稽古スペースを確保しながら、審査では打太刀を菊地指導員が務めていただきました。
3名とも無事に中傳位審査を合格致しました。おめでとうございます。
また、川井指導補から自主稽古の申し出があった為、スペースを確保して稽古していただきました。
秋葉原場所を4分割しながら、各々のスペースが独立して有意義な稽古が出来たと思います。
私が指導担当した一般居合稽古における本日の稽古テーマを『仮想敵の位置を意識した斬り』としました。
基本素振りは真っ向斬りと左右の袈裟斬りを行い、左手を真っ直ぐ伸ばすことを特に注意しながら進行しました。
また、基本の1と2では、どちらかの足に重心が偏り、軸が潰れて前傾姿勢になったり、コンパスのように回転してしまう方もいた為、自分の軸である前後左右均等な重心位置を常に意識しながら稽古していただきました。
形稽古は特に仮想敵を意識していただく為に『本腰』『円要』『陽中陰』『両車』『野送り』を実施しました。
秋葉原で活気のある稽古を皆さんがしていただいたような心持ちになり、嬉しかったです。
今後も相身互い身の精神で切磋琢磨しながら居想会を盛り上げていきたいと思います。
12月になるといつも(月日は百代の過客にして、行き交う年もまた旅人なり)とゆう奥の細道の書き出しの文章が思い出されます。早いもので令和元年もあと僅かです。
今年一年の居合の稽古で何を感じ、何を学んだか自分をもう一度見つめ直してみたい、さて来年はどんな居合いの世界が見れるのだろうか。
稽古前に行う基本動作をもう一度みんなで確認してみました。軸、弛み、半身などすべてが基本素振り、さらに形の中につながっています。基本から形を考えてみると新しい発見があります。また一緒に稽古をしていきましょう。
11月最後の日の稽古です。
ここ数日は真冬の気温となり、長い人生で生まれて始めて11月にダウンジャケットを羽織ってしまいました。
明日から12月。師走です。
忙しい仕事、風邪、インフルエンザにも負けずにファイトです!
今年最後の月を元気に走りましょう。
■本日の稽古
私の指導日でしたが宗家が指導を代わって下さり私自身はしっかりと稽古が出来、大満足です。
参加された方々は、宗家が身体の使い方を細かく指導をして下さり大変に勉強になったと思います。
■ランチ
全員に声かけをして施設1階のカフェ「egg」で食事を致しました。
いつも、通り過ぎてしまうカフェですが美味しかったです。
九段下、11月最後の稽古、今年もあと1カ月となってしまいました。
外気温6℃でしたので、暖房を入れ稽古場を暖めておきましたが、稽古が始まると、皆さん暑いとの事で暖房は切りました。
腹抜きを中心の形と、宗家から指導頂いた(残心)を形と共に稽古致しました。
忘年会の案内と剣法審査日の確認を致しました。
帰りは、4℃でした。
見学者のお見えの中の稽古となりました。
入会希望となり大変に嬉しく思います。
稽古ですが、本日の課題としては抜き付け、斬り付け時の始動は膝や股関節の緩みによる重心の移動をきっかけに動き始めるよう意識し後ろ足の蹴りだしによる移動をしないよう注意し稽古を進めてもらいました。
稽古は何時もどおり脚の入れ替えから初め素振り、抜刀稽古へと続けました。
基本一二は抜刀、振り被り、斬り付けと要素毎に繰返し動いてから通して動き稽古しました。
形稽古では個々に気付いた注意点を各自に伝え稽古を進めています。
指導部会議のために、この日は60分に短縮した稽古日となりました。
ご協力を頂きましてありがとうございました。
会の運営の為に、中身の濃い指導部会議を行う事が出来ました。
60分の稽古内容です。
指導部員は宗家指導の元で、指導部稽古を実施。
私担当の一般稽古は、無級から有傅位者まで幅広く参加を頂きました。
ポイントは上半身の軸のつぶれ、特に胸から上についてに絞って稽古。
あごを引き過ぎて目線が下がり頭が前傾斜になる人、あごを突き出して顔が前に出てしまう人、肩が内側に入ってしまう方々が見受けられます。
特に2級以上(稽古年数2年半以上)の方々にこの動作の方が多く直らず、逆に3級以下の方は必死に直そうとしておりました。
今一度、自分自身を見つめて稽古に励んで頂けると技倆UPが出来ると思います。
本日は、雨の中、無級の方から中傳位の方まで、幅広く、稽古に参加いただきました。
居想会で、股関節の緩みや膝の緩みを活かして、動くため、スタートには、そのことを意識した稽古を行いましました。常に軸を保ちながら、股関節を緩めて!足を入れ替えたり、半身を入れ替えたりして行きましょう。
また、基本の2では、可能な限り、ゆっくりと動いていただいましたが、身体全体の動きを一致させて、動けるようにするためには、適した稽古だと思われます。その動きの中で、例えば、足が止まったあとに剣が動いているなど、なぜ出来ないのだろう?と課題が見えてきますので、まずは、気がついたことを今後の稽古で克服していってください。
形稽古は、真で足をまっすぐ前に出すこと(膝、つま先)、胸尽し(捌く際に前足にやや体重を残し、1の動きで捌きから突きまて行くこと)、水月(切っ先の高さを脇の高さ、水月の位置と明確に、また、緩急を付けること)、夢想返し(一刀目から二刀目の体重移動をスムーズにすること)を稽古しました。
本日で、Mさんは、最後に長崎県に転勤なさるとのこと、熱心に稽古されていまして、最後は通し稽古で締めさせていただきました。
次回は新春稽古会に参加されるとのことなので、また、一緒に稽古出来るのを楽しみにしております。
秋がなくひとっ跳びに冬になったような今日この頃です。今年もあと一か月体調管理に気を付けてください。
足の入れ替えの歩幅についてと半身の切り替えの時の足さばきについて確認しながら稽古をしてみました。
抜刀については右足を踏ん張って斬ることの無いように、一見すると力強く見えますが半身の切り替えが不十分なことが解ります。股関節の弛み、鞘引き、右半身の動きに注意しましょう。
斬り終わり、敵付け、血振り、納刀隙のない動きを考えながら稽古をしてみました。
形は、向え抜き、円要、陰中陽、夢想返しです、各形の中で勘違いしそうなことを今回は確認しながら従来とは少し変えて稽古をしてみました。
気温も低く冷たい雨が降る天候の稽古日でしたが、熱心な会員10名の参加がありました。
何時もどおり脚の入れ替えから初め素振り、抜刀稽古へと続けました。
基本一二に入る前に丸くなり、先日火曜日の有傳者稽古で宗家より稽古いただいた残心の説明と稽古を繰り返し実施し通常の稽古に進みました。
稽古回数の多い会員の参加だったので気付いた点を各自に伝え稽古を進めました。
最後に本日稽古した形6本を通して演武し稽古を終了しました。
今日は日中気温が一桁、本当に寒い一日でした。風邪気味の方もいらっしゃるようでインフルエンザの流行も気になるところです。これから一雨ごとに寒さが増して冬らしくなっていくようです。体調を崩さないように気を付けたいですね。
本日の稽古では刀の取り方をおさらいして正しく柄をとってブレの少ない抜刀を心掛けてもらい稽古しました。柄を押さえつけたりしていないか、左右に無駄なブレが無いか等、注意して抜刀の稽古をしてもらっています。
静止した状態での抜刀は比較的うまくできても円要や陽中陰のように刀をとるときに態勢を大きく変える動作が入るとなかなか難しいですね。抜刀は刀をとる或いは抜きつける位置等、どうしても右手側にそして切っ先やもの打ちに意識が行きがちです。抜刀前の構えから鞘引きへの左の動きやその間の柄頭の位置にも注意を向けて稽古出来ればと思います。
先週、今週と12月に行われる剣法2級審査のシュミレイションを行いました。初心者剣法を学び剣法基礎に進んだ皆さんが慌てずしっかり審査に臨めれば幸いです。
最初は初心者剣法を担当していましたが宗家より五嶋、馬場両師範代とともに剣法2級、1級を学ぶ剣法基礎を担当することになりました。さて何をどうしたらいいのか3人でたびたび話し合いました、当初は過去に演武会に参加された方が多くこれでいいのか毎回反省です、私も形の中で忘れていることも多く宗家、本間師範にご指導を受けなければならない場面もありましたが当初の方たちは初傳位を取り宗家剣法で学ぶことになり、今は初心者剣法から進んだ皆さんと稽古をしています。
剣法は相手の有ること居合で学ぶ間合い、正中線がよりシビアになります。居合いと同じように軸、弛み、半身を常に意識しなければなりません。居想会には多くの剣法の形がありますどの形を学ぶにせよ剣法1級、2級で学んだことが基礎になります。しっかりと体に覚えこませましょう。
これからも私たち3人あらたに初心者剣法より進んでくる皆さんと一緒に稽古をしたいと思います
前に進む時も「緩み」、後ろに捌く時も「緩み」
最初はなかなか厄介ですが、重心の移動を意識して動いてみると
見えてくるかもしれません。
また、前の敵を斬ることを意識して、素振りの後に続けて抜刀も行いました。斬り終わりの形に囚われることなく、刀が狙った軌道で動くことを確認していきましょう。
形稽古は、陽中陰、玉光、左月、前腰の4本。
チェックポイントはいくつもありますが、丁寧に一つずつ確認して体に馴染ませていきましょう。
特に、前腰での走りの際に、軸が真っ直ぐのままというのが多く見られたようでした。
そんな基本も確認しながら、徐々に精度を上げていきましょう。
引き続き共に精進して参りましょう。
この日のお稽古は、二度目の指導日でした。
参加者は14名。そのうち半数の方が前日の池袋Bizにも参加していたので、形稽古は五応と五用から、真・向抜・左月・胸尽し・野送りを行いました。(池袋の形稽古は五箇と走り懸りでした)
スペースに不安もありましたが、稽古回数の多い方々のおかげで、怪我なく進める事ができました。
参加者の皆様、ご協力ありがとうございました。
程よい疲労感で家に帰ると、実家から庭で取れた柚子が届いてました。少し前に帰った時はまだ青かった柚子ですが、すっかり黄色く色づいています。小さな箱の中に季節の移り変わりを感じました。
天気もよく温かな日差しの中、1ヶ月ぶりの代官山稽古です。
代官山での稽古は主に軸、弛み、姿勢を意識して稽古しています。
初心者、稽古参加の少ない方はまず、稽古に付いて行こうと刀を振る事で精一杯です。そんな時は頭も体も硬直状態なので何を注意してもほとんど効果なしの状態です。
他の稽古場でも同じ事を指導されているでしょうから進歩しない状態に更に落ち込んだり、内向きになって行きます。あーどうして出来ないのかという表情を読んで声をかけます。
そんなに一所懸命に刀を振らなくていいから、まずは緩んで!
肩の力や棒立ちの腰、膝を柔らかく!体が緩むと気持ちも緩んで頭の中も
整理しやすくなり、注意されている事の内容が理解出来る様になりますそのうち段々と少しずつ進歩してきます。
自分も含め進歩の遅い、不器用な方が少しずつでも進歩していくのが見えた時はうれしいものです。
代官山稽古ではこれからも軸、弛み、姿勢を意識して稽古したいと思います。
ようやく初冬らしい気候となってきました。朝晩の冷え込みが本格化してくると筋肉が硬直して怪我の原因となる為、稽古を始める前に肩甲骨と股関節を解しながら開閉するストレッチを行いました。
本部通達の効果によるものなのか、山手線の運休による理由なのか分かりませんが、予想されていた大人数とはならず、稽古回数が十分にある会員さんを中心とした適正人数による稽古となりました。
指導する側の立場としては、一人一人へ十分に目が行き届き、安全スペースの確保できている状態は安心して稽古が進行できます。
本日の稽古テーマを『左手をしっかり伸ばした斬り』としました。
基本素振りは真っ向斬りと左右の袈裟斬りを行い、袈裟斬りでは、特に斬りのラインを鏡で確認してもらいながら刀を振ってもらいました。
形稽古は参加人数、会員さんの稽古回数を考慮して、五箇の『水月』『陰中陽』『陽中陰』『響返し』と走り掛りの『前腰』『夢想返し』『神妙剣』『右の敵』を座技と走り掛りの交互に実施しました。
城北居想会のムードメーカーとしてご活躍いただいたMさんが、転職に伴い長崎へ転居される為、居想会を退会されることになり、本日が私の指導担当する最終日でした。
終わりの整列時、会員の皆さんへお別れのご挨拶をしていただきました。ありがとうございました。新天地でのご活躍を祈念しています。
木曜日、秋葉原は宗家剣法・剣法基礎・居合に分かれての稽古です。私は、居合稽古の担当をさせて頂きました。
忙しくて稽古に来られなかった方が、久々に稽古に参加されました。
始めは動きがギクシャクして、少し大変だった様ですが徐々に慣れてきたようです。
年代によって、仕事や生活の中で趣味を持って続ける事は楽しみであり、時には負担に感じる事もあるでしょう。
足が遠のいている時は、稽古場に着くまで少し重い気持ちでも、稽古が始まれば、同じ趣味を持つ仲間たちと汗を流す事で、スッキリした感覚で家路に着けます。
私も、細くも長く続けて行きたいと思っています。
本日の稽古は、軸をぶらさないこと、小手をさらさないよう刀を真ん中で取ること、をポイントにしました。
形稽古は「向抜き」「右」「円要」「玉光」を行い、基本の一・二とあわせて4種類の抜刀で始まる形を稽古致しました。
抜刀は勢いで抜いてしまうと腕だけで抜いたり、右手で抜く割合が多くなっていたりしてもなかなか気が付かない事があります。稽古でもお伝えしていますが、ゆっくりと抜いてみて、左右のタイミングや身体の使い方を確認してみましょう。
これからも一緒に稽古に励んでいきましょう。
本日の秋葉原稽古は、いつもどおりですが「ゆるみ」と「重心の位置」を意識していただきました。
体を動かすうえでの大切なポイントになります。
体の動きを考える、一度考えたら後は繰返し動いてみて体になじませていく。
稽古はこの繰り返しです。
腹抜きも、振りかぶりも、その他のどの動きも一回聞いてすぐに体が覚えるものではありません。
動きにくいな、ということも、どうしたら動きやすくなるのだろう、と意識を切り替えて稽古を行っていきましょう。
そしてガチガチの踏ん張った動きではなく、ぶれのない滑らかな動きを目指したいですね。
小学校の時お世話になった先生と久しぶりにお会いしました。体育学校を出たばかりで太鼓をたたいてリズム体操をしたり、今までにない授業をしていただいた記憶があります、今は有名な書道家になられました。先生曰く何事も10年一生懸命やると面白さが解ってくるとのこと、会に入会して10年まだまだです。
疑問があると聞く方、聞くことが恥ずかしいのか、よほど動きに自信がるのか人それぞれです。私も癖の塊のようですがなかなか自分ではわかりません、指導部の仲間からよく指摘されますありがたいことです。自分の癖を会員さんにうつらせてしまっては申し訳ないことです。心して稽古をしないと。
三浦指導員の代役で指導をさせていただきました。
一般稽古をフルに指導を行うのは久しぶりですが、皆さん級、傅位にふさわしい技量を身につけていると感じました。これも指導部の日々の活動の正しさがあってのことです。
形は真、左月、胸尽し、野送り、本腰、夢想返し、神妙剣の7本です。
どの形をやるにも捌くときの緩みと、斬るときの力強さが大切ですね。これが出来て強弱がつき調子のよい形となります。
力強い斬りは動きとして理解しやすいのですが、緩みに関しては分かっていてもできないという方が多い様です。でも頭で理解できていて体が違う動きをしているということが分かっていればしめたものです。稽古を続けて行けば自然と緩みが身につきます。
では武術において緩みがなぜ大切なのか。稽古場で少しずつ解説してゆきたいと思います。
本日は、斬りのときにしっかり腕を伸ばすことをテーマといたしました。みなさん頑張って伸びていました。
でも気になる点ですが、斬りの際に力で振っていることです。
居合では、刀を使って敵(仮想的)を斬る技を稽古しております。
日本刀は叩き斬ることでは斬れません、引き斬りによって斬れるものです。
例えば、包丁で食材を切るときはどうですか?叩き切るより引き切りの方が力を入れず楽に切れるのではないですか。
真向斬りで敵を斬る際に腕を伸ばして頭から平正眼まで斬り下げることは、間合いの遠い敵にも刀の物打ちが届くようにすることと、必然的に引き斬りになっていることです。
一例ですが、基本が大事であるということです。基本は理に叶ったことで出来上がっていますので、自分も含めてですがしっかり稽古していくようにしていきましょう。
朝晩本当に冷え込んできました。晴れていると昼は少し動いて汗ばむことも、気温変化の差が大きくて体調を崩している方もいるのでは。風邪などひかないように気を付けたいものです。
本日の稽古は、敵を意識して軸を崩さないように注力してもらっています。
形稽古では稽古回数の浅い方にも理解いただくように、最初の1本は形の理合いを説明して、見てもらいながら一緒に動いて頂きました。
敵の位置、自身の体勢や間合い等を理解したうえで、それを意識して稽古することも大事かなとも思います。それぞれの形での敵の位置、間合いを意識して振っていただくようにしてもらいましたが、なかなか難しいですね。はじめのうちは見様見真似で手順を覚えて、動くだけいっぱいということもあるかもしれませんし、手順が身についてきて動けるようになったにしても、理屈通りには体も言うことをきいてくれませんね。そんな中でも、少しずつ技量が身について動けるようになってきたら、それぞれの技量レベルで常に正しい動きを意識して稽古することが出来ればいいのではと思います。
文化の日の稽古日です。
久し振りに茨城居想会から小野指導員の参加がありました。
道場右後ろで、もくもくと稽古に励んでいました。
何時もどうり脚の入れ替えに続き真っ向斬り、左右袈裟斬り、右脇構えからの逆袈裟、抜刀稽古へと続けました。
本日のテーマは攻防一体を認識し仮想敵の中心をとると同時に自身の中心を守る意思気づけを伝え稽古を進めました。特に柄を取る時、帯に差した鞘なりに鞘送りをし鞘と腹の角度を広げ籠手を敵にさらすことなく抜刀すること、特に右回りに転身する形を演武する時、腹と鞘の角度を狭くし素早く敵に柄頭を向ける動作をするとき以外は鞘は差した角度なりに抜き付けるように注意してもらいました。
基本一二と形稽古では初めの二本をゆっくり等速で動き正しい姿勢や刃筋、切っ先の位置など確認しながら動いてもらいました。
稽古回数の少い2名の会員には中ほどに位置取りしてもらい稽古を進めました。
新人さんは、あせらずに慣れることを優先して下さい。
稽古回数に比例して技倆は伸びてきますので稽古に間を空けずに参加しましょう。
今日の稽古で注意したことは立ち技では左半身の動きと鞘送り柄を取る手のタイミングを合わせる事、座技では腰を浮かせる動きと鞘送り柄に行く手を合わせる事、形では股関節の動きを意識しながら真、胸尽くし、陽中陰、円要。前腰です。
稽古後本部からお知らせしていただきました大刀剣市へ会員さんと行ってきました、他の流派の方でしょうか刀袋を持った方と多くいきあいました。薩摩の人斬り新兵衛こと田中新兵衛が使ったであろう刀を会員さんと一緒に持たせていただきましたがその存在感には圧倒されました。
本日は、3連休の中日ですが、11名の方にお越しいただき、皆さん、とても熱心に稽古に励んでおられました。
今日の稽古では、特に、剣体一致を意識付け、または、身につけていただくために、その点については、終始、声をかけさせていただきました。
人それぞれに、稽古年数、また、月の稽古の頻度が違いますので、周りの動きに合わせるのではなく、自分の演舞に集中し、より精度を高めるべく、自分と向き合い、長い目でこれからも稽古に励んでください。自戒の念も込めて、私もそうしていきたいと思います。
形は、真、円要、陽中陰、両車、前腰、神妙剣を稽古いたしました。
各形とも、油断すると仮想敵の正中線と重ならず、ズレていきますので、常股関節や膝の緩みを意識した体捌きを心がけてくださいね。
稽古とは、別にSさんからの名古屋のお土産を皆で美味しくいただきました。ご馳走様でした。
また、Mさんが12月から長崎に転勤とのこと、寂しくなりますが、ぜひ、新天地での活躍を期待しております。まずは、11月はできるだけ稽古に参加してくださいね。
日本中が盛り上がったラグビーワールドカップも南アフリカの優勝で幕を閉じました。南アフリカ初の黒人キャプテンということで注目されたチームでもあります。
日本代表チームも肌の色、国籍の異なる選手達が日の丸という旗のもと、日本の勝利の為に戦い、君が代を斉唱する姿には感銘を受けた人も多かったと思います。
居想会でも本日から10日までの期間限定で、居想無外流の居合を稽古する為、ベルギーから来日したSさんが稽古へ参加されました。母国では夢想神伝流を稽古されており、日本語はほとんど話せませんが、日本や日本文化をこよなく愛している事が伝わります。英語が堪能な関口指導補へ通訳をお願いしながら指導ポイントを伝えて、より有意義な稽古を行ってもらい、居想無外流の理解を深めてもらいたいと思います。
遠く離れた異国の地である日本まで古武道を学びにくる向学心や行動力に頭が下がります。
剣の道を極める為、鍛練していきたいという気持ちにラグビー同様に国境はないと感じました。
