本日は今年最後の稽古となりましたので、一年を通して各自の注意点などを振り返りながら丁寧に稽古していただきました。
基本を大事にしながら普段での稽古でもよく行われる形(五用・五応・五箇・走り懸りの一番目)真・胸尽し・水月・前腰を選びました。
基本と形を通して、それぞれが注意すべきことなどを確認してもらいながら動いていただきました。
皆さん丁寧に稽古できていたと思います。
ひとつひとつのステップごとに初心がありますので、常に初心忘れずの気持ちで稽古してまいりましょう。
一年を通じ自分なりに行ってきた稽古で進歩してきたことや反省点などを振り返り、さらに来年はそれらを元にして飛躍していけるように頑張りましょう。
本年も新型コロナ禍の中での稽古となりましたが、無事に一年の稽古を終えることができました。
来年こそはコロナのことを気にせずに稽古ができるといいですね。
皆様よいお年をお迎えください。
今年最後の稽古になりました限りある時間密度のある稽古を心がけてきましたが至らぬことばかりです。
稽古場の参加者構成も新人さんから傳位者まで様々の方がいらっしゃいます、何時も思うのは自分の指導が皆様の目にどう映っているのか、説明と違う動きをしていないか、一方通行になっていないか、自己満足で指導しているのではないか稽古が終わるたびに自己反省です。皆さん限られた時間の中で稽古に参加されます少しでも居合の進歩にプラスになっていただければ幸いです。結局指導しているつもりが会員さんに育てられているのではと感じています。
最近は防音壁で囲まれた高速道路を使うより一般道が好きになりました街並みを眺め、人々の生活を感じ、時には道に迷います。思えば居合いの稽古に似ています、目標に向かい突き進むもよし、ゆっくりでも満たされた時間を楽しみながら進むもよし答えは自分の中にあるような気がします。
二年続いたコロナの中、施設の感染対策の要望を会員の皆様のご協力で乗り切ることが出来ました。宗家、師範、指導部の皆様、岩田指導補、高橋指導補並びに会員の皆様に感謝いたします、来年もしっかり楽しく稽古をしていきましょう
空高く 山青く 風穏やかにして 海ひらく
良いお年をお迎えください
街はクリスマスの賑わいで多くの人が行き交い、西武百貨店、東武百貨店の駐車場待ちの車で珍しく渋滞が発生していました。そのような中でも熱心に稽古へ参加された多くの会員さんと共に稽古を行いました。
本日は『腹抜き』を徹底的に稽古しました。
腹抜きの抜刀は、丹田の前にある柄頭を鞘送りで鍔が丹田の前へ位置するまで送り、鍔が正中線より右へ越えないよう左右均等に抜刀するようにお伝えました。古い会員さんや傳位者も鍔を正中線より右へ引き込むことが癖になっている為、集中的に稽古して矯正しました。
形稽古も腹抜きを使う『左月』『胸尽し』『響き返し』『神妙剣』を稽古しました。
無意識のうちに癖となってしまっていることが多くあると思います。自分は出来ていると思う当たり前を疑い、正しい基本に立ち戻ることで軌道修正していきましょう!
年内に私の担当する居合指導は、本日が最終日となります。コロナ禍の今年も感染や怪我などなく会員の皆さんと気持ち良い汗を流しながら一緒に稽古が出来て嬉しく思います。
来年もよろしくお願い申し上げます。
良い年をお迎え下さい!