本日は二十数名という稽古参加者がいたので、先ずは各自の安全スペースを確保しました。また、稽古中の動き出しでも最初はゆっくり動いていただくことで会員さん同士が不安に感じないような間合いや周囲の安全確認へ配慮しながら、怪我のないように安全最優先で稽古を行いました。
本日の稽古テーマは、前重心にならないよう軸を感じながら、股関節の緩みを使う意識を持っていただくことを重点テーマにして稽古を進行しました。
足の入れ替え、基本素振りは真っ向斬りのみ、抜刀稽古は横一文字、逆袈裟、腹抜き、縦抜きを実施した後、基本の1と2を行いました。
形稽古は本日の稽古内容を踏まえて『真』『水月』『胸尽し』『向抜』『野送り』『玉光』の6本を実施しました。
居想会には数多くの外国籍の会員さんがいますので『剣の道を極める』という共通目標へ向けて、今後も共に精進していきたいと思います。
本日は床面の武道場で広さの割に参加者が少なかったので、ゆったりしたスペースを確保して稽古することができました。
全体的に基本稽古と形稽古ともに、基本的な動作や所作が各自で出来ているかを確認しながら稽古するようにしていただきました。
稽古形は走り懸り4本とリクエストの左月・両車の形も交えて稽古いたしました。
特に、走り懸りでは勢いにのって雑になりがち、左月では左回転の際などで軸がぶれる、両車では敵の位置が曖昧になるなどがありますので、一つ一つをきちんと出来るように気を付けましょう。
稽古では、常に自分を見詰め直すことも大事です。
一 挙手一投足に気を配ってみると自分の動作や所作がどうなっているのかも見えてくると思います。
10月最後の稽古でした。
本日は、沢山の参加があり安全を考慮し各自稽古をするよう伝え稽古を開始ました。
何時もどうり脚の入れ替えに続き真っ向斬り、左右袈裟斬り、右脇構えからの逆袈裟、抜刀稽古へと続けました。
基本一二と形稽古では初めの二本をゆっくり等速で動き正しい姿勢や刃筋、切っ先の位置など確認しながら動いてもらいました。
本日の参加者は、稽古回数をある程度重ねた会員でしたので各々気付いた点を指摘しつつ稽古を進めました。
土曜日に引き続き田町の競技場での稽古。場内は湿度が高かったため、空調を入れながらとなりました。
前面に鏡がありますので、軸にポイントを置いた稽古を行いましたが、手順などの基本的な説明も多めにしています。
形稽古は「右」「円要」「右の敵」。いずれも逆袈裟の抜刀で始まり、開始時の方向とは異なる向きに相手がいる状態です。
逆袈裟は鞘引きをしっかり行い軸が潰れないように、正面の敵をしっかりと斬ることを、転回は相手の位置を見失わないように注意して稽古を行いました。
朝夕と昼間の気温差が大きい季節になってきました。今年はインフルエンザの流行も早まっているようです。体調に気をつけて、稽古を頑張りましょう。
本日は、半身の切り替えについて、特にポイントをおいて稽古いたしました。
まずは、体捌きの際には、軸がブレないこと、半身の切り替えによる動きで入れ替わること、そして、股関節、膝を緩めることを今後も意識してください。
基本素振り、抜刀稽古を経て、基本の1.2、形稽古となりますが、動きながらでも、基本素振りと抜刀稽古と同じ動きが出来るようにすることが、技量が上がるポイントです。声をかせていただくと、みなさん、格段に動きがよくなりますので、これからも正しい動きを見に付けるよう稽古に励んでいただければと思います。
本日、特に声をかけさせていただいた一刀目から二刀目にいく際の左半身を前に送るときは、後ろの左股関節を十分に緩め、左足、左膝を敵に向けていくこと(左足が外に向いておくらないこと)をこれからも気をつけてください。
傳位、級によって、人それぞれのペースはありますが、正しい動きを身につけてるのは、すべての方共通ですので、今後も稽古に励んで行きましょう。
形稽古は、胸尽し、陰中陽、前腰、夢想返し、神妙剣、右の敵を稽古しました。
本日は、Rさんが、帰国前の最後の稽古ということでした。とても熱心に稽古していました。また、一緒に稽古ができることを楽しみにしています。
朝晩、寒いと感じることが多くなってきました。朝、肌寒さを感じて、昼頃になると汗ばむほどに気温が上がることも。体調を崩しやすいこの頃、気を付けていきたいですね。
本日の稽古は始めの2本はゆっくりした動きで振ってもらい、田町競技場は正面の全面が鏡になっていますので、自身の動きを鏡で確認して頂きました。形稽古では参加者の多くの方がそれぞれの技量レベルで、その手順を一通り自身のものにしているようですので、出来るだけ多く振っていただくように進めさせていただきました。
軸を意識してブレを出来るだけ小さく精度を上げていくように注意を払ってもらいましたが、稽古中に自身の課題(出来ていること、出来ていないこと)を意識して、繰り返し稽古することで少しずつ技量精度を上げていければと思います。
令和の日の祝日でしたが、通常の夜時間の水道橋稽古です。
朝は豪雨ですし肌寒い日でしたので15名位、稽古にいらして下されば嬉しいですねと宗家と話ながら稽古場に向かいました。
ありがとうございます。
33名の皆様が参加して下さいました。
宗家は有傅位稽古を担当し、私は1級以下の指導日となりました。
1級以下の稽古日記です。
軸をテーマに前後、左右、上下の軸を意識して正しく動けるように進行しました。
刀の斬り終わりに手首を使ってしまう方々を見受けましたので、手首を使わないように注意しながら動いて頂きました。
水道橋場所は、とても参加者の多い活気のある場所です。
本日の33名は、いつもより少ない人数でしたのでスペースにやや余裕が有り、
立技の五応の胸尽し・円要・両車を分解して稽古をいたしました。
日増しに秋の深まりを感じる季節になりました。
朝夕はめっきり気温が下がるようになりましたので、体調を崩さないよう頑張りましょう。
稽古は、いつもどおりに基本から開始。
脚の入れ替えに続き真っ向斬り、左右袈裟斬り、左右逆袈裟、横一文字の素振りと進行。
本日の稽古では他の稽古場同様、体軸に注力していただき動いてもらいました、
基本一二と形稽古では前回の10月11日(金)品川稽古同様に演武会の合わせ居合の要領で初めの三本を私の動きに会わせて動き四本目からは、それぞれの間で動き稽古してもらいました。
傳位者稽古と一般稽古が行われ、私が指導を担当した一般稽古の報告です。
本日は『前重心とならないように注意しながら軸を真っ直ぐ立てる意識を持つ』ということをメインテーマにして稽古を行いました。
立ち技でも座技でも前足や膝頭に重心が乗って軸が斜めにずれているパターンと首が落ちて頭が前のめりになっていて軸が潰れてしまっているパターンが多く見受けられました。
注意ポイントの話をした後に意識をしっかり置けば、改善できている方も多いので、常に声をかけながら稽古を進めていくことが有効であると思いました。
素振りの袈裟斬りでは刀が寝てしまっている斬りのラインが気になったので、初心者剣法で行っている袈裟斬りの基本を行い、肩口から脾腹に抜けていく刃筋の位置を再確認しました。
形稽古は合宿で昇級審査を受ける方からのリクエストと本日の稽古内容を踏まえて『向抜き』『胸尽し』『左月』『玉光』を実施して稽古を終了しました。
朝夕がかなり冷え込んできましたので、体調を崩さないようにご注意下さい。
宮澤さんに続き、有傳者稽古の報告です。
水道橋有傳者稽古は「五応、五箇」を稽古しました。
全体としては、「体の中心を意識した体捌き」「ゆるみ」を意識しての稽古ですが、座技の抜刀のタイミングも改めて確認していただきました。
体を上げ始める・柄を取って送り出し始める。
同時に行っているつもりでも、体が上がってから柄を取る、という動きが多くみられます。
慌てたような抜刀になってしまいますので、柄を取るタイミングが遅れないよう気を付けてみてください。
大型台風の前日の稽古日でした。
この稽古日記記載の頃は東京は青空となりましたが、甚大な被害のあった地域に胸を痛めます。
稽古日記です。
この日の稽古は、脚の入れ替えに続き真っ向斬り、左右袈裟斬りの素振り。
また、残心の表現を大切に(形の終りの締めくくりに重要な所作で稽古の修練度が現れやすい)敵付け、血ぶりから納刀は何時でも抜き付けることが出来る心がまえでゆったりと大きくとどこうることなく動くように稽古してもらいこの日のテーマとしました。
基本一二と形稽古では演武会の合わせ居合の要領で初めの二本を低速で三本目を中速で私の動きに会わせて動き四本目からはそれぞれの間で動き稽古してもらいました。
最後に本日稽古した五本を通して演武し稽古を終了しました。
先週より剣法基礎で稽古をしていた方の中から剣法初傳位の審査に臨む方の審査が火曜日に続いて行われました。今回は宗家による基本素振りの後、宗家剣法、剣法基礎全員で拝見いたしました。
最近まで一緒に稽古をしてきた方々の緊張感ある姿に大いに学ぶところがあったと思います、いつかは自分もと心を奮い立たせた方も多いと思います。まずは12月の剣士2級の稽古に取り組んでください、出来ないな、難しいな思いはいっぱいあります。一つ一つ一緒に稽古をしていきましょう。
初心者剣法の方ぜひ参加してみてはいかがですかまた違う楽しさが見えてきます。
本日の稽古で特に気づいた点です。
一つ目は、真向斬りでの構えで刀が左右に傾いている、袈裟斬りの際は特に顕著になる傾向が多く見られます。
二つ目として、全般的に最初の鞘送りがなくいきなり柄を握って刀を抜きつけることも多く見られました。
この二点は、他の稽古担当の際にも意外と多く見られます。
それぞれの所作や動きに意味が込められていますので、細かな所作や動きでも常に最初から最後までを丁寧に大事に行うようにしていきましょう。
一つひとつの積み重ねで全体が出来上がっていきます。
頑張りましょう。
本日は中傳位から6級までの方の参加があり、人数も多い稽古でした。
無級・初心という方の参加はなく、形の五用、五応については殆どの方が手順を理解できているようでしたので、形稽古では始めに形のポイントをお伝えして、最初の1~2本は少しゆっくり動きを確認して頂きました。その後、夫々のペースで自身の課題を意識して出来るだけ数多く振っていただくように、個別にポイントをお伝えしながら稽古を進めています。
居合に限らず、技量の精度を上げていくためには、自身の課題を意識して稽古することが大事なことの一つですね。言うは易く行うは難しかもしれませんが、基本動作から形の一つ一つに自身の課題を持って稽古できるといいのではと思います
稽古前にいつも思うことは今日の稽古で何を伝えたらいいのか、自分の姿が会員さんの目にどう映るのか、ドローンで俯瞰してみればいいのですがそうもいきません。
素振り、形で首筋が前に傾く方は、軸は頭の上から体を通すことを意識してください。早く振るのは誘惑です、右手に頼っらない、必要以上に半身にならない、どの軸を使っているのかいつも謙虚に自分を見つめたいものです。
形は真、胸尽くし、響き返し、玉光、陰中陽、股関節の弛みを感じながらの抜刀難しいことです。
明け方の強い雨音で目覚めてから、緊張で寝付けないまま初指導担当のお稽古へ向かいました。
受付時間の一時間前に駅のスタバに陣取り、何度目かのシュミレーションを繰り返していざ本番となりましたが、やはり思っていたようには進められず、自分の未熟さを思い知ったお稽古でした。
とはいえ、いつまでも心折れているわけにはいきません。今まで以上に師範、師範代、指導部の皆様にご指導いただきながら頑張りますので、会員の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
10月に入りましたが、本日も朝から暑い一日でしたね。
本日の池袋稽古、座技は「五用」立技は「夢想返し、胸尽し、野送り、玉光」を行いました。
座技は、柄を取った後そこで手が止まらないようにしましょうね。
立技は、体を「中心と右半身・左半身」と意識すると、
体が大きく動くようになってきますので、
体を固めずにゆるめて動いていきましょう。
10月に入っても、夏のように暑い日が続いていますが、朝夕は少しだけ虫の声や風に秋のような感じがしてきました。夏の暑さから解放されて体調を整える時期かなとも思います。
本日の稽古では仮想の敵を意識して、目線や切付の位置に気を付けて振ってもらうようにお伝えして稽古してもらいました。
形稽古は五本稽古しましたが、夢想返しでは、一刀目の切終わりから二刀目の反転の動作を繰り返して稽古しています。手の内を柔らかくして刀が正中線上から外れないように、そして切っ先が一刀目の切終わりの位置から出来るだけ無駄のないように、そのまま次の動作に移る。なかなか難しいですね。刀の切っ先の軌跡を体感することはできませんが、稽古している中で切っ先や柄頭の位置に注意を向けて、その軌跡をイメージして稽古してみるのもいいのではと思います。
本日も館内が蒸し暑く感じたので、受付で冷房を依頼しました。今の時期は朝夕の寒暖差もあり、室温調整が難しい時期ですが、動き出すと暑く感じるので、会員さんの状態を気にかけながら臨機応変に稽古を行っていきたいと思います。
本日は稽古場所が代官山と池袋の2ヶ所だけだった為、中傳位から無級までの幅広いレベルと23名という多くの会員さんの参加がありました。
先ずは、安全優先のスペースを確保してから稽古を行いました。
昨日、指導担当であった赤羽場所に引き続き、動き出しの切欠では身体の末端の動きとしない点と前重心にならないよう軸を感じながら股関節の緩みを使う意識を持って稽古を行っていただくようにしました。
足の入れ替え、素振り(真っ向のみ)、横一文字と逆袈裟の斬り終わりからの振り被り稽古、前方の敵へ一刀目を斬り付けてから振り返って後方の敵へ真っ向斬りを行う操刀稽古、抜刀稽古(腹抜き、縦抜き)を実施した後に基本の1と2を行いました。
形稽古は本日の稽古内容を踏まえて『向抜き』『胸尽し』『陽中陰』『夢想返し』を実施しました。
形稽古については、稽古回数の少ない無級の2名を三浦指導員が別スペースで個別に指導していただきました。
今後も稽古へ参加した会員さんひとりひとりが当日の稽古を通じて何か得るものがあるような指導を心掛けていきたいと思います。共に精進して参りましょう。
朝方は肌寒かったのですが、稽古が始まる頃には少し蒸し暑く感じた為、冷房を入れながら快適に稽古を行いました。
本日は傳位者や1級など稽古回数の多い会員さんが主な参加メンバーだったこともあり、足の入れ替え、素振り、基本の1と2までを早めに終わらせました。
形稽古は初傳位の審査形である『水月』『響返し』『前腰』『夢想返し』を実施しました。
また、残りの時間を使ってスペースに十分な余裕があったので『神妙剣』を行いました。
軸を意識しながら動き出しの切欠を腕などの末端の動き出しではなく、股関節の緩みを切欠とすることをお伝えし、真っ向斬りや走り掛りにおける構えの姿勢からの動き出しで特に注意しながら稽古を行いました。
形や動きは違えど、基本動作には共通項目が多くあるので一見地味な内容ですが、そのような観点を意識しながら一貫した稽古を行うことも再認識していただきました。
明日の日曜日も池袋スポーツ場所で指導担当ということもあり、帰りがけに皆さんが『明日の池袋の稽古もよろしくお願いします』とご挨拶いただきながら帰って行かれたので、私自身が身の引き締まる思いとなり、明日も充実した稽古を行いたいと思います。
朝晩は過ごしやすいですが日中はまだ暑い日が続いていますね。毎日着る物に迷っています。
本日のポイントとしては、右手と力による動きにならないように注意していただきました。
右手に頼った抜刀や斬りにならないように、また速さより正確な動きを意識するように伝えて稽古していただきました。
力や速さよる軸のブレも出てきます。
軸を保ち、しっかり斬るところと緩むべきところはどこかを学んで動けるようにしていきましょう。
ただ動いているのではなく、仮想ではありますが敵がどのような状態でどのような動きをするのか、それに対して自分の動きがどうなのかも考えてみましょう。
きっと、もっと居合が楽しいものになると思います
初秋を迎え青く澄んだ空が広がり、しのぎ易くなって来ました。
夏の暑さから開放されて良い季節の到来です。
稽古は始めに脚の入れ替え、素振りは真っ向、左右袈裟、左右逆袈裟、抜刀稽古は横一文字、逆袈裟、立てぬき、腹抜きを実施。
基本一二はいつも通り振りかぶりの稽古を別途実施してから通して動きました。
形稽古では一刀目の抜き付けまでコマ送りの動きにならないように又、決めの斬り付けもとどこうる事なく動作することを心がけてもらいました。
本日の水道橋稽古は、立技・走り懸かりの中から5本の形を稽古しました。
本日ポイントにしたのは、
胸尽しだったら、腰の動きと連動した突き。
両車だったら、一緒に動いていく体と拳。
右の敵だったら、最短で敵に向かう右足の運び。
あと、途中で納刀の稽古もしましたね。
納刀は「鞘に」という意識から、「鞘で」という感覚で左を使っていきましょう。
稽古の数日前に肩を痛め、左腕がほぼ使えない状態での指導となってしまいました。必然的に右手一本で動きの説明することとなり、ぎこちない稽古で申し訳ございませんでした。
個人の感想のため蛇足なのですが、右手だけで刀を振ろうとすると重心がずれたり、軸が傾きそうになる事を改めて体感できたのは怪我の功名でした。
さて、稽古ではできるだけ多く刀を振れるように進めました。
始めは剣体一致で動けていても、連続して振っていると徐々にタイミングがずれてきてしまうことがあります。また、敵の位置が曖昧になり、正しく敵を斬れていないような動きも見られました。
集中力が必要でなかなか大変ですが、常に正しく動けるよう、繰り返し稽古していきましょう。
ごく基本的な「軸を立てる」、「前の敵を斬る」をポイントとして基本稽古を行いました。
何度も聞いていることではありますが、基本素振りの時は、
基本の1,2を行っている時は、形を稽古している時は・・・
それぞれ同じようにできているでしょうか。
もちろん自問していることでもありますが、基本的なことであればあるほど、全てに繋がっていますよね。
気にしなければならない点はいろいろ出てきますが、地道に繰り返すことで徐々に体になじませていきましょう。
形稽古は、胸尽くし、響返し、玉光、神妙剣の4本。
腹抜きと縦抜きを別途行ってから稽古しました。
基本的な動きの上に形の動きがありますから、繰り返し確認をして精度を上げていきたですね。
引き続き共に精進して参りましょう。
同時刻・同一場所で3つの稽古が行われました。
宗家剣法・基礎剣法・居合で約30名の稽古となりました。
宗家指導の元では、来月に剣法の初傅位審査を受ける方々の補習も組み込まれておりました。
私担当の居合稽古日記です。
本日は緩みをテーマに進行。
稽古数が1年未満の方は膝が緩めず直立になりがちです。
歩幅を確保しながら緩みを使って刀を振る。
膝に力を入れると緩むのではなく曲げるになります。
体感しながら動いて頂きましたが、前に軸が潰れたりとそれぞれに苦労されておりました。
稽古は、積み重ねであって直ぐに出来るものではありません。
謙虚な気持ちも大切で、頭でどうしたら動けるのかを考えるのも大切なことです。
長く稽古をされている方々は努力の一言で頑張りによって今の自分が有ります。
自分と向き合えるのも、古武道の良さです。
日々、精進あるのみです。一緒に頑張りましょう。
水道橋の稽古指導は元々あまりないのですが、本日は久々に担当させてもらいましたが、私の担当稽古は初めての方も多かったのではと思います。
本日の稽古では抜き付或いは切終わりで軸が崩れず、剣体一致で自然な形で動作の終わりを結べるように、そんなところに少し意識を向けてもらって稽古しています。真の逆袈裟や胸尽しの腹抜きでは、刀を抜かずに無手でやることで少し感じはつかめたでしょうか。無手ではなんとかうまくいきそうですが、刀を抜くと中々難しいですね。ブレを少なくするように注意してゆっくりやることで(速さで胡麻化さない)剣体一致を確認したり、切終わりの体勢を自身で確認したり、繰り返し稽古することで少しずつ精度を上げていければと思います。
今回の水道橋有傳位者稽古での形稽古は、真・円要・陽中陰・胸尽し・夢想返しの5本。
何れも基本稽古で意識した身体の使い方を大切に応用させて動くように気を付けて動きます。
走り懸りの構えから歩みを進めながら、柄を取る。
一連の動きの中で、柄を取る手の内が曖昧になってしまう事があるようです。
柄の取り方が崩れると、その後の繋がる動き全てに影響してしまいます。
ただ握って刀を支えているだけにならないように、その都度の動きに適した手の内に変化させられるように
意識して稽古していきましょう。
本日の池袋稽古は「座技:五用、立技:胸尽し、円要」を稽古しました。
その中から「向抜き」のポイントのおさらいです。
後方へ転回しながらの振りかぶり。
この動きの邪魔をするのは、大抵の場合が左腕です。
素振りの上段の構えを思い出してみてください。
左肘・左肩をゆるめて、その形にもっていきましょう。
その際の注意点!