田町の武道場の全面での稽古で、十分スペースが取れましたので
たくさん動いて頂く稽古となりました。
前の敵をしっかり斬ることをテーマに、刀の動き、手の伸びなどに
注意いたしました。
形稽古は、両車、前腰、夢想返し、神妙剣の4本。
スペースが十分でしたので、走り懸かりを中心に稽古しました。
それぞれ一つだけポイントをお伝えしました。
「この動きだけ」と絞って稽古をするのも時には、良いのではないでしょうか。
本日が、私の担当する今年の最終日でした。
来年も地道に丁寧に稽古を続けていきたいと思います。
さらに精度を上げるべく、共に精進して参りましょう。
引き続きよろしくお願いいたします。
本日は、宗家稽古と一般稽古が同時に行われる水道橋場所稽古です。
私の担当した一般稽古日記です。
テーマは『軸を意識して、(上下・左右・前後にぶれない)、手と足が一緒』と、
『斬り終わりの切先をピタリと止める』です。
右手強・手首・腕の力強はダメ、前重心にならないように軸を立てて。
基本稽古:足の入替え・半身の入替え・立ち座り
基本素振り(真っ向・袈裟・逆袈裟・横一文字)
『基本の一と二』
腹抜き・縦抜き・逆袈裟
形稽古:『水月』・『真』・『円要』・『両車』・『陽中陰』・『野送り』の六本です。
稽古の進め方は、基本の一と二から形稽古はそれぞれの流れ動きを分解してポイントを説明しました。
また、本テーマに併せて目線・抜刀・斬りの力の緩めて仮想敵への足の運び、所作を含めて注意点を伝え、進行しました。
歳の瀬に際して、心身の健康に感謝します。来年も引き続きネクストチャレンジできることに感謝して稽古します。
本日の剣法では一般稽古の他、三浦、宮澤両指導員の師範代実技審査をおこないました。
内容は剣法の部「一隻眼刀」の仕太刀です。
これから無外流真伝剣法訣、小太刀の剣法審査の後、居合の実技審査を行います。
もう少し時間が必要ですが、そのためのしっかりとした稽古を進めてゆきたいと思います。
市川での稽古も残すところあと二回。この二年は本当に大変な年でしたが稽古場でお会いする会員さんたちの笑顔に励まされてなんとか乗り切れました。
指導の時は前から見ていますが、最近はときどき動きながら様々な方角から見るようにしています。後ろから見ると軸の動き足の捌き方が良く解ります。細かくお伝えしているつもりですがなかなか理解されていないどうしてなのかいつも考えています。
車を運転するときでも慣れてくると四隅の動きが自然と解るようになるのと同じように、両手両足の関係にも気を配ってください、足を前に出すときは気を付けていますが後ろにあるときは意外に気が付かないものです、指先、つま先まで神経を行き届かせましょうそこに形を考える上でのヒントがあるように感じています。
私の指導担当が本年最後となりました稽古日です。
本日の稽古は、居想無外流の形を順番に通し稽古としました。
初心者の会員を中央に位置取りしていただき稽古を進めました。
稽古全体を通して体軸に注力し動くこと。
又、抜き付け、斬りつけ、血振りの切先位置に注意していただくよう伝えて稽古を進めました。
古来より刀は手に従い、手は身体に従い、身体は心に従い、心は○○に従うと言われるように正しい位置に切先が定まる為には手の内や拳の位置、肩のむき腰の向き等が関わってきます。
指導時に指摘された時どこが問題か気をつける習慣を付けたいものです。
今朝は底冷えのする朝でした。嬉しそうに散歩をする愛犬の息も白く、空気の冷たさを感じました。
突然ですが、皆さんの愛読書、何ですか?
私はどちらかと言えば漫画派なのですが、小説もそこそこ読みます。いくつかある好きな小説の一つが『一刀斎夢録』です。最も自分自身に足りないと感じている芯の強さをこの主人公は持っていて、羨ましいくもあり、悔しくもあり。寡黙な剣豪という自分と超真反対な人物像にも惹かれ、何度となく繰り返し読んでいます。映画化した時のャスティングの妄想もしてます。ちなみに自分が演じるのであれば、主人公の奥様か、京都時代の同僚か・・敵にはなりたくないかな。
ともあれ、どんな剣豪も浮き沈みがあり、また信念を持つ事と大切さを教えてくれる一冊です。よろしければ読んでみてください。
本日は基本的な所作も含めて正しく出来ているかを確認しながら稽古していただきました。
稽古した形でのポイントとして
胸尽しでは腹抜きで刀が大きく外回りせず切っ先が鯉口から外れないことと突きの位置が大きくズレないこと。
向抜きでは一刀目で左足が真っ直ぐに向いていて二刀目の斬りで右足が捌けていること。
野送りでは敵の首筋をなで斬るようにして袈裟斬りにならないこと。
水月では横一文字からの緩みと突きからの抜きのときの切っ先の位置がそれぞれの正しい位置からズレないこと。
玉光では縦抜きで伸び上がらないこと。
に注意して稽古していただきました。
最後に終わりの刀礼を間違いやすい点などの説明をしながら一緒に行いました。
刀礼を含め基本や形の全体で正しい所作や動きなどの確認が疎かになっていませんか。
常に基本という初心を大事に忘れないで稽古しましょう。
今年の稽古回数も少なくなってきました。
寒さも一段と厳しくなってきましたので身体に気を付けてまいりましょう。
今年も残すところあと半月となりました。
今年一年を振り返ってみると、やはりコロナの影響で稽古回数が大幅に減っています。
稽古場の確保にしてもかなり制限され、コロナ前の状態が嘘のように感じられます。
そのような状況下で新たに入会された会員さん、昇級を目指して熱心に稽古に参加されている会員さん、いろいろな都合で稽古したくてもなかなか参加できない会員さん、残りあと数回の稽古、無理なさらず共に精進してまいりましょう。
そして基本稽古をはじめ、各形稽古においても初心者の方がたは、周りの二級、一級、あるいは傳位の会員の動きにつられず、ゆっくり丁寧に正しい所作を身につけるようにしましょう。その積み重ねが後々大きな効果を表してきます。
本日4名の方が昇級審査を受けられ合格となりました。おめでとうございます。
心地よい冬晴れの稽古日です。
稽古場は暖かく寒さ知らずで快適に稽古が出来ました。
稽古手順は下記の通りで、皆さん熱心に稽古に励んでおりました。
【基本稽古】
基本一ニ、形稽古とも動きの要素を分解してくりかえしてから通して動く稽古方法で稽古を進めました。
【形稽古】
真→座業の基本ととらえ体軸、脚の運び緩みによるかまえ等注力して稽古していただきました。
両車→仮想敵に斬りつけた時敵に対して正対していること一つの斬りつけを終え間を置くことなく次の動作に移ることに注力して稽古していただきました。
本腰→一刀目からニ刀目の動きを立った姿勢で繰り返し刀の扱いを確認後、正座での形稽古としました、
野送り→終了時間が迫っていたため短時間の稽古ですが敵の首筋を撫で切った後右胸のつまりを感じてから左足を右足の後のへ捌くことに注力し動いてもらいました。
コロナ渦でも居合いを学びたいと入会された会員さん達が進級審査に挑戦されています。その姿を見て自分も受けたいのですがと新人さんに相談されることがあります。まずは6級、5級をしっかり稽古してくださいとお話しします。
この二つの級には形審査に入るうえでの大切なことが詰まっています。動ける事と出来ることは違うと考えています、まずは無意識のうちに動けるように体に覚えこませてください、その上に4級、3級と進んでいきますそれぞれの形には注意点がたくさんあります稽古を通じてしっかりと自分のものにしてください。
進級は一回とったらおしまいとゆう運転免許ではありません。常に前向きに各自のペースで学んでいきましょう。
今年もあとわずか来年につながる悔いの無い稽古をしていきたいものです。
放射冷却により朝方はヒンヤリとしていましたが、稽古場の中は熱気に包まれて汗ばむくらいでした。
本日は『仮想敵の位置を定める』と『刃筋を通して敵を斬る』ことを意識しながら稽古していただきました。
足の入れ替えも仮想敵から目を離さないようにしながら軸を保持しました。
真っ向と袈裟、横一文字と逆袈裟の素振りでは、敵のどの場所を斬っているかを確認して刃筋を通した斬りで刀を振りました。
腹抜きの抜刀は、丹田の前にある柄頭を鞘送りして鍔が丹田の前にくるまで鞘を送り、正中線から鍔が右へ越えないように肩甲骨を開閉しながら左右均等に鞘引きと抜刀することを確認しました。腹抜きの抜刀は、ベテラン会員さんでも無意識で右に引き込む癖のある方が多くいる為、今後も繰り返し稽古していく必要性を感じました。
基本の一と二も仮想敵を意識して抜刀からの抜きつけ、切先による追い込み、素早い振り被りまで一連の動作を『静と動』のメリハリつけて動いていただきました。
形稽古は『胸尽し』『円要』『両車』『野送り』を実施しました。形稽古でも仮想敵がどのような状態になっていて敵のどこを斬っているのかをイメージしていただき、刃筋を通して敵をしっかり斬っていただきました。