柄の握りを緩め過ぎて、切っ先が拳の高さよりも下に
おちないように気をつけましょう。
8日の台風で納戸に浸水があり、いい機会なので何十年ぶりに整理をしてみました。その中に30代ゴルフに夢中になっていたときのメモがありこんなことが書いてありました。
いいスイングをするには股関節の動かし方、頭を動かすな、グリップは柔らかく、インパクトに集中、スイング軌道を正しく。
決して同じとは考えませんが、股関節の弛み、軸を立てる、手の内、物打ち、刃筋は正しく共通点が多くあります。もっとも当時は力いっぱい叩くことに自己満足していたので上達にはつながりませんでした。
形は真、胸尽くし、水月、前腰です。自分の正中線を意識するとともに相手の正中線をも意識する。難しいことですが意識していくことが大切と考えます。
本日は、相手のどこを、どのように斬るのかを明確にして刀を振っていただくように意識して稽古を致しました。
基本素振りでは、物打ちが当たる位置と手の内を絞るタイミングを確認して稽古。
基本の1,2と形稽古では、特に一刀目を重視して、半身の捌きと抜刀とを連動するように意識して稽古をしていただきました。
形は、真、胸尽し、響返し、両車、玉光を稽古。始めの数本はゆっくり振っていただき、刃筋を通すこと、そして、剣体一致で動き、その後自分のペースでできるだけ、多く振っていた抱きました。
傳位や級によって課題はそれぞれです。それを自覚しながら、稽古に励むことで、技量をアップしていきましょう。
やっと秋らしい陽気になってきましたが、今までの猛暑による疲れも出てくる時でもありますので、身体の管理をしっかり行っていきたいですね。
本日の稽古では、速さと力を抑え正しく基本の動きができているかを意識して動くようにしていただきました。
右手と上体に力が入った動きをしていないか、速さを求めてスピードで楽な動きをしていないかに注意していただき、自分の動きがどうなっているかを感じ取るように心がけていただきました。
右手と上体の力を抜いて速さ抑えて動くことで、楽な動きになっていないか、曖昧な動きになっていないかを自分でも意識し確認できるようになります。
また軸のブレや刃筋などもチェックすることができます。
何事も基礎ができて初めて先に進むことができます。
私自身も基本で迷います。お互いにまずは基本を正しくしっかり身に着けられるよう稽古してまいりましょう。
9月に入って少し涼しくと思っていたところに台風、そしてまた残暑が続いています。体調を崩さないように気を付けて過ごしたいですね。
本日の稽古では形稽古の前に切終わりから血振り納刀の動作を確認して何度か稽古してもらいました。稽古ごとにいつものようにしている動作が曖昧になると、その繰り返しがよくない癖につながることがあるような気がします。時々自身で確認して、それを意識することで正しい動作を身につけるようにしたいものです。
Dさんはイギリスに帰るということで、本日が最後の稽古ということでした。これまでも何度か担当の時に参加がありましたが言葉の不安はあるもののしっかり稽古できていた様子でした。また日本に来ることがあれば稽古参加してもらえればと思います。
本日の水道橋一般稽古は「五箇」の水月~響返しを稽古しました。
陰中陽に陽中陰、体捌きが難しいですね。
日常生活ではこんな動きはしませんから、難しくて当然です。
体をどう動かせばいいんだろう、と最初は謎だらけだと思います。
まずは手順を覚えて、次は「こんな感じかな」という感覚で大丈夫ですので
動いてみることに慣れていきましょう。
皆様今日も一日お疲れ様でした。
今回の台風は本当に凄い風雨でした。
風の向きと扉の向きが合ってしまった結果、新聞受けが強風煽られて雨が入り、玄関の三和土に水溜りが出来るところでした。
本気の台風への備えに新聞受けの固定も必須なんですね、今回で学びました。
酷暑の戻りと湿気で、かなりの暑さでありましたので休憩は小まめに取るようにしています。
基本稽古では身体の使い方を意識して真っ向斬り、振り被りの確認、前後への刀の移動、基本形1・2に絞って
30分間にギュッと詰めた稽古としました。
形稽古は宗家のご指導の元、座技・立ち技・走り懸りを満遍なく動いております。
1時間半って、本当にあっという間ですよね。
それだけ夢中で動いているという事なので、休憩時間にはしっかり給水を取って、呼吸を整え
自分の体調に異変がないか、ちゃんと気にしておいてくださいね。
強い台風が関東に直撃とニュースされる中の稽古日です。
赤羽は午前中の稽古ですので青空の中、稽古場に向かうことができました。
雨に振られず乗り切った稽古場所です。
台風にも関わらず沢山の参加者が有りました。
本日は、基本稽古は私が指導担当。
形稽古は関口指導補が担当を致しました。
基本稽古は、9/1に続き踵(かかと)にポイントを絞って稽古。
1振でも多く振れるように手短かにポイントを伝えました。
1回の稽古では欲張らずに、このポイントを今日はマスターする…位の気持ちで稽古をされると良いでしょう。
関口指導補が指導の形稽古は、真・胸尽し・響返しの3本。
新人さんが2名参加されておりましたので、丸くなって蹲踞(そんきょ)と座技からの立ち方を復習を致しました。
新人さんは、稽古回数が増えれば自然と技倆が上がってきます。
一番にすべき事は間を空けずに稽古に参加すること。
稽古参加が一番です。
最強クラスの台風が夜半には来ると言われる日の午後の稽古です。
稽古日記を書いている今は台風は通り過ぎましたが、夜中の激しい雨、強風の音、本当に大型な強い台風でした。
この日の稽古は、有傅位稽古を担当しました。
基本稽古は、脚の入れ替え、素振りは真っ向、左右袈裟、抜刀稽古は横一文字、逆袈裟、立て抜き、腹抜きを実施。
基本一二と形稽古は初めの二本をゆっくりと等速で動いてもらい溜めにつながるようなコマ送りの動きをしないよう注意してもらいました。
また、稽古形は9月3日の水道橋で宗家に指導いただいた形を復習の意味で再実施しもう一度確認しながら稽古を進めました。
この稽古の後に宗家剣法がもう一コマ、通常は稽古がございますが安全を取って宗家剣法は中止しての早めの解散と致しました。
順番が前後しましたが、7日(土)の稽古日記です。
9月になりました。台風の影響か、残暑の厳しい土曜日でした。
ここしばらく、基本の一・二を行う前に抜刀の稽古を挟んでいます。
抜刀だけで稽古しているときは、鞘を鳴らさずに抜けているのですが、形(特に右や円要など方向転換を含むもの)になると、鞘が鳴ってしまうケースが見られます。
方向転換しながら刃筋を作って抜刀していく中で、鞘と刀身の角度が合わなくなっていたり、まっすぐ抜けていなかったりするようです。
鞘と刀身の角度が合い、鞘の内側と峰がくっついているほど、音は小さくなります。
抜刀時の音は各々ご自分でも気が付きやすいと思いますので、抜刀時の刀や鞘の角度にも気をつけて稽古してみてください。
お互い頑張ってまいりましょう。
本日は、軸を保ちながら動くこと、また、仮想敵の何処をどのように斬るか、イメージを持って斬ることを終始意識していただいて、稽古致しました。
軸を保つためには、緩みで動くこと。つまり、力まず、体の構造をよく理解した無駄のない動きを身につけることです。大切なことなので、どう緩むか、また、軸を保つか常に意識し、今後も稽古に励んでください。
次に、仮想敵の何処に、刀の物打ちが入るかを意識し、特に一刀目の斬りを大切にし、形稽古として、前腰、真、円要、陽中陰、胸尽し、夢想返しを稽古いたしました。
各形に共通することてすが、常に軸を真っ直ぐに保ち、一刀目を斬らないと、二刀目を繰り出す際に、無駄な動きをしてしまいますので、一刀目で終わりでなく、二刀目、そして、敵付、血振り、納刀、遠山の目付まで、形として動いて稽古するようにしていきましょう。
稽古に参加されたみなさんは、声をかけるとその動きが出来ていましたので、常日頃の稽古の成果が出ていましたので、引き続き、稽古を頑張って行きましょう。
本日は、刀の切先の位置と向きをポイントとしました。
斬り終りの時に切っ先がどこを向いていますか、しっかり敵を捉えて牽制している状態になっていますか。
右手主導や勢いと力で動くことで身体の軸がブレたり右手や右肩が突っ込んだりしてしまいます。
その結果、斬りすじも刀の切先もブレが生じてしまいます。
すでに右手主導や速さ・勢いと力による動きの癖が付いている方も見られます。
自分の動きやすい動きの方が楽ですが?
癖を無くし正しい動きに近付けるようにするには、自分で気づこうとする意識を持つこと、指導のときに注意されたことをしっかり捉え改善しようとする努力をすることが一番の近道だと思います。
速く動けるようになりたい力強く動けるようになりたいという思いもあるでしょうが、まずはゆっくり正しい動きや所作を学び身に付けることが先決です。
ゆっくり動くことの方がごまかしもききませんので難しいですが頑張ってみましょう。
本日は、級以下と有傅位の稽古が同一場所・同時刻でそれぞれに行いました。
私は、有傅位の基本稽古の指導担当を致しました。
脚の入れ替え、素振り(真っ向、左右袈裟)、抜刀稽古は横一文字、逆袈裟、立て抜き、腹抜きを実施、基本一二は初めの二本を等速にてゆつくりと動いてもらいました。
有傅位の方々は、長く稽古をされている方々ですので手順の説明は不要です。
皆さん、頭で考えながらどうすれば技倆が上がるかを模索しながら動いております。
形稽古からは、宗家の指導により実施されました。
私自身も宗家の指導を緊張感を持って過ごすことが出来ました。
ありがとうございました。
9月になりました。9月の声を聞くと気持ちは初秋。
本日の午前中の稽古場に向かう時、真夏とは違う涼しさで心地良い風を感じました。待ち遠しい秋の季節です。
本日の稽古場は広々とした体育館でしたので、ゆったりと稽古が出来ました。
前半30分を短めにまとめた基本稽古を私指導の元で行いました。
ポイントは踵(かかと)。踵を大きく上げると前重心となり前のめりになります。
また基本1、2は、踵注意にプラス上下動をなくし腰の高さを一定に保つよう稽古を致しました。
形稽古は、宗家指導で60分間、立ち技と走り懸りを分解して稽古指導をして下さいました。
刀を沢山に振りましたし、身体の使い方などみっちり稽古をつけて頂きました。
沢山動くと稽古後の爽快感、動いた達成感があります。
太ももは程よい疲れを感じました。
宗家、ご指導ありがとうございました。
今日の剣法では居合形である乾坤の形から野送りを稽古しています。
居合の五応でも野送りは稽古しているので、イメージはしやすいと思いますが、
いざ相手が斬り懸ってくる動きが伴うと、思うように動けなくて途端に戸惑いますよね。
何より、鞘引きの重要性が身に沁みるかと思います。
剣法の稽古では相手がいるからこそ感じられる、動きの楽しさ難しさがあります。
出来ない~、けど楽し~が合言葉のようなものですので、前向きに取り組んでみてください。
もう9月ですね、稽古場に入るときは秋の気配、稽古後は真夏の日差し。体調管理に気を付けましょう。
逆袈裟の時肩が抜けるような角度で斬り終わる方、注意していると直るのですが形などでほかに気を取られていると出るようです。癖は意識していないと直らないものです。
私も基本の二などをするとき一刀目で伸びあがり、斬り終わりで重心が前よりになり肩が上がることがあります。一刀目は鞘引きと、右半身の関係に注意すること。斬り終わりは半身の入れ替えの後右半身と斬り手の関係に注意しています。
早く強くかっこよく斬りたいと邪な心が出ると悪い癖が出ます。技術的なことより心の問題かもしれません。
形は左月、両車、陽中陰、神妙剣です
このグループは特に形の動きに流されないように、ひとつひとつ動きを確認しながら稽古をしていただきました。
本日の稽古は稽古場の前方と右側が全面鏡の競技場での稽古でした。参加者も少ない方でのびのび稽古できました。
鏡で自身の体勢や軸のブレなど確認しながらの稽古。普段から気にしているところを少しでも精度を上げるようにしていきたいものです。気が付いていても稽古中に夢中になると癖が出てしまいます。止めて確認したり、ゆっくり動くことで修正したり工夫して稽古して行きましょう。
本日の池袋稽古は
基本稽古 → ためを作らずに動き出しを一致させる
形稽古 → なんとなく、ではなく自分の意志で
がポイントでした。
形稽古は、まず手順を覚えることが1番ですね。
形の名前と動きを覚えて、迷わずに動けるようになったら少しずつ精度をあげることを意識しましょう。
なんとなく足を出す、ではなく、しっかりと敵に向って出す、というように意識次第で体のぶれ、崩れは少なくなってきます。
納刀も同じ。
座技でも平行納刀で、きれいに蹲踞の姿勢へとうつっていきましょうね。
やや暑さは凌ぎやすくなってきましたが、当日の稽古場は湿度が高く、参加された方は
8月もあと数日となりましたが、天候が不安定で気温の変化も有り体調を崩し易いこの頃です。
残暑の中、元気に夏を乗り切りましょう。
本日は稽古の始めに前回、前々回の指導担当時と同じ手の内と骨盤の左右方向及び前後の傾きを注意するようお願いしました。
基本稽古は、脚の入れ替え、真っ向、左右袈裟の素振り、横一文字、逆袈裟、腹抜きの抜刀稽古を行いました。
基本一二は観とり稽古をかね傳位者以上と一級以下の会員を二列横隊に並べ移動しながら実施し、より正しい動きや姿勢のイメージ付けが出来る様に伝えて稽古を進めました。
形稽古では個別に気になる点を伝えて稽古をしてもらいました。
●稽古形:左月、両車、右、夢想返しの4本(稽古順)
秋めいてきたかと思いきや、明日からまた日中は30度超えの日々が戻るようですね。
夏の疲労も出る頃かと思いますので、引き続き体調管理には十分気を付けて過ごしましょう。
末端部位って日々使っているので、使い易いですし、とても器用に動きますよね。
手だけではなく足もです。
でも、使い易いからと無意識に爪先頼みの動きをしてしまうと、踏み込む度に勢いで突っかかってしまいませんか?
軸も安定しないですよね。
基本稽古では足運びにも意識を向けて動くようにして、形稽古で応用出来るようにしていきましょう。
器用に動いてくれる末端部位は意識しなくても働いてくれます。
意識してもなかなか使えない深層部位も使えるようになりたい!そんな気持ちを忘れずに稽古してみてください。
やや暑さは凌ぎやすくなってきましたが、当日の稽古場は湿度が高く、参加された方はかなり汗をかかれたかと思います。
空調も強くしてもらっていましたが、効きが今ひとつでしたね。
このような日に限ったことではありませんが、水分補給はしっかりとなさってください。
今回の形稽古では縦抜きの形を多めに行いました。刀身と鞘のラインが一致しないとカタカタと音が鳴ってしまいます(これは他の抜刀にも共通しますね)。また、鞘引きが甘いと上に伸び上がったような抜刀になってしまいます。
刀を持った右半身と鞘引きを行う左半身の使い方を意識し、丁寧に稽古を重ねることできれいに抜刀できるようになっていくかと思います。
「何となく」動くことがないようにしていきたいですね。
引き続き精進していきましょう。
基本に戻って稽古をする意味で、教本を確認しながら稽古をしてみました。慣れてしまい漠然と流していることに気ずかされるとともに、時々確認しないと自分を見ている会員さんに迷惑をかけてしまうのではないかと反省をしています。
向え抜き。夢想返しの時の後ろの敵を斬る刀の動き、
陰中陽は形を作るのではなく、なぜこの形になるのか、
円要捌きと弛みをどう伝えたらいいのか
歯がゆさばかりが残った稽古でした。
本日は、仮想敵を常に意識して、何処を斬っているかイメージを持って稽古していただくように致しました。
前腰では、走るエネルギーをどのように一刀目に活かすかを向抜きでは、一刀目の100のエネルギーを、フッと緩めていかに後ろの敵を斬りにいくかを
胸尽しでは、捌く際に、前の敵を、前足でしっかり捉え、腹抜きからスムーズに突きに行けることを
陰中陽では、捌きから、軸を戻しながら、正面の敵の胴を斬るかを
野送りでは、仮想敵の斬る位置を明確にして、コンパクトに頸動脈を撫で斬ることを
本腰では、一刀目の際に刀が流れず、一瞬敵付けがあった上で、ニ刀目の斬りに行くことを稽古致しました。
稽古では、全体に見受けた傾向を主に伝えていますが、自分のことと捉え、稽古して行けば、技量が確実に上がっていきますことをお伝え致します。これからも、共に稽古に、励んで行きましょう。
先週の台風の後、少し気温が下がって連日の暑さもしのぎ易くなってはきたものの、まだまだ蒸し暑い日が続いています。体調を崩さないように気を付けていきたいものです。
本日は居合の稽古を担当させていただきました。中ほどに初心の方に入ってもらい、前と後ろにそれぞれ他の人に位置取りしてスペースには余裕がありませんでしたが安全確保で稽古で来たと思います。
初心の方が旨く納刀できないこともありましたので、稽古途中で皆さんに集まってもらって間近で納刀を見てもらいながら稽古しています。
始めのうちは誰でもうまくいきません。刀をうまく鞘に運べなかったり、切っ先で手をつついてみたりひっかけたり、刀の棟がこすれて痛い思いをしたり、皆さん何かしらの経験があるのでは?
柄の握り方、鞘の鯉口の取り(握り)方、血振りから納刀へ刀の運び等、始めはできなくても繰り返して稽古しているうちに、自然にできるようになっていくと思います。納刀に限らずですが出来るようになってきても曖昧さが残ったり、それが癖につながったりということもあります。正しい納刀、正しい動きを理解して稽古していければと思います。
本日は『傳位者稽古』と『一般稽古』があり、私が指導担当した『一般稽古』の稽古内容です。
一般稽古では半身から半身への体捌きと足運び、素振り、抜刀といった基本的な動きを再確認していただきました。
男性会員さんに多く見られましたが『速さ=上手さ』と勘違いしている結果、左手による鞘引きが曖昧なまま抜刀していたり、柄を握りこむ位置が遅くなり仮想敵を斬っていない操刀が散見されました。
先ずはスピードを落とした等速で、刃筋が通った正しい斬りや左手を十分に使った抜刀、斬りつけ、納刀を大切にするようお伝えしました。
全体的に力みがあって身体が硬い動きで柔軟性に欠けていたので、筋肉のオンとオフを上手に使うことで、動きにメリハリがつき、形に締まりが出てくることも合わせて、お伝えしました。
どのような分野においても、息を止めて身体に余計な力が入り過ぎていると本来の力を十分に発揮できないと言われています。落ち着いて呼吸を整え、余分な力を抜いた動きを心掛けていきましょう。
形稽古は『向抜き』『胸尽し』『本腰』『野送り』の4本を行って本日の稽古を終了しました。
秋雨前線が近づいているようですね、あっという間に秋の気配です。
私からは有傳位者稽古の報告です。
正確さを求めて丁寧に動く(動いている)つもりなのに、傍から見ると、コマ送りになっていたり、溜めて力で動いてしまっていたり、…というのは皆共通に悩んでいる事だと思います。
通過点のポイントとなるひとつひとつ動作と、それらを繋げていく動作、無意識にしろ、意識的にしろ、不得手な部分を都合よく省略してしまう事が原因だと思います。
どこまでストイックに求めるかは個々の意識ですので、私からは幾つかのポイントを “忘れないで” と声掛けしながら、身体の各部位をバランスよく使う意識を持つように促しつつ稽古を進めています。
形稽古は本腰・両車・野送り・玉光・水月・陽中陰としました。
最初に行う身体の使い方の基本稽古、基本稽古で行う足の入れ替えや半身の入れ替えは全て応用の素でもあります。
ただの準備運動にしてしまうか、身体の使い方を練る時間として活かせるか。
自分の意識次第ですよね。
短時間の限られた本数ですが、毎回反復稽古しているものですので大事に動いてみてください。
下総の国総鎮守葛飾八幡宮の境内にある稽古場所での初めての稽古です。床、壁とも鏡の面を除いて全面ホワイトのすっきりした稽古場です。窓の向こうに本殿が見え刀礼もいつもと違う雰囲気が感じられました。
形は真、胸尽くし、水月、前腰です。鏡の前でする形と、無いときにする形とは微妙に違います。鏡の前では無意識のうちに微調整しているのかもしれません。鏡は魔物と聞いたことがあります。勘違い、思い込み、出来たつもり稽古の度に自分に言い聞かせています。
お盆も過ぎ、暑さも盛りは越えたかもしれませんが、残暑はまだ暫く続きそうです。
体調管理にはくれぐれもお気を付けくださいね。
身体の使い慣れた部位は無意識せずとも使えますが、意識しても使い難い部位もあります。
稽古ではそういった普段はあまり使わない部位や、日常とは違う使い方を意識していくようになります。
動作をひとつひとつ確認している時には使うのに、幾つかの動作を繋げた時には使わなくなっている部位がありませんか?
滑らかに繋げた動きとは、動きの省略や誤魔化しではありません。
例えば “跪座” 。
跪座の姿勢で一時停止して確認しなくても、すべきタイミングで出来ていなければ、使い易い違う部位にその動きを補わせているという事ですよね?
この日の稽古では、そういった身体の様々な部位を使っているかを意識して頂きました。
単純なひとつの動作にも、多くの身体の部位が同時に反応している事を感じながら動いていきたいですね!
猛暑日でしたが、多くの参加者となりました。
館内冷房は19度、安全の為に左右前後の位置確認と水分補給,休憩を15分から20分のインターバルで行いました。
斬り終わりの姿勢(切っ先・体重位置・軸)に留意して頂きました。
形:水月・胸尽し・陰中陰・円要・陽中陰・野送り・響返し
合宿:10月19日(土)20日(日)での昇級・昇傳、申し込み書を配布致しましたが、部数が不足するほどでした。
残暑は続きますが、それ以上に熱意のある方が多くいます。
しかし、暑い!
本日は、お盆の連休明けの稽古となったことから大勢の参加となりましたので周りとの間合いに気をつけて稽古していただきました。
参加者は級以上の方々でしたので、基本と形9本の稽古とも説明を短めにして沢山動くようにしていただきました。
普段の稽古での注意点や個別に指導を受けたことなど沢山の課題があると思いますが、一度に欲張らず一つひとつでもよいので乗り越えられるよう頑張りましょう。
武道は一日にして成らずで、日々の精進あるのみ、ただ動くのではなく少しでも進歩していけるよう共にがんばりましょう。
まだまだ暑い日が続きますので健康管理にも気をつけましょうね。
本日は、有傅位稽古と一般稽古が同時に行われました。
私が担当を致しました一般稽古日記です。
一般稽古は、1級以下の方々の稽古のため新人講習を終えて一般稽古が初めてのFさん、インド人のNさんなど新人さんも多く参加でした。
前回の稽古同様に刀を持つ手の内に注意するよう伝え稽古を進めました。
説明内容は前回同様バット握りや手首が折れた握りでは正しい抜きつけ、斬りつけの姿勢に繋りません
以上を全体の課題とし素振り、抜刀稽古、基本一二そして形稽古と進め個々に気付いた点を伝えて稽古を進めました。
正しい動きや姿勢のイメージをいかに自分自身のものに出来るかが重要と感じました。
その為に見とり稽古の手本になるよう指導者の精進の大切さを再確認しました。
本日の品川稽古は、暑い中、多く稽古熱心な参加者で熱気のこもった稽古でした。
居合は仮想の敵をイメージしてその敵に対応して体をさばき又攻撃のために切りつけていきます。形稽古では、自身の軸を崩さないように注意することはいつものこととして、本日は特に敵をイメージして目線や切りつける位置をしっかり意識して稽古してもらいました。実際に目の前に敵対する相手が居ればわかりいいのですが、普段の稽古ではそうはいきませんね。いつも通りの稽古ではあるものの、あらためて理合いから仮想の敵の体勢や動きをイメージしたり、外から見た自身の動きを想像してみたりすることも、時にはいいのではないかと思います。
連日暑い日が続いています。冷房や外気の落差の大きい環境の変化で体調を崩さないようにしたいものです。
本日は、暑い中、多くの方が熱心に稽古に参加されていました。
そこで、互いの間合いを気にして、安全に稽古しましょうとお声をかけてから、稽古をスタートいたしました。
足の入れ替え、半身の入れ替えでは、常に軸を立て、そして、縦の動きを意識して、緩みで動くことを意識していただきました。
基本素振りは、仮想敵の何処を斬っているか、また、手の内でほ柄をどのタイミングで絞るのかを確認して、稽古しました。
形稽古は、真、胸尽し、水月、野送り、左月、玉光、前腰を行いました。
形稽古でも、仮想敵を意識した理合いを確認して稽古し、正しい刃筋で斬ることができることを目指しました。
今後も一刀一刀丁寧に仮想敵を意識した稽古をしていきましょう。
宗家剣法では、この日も形は行わずに基本動作を掘り下げる稽古です。
今回は受け流し各種の確認を行いました。
真っ向斬りを受け止めてから流す動き、止めず流す動き、
袈裟斬りも同様に受け止めて流す動き、止めずに流す動き、
左右、斜め後など様々な形に出て来る体捌きのバリエーションを稽古。
相手との間合い、斬りの軌道、斬りの圧の方向、体捌きの状態等々。
刀の交点から伝わる情報と伝える情報を身体で理解し、打太刀、仕太刀それぞれのすべき事を意識する稽古を反復しております。
Kさんのお兄さんがブルガリアから来日しましたので、記念撮影。
本日の稽古では、軸を意識していただきました。
座技でも立ち技でも体重が左右に乗り過ぎて軸がブレていませんか。
体重が左右に乗った動きは普段の歩行などの動きであるため居合の時もそのような楽な動きになり易いです。
武道である居合では軸のブレを無くして体を左右均等に使うことが求められます。
今回稽古した円要と野送りでは体重の偏りが顕著に現れます。
いずれも最初の捌きで体重が片方に乗りますが、その後は体重が均等になる動きが求められます。
円要では左足に体重が乗った状態で捌きますがそのまま傾斜した状態で反転し斬りつけを行ってしまったり、野送りでは右足に体重が乗った状態で捌きますがそのまま傾いた状態で斬りつけてしまったりしていませんか。
軸のブレと言っても多岐にわたっていますので、いろいろの状態で意識して身体を操作してみましょう。
居想会入会当初は歳も歳だし剣法は無理かなと勝手に決めつけていました。数年後同年輩の方より一緒にやらないかと誘われ見よう見まねで参加いたしましたが居合いと違い相手の有ること最初は解らないことだらけ。正中線を外している、力で打ってはだめ、軸が曲がっている、相手をよく見る、柔らかく動くなど基本の稽古についていくのが精いっぱい。それでも刃引きの形、十剣秘訣、棒術、一隻眼刃、組太刀乾坤の形と稽古に参加させていただきました。早いもので9年が流れました。
今剣法基礎を五島師範代、馬場師範代とともに。一生懸命稽古をされている会員さんに剣法の楽しさ、難しさを伝えられたらと思っています。
火曜日の帰り道、家の近くでハクビシンに遭遇しました。
全く警戒されず。
ご近所さんのような「あ、どうも~」みたいな感じで、私の横を通過していきました。
本物初めて見た・・・・。
火曜日の稽古のポイントです。
座技であれば膝、立技であればどちらかの足・体側、どこか1点に頼った体捌きではなく、体の中心を意識して
体を操作していきましょう。
半身を意識して稽古いたしました。
改めて、半身を意識して動くということが、体で刀を扱うー斬るということに繋がるんだなと感じました。
単に最初や最後の体の姿勢ではなく、斬る際の体の使い方と繋げて考えてみると気づくこともあるかもしれません。
形稽古は、胸尽くし、響き返し、玉光、真の4本
それぞれ確認すべき点は多々ありますが、地道に丁寧に一つ一つ確認しながら精度を上げて行きましょう。
引き続き共に精進して参りましょう。
剣法入門15回以上参加された方は参加出来る90分枠の剣法です。
今回は袈裟の斬り返しや、真っ向斬りに多くの時間を割いて確認をしました。
・基本姿勢はどうなっていますか?