剣術の稽古と異なり、居合の稽古は相手がいないことから、形の手順を追うだけで敵を斬るという意識に欠けてしまうことがあります。心の眼で仮想敵をしっかり見ながら刀で敵を斬りつけていくように稽古していきましょう。
自分の中心を意識するのは重要ですよね。半身を意識する際にも、当然自分の中心の意識が必要ですよね。
それと共に、仮想敵の中心にも意識を向けたいですね。
本日はそんなことを意識して頂いて稽古いたしました。
基本の1、2では、向き合って動きて頂いて、相手との中心線からズレた動きになっていないか確認をして頂きました。
形稽古は、胸尽くし、左月、円要、陰中陽の4本。
それぞれ、敵の位置、敵との中心線を意識した体の捌きに注意して稽古いたしました。
最初のうちはなかなか難しいと思いますが、意識をするだけで変わってくると思います。
引き続き共に精進して参りましょう。
本降りの雨の中、多くの方々の参加がありました。
宗家稽古と一般稽古が同時に行われた日です。
私が担当した前回の稽古同様に所作の一つ一つを確実に再現し漏らすことなく演武するよう一般稽古で心掛けてもらいました。
【形稽古】
向抜→ニ刀目の構えの時、切先下りにならぬ様注意し転身する。又、一刀目の打込み時に軸になる左足を左膝の真後ろにすることで後の敵の中心線を捌くこと。
右→正座からまっすぐ上に上がり転身することで体軸を傾けることなく敵に抜き付けること。
円要→後の敵からの斬りつけを捌く適切な足の運びと軸の傾きを確認しました。
夢想返し→向抜の立ち技として稽古転身時の刀の操作に注力して稽古しました。
師走の慌ただしい季節となりましたが、稽古に参加される皆さまからは落ち着いた冷静さが感じられます。その姿にわたくしが緊張してしまい、始まりの号令時、手の震えと心拍数を整えることができませんでした。先週の稽古日記で書きましたが、前日の稽古組立て作業が崩れてしまうかもしれない事態です。
稽古を始めるにあたり位置取りを決めます。その際に、参加されている皆さまが自主的にお声を掛け合ってくださいました。その配慮するお姿に心が和み、わたくしの緊張はほぐれ落ち着きを取り戻すことができました。稽古の段取りは指導担当者が主導となりますが、参加される皆さまがいてくださるからこそです。このような良い雰囲気は大事にしていきたいと思います。
一方で稽古中は、一言も聞き損ねないよう全身で受け止め、一途に向き合っていらっしゃいます。この時は個々が主体となります。90分の中にオンオフがあるのも良さの一つかと思います。
休日の貴重な90分がより良いものになるよう、今後も予習と組立て作業は欠かしません。これからもどうぞよろしくお願いします。
師走になって数日前まで寒い日が続いていましたが、昨日、今日と日中は日差しのあるあ少し暖かく感じる日です。
本日の稽古では初心の方には形の手順をしっかり覚えてもらうこと、級の進んでいる方には曖昧なところを出来るだけ少なくして、傳位の方にはより精度を上げて貰うことを目標に、形の個々の手順を切り取って部分々々の稽古に少し時間を割いて稽古して貰いました。
胸尽しの腹抜き際の体捌きと抜き切った時の形、左月・右の回転と正面を向いた時の形、野送りの抜刀時の体捌きと受けの形等、うまくできているところ、出来ないところなど確かめて頂けたかと思います。
教本や動画を参考に、気になるところをチェックして繰り返し稽古することで出来なかったことが少しずつ出来るようになっていけたらと思います。
はやいもので、今年も残すところ後一月となりました。
月初めの赤羽稽古日記です。
本日は赤羽でもゆったりと稽古が出来る人数だったため、大きく動く形を選択しました。
刀を身体の中心で扱うのは、どの形でも同じです。
両車では方向転換が多いため、刀が置いてきぼりになりがちです。
両車は宗家による解説動画がHPに載っています。
是非試聴してみてください。
既に観たことがあるという方も、自身の技量の変化によって違う気づきがあるかもしれませんよ。
今年も残りあと一か月となり、朝晩の冷え込みもきつくなってきました。
コロナコロナで明け暮れ、やっと収束してきたかと思えばまた新たな株の出現。いったいいつになれば落ち着きを見せるのか…
本日は急遽指導部の会議のため前半は初心者から傳位の方まで幅広い層での稽古となりました。