・振り被り、木刀の重さを活かしつつ肘の緩みで頭上に構えましたか?
・木刀の軌道は?斬りは叩き付けになっていませんか?
・斬り終わり姿勢の軸は活きていますか?肘は?肩は?
木刀も刀なのですが、居合刀を扱う時よりも手の内が曖昧になりがちなようです。
刃で斬ろうといていますか?
ちょっとした事ですが、大事にしてみてください。
木刀と木刀の交点という僅かな接点から伝わる事、かなりの情報量があります。
最初のうちは動く事でいっぱいいっぱいですが、繰り返し剣を交える事で感じる事も増えて来ます。
互いのやりとりから見えてくる、様々な動きの可能性を楽しんでいきましょう。
体育館の中は冷房が効いていて快適でしたが、外は35度前後の猛暑日であった為、熱中症とならないよう細かく休憩と給水しながら稽古を進行しました。
熱中症の初期症状は『身体に力が入らず、ダルい感じがする』『頭が重く感じて目の焦点も合わない』『身体が暑く感じて、汗も止まらない』が代表的な症状となります。このような症状を感じたら体力を過信せず、決して無理をしないように注意しましょう。
また、ドリンクもカフェイン入り(緑茶、紅茶、コーヒー等)の飲料は利尿作用がある為、せっかく取り込んだ身体の水分を体外へ放出してしまい、血中濃度が高くなる恐れもあります。ミネラルや塩分、クエン酸がバランスよく配合されているスポーツドリンクを薄めて飲用したり、麦茶、ミネラルウォーターを飲用しながら、熱中症対策タブレットを効果的に摂取することも良いとされています。
本日は師範代の先生方をはじめ、傳位者や稽古回数の多い会員さんが主な参加メンバーだったこともあり、足の入れ替え、素振り、基本の1と2までを30分で終わらせて、残りの60分を使って18本通し稽古を実施しました。
1本目は共通注意ポイントを全員で確認しながら振っていただき、2本目は各自個別の注意ポイントを意識して振り、最後の3本目で呼吸を入れて振りました。
後方スペースでは2名の新人講習が行われており、休憩時間を利用して自己紹介の時間を作りました。
女性のFさんは武道未経験で赤羽、池袋を中心に稽古へ参加希望です。男性のKさんは殺陣を長く稽古されており、より本格的に古武道を稽古したいと考えて居想会へ入会したそうです。秋葉原、水道橋、九段下を中心に稽古へ参加希望です。これから一緒に精進して参りましょう。
本日は柔道場でしたので、敵の位置を畳の縁を活用して確認していただくことをポイントとしました。
畳の縁の延長線上に敵がいる、または縁の交点に敵がいるなど、基本でも形でもその状況に応じて敵のいる位置がどうなっているか確認しながら稽古していただきました。
居合では剣法とちがって実際に相手がいるわけではないので、敵を意識しない動きになってしまいがちです。
そのため、敵とずれて動いていたり敵の居る位置とは違ったところを斬っていたりとなってしまいます。
常に敵の中心を自分の正中で捉えられるように意識してみましょう。
それだけでも正確な動に一歩近づくことができると思います。
今回の稽古でも敵を意識してもらうことで、基本にしても形にしても動きの曖昧さが減ってきていますので続けられるようにしたいですね。
まだまだ暑い日か続きますので、お互い体調管理をしっかりしてまいりましょう。
稽古場。更衣室は一時間前からエアコンを入れていただき快適なのですが、外はまるで道路の照り返しに煎られる鍋の豆のようです。
演武会後、形の一刀目を大切にを合言葉に稽古してきました18本が一巡しましたので、まとめの意味で18本とおしをしてみました。各形の注意点を一点に絞って各自のゆっくりした動き。70%の動き。最後にいつもの動きをしていただきました。何か感じることが出来れば次につながると考えました。
市川開設当時からの会員さん、新しく稽古に来られる会員さんと賑やかになりました。次回はまた真、胸尽くし、水月、前腰から初心に戻り、軸の意識から18本を順次始める予定です。
今日も外は 体が茹で上がるんじゃないかと思うくらいですね。
カラッとした暑さだと気持ちいいんですけどねー。
本日はまず、「緩んでいる」と「つぶれている」の体の状態の違いを見ていただきました。
この違いは、軸が立てられるか・軸がつぶれるか、にも直結しますので常に意識をしていきましょうね。
形は「響返し・五応」を稽古しました。
その中の「響返し」のおさらいです。
・抜刀時は軸を潰さない、抜刀後の付けは立っている敵
皆様 本日もお疲れ様でした。
外が暑かったためか館内の冷房の効きが弱く、やや暑い中の稽古でした。
全体を通して軸を意識することをポイントに、動き出しや切り終わりのとき、自分の軸がどうなっているかを感じていただきました。
田町の競技場は前面が鏡になっています。稽古中は鏡を意識しすぎないよう、鏡に触れることは少ないのですが、ご自身で感じている軸の状態と鏡で見える軸の状態の差を確認することができるかと思います。
形稽古は日曜日の田町武道場で稽古した「夢想返し」の補足と、「陽中陰」「円要」を行いました。
自分の体の状態は、意外と自分でもわからずに動いていることがあります。先生方のご指摘をいただき、自分でも確認・修正することで、少しずつできている時とできない時の差を感じることができてきます。
自分の体の状況を感じながら稽古してみましょう。
梅雨があけたら猛暑日が続きますね。
無自覚に疲労が蓄積しているかもしれません、お互い健康を過信せずに過ごしたいですね。
演武会以降、宗家剣法では初心に立ち返り基本重視の稽古を繰り返しています。
打太刀・仕太刀、それぞれの立ち位置で成すべき役割は違います。
打太刀がきちんと受けられなかったり、真っ向斬りの軌道が正中線上でなかったりすると
仕太刀は必要な稽古になりません。
仕太刀としてもただ木刀を振り回しているのでは、運動したかもしれませんが稽古にはなりません。
やらなくてはいけない事を理解する事と、その動きが出来ているかという事は別物です。
稽古は常に青天井で、動きの完成などずっと遠く、簡単に手が届くものではない。
出来ていないのだと自覚をもって、出来るようになりたいという想いを糧に1本1本大切に動いています。
悔しかったり、切なかったりもするのですが、その難しさが楽しかったりもするんです。
剣法稽古では木刀同士の交点から伝わる互いの動きを体感する事によって、動きでの遣り取りをしていきましょう!
そうそう、今度の週末剣法は剣法入門15回以上であれば参加資格ありです。
剣法入門は30分枠ですが、週末の剣法はしっかり90分枠です。
この夏に一歩踏み出してみてはどうでしょう?
8月1日基礎剣法稽古報告
居合い形では20本(通常では18本)を稽古します。それぞれ既に敵と思われる相手は刀の柄に手がかかっているか、抜刀された状況です。
そんな状況下で、座技、立ち技でどのように対処するかを学んでいます。
しかしあくまで仮想敵なので目の前にいる訳では有りません。
軸を意識して、緩んで、目線は正面、踵で蹴り上げない、刀を腕で操作しない
等、その上形は覚えなくてはならず、、、、、アーーーー
12年目の自分も皆さんとたいして変わりなく稽古のたびに反省の部分が多く有ります。
剣法は相手が目の前にいます、基本的な動きは居合いと同じ、でも歩数を考慮した間合いや打ち込むタイミング、相手の剣をよける一瞬の動きが生死を分ける。そういった稽古です。
ほぼ10年やり続けてもまだまだ恥ずかしい様な状態ですが、これがなかなか楽しい!
昔のお侍は道場で木刀や、竹刀で打ち合い稽古しました。
怪我を負ったり、不具となったり、死に至る事も有ったそうです。
宗家や、本間先生を目の前にすると相手の剣から逃げたい気持ちが先走り、体が逃げていくのです。相手の目を見るとヘビに睨まれたカエルの様に金○がちじみ上がるのです。
でもそんな恐怖を昔のお侍も共有したのだと思えば稽古も楽しく有りませんか。
是非、剣法にも参加し、居合いを別の視点から見てください。
きっと何かが見えてきます。
今日から、8月に入りました、早速猛暑日を記録しています。
本部からも、ペットボトルは飲みきるように指示があり、こまめに休憩と水分補給をしています。
基本の一・二では、振り被りから真っ向斬りの時、手の主導を右手から左手への感覚を改めて意識しての稽古です。
形稽古では、斬り終わりの姿勢確認
1.重心が両足の中心
2.切っ先がブレない
3.目線が、刀を追わない
家の前にけやき通り、という2mに満たない通路の両側に大きなけやきが並んでおり、小雨程度なら雨から守ってくれて助かっていますが、今は、蝉の集団が居候しており、鼓膜が痛くなるほどの声を発しています。暑さとか蝉の声で夏を実感しています。
今日は指導担当でしたので、話をしている時間の方が多かったのですがそれでも稽古着は汗で濡れていました。
稽古をされた皆様、お疲れ様でした。
この時期は稽古着だけでなく、袴もこまめに洗いましょう。背板に塩がふいてきますよ。いやほんと。
干すのは日陰。日向は避けましょう。
部屋の中でも、エアコンが効いていると結構早く乾きますよ。
さてさて、本日の稽古のおさらいです。
座技は軸を立て、上に体を持ち上げていきましょう。
胸先行にならないように。
立技(野送り・玉光)は力を抜いて柔らかく縦抜きを行いましょう。
抜刀のために力を使わないように。
では皆様、また稽古場で。
武道場でしたので、スペースを広く使った稽古ができました。
基本稽古から通して、「斬るべき対象の位置」をポイントに、形稽古は走り懸りを4本、座技は陰中陽を稽古しました。
回数が少ないうちは手順を追うので精一杯になってしまいますが、手順が入ってきたら、どの位置に相手がいるか、その相手のどこに付ける・斬るのかも意識してみてください。ゆっくり自分の動きを確認しながら動くことも有効かと思います。
(意識せずに動いていると曖昧になっていても自分では気が付かないものです・・)
台風が過ぎ去り一気に熱くなりました。熱中症や脱水症状に気をつけて、共に稽古を楽しみましょう。
急に気温が上がりましたね~。
気温がというか、湿度の高さが体にこたえます。
昔は夏が大好きでしたが、今は冬よりいいかな~くらいです。
本日の稽古のうち「陰中陽、陽中陰」ですが、足の捌きに特徴がありますよね。
陰中陽は、相手の刀を受け流す際の足の捌き。
陽中陰は、抜刀時の足の捌き。
どちらも正しい捌き方をしないと、次の動きに支障がでてきますので慣れるまでは、いえ、慣れても自分で注意をしてくださいね。
台風接近の予報でしたが、雨・風もなく晴れ間の見える天気で真夏の暑さでした。
稽古場は正面と右手壁面が鏡の競技場、参加者もいつもより少なくスペースに余裕がありましたので、動きの大きな形を選んで「円腰、両車、前腰、夢想返し、神妙剣、右の敵」の6本をゆったりスペースでのびのび稽古できました。
本日の稽古は、軸を崩さないこと、ブレを少なくするように気を付けて、正面に鏡がありますので自身で動きを確認してもらいながら、また構えや切り終わりの体勢も時々自身でチェックしてもらっています。
注意点としてもう一つ。「踏み出す足(つま先)でしっかり敵を捕らえる」ことにも気を付けて稽古してもらいました。特に二刀目の振りかぶりやは転身の前後のように次の動作に移るときの足の向きは、動きが速くなればなるほど自身が気付かないところで曖昧になりがちです。敵を捕らえる瞬間をイメージして、スピードを落として振ることで修正していければいいのではと思います。
本日は稽古の始めにテーマを2点伝えて稽古を進めました。
1つ目は前回同様刀を持つ手の内(バット握りや手首が折れた握りでは正しい抜きつけ、斬りつけ姿勢に繋りません)
2つ目は骨盤傾きです(斬り終わりの姿勢で骨盤が後ろに倒れ気味の為必要以上に後ろ脚が曲がり後ろ脚が効かない状態の斬り終わり姿勢になりやすい)
以上を全体の課題とし素振り、抜刀稽古、基本一二そして形稽古と進めました。
本日の一般稽古では『軸を立てながら、しっかり仮想敵を斬る』という点を意識しながら稽古しました。
稽古回数の少ない新人会員さんは、手順を先ず覚えようとしている為、やむを得ない部分はありますが、手順が頭に入っている稽古回数を重ねた会員さんの中でも、キレイに形の手順だけをなぞっているパターン、とにかく早いスピードで刀を振り回しているパターン、刃音を鳴らしてブンブン力強く刀を振っているパターン等々、本来は眼前にいるはずの仮想敵は関係なく、単純に刀を振っている方が意外にも多くいるように見受けました。
素振りの段階から仮想敵をしっかりイメージし、常にその位置を把握しながら、ゆっくりと等速に仮想敵へ刃筋を向けた正しい斬りを先ずは身に付けるよう心掛けましょう。
また、全体的に抜刀、納刀のどちらにおいても右手に頼りすぎており、左手を十分に使えていなかったので『抜刀、納刀の際は左で抜いて、左で納めるという意識を強く持つこと』をお伝えしました。
先週、私が新人講習を担当したNさんとトルコご出身のSさんが一般稽古へ元気に参加してくれており、安心しました。
適宜、関戸師範から二人へフォローいただき、非常に助かりました。
休憩時間に二人の自己紹介の時間を作りました。今後も共に稽古を楽しみながら精進して参りましょう。
形稽古は『本腰』『胸尽し』『野送り』『玉光』の4本を行って本日の稽古を終了しました。
本日の稽古はここ田町一か所でしたので、広さのわりに多くの方が参加されました。
稽古のポイントは、速さを抑え基本の動きを大事にすることといたしました。
基本から形の全般に共通することですが、抜刀、振り被や足捌きなどが速さにまぎれて疎かな動きや捌きになりがちです。
特に稽古回数が多くなって慣れてくるに従って速さや力の入った斬りや動きが前面に出やすくなりますので、基本はどうだったかな出来ているかなと自分でもチェックしながら稽古するようにしてみましょう。
本日稽古した形は水月・胸尽し・右・野送り・陰中陽・玉光の6本でしたが、一例を挙げますと、水月では突きの位置が高い、胸尽しでは腹抜きでの切っ先が鯉口から外れる、右では右回転の際に右足を踏み込む、野送りでは受けの捌きを鎬で受けていない、陰中陽では足捌きと斬る敵の位置がずれる、玉光では伸びあがった縦抜きがあります。
小さなことでも、どれを一つとってもそれなりに深い意味を持っていて大事なことです。
まずは基本でも形でも基本に忠実な動きや所作を大事にするよう心がけましょう。
ここのところ湿度と気温の高い日が続いておりますので、体調管理にはお互い気を付けてまいりましょう。
斬り終わりの姿勢の確認をしました。
なんとなく軸が立っているだけでなく、重心の位置は真ん中か、踵があがっていなか、後ろの足が死んでいないか、いろいろ確認すべき点がありますね。
慣れてくると早さや力強い動きを求めるあまり、斬り終わりが次に繋がらない姿勢になっていたりします。
自分の体がきちんとコントロールできる早さをたまには確認してみましょう。
形稽古は、あまり体の軸が動かない胸尽くしと動きのある両車で斬り終わりを確認しました。
その他、陽中陰、神妙剣、響き返しを行いました。
お伝えしたポイントを振り返ってみると、軸を意識しつつ、弛みで体と共に刀を扱う、ということだったかと思います。
私にとってもずっと課題です・・・
これからも共に精進して参りましょう。
秋葉原は、宗家剣法・剣法基礎・居合稽古が行われており、居合稽古の報告です。
梅雨の季節で蒸し暑い日が続いています。冷房は効いていますが水分補給はマメに取って頂いております。
級・有傳者が一緒の稽古ですが、基本である刀の取り方・鞘送り・鞘引きを確認し、形の基本である基本の一・二を繰り返し稽古致しました。
形:本腰・野送り・陰中陽・前腰
特に、本腰・陰中陽は身体の捌きが難しいので、先ず無手(刀を持たず)で上体を真っ直ぐに、更に、脚を捌く動きを稽古しました。
休憩時間に、分からない点を皆で共有し、分からない事に気づくのが技量の向上に繋がる事をお伝えしました。
来週、関東は梅雨明けの予測ですが、私の住んでいる山の近くでは、3日ほど前から蝉が鳴き出した様です。
本間師範指導の有傳者稽古と同時に行われました一般居合い稽古で感じたことをお伝えします。
第一に気の付いたのは刀を真ん中でとることはみなさん理解されているのですが、曖昧さが目立ちました。刀を真ん中でとった時の両脇の感じを大切にしていただきたいこと、このことを曖昧にすると半身が理解できないことをお伝えしました。
刀を真ん中で取り鞘引きをしていただくと右半身の動きが理解できます。軸、緩み、半身は稽古をするうえで大切なことです。
形の動きが一通り入ったらなんでだろう。なぜだろうと常に考えながら稽古をしてみて下さい。居合の新しい扉が見えてきます。
初傅位以上の居合稽古です。
初傅位以上の方は、最低でも4年以上は稽古されている方々なので手順は熟知しております。
その上でいかに技倆を上げていくかの稽古となります。
本日は、下記で進行しました。
●抜刀稽古:横一文字、逆袈裟、立て抜き、腹抜き
●形稽古:真、本腰、両車、玉光、陰中陽、神妙剣の6本(稽古順)
脚の入れ替え、半身の切り替えに続き素振り稽古は真っ向、左右袈裟、
基本一二は振り被りの稽古を別途稽古してから通して動きました。
形稽古では自身の正中線と仮想敵の正中線を意識して敵に対する体の向き、位置に注力して中心を外すことなく動くように稽古を進めてもらいました。
朝から雨の稽古日ですが、参加数は晴天の時とさほど変わらすにお越し頂いております。
なるべく1本でも多く振って頂きたくて説明を的確に最短で伝えるよう努力しました。語らないように頑張っていますが、なかなか指導は難しく自己反省をしております。
基本素ぶりは手のうちがテーマ。
基本1基本2は、軸。
座技の形稽古は「膝」をテーマ。
刀を振る事に気を取られ、膝が開いていたり膝が左右に動いていたりします。
手と足、すべてを同時に動かしますので大変かと思いますが気を使えば出来るものです。
立ち技は、上下動をしないで動く事。
稽古の積み重ねで焦らずに丁寧に動き習得するように精進下さい
夜来の雨と、朝晩の低温体の管理にご注意ください。
演武会後の市川稽古では形の一刀目に気を付けています。鞘引きの不十分な抜刀は軸のブレの原因の一つです。形の動きが入ってくると自分勝手に流される方をお見受けします、一見それらしく見えますが似て非なるものになりかねません。私も道半ばですが居想会の体の使い方は理にかなったシンプルなものです。稽古の中でしか答えは見つかりません。
稽古後のランチはそれぞれの素顔が垣間見えて楽しいものです。最後は歳の差関係なく居合いの話で盛り上がります同じ釜の飯とは言いますが時間が許されれば参加してみては、また違う楽しさが発見できます。
指導部稽古、深谷先生担当の折鞘送りと軸のぶれに関する指導が有り、今更ながらなるほど!と感じた事をお伝えしようと思います。
正しい軸や緩みを意識し体の真ん中で柄を取る、これらの注意点は基本なので皆意識している点だと思いますが、いつの間にか鞘送りが大きくなり結果右半身から左半身の動きが正中線を外してしまう結果となっている事に気付いた次第です。
代官山稽古にて右手主導での抜き付けが多く見受けられ、正面の敵に真っ直ぐに抜き付ける様にと指導しておりましたが、この現象の多くは鞘送りの多きいが為の動きのせいでもあったのだと気付いた次第です。
自分でも検証してみましたが確かに深谷先生の指摘の通りと思いました。
自分も意識して修正し稽古に反映したいと思います。
皆さんも当たり前と思っているご自分の動きを再度疑ってみる様にしてみてはいかがですか。
本日は、軸を保つことを終始心がけていただきながら、稽古いたしました。
例えば一足での半身の入れ替えでも、軸をキープし、股関節を緩めることで縦の動きが出来るように稽古いたしました。
基本の1,2では、抜刀の際に、峰側から柄を取りにいくことを確認し、また、剣体一致を意識して稽古していただきました。
形稽古は、向抜き、陰中陽、陽中陰、前腰、夢想返し、神妙剣、右の敵の7本を行いました。
向抜き、夢想返しでは、一刀目の額を割るように刀を扱うこと、また、一級や傳位の方には、一刀目のエネルギーを2刀目に活かせるよう稽古していただきました。
神妙剣、右の敵のでは、膝を抜く動きを無刀でまた、刀を使う際も分解して、動きを確認して稽古しました。
陽中陰、陰中陽は、仮想敵の動きを確認して、イメージをもって稽古していただきました。
田町稽古は、稽古場が広いので伸び伸びと稽古ができますね。
「夢想返し」「神妙剣」では、ゆるめる箇所と方向をポイントにして
稽古を行っていただきました。
一瞬体が不安定になりますが、こわがらずに緩んでみてください。
だんだん慣れてきますからね
朝から雨。夜も雨。梅雨空の稽古日です。
皆さん、雨にも負けずに元気に稽古場に足を運んで下さいました。
風邪も流行っておりますので、ご自愛下さい。
本日の稽古は、いつ通りに基本稽古から開始。
脚の入れ替え、半身の切り替えに続き素振り稽古は真っ向、左右袈裟、左からの逆袈裟、横一文字。
基本一二は振り被りの稽古を別途稽古してから通して動きました。
形稽古のでは左月、右では初めに無手で体軸と踏み出す脚の膝の動きを注意して稽古を進めました。
円要ではさばいた姿勢から体軸を立てながら転身するように。
玉光では真っ向斬りが中心線を通った斬りになるよう注意。
神妙剣では腹抜きの動きを確認してから通して動きました。
今回も軸を意識しての稽古です。
手順を追って体捌に意識が向き過ぎると、仮想敵との位置関係や、その形の動作の中で自身がどういった意味のある動きをしているのかが曖昧になり、刀や身体があるべき位置よりも流れたり、開いたりしてしまうようです。
今回は陰中陽・野送りなど、まず自身の中心を仮想敵の刀の軌道から捌く動きから始まる形で敵対動作の有無の違いを意識しての稽古としました。
ほんのちょっとした身体の使い方で動きは大きく変わります。
違和感に気付いたら原因を探って、常に身体の使い方を試行錯誤していきたいですね。
今年の七夕さま、残念ながら雨模様でしたね。
前々回、前回に引き続き基本重視の稽古です。
今日は袈裟の斬り返しと真っ向斬りの斬りと受けを、軸の状態や刀の軌道、手の内の変化と諸々確認すべき事を再認識しつつ、速さで誤魔化さずに動きの確認を行うようにしています。
形稽古は刃引きの形から1本目と4本目のみ。
基本で確認した袈裟の斬り返しや真っ向斬りの斬りや受けの状態を、仕太刀・打太刀それぞれの側でなすべき事を意識して、体現していけるように稽古しています。
手の内は緩めすぎると柄と掌に遊び空間が大きくなり軌道のブレに繋がったり、摩擦から掌にマメを作ってしまったりするので加減を見つけて適切な状態で握れるようにしていってください。
この日は、全体として、力で刀を振る、抜刀の際に強く握り込むなど力みか目立ちましたので、股関節の緩みと手の内の絞り、緩みの確認をしながら、稽古を行いました。
足の入れ替え、一足での半身の入れ替えでは、緩みを極限まで行うこと、基本素振りでは、物打ちが入る握り込むタイミングを意識して刀を振ることを心掛けましょう。
基本の1,2は横面を利用し、前に進みながら稽古しました。その際は、重心が片足に乗ってしまい半身を入れ替える、半身が入れ替わる際に股関節が硬いため、後ろの足先や膝が正対した際に斜め前を向いている方が多く見受けられまし。さらに股関節の緩みを意識させ、敵意識をもって稽古していくと修正できますので、頑張って行きましょう。
形稽古は、その態勢のまま、前腰、前向きに戻ってから陰中陽、野送り、響返し、胸尽しを行いました。
本日のポイントは、前回指導担当の時と同様に敵の位置を曖昧にしない、その敵をしっかり斬ることとしました。
常に敵の位置と状況をしっかり認識することで敵を刀の物打ちで捉えてしっかり斬ることができます。
基本でも形でも動きをなぞるあいまいな動きにならないように注意しましょう。
また、速さや勢いを求める前に基本をしっかり身に付ける努力も怠らないようにしましょう。
自分でも意識することが大事です。
本日の稽古では、みなさん敵を意識することであいまいな動きが減ってきています。
これからも稽古を重ねることで自然に身に付けられるよう継続して頑張ってまいりましょう
演武会に向けて、形の精度を上げる稽古を積み上げ、何か手ごたえを感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
一段落したところで、基本的なことを見直す稽古を致しました。
刀の軌道は狙ったラインに沿っているか、膝を緩めた動きになっているか、後ろの足も使えているか、などを確認していきました。
形の手順が入ってきたら、最後の斬りに至るまでの細部も見直していきましょう。
形稽古は、走り掛かり4本と胸尽くし。
それぞれ緩みがポイントとなるところを重点的に稽古しました。
できた、と思った時には次の課題が見えてくるはずです。
常に基本に立ち返ることで答えの一つが見つかるのだと思います。
引き続き、共に精進してまいりましょう。
宮澤さんの一般稽古に続き、有傳位の稽古日記です。
本日の有傳位稽古のテーマは「体のブレをふせぐ」「軸を立てる」でした。
有傳位稽古だからといって特別なテーマで稽古をするわけではありません。
普段の稽古と同じですよね。
形稽古では「左月・右」での違いの現れ方を目で見ていただきました。
同じように見えても実は違う・・・。
だからこそ、どんどん精度を上げていきましょう。
自分の動きにもっと欲をもって下さいね!
本日は『傳位者稽古』と『一般稽古』があり、多くの会員さんが稽古へ参加しており会場は賑やかでした。
『傳位者稽古』の指導は深谷先生のご担当で、私は『一般稽古』の指導を担当しました。
一般稽古では足の入れ替えから『軸を立てる』『足の爪先と膝頭を真っ直ぐ前へ出す』という二点を重点的に稽古を行いました。
また、先日の指導担当場所であった池袋スポーツ場所の稽古内容を踏襲し、『一刀目の斬り付けから振り返って後ろの仮想敵へ斬る時に切っ先が下がり過ぎたり、正中線を通らずに刀が遠回りして仮想敵より手前を斬っており、斬りというより刀を置きにいってしまっている点』と『座技で転回する際、軸が前重心となったまま転回した結果、本来の仮想敵がいる場所より数十センチも正中線よりズレてしまっている点』を私を中心に中央へ丸く集まっていただき、丁寧にポイントを説明しながら実際に刀を抜いて、どのように行っているかを見ていただく見取り稽古により目と頭で理解していただきました。
稽古スペースも限られていた為、安全面に配慮して『基本の二』のみを最初はゆっくり等速で動き、最後の二本は呼吸を入れながら仮想敵をしっかりイメージし、緩急のメリハリをつけて行っていただきました。
形稽古は『向抜』『左月』『胸尽し』『野送り』の4本を行って本日の稽古を終了しました。
本日は演武会で会員の皆さんの演武を拝見していて気になった点を二つお伝えし、その二点を重点的に稽古しました。
一つ目は『“向抜”や“夢想返し”で前の仮想敵へ一刀目を斬り付けてから振り返って後ろの仮想敵へ真っ向に斬る際、切っ先が下がり過ぎていたり、正中線を通らずに刀が遠回りすることで、想定している仮想敵の位置より手前を斬っていたり、斬るというより刀を置きにいってしまっているように見える点』です。
二つ目は『“左月”や“右”という座技で転身する形を行う際、軸が前重心となり、片方の膝に重心が片寄ったまま転回してしまった結果、本来の仮想敵がいる位置より数十センチもズレてしまっている点』です。
前から後ろへ振り返って斬りつける際、手の内で柄を握りこまず、緩めながら肘を使って左手を頭上の正中線へ素早く持ってくるなどの注意点があります。先ずは基本動作を確認してから実際に抜刀して、刀を最短距離で効率的に仮想敵へ向けていくことを意識しながら稽古しました。
本日の注意ポイントを実際の形稽古でも体感していただく目的で『向抜』『左月』を行いました。
休憩時間の際、会員の皆さんに集合していただき、一般稽古へ初参加だったIさんの自己紹介の時間を設けました。稽古を長く続けていただけるような雰囲気作りを今後も城北居想会では行っていきたいと思います。楽しく稽古しながら一緒に精進して参りましょう。
演武会が終わって初めての市川稽古です。梅雨空の中市川としては多めの13名の参加がありました。さて演武会はいかがでしたか満足な動きはなかなか出来ないものです。DVDや写真で自分の居合をしっかり見つめて次に続けたいものです。
スペースの事を考え五用、五応、五箇より一四本を稽古しました。稽古回数が多い方が多かったので形の動きは理解されていましたので各形の一刀目を大切に振っていただきました。
一刀目に気を付けて振っていただくと次の動きに結びつきやすくなります。理屈ではなく稽古の中で感じていただきたいと考えています。
次回よりまた真、胸尽くし、水月、前腰より稽古を始めます。
本日のポイントは、敵の位置を曖昧にしない、その敵をしっかり斬ることとしました。
普段の稽古を見ていても曖昧さが見られます。
そこで今回は、円要と野送りで、敵の位置にペットポトルなどの目印となるものを置いていただき敵の位置を確認しなから動くようにしていただきました。
居合稽古では実際に敵がいないので、自分でその仮想の敵を意識することが大事になってきます。
目印や目標があると敵を意識することができますが、目印や目標がなくなるとなんとなく曖昧になってしまいます。
そのために居合稽古では自分なりに仮想敵を意識することで、その仮想敵の位置やどう動くのかを想像することが可能となります。
仮想敵を意識することは難しいとは思いますが、何気なく動いているから少しでも意識を持つことに変えて行きましょう。
そこから更なる一歩が進めるようになりますよ。
早いもので今日で今年も半年が過ぎてしまいました。残り後半の半年も共に頑張りましょう。
梅雨空が続きますが、沢山の方々が稽古場に足を運んでくれました。
体調を崩し易い季節ですので、体力作りにもなる古武道で元気に過ごして頂けたら幸いです。
本日も脚の入れ替え、半身の切り替えに続き素振り稽古に入りました。
素振り稽古は真っ向、左右袈裟、右脇構えからの逆袈裟。
抜刀稽古の後、基本一二は振り被りの動作を別途稽古をしてから通して動きました。
形稽古でも要素を分解して稽古を進めました。
●抜刀稽古:横一文字、逆袈裟、立抜き、腹抜き
●形稽古:向抜、野送り、陰中陽、夢想返しの4本(稽古順)
お天気のせいなのか、職場でも体調を崩す方がじわっと増えています。
気圧の影響もあるようですから、怪我などしないよう集中して、体調管理は引き続き大事にしてくださいね、健康第一です。
増演武会を経て、参加された方もできなかった方も、また来年に向けて課題を胸に新たに稽古を開始されたかと思います。
軸(姿勢)・敵対動作を含む視線・刀の軌道等を基本も形も共通意識として基本重視の稽古としました。
形稽古は比較的稽古数が多い形を選び、手順よりもひとつひとつの動きの身体の使い方に意識を向けられるようにしています。
演武会が終わってから稽古指導を担当する初めての日でした。
演武会へ参加した方は、うまく出来た部分、課題の残った部分が各々あると思います。
指導部の皆さんも書いているように演武会前の稽古は、シミュレーションによる形稽古が中心だった為、演武会が終了した今の時期は、あらためて基本的な部分を中心に稽古していくことにしました。
本日は『股関節の緩み』と『正中線に沿った縦の足運び』を足の入れ替えから形稽古まで本日の稽古を通じた共通テーマとして、特に意識していただきながら稽古を行いました。
なんとなく形の手順は出来ていたとしても、しっかり身体捌きの基礎が出来ていなければ、単に刀を形の手順通りに振っているだけで、仮想敵を斬っているようには感じられませんし、古武道として形の完成度が低いということをお伝えしました。
また、演武会や昇級、昇傳審査前という行事の前に慌てて付け焼き刃で稽古しても技量は思うように上がらず、苦労します。
仕事や家庭事情を踏まえたご自身のペースで構わないので、年間を通じてコンスタントに稽古していくことが大切という点もお伝えしました。
次の目標を持ちながら更なる技量向上へ向けて、一緒に頑張って稽古していきましょう!
形稽古は『真』『円要』『陽中陰』『野送り』の4本を行って本日の稽古を終了しました。
居想会の形は緩みによる人の身体の自然な動きを活かしております。初めに行う足の入れ替えで十分に股関節、膝を緩めた状態で動けるようにしていきましょう。という意味を込めて稽古をスタートしました。
その稽古を活かして半身の入れ替わりを確認して力まずに基本素振りを行い、剣体一致して斬りを目指して稽古しました。
形稽古は、向抜き、夢想返し、前腰、響返し、胸尽しを行いました。
走り懸りは、走るスピードを活かしつつ、一刀目、ニ刀目を斬れるようにしていきましょう。
皆さん、今日は雨に降られましたか? 免れましたか?
秋葉原参加組は、稽古後の移動はうまい具合に免れました(きっとみんな)。
でも私、最寄り駅に着いたら土砂降りでした。
そんなこんなで本日の稽古日記です。
基本素振りの前に、体を捌くうえで中心がブレる原因を体感していただきました。
ブレるのはほんの少しですが、効率よく体を動かそうとしたとき、これが大きく影響するのです。
解決策は、常日頃稽古場で耳にしている「縦の緩み・重心移動」です。
「縦の緩みと重心移動」、最強ですよ。
形稽古は広々の稽古場でしたので「前腰・両車・胸尽し・神妙剣・右の敵」を行いました。
形稽古のワンポイント復習です。
両車と右の敵の共通点。「足は寄せない!」
各々のペースでがんばっていきましょう。
演武会が終わり通常稽古内容となりました。
脚の入れ替え、半身の切り替えに続き演武会後初めての指導担当でしたのでもう一度手の内を確認してから素振り稽古に入りました。
素振り稽古は真っ向、左右袈裟、基本一二は見とり稽古をかねて4グループにわけ横一列で移動しながら実施してもらいました。
形稽古では初めに私のゆっくりとした動作での動きを見てもらってから稽古をしてもらいました。
●形稽古:前腰、真、胸尽くし、水月の4本(稽古順)
演武会参加の方、お疲れ様でした。
今回はタイミングが合わず参加出来なかった、次回は参加出来ると良いですね!
参加した方は、様々な気付きの中から成長に繋がる新たな課題が見つかったのではないでしょうか?
宗家剣法稽古では今回の演武を踏まえ、より精度を上げる為に基本重点期間に突入しました。
本番前数か月を頑張って詰めるのは勿論ですが、次へ向けてスタートしたこの時期からの1年をコンスタントに稽古をしていくというのはとても大事です。
この期間の積み重ねがあって、直前の詰めが活きてくるので、地味~な日々の精進をこそ大事にしてください。
基礎剣法稽古には、新たにEさんが参加されましたね!
参加資格は得たのに二の足を踏んでいる人が居たら、今は始めるには良い機会だと思います。
相手が居ない時には気付かなかった自分の動きに新たな課題を見つけられる事でしょう。
大人になると時間の遣り繰りは自分でどうにかするしかありません。
本当に大変ですよね、だからこその遣り甲斐もあると思います!
演武会が終わって最初の稽古でしたので基本的動作の確認(所作含む)を行いました。
斬りの後の上体の突っ込み、撞木を切りすぎて後ろ足が「死ぬ」形、諸々気づいた点を
ひとつづつ修正しながら丁寧にかつ数多く動いて頂くようにしました。
演武会という一つの節目を終えて新たな課題を得た方も多いでしょう。
今年は参加が叶わなかった方も是非来年の演武会に向けて、研鑽してゆけたらと思います。
形稽古は左月・本腰・円要・野送り・玉光の4本です。
本日も居合・剣法ともに整列後、すぐにシミュレーションです。
入退場の姿勢や、視線なども安定し、演武も堂々としてきました。
ただ、慣れてくると蹲踞や血振りなど所作に雑さが出る時があります。
柄から手を離すその瞬間まで、しっかり集中して参りましょう。
剣法演武も、相手がいるという緊張感にだいぶ慣れてきたのではないでしょうか。
限られた時間の中で、試行錯誤するのは気持ちを維持するのも稽古時間を捻出するのも大変だと思います。
もちろん、それは居合も剣法も一緒です。
演武会に向けての緊張感を持っての稽古は、確実に自分の力になります。
あと1週間、しっかり精進して参りましょう!
演武会も近づいてきて皆さん気合が入った稽古をしておりました。
本日の稽古で感じたことは、正しい動きより速さを意識し過ぎている点でした。
速く動こうとすることで本来のものとは違った動きになってしまっています。
基本が出来てこその速さです。
まずは基本をしっかり稽古するようにしましょう。
演武会という目標に向って稽古することで、皆さん確実に向上しているのが伺えます。
本番に向けて一緒に頑張ってまいりましょう。
2週間後は演武会本番です。
シミュレーションを繰り返す事で、見られる演武をすることにも慣れてきたのではないでしょうか。
何度かお伝えしておりますが、当日はストレッチ程度しか本番まで身体を動かす事は出来ません。
今日の有傳位稽古でのシミュレーンは整列後すぐ、まだ帯の結びも硬いうちに行っております。
本番は緊張もあり、思いがけず反対の足が出たり、袴を踏んでしまったり、なんていう事もあり得ると思っておきましょう。
いつでも平常心で演武を行いたいですね。
細やかな稽古を繰り返す事で、動きはどんどん変わってきています。
1本1本、大切に稽古していきましょう!
本日も演武会シュミレーションを行いました。
下記のポイントに絞って4回を行いました。
2回目の所作・間合いの時は、見本として1組に演武をお願いし説明を加えて動いてもらい演武の見え方を確認して頂きました。
1回目=目線
2回目=所作・間合い
3回目=斜め、横から見られた時の姿勢
4回目=あご、前の軸のつぶれ(つっこみ)
だいぶ演武することに慣れて来ており目線も出来つつあります。
ポイントを伝えればきちんと直そうとする努力が見えます。
このままの調子で頑張って行きましょう。
素敵な演武が出来ると思います。
5月末日の金曜日ですが、沢山の参加者で熱気がありました。
始めに脚の入れ替えに続き素振り稽古は真っ向、左右袈裟、横一文字、左からの逆袈裟。
基本一二は視線を意識して丁寧な動きで稽古してもらいました。
全体での形稽古終了後、残りの約30分間を自主稽古とし演武会での演武予定の形を各自稽古してもらいました。
自主稽古時間は、じっくりと自分に向き合えます。
自主稽古時間が取れたときは有意義に使い技倆の向上につとめ形をまとめ上げると良いでしょう。
演武会まで約2週間。これから仕上げに入ってきます。
体調に気をつけながら、お互いに頑張りましょう。
本日は演武会のシュミレーションを3回、おこいました。
1回目:目線(敵を捉えるようとし、目を泳がせない)
2回目:軸(前への突っ込み、横から見た姿勢や上下動は目立ちます)
3回目:所作(立ち方、蹲踞、納刀、指先など)
目線では敵付はきちんとして下さい。また目が泳いだり下を向くと自信がないように見えてしまいます。堂々と演武を致しましょう。
軸のつぶれで、顔全体が前に出るとあごも前に出ますので姿勢が悪く見えます。
綺麗な所作と一緒に間の取り方も非常に大切です。
シュミレーションを重ねると本日だけでも1回目と3回目では見違える程、良くなって技倆もUPしております。
見せる稽古として見られる稽古として1回でも多くにシュミレーションが出来ると良いですね。
演武会に向けて、各自、形の精度が高くなっており、稽古の方も気が引き締まる思いで稽古できました。
お声かけをしたことは、敵付け、納刀、蹲踞の際に仮想敵に対し、残心をすることてす。最後まで、集中することで、形の完成度がグッと高くなります。今後も意識して、稽古してください。
形稽古は、左月、本腰、野送り、胸尽しを行い、一刀目を正しい刃筋で決めるように取り組みました。
後半は合わせ居合と演武会シュミレーションと別れて稽古をいたしました。
演武会まで、あとわずかですので体調管理と合わせて刀等のメンテナンス管理もしっかりと行っていきましょう。
本日のPSPは冷房が入っていて気持ちよく稽古することができました。
ポイントは、演武会を意識して、形の動きはもちろん目線や所作についてもキチンと動くことを意識して稽古することとしました。
正しい形の動より自分で動きやすい動きをして形を真似ているだけの方います。
それは新人に限りません。速くや力を入れて動く場合は特にその傾向が出やすいです。
いつもの稽古で言われていることをしっかり受け止めて稽古していきましょう。
他からいくら伝えても自分の動きは自分でしか直すことができませんから。
一つひとつ丁寧に稽古していきましょう。
また、本日の稽古の際に気になって修正するように頑張っていただいたことがあります。
それは、参加者の多くの方が抜刀の際にごぼう抜きになっていたりして、鞘鳴りが大きく聞こえていることです。
演武会の会場はシーンと静まり返っているので鞘鳴りの音が大きく聞こえることを伝えて、極力鞘鳴りがしないように注意して動くようにしていただきました。
みなさんその時はできるようになっています。
演武会の日も段々と近づいてきていますので、お互いに頑張りましょう。
演武会までの市川稽古では所作と丁寧な形稽古に気を付けて稽古をしていただく事にしました。
所作では血振り、納刀、軸に気を付けた蹲踞を初心に帰り再確認です。
丁寧な形稽古とは何かを考えながらです、ゆっくりすることの中にどれだけチエックポイントを考えられるかです。立ち技、座技とも軸が立っているか、刀は真ん中でとっているか、柄を取る手の形は、鞘送り、鞘引きをしっかりし右半身の動きがあるか、切っ先は鯉口から相手に最短で届いているか、刃筋は通っているか、腕力ではなく緩みを感じられるか、血振り、納刀にも隙のないように、まだまだたくさんあります。今自分は何に気を付け稽古をしたらいいのか考えながら、指導部員にも遠慮なく聞きながら演武会を実り多いものにしたいものです。
演武会稽古が開始しておりますが、本日の品川は通常稽古の内容で行いました。
すべて演武会に役立つ稽古となります。
始めに脚の入れ替えに続き真っ向、左右袈裟の素振り稽古。
抜刀稽古は横一文字、逆袈裟、立て抜き、腹抜き、基本一二は振り被りを別途稽古してから通して動きました。
●形稽古:前腰、右、円要、野送り、玉光、真の6本(稽古順)
形稽古では目付けに注力し仮想敵から視線を外さないことを説明し稽古を進めました。
第一回目の演武を実際に行う演武会用シュミレーションを実施致しました。
平日にも関わらず44名の参加となり、熱気に包まれました。
第一部の居合演武シュミレーションは、入場から始まり各自のそれぞれの演武形を実施。
1度目の演武では、演武位置、目線、形の完成度など、それぞれに反省点が多い状態でしたが、2度目の演武では頑張りが見えてきております。
これから各稽古場で行われるシュミレーションでの技倆アップが期待出来ます。
ライトを浴びながら和楽の演奏の中での舞台で演武する緊張感を楽しめるよう頑張って下さい。
素晴らしい経験になるでしょう。
参加会員さんからリクエストいただいた形をたくさん行いたかった為、説明はポイントのみ短くお伝えして、より多く刀を振っていただくように進行しました。
足の入れ替え、真っ向斬り素振り、抜刀稽古は腹抜きと縦抜きのみを実施しました。
横一文字、逆袈裟からの振り被り稽古に続いて『基本の二』をコマ送りとならないように等速でゆっくり動きながら、各々の課題を確認していただきました。
形稽古は『真』『水月』『響返し』『胸尽し』『野送り』『玉光』を各自のペースで稽古していただき、リクエストいただいた方を中心にワンポイントアドバイスしながら巡回しました。
形の緩急や刃筋の向き、血振り、納刀における指先や目線を含む所作、他者から見られながら演武する時の心構え等、演武会本番へ向けて心身共に諸々の準備が必要となってきます。
今後の演武会稽古では、多くの人達から見られながら演武することになります。誰でも最初は頭が真っ白になり、緊張するものです。
稽古を重ねていくことで自信となり、自然に度胸もついてきますので、焦らず稽古へ精進して参りましょう。
本日は、全体を通して極力正しい動きを意識するようにしていただきました。
斬る位置と刃筋が曖昧になっていたり、自分の動きやすいように動いていたりしていないですか?