基本稽古ではゆっくり動いて所作の確認、基本の一、二も数回ゆっくり動いた後各自のペースで振っていただきました。
形稽古は左月、両車、陽中陰、神妙剣の4形。
各形分解して所作を確認しながら、通してそれぞれの級、傳位の技量に応じてゆっくり動いていただきました。
各自のペースでの動きになると、初心者の方がたは傳位の方がたの動きにつられ速く動きがちで、結果軸が崩れたり所作がいい加減になってしまいます。周りに惑わされず一本一本を大切に稽古し正しい所作を身に着けていきましょう。
空がきりっと秋晴れに澄みあがり、気持ちの良い日でした。
美しい青空に、わたくしの心持ちも整った状態で稽古に臨めました。
指導を担当させていただくにあたり、稽古時間90分の手順を組み立てることが、前日の私のルーティーンです。今までにご指導いただいたことや形の重要点を確認し、どのように進めるかをイメージします。すると、できない箇所、曖昧な箇所が見えてきます。徐々に不安が勝ってきます。しかし、その不安を解消すべく再考し、組み立てなおします。当日ですが、イメージ通りにはいきません。それは、参加されるみなさまとの会話で変化します。向き合い方や目指すところも様々ですので会話の中にヒントがあり、わたくし自身の悩み解消につながったり学ばせていただくことがたくさんあります。みなさま前向きで本当に輝いていらっしゃいます。同じようで毎回違った気づきがあり、居合を通じた人との出会いも楽しさの一つではないかと改めて感じています。
今後もお天気に左右されることなく、気持ちを整理して稽古に励んでいこうと思います。
稽古に向かう朝、空気がひんやりとし秋の名残を感じつつ冬の足音が聞こえるこの時期が私は一番好きです
先日の審査の担当を終えて自分の時のことを思いだしていました、直前まで苦手なことばかり考え、演武位置に立った時は頭は真っ白、心臓はバクバクとにかく自分を信じて動くしかないなと審査の度に同じことを繰り返していましたが。ある時(審査に失敗した時)から稽古をしてきた今の居合をしようと思うことにしました出来ない自分を素直に認めることが第一歩ですそこから新しい道が開けるような気がします。
前の稽古日記に高橋指導補も書かれておられましたが、居合を学ぶ動機は様々です。
健康のためと答える方、また古武道を学んでみたい、袴姿にあこがれて、刀に興味がある、時代小説が好きだからと様々です。居想会では居合、剣法、棒術と学ぶことは多いです、せっかく居合の世界に足を踏み入れたのですから急がずに一歩ずつ学んでいきましょう。
本日の稽古場は板の間の武道場全面で、全員が横一列で十分なスペースをとりながらのびのびと稽古することができました。
稽古内容は、新人と初心者がほとんどでしたので、4級審査内容(真・胸尽し・野送り)を中心に基本的な所作や動きを身に着けていただくようにしました。
最初に、改めて一から一つ一つの動きや所作を実演しながら説明し、その後各自で確認しながら稽古していただきました。
なぜこのような抜刀をするのか、捌くのかなどの説明も行い、それらを各自が自分で意識するように伝えました。
みなさん理合いが分かってくるとそれなりの動きが出来てきています。
ただ動いているということのないよう、焦らずゆっくりでも正しく動けるよう頑張りましょう。
今年も11月が終わろうとしています。残りも12月ひと月となり昨年に引き続きコロナに明け暮れた1年となります。
早いですが来年こそは良い年になって欲しいですね。
一昨日昇級昇傳審査が行われた後の居合稽古です。
受審された方々お疲れさまでした。
今回の審査はコロナの影響もあり稽古回数、補習回数、審査方法など従来とは異なる環境で行われました。
合格された方、次回再審査の方、あるいはこれから受審しようとお考えの方がた、稽古の場では常に初心に戻って基本をしっかり身に着けていただきたいと思います。
審査の基準は、同じ形でもそれぞれの級、傳位により異なります。
稽古の場でそれぞれの形稽古を進める場合も、初心者のかた、4~3級、2~1級、傳位のかた、それぞれ求められる所作の基準はレベルにより異なります。
本日はたまたま6級審査、5級の補習が重なり、急遽私が指導を代行することになりました。