正しい動きより、つい自分の動きやすいように動いてしまいがちですが、自分のペースの速さで構わないので、基本的な正しい動きや所作に心掛けてください。
例えば本日稽古した「右」では、右に反転するときに右の足を踏み込んでいる方が多くおりました。
足の捌きは、真っすぐに体を浮かせつつ左膝と「右の親指の腹を支点としてそれぞれの位置は変えない」ように、右方向にスパイラル状に転進していきます。この際に右足を踏み出して楽な動きをしがちですが、少し我慢をして頑張ってみてください。
これは左月でも場合の同様です。
右の例をとりましたが稽古ではいろいろな形を稽古しますので、基本を意識して一つひとつ丁寧に稽古していきましょう。
また、前回指摘されたことも意識して稽古してください。
同じ人に同じ指摘を何回もしていることもあります。直そうとする努力が見られると良いのですが、聞いているのか聞いていないのか不安になる場合もあります。
折角の稽古ですので少しでも進歩できるように頑張ってください。
これは自分への戒めでもあるので気をつけたいことです。
演武会もありますのでお互いに頑張りましょう。
本間師範の稽古日記にもありますとおり、後半20分は合わせ居合メンバーの顔合わせを実施しましたので、前半1時間の稽古で合わせ居合で演武される形の稽古をなるべく多く取り入れていきました。
身体の使い方としては、体軸の状態を常に意識して稽古を進めました。
基本稽古は、通常通りの素振りと抜刀(腹抜き・縦抜き)
基本1・2を実施。
形稽古は真・胸尽し・向抜き・野送りの4本です。
演武会まで約1カ月・・・
形の動きの精度ももちろんですがその前後の所作(礼、敵付、納刀など)も可能な限りブラッシュアップして、今年のベストな自分を、本番で表現できるようにお互い頑張りましょう!
一般稽古、有傳位者稽古同時進行の水道橋稽古です。
この日の後半20分は合わせ居合各組の顔合わせも兼ねて、形や演武向き等シミュレーションに向けて事前に諸々確認しつつ稽古を実施しています。
2部が合わせ居合以外の面々は引き続き、居合の稽古です。
来週からはシミュレーションが本格始動になりますので、それぞれの稽古の中で自身の演武形そのものは勿論、演武開始向き、位置等々もしっかり確認しておきましょう。
袖幕から現れた立ち姿勢から演武は始まっていると意識して、動いてくださいね。
本日は、いつものことですが、基本から形の最初から最後の動きや所作の細部まで丁寧に行うことを意識していただきました。
基本は勿論ですが、刀礼や形についても基本が大事なことは皆さん分かっていると思いますが。
少し感じていることですが、折角の宝が活かされていない気がしています。
基本的なことは教本に記載されています。
まずは教本で基本を理解し予習してから稽古に臨むことで、実際の稽古での指摘や説明が理解できてくるのではないでしょうか。
居想会では、教本もあるし動画もあります。こんなに恵まれた予習復習環境がありますので活用しない手はありません。
ただ稽古に参加して動いているだけでは折角の宝の持ち腐れとなってしまいます。
事前に自分で解っていて動くのとそうでないのとは大きな差があると思います。
実際の稽古も楽しいですが、座学もこうするのかああすればよいのかと自分で考えてみるのも楽しいと思います。
折角の教材やホームページの動画をもっと活用して自分のものにするようにしましょう。
平成、令和と時代を跨いだ黄金週間もあっという間にラスト2日ですね。
夕方からは雷雨とお天気は崩れてしまいましたが、午前中の池袋稽古は快晴のうちに過ごせました。
軸(姿勢)・敵対動作を含む視線・刀の軌道(物打ちの位置と手の内)を基本も形も共通意識として稽古。
形稽古は本腰を除く、五用・五応の9本を行っております。
剣先の動きに視線が釣られなくなるだけでも、姿勢のブレは大きく変わります。
活きている軸や体幹に一致する末端、各関節の緩急、意識し易い事柄からで構いませんので、ひとつひとつの動きを自分の中だけで完結させずに相手がいる場合の動きとして、無駄なく活きた動きとなるように考えながら稽古していきたいですね。
連休が明ければ、いよいよ演武会も目の前となってきます。
稽古一回、一回を大切にして本番に備えて参りましょう!
連休の中日となりますが、令和最初の稽古も15名で、稽古に取り組みました。
本日は、股関節と膝が十分に緩め体を動かせることを意識した稽古を行いました。このことを体現するまで、常に意識して継続して取り組んで行きましょう。イメージとしては、腰の高さが変わらすに動けるようになる。剣と体の動きが一致していることが自覚できるです。
もう1つ刀の扱いとして、手の内の絞りと緩みを意識していただき、基本素振りから形稽古を行いました。物打ちが仮想敵に入る際に絞る、その他は手の内は緩んでいると、例えば、上段の構えから、真向斬りにも袈裟斬りにも行けるというふうに刀を自由自在に扱えるようになります。
形稽古は、両車、右、野送り、玉光、円要の5本を行いました。刀を扱う際は、仮想敵の動きや、物打ちが、入る場所をイメージしながら、稽古するようにしていきましょう。
平成最後の稽古日で連休中日にかかわらず24名の参加者総数でした。
次回に皆さんとお会いする時は、令和となりますが新しい時代も古武道を一緒に精進してまいりましょう。
本日の稽古です。
脚の入れ替えに続き真っ向、左右袈裟、右からの逆袈裟の素振り稽古。
抜刀稽古と基本一二は見とり稽古をしてもらうため抜刀稽古では左右二列にならび向かい合い抜刀稽古。
基本一二では横4列で移動しながら稽古しました。
4本の形稽古の最後に4本を通して演武し稽古を終了しました。
連休初日は冷え込みましたが、今日はだいぶ暖かい日曜でしたね。
まだ寒暖差に振り回される日々は続きそうですから、体調管理は万全にGWを過ごしてください。
今日の稽古では新人講習もあり、またまた稽古仲間が増えました。
審査に向けての補習も無事にクリアした方が2名おられましたね、
小休止ではありますが、少しホッと出来たのでは?
これで安心ではありませんので、補習を終えられた方達は内容を反復して今後の稽古に活かし、
本番までにより精度を上げられるよう努めていってください。
シミュレーションも増えていきますので、各自の意識の中でしっかり初心を大切にして
限られた時間の稽古を最大限に活かせるように、お互い頑張りましょう!
本日の基本と形稽古でのポイントは、振りかぶりの位置、剣先の位置や向き、視線、足の捌き、剣体一致など、速さよりまずは正確に動くこととしました。
演武会や審査があるから頑張って稽古しようとするのは良いことですが、普段の稽古から刀礼をはじめとする全般について意識を持った稽古をすることでより身に付いた動きが出来るようになるので稽古時間を大事にするよう伝え稽古していただきました。
稽古について、先日、千利休の利休百首に「稽古とは 一より習ひ 十を知り 十よりかへる もとのその一」という歌を見つけました。
意訳は、「稽古というのは、初めて一を習う時と、十まで習い元の一に戻って再び一を習う時とでは、人の心は全く変わっているものです。十まで習ったから、これでよいと思った人の進歩はそれで止まってしまい、その真意をつかむことはできない」との教えとありました。
茶道のことでしたが、これは居合の稽古でも言えることで、同じ所作や動きでも最初に始めたときと、稽古回数を重ねてからでは違いが出てきていることを感じるのではないでしょうか。
一から十まで習い元の一に戻って再び一から習うということをくり返しているうちに、形の動き、所作、敵との理合いなどが理解され精度も向上していくのだと思います。
これでよいと思った人の進歩はそれで止まってしまいますし、ただ動いているだけでなく自分でも考え先に進む意識が必要ということで、自分にも通じることだと感じました。
皆さんも日頃の稽古で自分の向上に向け励んでいると思います。
その成果を確認する機会として、昇級・昇傳審査や演武会での披露もあります。
自分を振り返るよい機会だと思いますので、お互いに頑張ってまいりましょう。
脚の入れ替えに続き真っ向、左右袈裟、左右逆袈裟、横一文字の素振り、抜刀稽古では演武会を意識し円陣の隊形で互いの姿勢を確認しつつ納刀稽古も兼ねて横一文字、逆袈裟の斬りつけ位置から切先と手の位置を敵付けの位置に静かに移動させてからの納刀を繰返し稽古しました。(腹抜き、稽古も実施)
基本一二:横一列となり前進しながら稽古を進めました。
■形稽古
左月では腹抜きの形に抜ききってから敵に付ける動作に移行するよう注意点を伝えました、急ぐあまり逆袈裟気味に抜きつける動作になっている方をたまにみかけるので、両車では各抜きつけ斬りつけを分解して稽古しています。
水月では横一文字からの構えの切先位置、水月を突く位置抜いた時の切っ先位置に注意点をおき進めています。
神妙剣では上体のねじれ傾きをかくにんしつつ稽古を進めました。
最後に本日稽古した4本を通して演武し稽古を終了しました。
本日は、軸を保つことで、常に両足にほぼ均等に体重が乗って、バランスが良い安定した動きができるようになること、また、腰の動きに刀を合わせて切るイメージで、剣体一致の動きになることの2つを意識して稽古を行いました。
上記を意識して、形稽古は、左月、胸尽し、響返し、水月、野送り、本腰、両車、向抜き、夢想返しの9本を行いました。
1級から傳位の方には、動きの意味を理解しつつ、繋がりがある動きと緩急のメリハリをつけた斬りを心がけてください。
無級から2級までの方は一つ一つを丁寧に、行うことで、正しい動きを身につくので、今後もその姿勢を継続していただければと思います。
皆さん、熱心に稽古されていたことも合わせてご報告致します。
すっかり初夏を思わせるような陽気になってきました。
本日の稽古には中傳位を含む傳位者から一般稽古が初めてという新人さんまで参加しており、技量差の幅が大きかった為、『新人さんの注意ポイント』『2級以上の注意ポイント』『傳位者の注意ポイント』と具体的な級や傳位に対する注意ポイントを明確にお伝えしながら各々の技量レベルに応じた内容で稽古を進めていきました。
稽古参加者共通の注意ポイントを『刀の重さに身体を持っていかれて前重心とならないように軸を保つ』と『先ずは仮想敵をしっかりイメージして、そのイメージした仮想敵へ向けて刃筋を通す』という2点を特に各々で確認し、意識していただきながら稽古しました。
足の入れ替え、真っ向、袈裟、横一文字の素振り、抜刀稽古(逆袈裟、横一文字、腹抜き、縦抜き)に続き、横一文字と逆袈裟の斬り終わりからの振り被り稽古を行いました。
人数が多かったので安全面を考慮して『基本の二』のみを反復稽古しました。
形稽古はリクエストのあった『左月』『本腰』『胸尽くし』の3本を行い、最後に3本通しを行って本日の稽古を終了しました。
いよいよ演武会稽古が始まりますので、これまで各稽古場所で稽古してきた成果を思う存分に発揮できるよう平常心で演武会稽古へ共に挑んでいきましょう。
有傳位の演武形には走り懸りが指定されておりますので、基本稽古から移動しながら行い、日々お伝えしている身体の使い方を意識しつつ、進む力に振り回されない軸を目指して頂きました。
走り懸りで歩数が増えると、腰の上下動が大きくなりがちです。
自分の身体で下半身の使い方を再確認してみてくださいね。
もう少しすると演武会のシミュレーションも行うようになります、形の動きに基本稽古の応用を活かせるようにしていきましょう。
本日は、基本を重視して稽古いたしました。お声かけしたことは、一刀一刀どんな動きなのか明確に表現することです。
仮想敵との距離感や一刀目か入る位置など、理解して動くのと、そうでないのでは、刃筋のキレが格段に違い、見ている人にもそのことは伝わります。演舞会では、特にその点が参観者に伝わるので、落ち着いて、ゆったりと動けるように今後も稽古に励んでいただきたいと思います。
納刀や血振りも丁寧に行って行きましょう。
形稽古としては、真、胸尽し、水月、野送り、夢想返しの5本を行いました。
腕のみに頼った動きにならないよう、体全体で斬って行けるようにして行きましょう。
今後ともよろしくお願い致します。
基本稽古は、脚の入れ替えに続き真っ向、左右袈裟、左右逆袈、横一文字の素振り、抜刀稽古は横一文字、逆袈裟、立て抜き、腹抜きを実施。
本日は形の一つ一つの所作の終わりの形を正確に終わりきることが次の正しい動きに繋がることを意識し稽古を進めました。
動きの速さを求め過ぎることで一つ一つの所作を演武仕切ることなく次の動作につなげる事はその形全体の正しい動きにつながらないことを説明し稽古を進めてもらいました。
審査の補習が始まり、本日の田町場所でも3名の方が補習を受けておりました。
頭で考え身体で感じ、どうしたら技倆の向上に繋がるか。
本日は、指導部員2名が補習を見て下さっておりましたので、しっかりと自分のものにするようにして下さい。本日お伝えしたことを抜粋すると。
円要:ゆ
基本稽古は、脚の入れ替えに続き真っ向、左右袈裟、左右逆袈、横一文字の素振り、抜刀稽古は横一文字、逆袈裟、立て抜き、腹抜きを実施。
本日は形の一つ一つの所作の終わりの形を正確に終わりきることが次の正しい動きに繋がることを意識し稽古を進めました。
動きの速さを求め過ぎることで一つ一つの所作を演武仕切ることなく次の動作につなげる事はその形全体の正しい動きにつながらないことを説明し稽古を進めてもらいました。
審査の補習が始まり、本日の田町場所でも3名の方が補習を受けておりました。
頭で考え身体で感じ、どうしたら技倆の向上に繋がるか。
本日は、指導部員2名が補習を見て下さっておりましたので、しっかりと自分のものにするようにして下さい。
本日は、演武会に向けて目線などの所作に注意していただきました。
目線が常に下を向いていたり、刀の動きを追っていたりしていることがよく見られます。
敵から目を逸らさないように気をつけましょう
また、ただ形の動きをするだけでなく、あくまでも敵と対峙しその間合いや動きに対して自分がどう動くのかも考えてみてください。
自分と仮想敵の位置や状況などを想像してその敵の中心を自分の中心で捉えていること、敵に向ってしっかり斬ることに心掛けて稽古してみましょう。
みなさん意識すると出来ていたことが、いつのまにか元に戻ってしまったり、自分の動きやすい動きになってしまったりしますので、私も含めてですが稽古中は集中して常に意識を持って稽古していきたいですね。
水道橋有傳者稽古です。
本日お伝えしたことを抜粋すると。
円要:ゆるむ・方向転換・重心移動を同時に行う
本腰:手首の返しが目的になった抜刀にならない
言葉だと簡単ですが、体現することはなかなか難しいです。
だからといって「やってはみた・別にいいか」ではなんの進歩もありません。
すぐにはできなくても「やろうとする・意識する」を続けていきましょう。
かならず自分の糧になりますからね。
本日は、演武会の稽古を入れ始めました。
今までは敵を想定してどこに敵がいて敵は立っているのか座っているのかなど、敵対動作を中心に稽古をして来ました。
演武会は舞台で演武するために見られる演武、見せる演武が敵対動作に加えて必要となります。
本日は、目線を中心に稽古を開始。
目力という言葉があるように目は物を言います。
しっかりと敵を捉えて目が泳がないように、敵付け以外で目線が落ちないようになどしっかりと目線を意識して進行をしました。
また顔(あご)が前に出て頭の部分の軸をつぶさないことにも注意を払いました。
今年は、5級さんの演武形に「前腰」が指定形で入りました。
走り方の稽古も含めて前腰に時間を割き、自主稽古時間を設けて頭で考える稽古としました。
先週の指導に引き続き、今週も基本的な内容を中心に稽古しました。
演武会や昇級の指定形へ意識が向かいがちですが、演武会シミュレーションが始まる前である今の時期は、所作を含む基本的な部分を細かくチェックしながら丁寧な稽古を行うことが大切ということを稽古前の整列時に会員の皆さんへお伝えしました。
『前重心とならないように軸を保つ』
『仮想敵へ向けて刃筋を通す』
『股関節の緩みで縦の動きをする』
本日は、この3点を特に注意しながら稽古しました。
形稽古は『左月』『胸尽くし』『水月』『野送り』の4本を行い、巡回しながら個別に注意ポイントをお伝えしました。
いよいよ今月末頃からは演武会シミュレーションが始まります。形稽古が多くなりますが、指先ひとつまで丁寧な動きと正確な操刀が出来るよう今一度、初心を忘れずに基本を大切に稽古へ精進して参りましょう。
演武会での演武内容が明確になりましたね。
形の精度を上げる為にも、木曜の剣法稽古では基礎重視の稽古を行いました。
シミュレーションはいま少し先ですが、演武会に向けた稽古として本格始動です。
しっかり集中して本番に向けて、切磋琢磨して参りましょう!
水道橋一般稽古です。
基本素振りでは、仮想敵に向かってしっかりと腕を伸ばしていくことを
意識していただきました。
ただ単に下に向かって振る、斜め上に振る、ではなく、敵に向かって振る。
簡単なようですが・・・・・。
例をあげると、真向斬りではすごーーく小さい敵を斬っているように見える人がいますね。
これは下に向って抑え込むように腕を伸ばしているからです。
斬るべき位置をきちんと斬れる軌道になっているか、改めて確認してみてくださいね。
それから、左半身も大切に!!
今回の有傳位稽古では五用と五応を稽古。
身体の使い方、軸の状態、中心の意識等々。
日々の課題を念頭に、各自で試行錯誤しながら繰り返し動いて頂いています。
全ての動きは互いに影響しあいます。
有傳位だからこそ、自分の動きを俯瞰から見ようとする意識を持って稽古していきたいですよね。
無駄なく滑らかに、そして緩急の活きた一連の動作を目指して精進していきましょう。
演武会が近づいて参りました。所作などをもう一度丁寧に行えているか確認するために、丁寧に行っていくよう声掛けをいたしました。
本日は、できるだけ、多くの形を稽古していただき、その形稽古の中で課題を見つけていただくことを意識して行いました。
形稽古は7種、真、胸尽し、玉光、円要、陽中陰、両車、夢想返しを行いました。
繰り返し稽古していただいたのは、胸尽しでの仮想敵の真っ向斬りをかわして捌く腹抜きです。捌く際に重心が後ろ足に乗らないよう両足均等にしつつ、前足で敵を捉えていること、また、左右均等に使い腹抜きをし、右手で後ろに引っ張り過ぎないようにするよう稽古致しました。仮想敵に先に抜かせて、振りかぶる前に、捌いて尽く、つまり、攻撃をするために捌いているんだ確認していただきました。
修正いたしましたら、皆さんとてもいい動きでした。
ご自身の居合の課題を見つけ、修正を少しづつ出来るよう引き続き稽古に励んで行きましょう。
桜が咲く中、3月も終わります。
明日は、新元号が発表されます。
非常に楽しみです。どんな元号になるのでしょうか。
本日は、脚の入れ替えに続き真っ向、左右袈裟の素振り、抜刀稽古は横一文字、逆袈裟、腹抜き(付けの動作は省略)などの基本稽古を最初に行いました。
また、6月に行われる演武会を意識した稽古も開始しました。
演武会では舞台に上がっての演武となります。
特に注意してもらう点として全体的には体軸に注力し、軸を前後、左右に傾けない事又ずらさないことに注意して稽古してもらいました。
基本一二、形稽古では上記にくわえ個々に気になる点を指摘しつつ稽古を進めました。
演武会に向けて所作、形を丸洗いして精度を上げていきましょう。思い込みや、慣れをなくすようにもう一度各自の居合を見つめ直したいものです。
仲良く稽古をしてきたボブさんが健康上の都合で退会されることになりお別れにけいこを見学に来られました。椅子に座って時折身振り手振りをされていたのが印象に残りました。ボブさんのメッセージを記載させていただきます。
居合道の仲間たちへ
皆様にお礼の言葉を伝えさせてください。
短い間ではありましたが、僕を助け教えてくださったことに感謝しています。どうもありがとうございました。
忍耐力、精神力、集中力、日本人の心、大切なものを学ばせていただきました。
僕の症状が思ったより早く進行して ”さよなら”を言わなければいけません。またいつかどこかで巡り合えることを祈っています。ありがとうございました。
ボブ
ただ去れ、復た問うことなかれ、白雲は尽くる時なからん。
本日の稽古は『刃筋を通した斬り』『左手をしっかり使う』『半身から半身の体捌き』の3点を特に意識していただきながら基礎稽古を中心に行いました。
稽古参加メンバー7名中5名が傳位者だったので、初心者と傳位者で注意すべきポイントを明確に分けてお伝えしたうえで、更に説明ポイントを2つ以下として、より多く刀を振っていただくように稽古を進めていきました。言葉による理屈を理解することも大切ですが、実際に刀を振ることで自らが気付きを得ることも古武道の稽古では重要な部分だと思います。
足の入れ替え、真っ向斬り素振り、抜刀稽古(逆袈裟、横一文字、腹抜き、縦抜き)では、先日の指導部稽古で本間師範より御指南いただいた注意すべきポイントを稽古参加者へお伝えしました。
横一文字、逆袈裟からの振り被り稽古に続いて『基本の一』と『基本の二』は最初の3本を等速でゆっくり動きを確認しながら行いました。
形稽古は『左月』『響返し』『胸尽くし』『神妙剣』『右の敵』を行いました。
最後に形から形の変換も美しく転身することを意識しながら全ての形を通して行い、稽古を終了しました。
演武会稽古が始まる前に今一度、基本動作を丁寧に確認しながら稽古を行っていきたいと思います
毎年、綺麗に桜が咲く頃には花曇りで冷えますね。
稽古場の中は快適ですが、移動中に冷えた身体は凝り固まってしまいがちですから
お互いに稽古前のストレッチは入念にしましょう。
稽古後のクールダウンも大切です。
・軸の状態
・緩みを活かした縦のラインでの体捌
・鞘送りと鞘引き、左右の身体の使い方
基本稽古での確認ポイントです。
認識度合い、体現出来る範囲は稽古時間で当然変わってきます。
1度で出来なきゃいけないという事はないのです、焦らずに反復稽古をしてください。
それと、もうひとつの今日のポイントは柄を取る手の内。
ただ持っているだけ、握っているだけでも手順は追えます。
でも、抜刀のスムーズさだったり、刃の軌道だったりが求める動きになるかというと別な話です。
前方に抜く動き、後方への体捌で抜く動き、上方へ抜く動き、それぞれからの斬りや突き、牽制への変化。
それぞれに適した手の内の変化があります。
重さを支える為だけの握りになってしまわないように、繰り返し稽古をしていく中で自分の掌の中で加減をみつけていってください。
一朝一夕でどうにかならない事の方が多いです、やろうとする姿勢を忘れずに。
自身の愛刀の形状や重心を理解するのも大切ですよ。
あ、これ木刀でも一緒です。
剣法で手の中にあるものが木刀に変わったとしても、刃で斬るのです。
木刀になった途端、ただ握るだけにならないように気をつけましょう。
例年より早く市川の稽古場のとなりの桜が咲き始めました。
形の初動の動きを一致させることを注意して稽古をしています。立ち技では相手の間合いに入る足の動きと鞘送り柄に手がかかる右手の動き、座技では軸上に上がる動きと鞘送り柄に手がかかる動きを一致させること意識して稽古をすることが大切と考えます。
形は不思議なものです。級が上がれば上がる分チエックポイントが増えてきます、表面的に同じように見えても何に気を付けて形をしているかは見る人が見ればわかります。これでいいのだろうかいつも考えながら稽古をしたいものです。
新人の頃先輩から、習う、稽古する、工夫すると教わりました。難しいものです
『本日は、急がず丁寧に基本を大事にするよう伝えて稽古していただきました。
基本稽古では、切っ先上がりの構えに対して、基本素振りの真向や袈裟では切っ先上がりで構えられていますが、基本1や形になると切っ先が頭の下まで振りかぶっている方が多くいます。
横一文字からの振りかぶりでは切っ先上がりの構えに、逆袈裟からの振りかぶりでは水平の構えになることが理合いからの基本の構えになりますので、この辺にも注意してみてください。
稽古で注意して下さいと伝えても自分ではないと勘違いしている方もおります。
常に自分はどうかと確認してみることも大事です。
形稽古では、昇級昇傳の審査に向けた補習が来月から始まることもあって、本日稽古した向抜き・胸尽し・響返し・夢想返しでそれぞれの注意すべきポイントを説明し、各自のレベルや課題を意識して稽古していただきました。
昇級昇傳審査の補習後には演武会が控えており、補習と演武会に向けての稽古とが同時進行になると思いますが、審査を受ける方もそうでない方も基本をしっかり行うことが大事だと思います。
基本が出来ていなければ先に進みませんので頑張りましょう
今日は寒い一日でしたね。
稽古場は暖かいので、寒さで体がガチガチになる、ということはありませんが、力んで動きがガチガチにならないようご注意を。
はい、それでは本日の稽古を振り返りたいと思います。
基本素振り : 敵に届くような軌道で振れていますか?
基本の1、2 : 縦のゆるみが使えていますか?
座技 : 敵との位置関係を意識した体捌きになっていますか?
立技 : グイグイを力を使った抜刀になっていませんか?
「いませんか?」と後ろ向きな質問になっていますが、自分は正しく動こうとしているだろうか?
という気持ちは忘れないようにしてください。
そして、ちょっとでも出来たら自分を褒めてあげましょう。
どのレベルになっても課題はありますからね。
そこで止まってしまうか、上達するかは自分次第。
自分のペースでがんばりましょう。
本日は、抜刀をたくさん稽古しました。
同じ逆袈裟でも立っている時と座っている時とでは、体の使えところが変ってきますよね。
立って、座ってを続けることで、その違いを若干でも感じ取れたでしょうか。
目指すところは同じで、前の敵をしっかり刃筋を通して斬ること。
よりスムーズな抜刀ができるように、常に自分の体の使い方をチェックしてみましょう。体に馴染んでくれば次の課題が現れてくるはずですから、満足できるのは一瞬ですね。
引き続き、こつこつと共に稽古して参りましょう。。
『スムーズな動き~ “繋がる動き” “繋げられる体勢”の探求』
形の手順や求められている動きを正しく理解した後にくる課題が、「スムーズに動く」ということ。
それは、速く動くことでもなく、ただテンポよく手順をこなすことでもなく、
「次に繋がる身体の扱い方を意識する」という稽古です。
・いつでも緩められる股関節
・いつでも歩みを始められる足裁き
・いつでもどの方向にも体重移動を始められる重心
といった点を細かく微修正しながら、次の動きの妨げになるものを排除し、次の動きに“無駄なく” “気持ちよく”動けるように繋がる形を探すという稽古。地味ですけど何か分かったときの感動は大きい稽古だと思います。
一手一手で完結させてしまうと、身体の上下動が激しかったり、動きがカクカクしてしまったりしますので、次に繋げられる弛みを意識すると大分変わると思います。
「円要」の、裁いて 身体を起こして 転身して 斬りつけることができる配分をした一連の弛み。
「右」の、斬る際にもう一歩踏み出す前提の膝をたたませておくための股関節の弛み。
「右の敵」の、右方向への抜刀を意識した鞘送りの向きをコントロールする左肩甲骨の弛み。
身体が気持ちよく動いて、その原因の何かに気付けたときは本当に楽しいので、頑張りましょう!
“戻す”動きと“戻る”動きは違います。
様々な内容に置き換えて意識出来る事ですが、今回は座技の抜刀からの振り被りの動きでお伝えしました。
踏み込んだ膝を元の位置に移動させる、該当部を“戻す”のではなく、軸や体幹、同時に動き互いに反応させる身体の使い方の緩急によって部位は“戻る”のです。
ひとつの動作ごとに途切れてしまわず、前後の動きと連動して動くように。
形の手順としては終了でも、軸の状態は必要があれば次に前後左右どこにでも動けるようにしたい。
そして、常に自分に都合の良い動き方ではなく、仮想であっても対峙している意識を持って動きたい。
今回の池袋稽古、座技は各自のペースで繰り返し抜いて頂けるスペースがありましたので、形の種類は少な目ですが、各自で考えながら繰り返し動いて頂きました。
理屈や知識としてインプットしたものを、体現する動きとしてアウトプット出来るように稽古中はひたすら試行錯誤を楽しんでくださいね
脚の入れ替えに続き真っ向、左右袈裟の素振り、抜刀稽古の後、基本一二は二刀目の振り被りを別途稽古してから通して動きました。
形稽古の水月では抜きつけてからの構えの切っ先の位置と突く時の切っ先の位置の違いを注意点とし、両車では一刀一刀の斬りつけ時の体の向き、陽中陰では一刀目の抜きつけを繰返し確認してから通して動きました。
夢想返しでは二刀目の後ろの敵に向かい斬りつけまで一つの動きで出来るよう稽古しました。
相手が居るか居ないか、居合と剣法の稽古の大きく違うところですね。
先週今週の宗家剣法では居合形を稽古しています。
正面から動く相手に中心を取られ、自身に向けて木刀であっても刀が向かってくる状況は
緊張感と共に無意識の焦りも生みます。
居合稽古の時と同じように動きたいのに、動けない。
相手がいる事によって生じる焦りに振り回される己を自覚した上で
自分に都合の良いペースではなく、お互いの活きた間合いの中で、軸の状態を意識出来るように。
経験は糧にしつつ、慣れで曖昧にしないように基礎を大切にしながらの稽古です。
いずれの剣法稽古も、刀と刀の交点を通して互いの遣り取りを感じあえるように意識をもって稽古してみてください。
相手がいるからこそ分かる事を感じ取って、その感覚を動きとして自分のものにしていきましょう。
本日の全体を通したテーマは軸の制御。
~軸の制御は3種類~
左右にぶれたり、前後にぶれたり、上下にぶれたり、と制御する方向のポイントもありますが、軸に関して意識すべきは以下3種類のポイントで、それを基に稽古指導をしています。
1、軸の『湾曲』の制御
ひとつめは、軸(背すじ)が曲がってしまうこと。猫背だったり、腰が抜けていたりという状態。
背すじを伸ばすと言いますが、筋力で伸ばすのではなく、上に積み上げるようにして、一度積み上がったらそれを維持するイメージで。
2、『正中線上』での軸の制御
ふたつめは、軸が身体の中心を通ってない状態。
現代的な動きで歩むと、左右どちらかの足が軸になり(軸足になり)、コンパスのような動きになってしまいます。そこまででなくても中心が左右にぐらついてしまうことはあります。
おへそや丹田についた糸が前に引っ張られるように。
ぶれるのは仕方ないので、中心を維持できるようそれを股関節で吸収してしまいましょう。
3、軸の『傾斜』の制御
みっつめは、軸の傾斜の起こし方。
湾曲と違って傾斜そのものは悪いことではありません。円要、野送り、走り懸りのように敢えて傾斜させる形もあります。
ポイントとなるのは、その傾斜の起こし方です。これも脚や背中の筋力で踏ん張って起こすのではなく、膝を抜いたり股関節を弛めることで無理なく身体を起こします。また、起き切る前に刀を振ろうとすると身体が“うねり”ます。
しっかり起こしてから刀を振るの順序を忘れないように。
定点観測とゆう言葉があります。私にとっての演武会は私の居合の定点観測です。
さて昨年より進歩がみられるかいつもいつも悩まされます。終わった後DVDでまた打ちのめされます。でも少しは良いところも見つけ来年の糧にします。少しずつ一歩一歩です。
演武会に向けて形ごとに円陣を組んでいただき形の理合い、注意点を再確認です。特に袴内が動きやすいように自己解釈されていませんか、慣れは禁物です。居合いでは居着くことを注意されます、出来たと思う自分に居つく心はもっと厄介。新鮮な気持ちで稽古に向かい合いたいものです。
本日の稽古のポイントは左手や左半身を疎かにしないでしっかり使うことといたしました。
稽古全般で、右手の力だけで抜刀する方が多いので、右手や右半身の力と同じように左手や左半身も使って左右のバランスをとった動きをするよう注意していただきました。
軸を保つには、左右のバランスも重要になってきます。またスムースな動きをするにも同様です。
抜刀の時は右手や右半身が強くなりがちですが、左手や左半身を使ってしっかりとした鞘引きができるように心がけてみましょう。
きっと抜刀が今までより楽にスムースにできるようになると思いますよ。
私も忘れないように稽古では注意している一つです。
皆さんと一緒にこれからも頑張っていきたいです。
本日の池袋は「水月、真、胸尽し、響返し」を行いました。
本日のポイントは「胸部の中心を意識した振りかぶり」です。
水月の横一からの構え、真の振りかぶり、右肩だけを支点にして腕を動かしていませんか??
他の形も同様です。
肩ではなく、胸部の中心を意識して、振りかぶりの動きを行ってみてください。
脚の入れ替え、真っ向、左右袈裟の素振り抜刀稽古(横一文字、逆袈裟、腹抜き、立て抜き)に続いて基本一二は二刀目の振り被りを別途稽古してから通して動きました。
形稽古の最後に本日稽古した形6本を通して演武し稽古を終了しました。
稽古に先立ち演武会の対応として血ぶり納刀の所作を復習しました。
『血ぶりの終了時は体軸を中心に上腕が左右対称の位置に、納刀では鯉口を腹前まで引き出し切っ先を左肘近くに置き刀身を水平にし敵の方向に柄頭を送ると同時に鞘を落とし左手で切っ先を納め鯉口を腹前まで押し出した後、ゆっくりと刀を納め脚を揃える時に合わせ刀をいつもの帯刀位置に戻します』
以上説明をして丁寧な所作心がけてもらいました。
この日に見学にいらした大学生の女性が入会となりました。
新しい仲間が増えました。
比較的人数にゆとりがありましたので、普段できない形を取り入れながら数を振っていただくことを意識して稽古いたしました。
最初はゆっくりかつ等速の動きで身体と刀の一致を気にしながら動きましたが、意識するところが多いので、普通に動くより難しいところもありましたね。
徐々にスピードを上げても同じ動きが取れるようにすることをおいおい考えて行けるようにしましょう。
慣れていない方には、前の人の動きを真似ながら、動き自体に慣れていただければ大丈夫ですので焦らず、前向きに頑張りましょう。
形稽古は向抜、胸尽し、右、両車(稽古順)を実施最後は4本の形を通しで稽古しました。
暖かくなってきたと思ったら、せっかくのひな祭りなのに今日は寒かったですね。
今日の秋葉原PSP稽古は有傳者稽古です。
スペースに余裕かありましたので、基本稽古から多く動き、形稽古は走り懸りを全て稽古しています。
有傳者さんだからこそ、意識する余裕も出て来ますので身体の使い方や、刀の軌道をよりシビアに意識して頂いての稽古としました。
先日見学にいらして入会されたMさんが、新人講習からスタートを切られました。
まずは焦らずに、稽古の流れに慣れていってください。
居合は自分次第で生涯続けられるものですので、長く継続していけるとよいですよね!
本日のテーマは「軸を立てる」と「膝の緩み」の2点。
基本1と基本2では「軸を立てる」ことに集中。
軸は、前に突っ込んだり上下にスイングしたり左右に身体が揺れたりとします。
意識をしてしっかりと軸を立てようと努力する事が大切です。
形稽古の前腰で「膝の緩み」に集中して頂きました。
膝は、緩むと曲げるは違うことを体感していただきました。
膝は緩むこと。
膝に力が入って足の裏に力が入った曲げは必要ありません。
前腰は、動きの欠点が目立つ形です。
軸の立て方、緩み方も手足の気剣体一致もハッキリと見える形です。
基本が出来ているか出来ていないかが歴然と見えますし「心」も見える形ですので,大変に難しい形です。
私自身も「心」も含めて精進したいと思った稽古でした。
頑張りましょう。そして私も頑張ります。
引き続き宜しくお願いします。
現代の日常生活における身体の使い方に私達は慣れてしまっています。
古武道における筋肉に頼らない合理的な身体捌き、入り身や肩甲骨を開閉するといった体の使い方をどのようにしたら良いのか稽古をしながらいつも悩みます。
宗家や師範の先生方が常々仰っている、現代生活では失われてしまった古武道の身体捌きを改めて意識していただくことを稽古テーマにしました。
最初に、転身や重心移動する際、特に注意すべき2点を確認しました。
1点目は『軸をしっかり立てること』
2点目が『股関節の緩みを使い、縦に膝を抜くこと』
この2点を注意しながら稽古を進めました。
無刀の状態では出来ている身体捌きが抜刀して刀を構えたり、振ってみると刀の重さに体が振り回されたり、身体捌きではない腕力に頼った操刀で軸が前重心になってしまい、踵が上がってしまっている方が多くいたので、稽古中は常に意識するようにしましょう。
足の入れ替え、真っ向斬り素振り、抜刀稽古(腹抜き、縦抜き)、基本の1と2を終えて、会員さんからのリクエストに応えて『本腰』『円要』『水月』『両車』の順番で形稽古を実施しました。
居合のみで剣法を稽古したことがないという方もいたので、両車の形稽古を行う前に廻剣の稽古を実施し、転身しながら刀をどのように扱うかを稽古しました。
身体捌きが古武道の基本なので、今後も意識しながら共に稽古へ精進して参りましょう。
当稽古場では、はじめはゆっくり動いてもらい、そこで、ご自身の課題を見つけてもらい、稽古していただくように稽古致しました。
稽古何年と続けていってもまだまだ無駄な動きがあり、それを修正していくために稽古しております。なので、ゆっくり、じっくり稽古を継続していきましょう。
形稽古は、本腰、野送り、陰中陽、円要、右の敵、神妙剣を稽古致しました。
フランスからの取材チームが来られておりましたので、途中、居合・剣法含め参加者全員にご協力を頂きました。
参加の皆様、ありがとうございました。
宗家剣法(指導代行)では、本日は十剣秘訣を獅王剣から順に再確認です。
頭では分かっていても、少し間が空くと身体が違う事をしてしまうので、本日は速さではなく、身体の使い方を丁寧に意識する事を第一として繰り返し稽古としました。
少人数でしたので仕太刀、打太刀もほぼ同数ずつ入れ替わりで行なっております。
脚の入れ替え、真っ向、左右袈裟の素振り抜刀稽古に続いて基本一二と続けました。
本日の形稽古のテーマは仮想敵に対し原則正体し腰を要に上体のねじれなど無いように肩のラインや後ろ足の位置を意識した体捌きをするよう心かけて動いてもらいました。
この日は、5級審査を希望される方が2名おりました。
馬場師範代が審査員となり、OさんとMさんが合格となりました。
OさんとMさん、おめでとうございます。
5級審査内容は「刀礼・立ち方、座り方・血振り・納刀」です。
所作を中心に審査を致します。
4級に向けて確実に必要な動きとなりますのでマスターする良い機会です。
『鞘引きによって改善できること
~鞘引きは十分にできていると思うのは罠~』
言わずもがな抜刀での最重要ポイントといっても過言ではないのが「鞘引き」です。
最初のうちは、単純に右手だけでは刀身の長さを抜くことができずその大切さを感じるかと思います。
一応抜くことができるようになっても鞘引きが大切だと感じるポイントはたくさんあります。
・抜けていても、軸を倒して前傾させて抜いているケース
・軸は立っていても、歩幅を大きくし過ぎることで抜いているケース
・歩幅は普通でも、右腰が出遅れているケース
・勢いを使って抜いていて、抜刀スピードが身体の動きに見合っていないケース
・横一文字、逆袈裟、腹抜きに応じて、抜刀の高さ(鞘引きの角度)が調整しきれていないケース
・鞘の返し方が悪く、鞘と刀がぶつかって鞘鳴りしているケース
まだまだ例を挙げはじめると切りがないほどですが、それだけ鞘引きを改善することで動き全体を修正できることはたくさんあります。
刀が抜けているから鞘引きは十分にできているはず、と思い込まず、常にどこまで鞘引きできるのか探りながら稽古することをお勧めします。
鞘引きは思っている以上にたくさんの量ができます。その量は抜刀位置や動きによって使い分ければいいのです。
うまくいくと、右手や右半身のつっぱり感が消えたり、かかっていた無駄な負担を感じられたりして、おもしろくなると思います。
本日の稽古は剣体一致を常に意識して行いました。その動きができるようになるために、緩みで動けるようにこれからも稽古に励んで行きましょう。
動きの中で片足に体重が乗ってしまうクセも緩みで解消できますことも、お伝えしておきます。
形稽古は、向抜、両車、前腰、夢想剣、神妙剣、右の敵の6本を稽古いたしました。各自の課題に応じて参加者のみなさんは、熱心に稽古に励んでおりました。
本日の池袋は「両車、本腰、前腰、夢想返し、右、右の敵」を行い、全体をとおして「体の中心から半身を捌く」を意識していただきました。
前腰の構えの姿勢で、中心を意識している動きとそうでない動きの違いを見ていただきました。
どういった違いが出てくるのか・・・。
体の中心を意識せずに、動く時の中心が右足・左足と左右に移動すると、重心の位置も左右にぶれ、自分のいる位置も変わってしまいます。
最初は敵の正面にいたのに、構えたらずれた。という感じですね。
その他今日のおさらいです。
両車は、体の中心と拳の位置、をポイントにして下さいね!
初めに脚の入れ替えを続いて真っ向の素振りを多めに実施しました。
続いての抜刀稽古は横一文字、逆袈裟、立て抜き、腹抜きです。
基本一二の前に振り被りの動作を別途確認して稽古しました。
形稽古は向抜、夢想返し、本腰、神妙剣、玉光です。
向抜、夢想返しの前に一刀目からの転身の動きを繰返し稽古を実施、手の内の緩み、刀の動きを注意点として動いてもらいました。
2月審査も終わり稽古場は、落ち着きをみせております。
それでも平日の金曜日の夜にも関わらず、沢山の方が稽古参加されております。
嬉しい限りです。
今回は新人さんから傳位者さんまで幅広く参加の一般稽古です。
手順説明が大切なシーンも各所にありますので、どの位置からでも視野に入るよう
形の説明は場の中央で行いました。
耳から言葉で理解する事も大事ですし、目からの情報を得る事も大切ですよね。
基本稽古から共通しての意識は肩の抜けや腰の向きなど、ちょっとした事だけれど
動きには大きな影響を与える身体の使い方です。
まだ腑に落ちていない、理屈としては分かってはいるけれど体現出来ない、
皆最初はそんな葛藤の繰り返しと一緒に稽古をして、少しずつ理解を深めて身体に馴染ませます。
武道の稽古は克己心が大事なのかもしれないですね。
上手く動きたい!という欲に負けると力みで硬くなってしまったりするじゃないですか。
焦らずにコツコツ己と向き合っていきましょう。
一定数以上の稽古を経て有傳者さん達ですので、手順的な説明は省いての稽古です。
そんな中でも、少し細かく意識をして頂いたのが陽中陰の体捌、難しいですよね。
しっかり使いたいのは腰、身体の要の部分です。
末端部位だけで動こうとした場合と、仮想敵との中心の取り合いを無視して動いてしまった場合と
中心を取り合いつつ、軸を活かして身体を捌いた動きの違いを視覚的に確認、腰の部分の動きの変化と刀の軌道が剣体一致となる動きを意識して頂きました。
右腕の勢いで抜かずに、身体の動きの変化と同調して刀も一緒に動いていくようにしたいですね。
陽中陰以外の稽古形は、水月・破図味・両車・四方。
日の入りも少しずつ遅くなって、稽古場への移動時間が明るくなってきました。
あっという間に桜の季節になりそうですね、体調を崩さないように気付けて過ごしましょう。
剣体一致、刀と体の動きを一致させるということで、稽古場で良く耳にしますね。
それは取りも直さず、手の動きで斬るのではなく体の動きで斬るということでもあります。真向斬りは、割と判りやすいですが逆袈裟や横一も同じです。
特に逆袈裟は、手の動きだけで剣体一致らしき動きも可能ですので、チェックしてみましょう。
地味ではありますが、基本の確認の繰り返しが大切ではないかと思います。
引き続き、頑張って共に稽古して参りましょう。
本日の赤羽稽古場所は、参加人数が初傳位数名と6級の会員さんという少人数だったので、いつものように多くの稽古参加者がいる時では個別に見て廻ることが出来ない細やかな部分を見ながら一緒に稽古しました。
軸をぶらさず、股関節を使って縦の動きを行うように意識しながら行った足の入れ替えに続き、真っ向斬りの素振りも左肘をしっかり伸ばし、丁寧に等速で正しい斬りを確認しながら反復稽古を行いました。
抜刀稽古では仮想敵へ斬りつけることをイメージしながら横一文字、逆袈裟の手の内を握りこむ位置やタイミング、斬り終わりの姿勢が前傾姿勢になっていないかまで気を配りながら軸を意識して抜刀稽古を行いました。
腹抜きと縦抜きでは、左手の鞘引きと斬り終わりが剣体一致となるように意識していただき、右手で勢いよく引き抜こうとして軸が潰れてしまっていないか確認する為、先ずはゆっくりと正しい動きで同じく軸を保つことを注意点としてお伝えしました。
基本の1と2は十分なスペースを確保できたので、横1列に並び、稽古場を往復しながら行いました。
形稽古も同じく十分なスペースが確保できる時しか稽古することが難しい立ち技のみを行いました。『前腰』『神妙剣』『右の敵』『夢想返し』の順番で形稽古を行い、本日の稽古を終了しました。
インフルエンザが流行っているようなので。体調にはご留意下さい。
本日の池袋は「両車・陰中陽・本腰・野送り・神妙剣・右の敵」を行いました。
池袋の稽古場では、野送り以外は久々に稽古をしましたね。
「陰中陽」と「本腰」の同じところと違うところ。
形の特徴をつかんで体現していきましょう。
形の手順ではありませんが、座技で気になった点をお伝えしました。
柄を取るタイミングは、体が持ち上がってから柄を取る、ではなく体を持ち上げ始めると同時に柄を取る、にしていきましょう。
このタイミングのズレが、抜刀時の検体の不一致につながりますし、あわてて刀を引っこ抜いているようにも見えてしまいます。
同時、を意識です。
足の入れ替えに替えて、ちょっと久しぶりに一般稽古でも膝行を行いまいした。
座姿勢での移動も、勢いでも筋力頼みでもないので膝行も良い稽古になりますよね。
あまり長距離では苦行になってしまいますので、出来ても出来なくても一往復のみにしています。
基本稽古は立ち姿勢で行う事が大半ですが、今回は立っても座しても同様に意識出来るように
立って真っ向斬りを行ったら、次は跪座からの真っ向斬り、として素振りも抜刀も動いてみました。
座した事によって同じ部位でも使い方の工夫が変わってきますので、そういう細やかな事を意識して頂いての稽古です。
本来であれば正座からと行きたいところですが、新人さんも居られたので今回は跪座の指先の感覚を馴染ませる為にも跪座から行っています。
形稽古は真・向抜き・胸尽し・前腰の4本。
締めには複数の形を1本として演武をする5本通しを行っております。
形と形の間の所作や呼吸を意識出来て、通し演武も良いものですよね。
宗家がお仕事でご多忙につき、今回の剣法は本間が代行しております。
剣体一致がよりシビアな小太刀の稽古も行いつつ、刃引之形の稽古も行いました。
剣法にも多くの形がありますが、いずれも難しいですね。
だからこそ遣り甲斐もあり楽しいのですけれど。
刃引之形は基礎剣法に進むと稽古していくようになりますが、様々な要素が詰め込まれていますので、最初は手順を覚える事だけでいっぱいかと思います。
居合でも剣法でも手順を覚えたら完成ではないので、そこから続く身体の使い方や相手が居る事で身体で分かる間合いや、刀から伝わる力の方向など様々な事への気付きを大切にして毎回の稽古を大切にしたいものです。
話は変わりますが、この日は馬場師範代指導のもと基礎剣法初参加のSさんも頑張っておられましたね!
剣法入門で基礎中の基礎をしっかり学びつつ、それを応用していく基礎剣法への一歩を踏み出してみるのも新しい気付きに繋がりますよ。
本日の稽古は、初心者の方が半数参加しておりましたので、一つひとつの動きや所作にも意識して稽古するようにしていただきました。
無意識に自分のペースで動くと、どうしても右手に頼ったり軸がぶれたり剣と体・足がバラバラになったりしてきます。
雑な動きにならないよう、自分で確認できるゆっくりとした速さで動き、正しくできているかな・少し変かなと意識しながら動いてみると自分でもいろいろ気付くことが沢山でてくると思います。
いろいろと指導を受けても自分で意識しない限り修正もできないし上達することも難しくなってしまいます。
ひとつずつでもいいので精度が上がっていけるよう頑張りましょう。
初心者の方も、抜刀の動きだけにとらわれず、敵付け・血振り・納刀や手の所作などにも気をつけて、最初から最後まで気を抜かず全体として完成できるように頑張りましょう。
宗家稽古と同時開催の水道橋一般居合稽古の報告です。
初めに脚の入れ替えを3分程度。
刀を扱う前に今日の注意点として五級以下の会員にたいしては手首を使った斬りや血ぶりなどしないように、又、四級以上の会員には一刀めの抜きつけまで、そして決めの斬りつけまで駒送りにならないように一つの動きで稽古を進めるよう伝えました。
素振り稽古(真っ向、左右袈裟、左右逆袈裟)抜刀稽古(横一文字、逆袈裟、立て抜き、腹抜き)を実施。
素振り稽古を含め初めにゆっくりとした動きの見本を示してから稽古を進めました。
形稽古は真、胸尽くし、水月、前腰の4本です。
居合稽古後の剣術入門風景
年のせいか健康番組を見る機会が多くなりました。利き腕でない手を意識して使うと運動機能、思考力、創造性、記憶、コミュニケーション、自制心など人の人たる所以として大切な前葉頭の働きが活発になるそうです。また上半身と下半身をバランスよく運動することが転倒などの不測の事態に対処するのに大切だそうです。
これって鞘引きなど左手を意識しバランスの良い気剣体一致を求める居合の稽古そのものですね、何気なく稽古していることが実は大切なことだと理解できました。
今日は本腰、玉光、スペース的に余裕がありましたので前腰、夢想返し、神妙剣、右の敵です。座技では軸上に上がる動きと鞘送り、右手が柄を取るタイミングを意識してゆっくり稽古をしてみました。走り懸りではどこで柄を取ったらゆとりを持って抜刀できるかを各自確認しながら動いていただきました。
稽古後新人のBさんと外国人のあなたがなぜ居合いを学びたいと思ったか聞いてみました。刀を何百年も大事に伝えてきた日本人、居合を稽古することでその精神性を学びたいと話しておられました。居合いの入り口は人それぞれ楽しく稽古をしていきたいものです。
足本日は、参加者が数が多かったため、基本の1.2は抜刀稽古と振り被りから真向斬りのみ稽古いたしました。
抜刀の際は、基本の各種素振りの時と同様に峰側から握るように繰り返し稽古して行きましょう。
また、振り被りから真向斬りに半身の入れ替えで構える時も、基本素振りの真向斬りの構えになるように心がけて稽古して行きましょう。
形稽古は、前腰、真、玉光、陽中陰、胸尽し、左月、野送りの7本を稽古しました。
稽古を重ねていく内に技量はどんどん上がっていきますので、自分の課題を克服することに専念し、一つ一つ丁寧に稽古してください。
足の入替・素振り・抜刀の稽古後、所作の一部として、敵付け・血振り・納刀・右手,左手
遠山の見付、又座技においての納刀しながらの
蹲踞と立ち上がりからの右手、左手、遠山の見付を分かるように、円の真ん中でお見せしながら、稽古致しました。
上記の所作に留意しての形稽古に、形の注意点をお伝えしました。
お伝えするとその時は直りますが、継続していって頂きたいと願います。
形:向抜き・本腰・胸尽し・円要・野送り・水月・響返し・夢想返し
審査を受けられる方々、だいぶ出来上がっていると感じました。
同日に有傅位稽古がある日でしたので、参加者は級以下の方々となりました。
足の入れ替えから始まり基本素振り、基本1と基本2と他の稽古場と同様に同じ内容で進行しております。
参加メンバーの顔ぶれで基本的な事を多く含みながら稽古。
身体の使い方を中心に動いて頂きました。
形稽古からは、1週間後に行う昇級審査の対象者は自主稽古とし審査当日のシュミレーションを中心に自分の頭で考える、確認する稽古時間を設けました。
それ以外の方は、形を分解し足捌き、ねじれ、軸の立て方を各自で確認しながら進めて行きました。
さて居想無外流居合は、気剣体一致の動きをします。
手と足が同時に動く。
簡単そうですが刀を持つと手と足がバラバラとなり気剣体一致が出来ません。
居合形も含めて、どうしたら出来るかと頭を沢山使います。
脳トレーニングにもなり健康と結びつくものです。
稽古っていいですね。
本日もいつもの様に軸と弛みを意識して稽古をしましたが、代官山では自分もそうであった様に姿勢が悪いために正しい軸を意識しながらそうなっていない。
緩んでいるつもりでも何処か固いといった場面多く、自分の事の様に気をつける様にしております。
本間師範や深谷先生の様に綺麗な形は全て正しい軸と弛みでの結果です。
突っ込んだ切り終え、姿勢を正しくと思いながら胸を反らした姿勢弛みを意識して軸がぶれる腹抜き。
誰にでも思い当たる点だと思います。
ご自分の悪いところを常に意識して今年1年1つでも修正出来る様に頑張りましょう。
綺麗な形稽古と云われる様な姿勢を目指して!
本日の池袋は、抜刀の際の柄の取り方を再確認していただきました。
抜刀は、柄を送り出すようにしていきます。
右肘が外に向いて脇が空いたような柄の取り方だと、送り出すではなく、引っ張り出すような動きの抜刀になってしまいますので体が効率よく使えません。
ちょっとしたことなのですが、動きやすさが変わってくると思うので意識してみてください。
冷たい雨の降る日でしたが、多くの会員の参加がありました。
初めに脚の入れ替えを3分程度、続いて素振り稽古(真っ向、左右袈裟、横一文字、左からの逆袈裟)、抜刀稽古(横一文字、逆袈裟、立て抜き、腹抜き)を実施。
基本一二、及び形稽古では、初めにゆっくりとした動きで見本を示し稽古を進めました。
形稽古は真、胸尽くし、響き返し、野送り、右、夢想返し、玉光の7本を稽古しました。
各形での注意点を説明し各自の動きを確認しながら稽古を進めました。
本日にIさんが6級審査を合格となりました。
おめでとうございます。
Iさん、一生懸命に稽古参加しており熱意を感じます。
審査後にIさんと6級さん達の4名を本間師範指導で5級審査補習を行いました。
・軸を立てる
・視線は正面に
・基本として正中線上を移動する
・刀を扱う際の肩の抜けに注意
今回はこの4点を共通のお約束として、そのように動く為にはどう身体を使えばよいのか?
各自で考えて、繰り返し動く事を第一としました。
相変わらずの大盛況でしたので、安全確保の為に号令はかけますし新人さんも居られますので、可能な範囲で個々にも指摘はしています。
動きは各々の身体で馴染ませていくのが肝要です。
見た事、聞いた事を自分の身体では、どうやれば再現出来るのか。
自分の中で黙々と考えながら稽古するのも楽しいものです。
空気が乾燥していて、そろそろ適度なお湿りが欲しいところですね。
インフルエンザも風邪も流行っていますので、皆さんご自愛ください。
体調不良の時は無理せずに休みましょう。
別の稽古場で初傅位以上の宗家稽古があるため、全員が級の方の参加でした。
稽古数20回以下の方も多く参加されておりましたので所作と身体の使い方に重点を置いて進行しました。
所作は、長く稽古をされている方は、動き易いように動くようになるので気を抜かず丁寧に動くと良いと思います。
また身体の使い方は歩幅、前に傾く軸のつぶれの2点を強化しました。
どうしても刀を振ると前に突っ込みやすい。
腕または上半身で刀を振っている方は特に多い傾向が有ります。
丹田を意識してしっかりと斬り終わりも軸が立てられるように。
さてさて、稽古の楽しさってなんでしょう。
楽しみ方も色々で、目標に向けて頑張る自分を褒める。
休憩時間に皆さんとおしゃべりしたり、稽古後の程よい疲れにひたったり
ぐっすり眠れる快適な睡眠を得たり、仲間とランチしたりと色々あります。
稽古の中で些細なことに喜び、心が豊かになると良いですね。
本日の池袋稽古は「重心移動は止めるべきところで止める!」をテーマに
稽古を行っていただきました。
抜刀する、真向に斬る等、それぞれの動きをきちっと行うため
重心の流れすぎに注意しましょう。
原因は蹴り出してしまう動き、腕に頼った振り、いろいろありますが
「ゆるむ・腰で半身を進める」そんなイメージで、体で刀を扱えるように
していきましょう。
平日にも関わらず沢山の参加者がありました。
お互いにスペースを確保しながら気をつけての進行です。
初めに脚の入れ替え、半身切り替え、素振り、抜刀稽古を実施。
基本一二は振りかぶりを別途稽古後、通して動きました。
形稽古はリクエストのあった向かえ抜き、右、響き返し、の座業3本とスペースを考慮して胸尽くし、玉光の2本選択しました。
各形での注意点を説明し各自の動きを確認しながら稽古を進めました。
最後に本日稽古した五本の形をまとめて演武し稽古を終了しました。
2月審査の補習を終えた人達も多くなり、審査前の仕上げに入ってきております。
頑張って下さい。
宗家稽古、昇級審査、新人講習が同時進行となりましたので基本稽古の段階からお互いの間・周囲の動きに十分気を付けつつ稽古を進め敢えて全体を通して「ゆっくり、且つ等速の動き」を意識していただきました。
動きづらさを感じた方も多いかと思いますがいつもの自分のペースで動く時よりも自分の身体(上半身・下半身・左右半身 各々)と刀の動きとの「一致」をシビアにチェックする良い機会ですので今回のような稽古も、大事にしましょう。
気を付けて、等速に動いているつもりでも力みなどの影響かもしれませんが、斬る瞬間(特に真向)で早く振り下ろしてしまう動きになる傾向がありますので「ゆっくり動く稽古」の目的も再認識しながら、動くようにしていきましょう。
(此方からも、都度必要な説明をしますので。。。)
形稽古は、昇級審査予定の方からの希望を踏まえて真、左月、胸尽し、玉光(稽古順)の4本を実施しました。
まだまだ寒く、風邪・インフルエンザが相当流行っているようなので、体調管理に十分気を付けて、一緒に頑張りましょう。
会の稽古に参加していると半身をゆう言葉をよく聞きます。半身を体にしみこませるのには半身の切り替えをしっかり稽古をするに限ります。その時両足のつま先が開かないように、軸を中心に片方のつま先をまっすぐ出すように、軸を中心に体の左右が(ちょうど団扇を軸を中心に動かすように)一致して動くことに気を付けましょう。
刀を前に構えての横一文字、逆袈裟の時左手の動きを意識して先に動かしてみてください、左に意識を持つと軸を中心に右半身が動くことが理解できると思います。早く斬りたいと右手中心で動いているとなかなかうまくいきません。
前にも書いたことがありますが基本稽古を疎かにしないことが居想会の居合を学ぶ上で第一に心がけることだと考えています。形稽古の中で必ず生きてきます。
次回の市川稽古は左月、両車、陽中陰、神妙剣です。
本日の稽古は、半身の入れ替えに伴う剣体一致に重点をおきました。
はじめのゆっくりと動いていただく数本で、剣と身体が一体となって動けることを自覚できるよう、これからも丁寧に稽古してください。
必ず剣体一致した動きができるようになります。
そこで注意していただきたいのが、自分のペースで動いていただく際に、部分的に早くなったり、力んだりすると、クセのある動きになってしまうので、常に等速で、中心を意識するなど、大切なポイントは押さえて、早く動いても、例えば軸がブレないように心掛けましょう。
形稽古は、前腰、真、野送り、左月、響返しを行いました。
私事ですが、今年初の稽古担当でした。お互いに剣体一致の動きを目指して、さらに技量アップを今後も図って行きましょう。
今年も、どうぞ、よろしくお願い致します。
本日は、新人も多くおりましたので、ゆっくり一つひとつの動きを確認してもらいながら稽古していただきました。
新人の方に限らず、稽古回数の多い級以上の方も時々は自分の動きの一つひとつを確認してみるようにしてみましょう。
意外と今までに注意を受けた点が思いだされるのではないでしょうか。
注意を受けた時点では意識して直そうとしますが、次回の稽古では元に戻っているようなことも見受けられます。
あれもこれも直そうと欲張らず、一つひとつ改善していくことで精度が上がっていきますので、焦らず努力することが大事だと思います。
新人の方も最初は刀の扱いや形の手順・動きなどで大変かと思いますが、はじめは手順や動きを覚えることに専念して、それが動けるようになってきたら少しずつでも精度を上げて行くように頑張ればいいのではないでしょうか。
何事も一朝一夕では身に付かないので、今年もお互いに稽古を積んでまいりましょう。
正月明けてもう1月半ばです。今年は連日、寒さが厳しく、インフルエンザや風邪が流行っています。体調を崩されている方もあるかと思いますが、稽古場は元気な参加者で稽古にも熱が入ります。
本日は、新成人の会員の方が翌日の成人式で会員有志と居合演武の披露をするということで、グループで自主稽古を並行で稽古しています。2千人くらいの会場での披露ということで観客にアピールできるように、演武構成や配置等、しっかり確認をしていますのできっといい演武が出来ることでしょう。
一般稽古は軸を意識して、ブレを少なくするように注意してもらい稽古しています。形稽古では切終わりや付けの体勢を崩さないように注意してもらい、切終わりの体勢を自身で確認してもらいました。切終わりでしっかり軸が立っていること、両足に均等に体重がかかっているか、足の位置や切っ先の位置等々。
形の手順が身についてくると早い動作になりがちで、勢いで振るとどうしても体勢が崩れたりします。時々自身の切終わりの体勢をチェックしながら、ゆっくりの動作で精度を高めることに注力する稽古や無手で軸を保って無理のない動きを感じてみたりすることも時々やってみてはどうでしょうか。
2月の審査に向けて頑張っている方はその目標に向かって、或は演武会までの自身の目標を定めて稽古していきましょう。今年も始まったばかりです。それぞれ目標をもって達成できるように楽しく稽古できればと思います。
成人式に向かう新成人を見ながら雪ではなくてよかったと思いながら、自分の成人式を思い出しました。バイト帰りの作業着で行ったら過激な学生運動と間違えられてしまいました。明るく屈託のない子供たちいい時代です
さて市川稽古はいつものように真。胸尽くし。水月。前腰からスタートです。今回のテーマは手の内です。昔ゴルフをしていたときグリップは生卵を握るようにと教わりました。手の内が固いと筋肉がうまく動きません共通することがあるかもしれません。
今年一年考えながら楽しく稽古をしていきたいと考えています。
雪がちらほら降る冬らしい寒さの本日が、今年始めての稽古指導担当でした。
一年が始まる節目の初日として整列した際、稽古へ参加した会員の皆様へ今年も事故と怪我のないように安全最優先で稽古を行っていきましょうと申し伝えました。
参加者の半数が今年始めての稽古という点と新人講習を終えて一般稽古が初めての会員さんもいたので、足の入れ替え、真っ向斬り、袈裟斬り、逆袈裟、横一文字などの素振りや身体の捌き方などの基礎稽古に時間を割いて、冬休み中に鈍ってしまった身体を徐々に慣らしていきました。
抜刀稽古の腹抜きと縦抜きでは、左手の鞘引きが不十分で右手で強引に引き抜こうとして軸が潰れてしまっている方が多いので、先ずはゆっくり正しく動いて軸を保つことが大切な注意点であるとお伝えしました。
それぞれ個々の技量レベルに合わせた内容で個別指導しながら巡回しました。
形稽古は『真』『野送り』と初傳位審査を受けるSさんから希望のあった『響返し』『前腰』を実施して本日の稽古を終了しました。
今年も稽古を通じて、古武道の奥深さを学びながら、『心技体』を共に鍛えて参りましょう。
皆さんお正月はどのようにお過ごしでしたか?
年が明け、はやくも12日が過ぎました。
この分だと今年もあっという間なのでしょうが、それぞれいい年にしたいですね。
本日の池袋稽古は18本通しを行いました。
稽古場は暖房が効いていて暖かいので、寒さで体が縮こまる、ということはありませんが、体の動きとして小さく固まった動きではなく、のびのびと体を大きく動かしていくことを意識して稽古を行っていただきました。
松の内も明け、稽古も通常運行です。
宗家稽古、一般稽古、審査補習、新人講習、6級審査といつも通りにヤル気に溢れた稽古場でありました。
一般稽古の形稽古は響返し、胸尽し、玉光の3本。
腹抜き、縦抜きをメインにしての稽古となっています。
鞘離れする瞬間には手の内も変化しますが、それまでは力は不要です。
とはいえ、力は抜くより入れる方が容易なのですよね。
なかなか思うようにいかない事もあると思いますが、適度な緩め方、力の抜き方も探っていってください。
稽古数10回未満の新人さんも多く参加がありました、まずは慣れる事が第一です。
繰り返して稽古していくうちに、どんどん馴染んでいきますので焦らず、コンスタントに稽古参加していってくださいね。
では、本年も健やかに、楽しく稽古をして参りましょう。
皆さま、よろしくお願い致します!