基本稽古のあと形稽古に進み、それぞれのポイントとなる要点をお伝えして稽古を進めますが、私はいつも一形終えるごとに給水タイムを設けるようにしています。それは給水のあと、皆さんから稽古形に関する疑問点、質問に答える時間を取るためです。どんどん聞いてきてください。聞いた本人のみならず、それを聞いている周りの方々もきっと参考になると思います。
私自身、聞かれて不明瞭なこともあります。その場合は確認の上、正しい所作をお伝えしようと思います。
お互い日々研鑽し、精進していきましょう。
明日4級、2級の昇級審査に臨む会員のために下記形稽古を実施しました。
形稽古→真、胸尽くし、左月、野送り、玉光5本の(稽古順)
特に初心者は所作の一つ一つを確実に再現し漏らすことなく演武するよう心掛けることは、上手に動作する以上に大切にするよう伝えて稽古を進めました。
【形稽古】
真→足の踏み出し方向、振り被りでの股関節のゆるみを意識すること。
胸尽くし→後ろへの捌きは膝の緩みによる重心の移動をきっかけにし突きは腰を入れ力強くつくこと。
左月→敵への抜き付けは一つの動きで実行し体軸を傾けないよう注意する。
野送り→受け流しに構えた切先の位置及び斬りつける角度と刃筋に注意する。
玉光→胸尽くし同様、動きのきっかけは膝の緩みによる重心移動をきっかけとする。
以上を各形の注意点として稽古を進めました。
上記を頭に入れて明日の審査を頑張って下さい。
雲ひとつない青空の中、ようやく冬の訪れを感じるヒンヤリした空気に包まれた朝となりました。
本日は明日に審査を控える4名の方が稽古に参加されていましたが、赤羽場所は舞台のみ座技の稽古が可能なので各自10分づつ舞台で自主稽古していただき、立ち技については全体稽古の中で審査形の『胸尽し』『円要』『両車』『野送り』を取り入れて各自にポイントを伝えながら稽古しました。
審査の方に限らず、全員に対して申し伝えたことは、柄を取る際に腕へ力が入り過ぎて柄頭が下がって抜刀している方が散見されたので、身体が硬く強ばらないように余計な力みを無くして動く点とイメージした仮想敵から目線を逸らさない点を注意しながら稽古していただきました。
これまで努力を重ねて稽古してきた成果をしっかり発揮できるように祈念しています。
ただし、審査は居合道のゴールではなく、あくまで剣技を高めていく通過点として、今後も更なる高みを目指して一緒に稽古へ精進して参りましょう。
剣法参加組と分かれての稽古で参加者は少なめでしたが間合いは十分に取れ快適な稽古ができました。
脚の入替、半身の切り替え、基本抜刀、基本1、2を稽古
軸の倒れや緩みを意識、大きな踏み込みと剣体一致等にも注意頂きました。
形稽古は、前腰、左月、胸尽くし、右、両車(稽古順)。
左月、右、では反転起き上がりの動きと連動した腕の動きを稽古。
腹抜きにては腕をさらさないための緩んだ腹抜きを稽古。
両車は3刀目、刀の位置、大きな切りと敵の位置の把握等に注意頂き稽古としました。
本日は、昇級審査まで1週間となり、受信される方も参加しておりましたので、形の動きだけではなく所作も含めた全体についてしっかり確認するようにしていただきました。
今回審査を受けない方々についても、同様に自分のレベルに応じて自身を再チェックしてもらいました。
最初にそれぞれの注意点などポイントを伝えますが、各自で動いてもらうと自分では出来ている感を持っていて直そうとする意識が見られないようなこともあります。
稽古では初心も忘れずに常に自分自身を見つめ直すことも大事です。
注意された点などは自分のことと受け止め自分で気付くことが上達に繋がりますので、お互いに精進してまいりましょう。
会員さんからゆっくり振るにはどうしたらいいですかと聞かれました。答えになるか解りませんが私の事を書かせていただきます。
入会当時稽古が楽しくてあちこちの稽古場に顔を出していました。稽古数も増え形の動きも少しわかってきて周りに負けないように力いっぱい振っていました今思えば似て非なる動きで恥ずかしいばかりです。転機は怪我でした転んで肩甲骨にひびが入りさらに脊柱管狭窄症になってしまいました。一度は居合いをやめようと考えましたが時間がたつとまた居合がしたいとの思いが出てきました、この間刀が振れないので教本を熟読しました。
稽古を再開してから形の動きの中にいくつかのポイントを作る稽古をしてみました、
例えば真では軸を立てて座る、前傾せず軸上に腰をあげる、膝は抜きつけるまで伸びきらない、抜刀、脾腹に、45度の刃筋で斬り上げと教本に書いてあります。さらに足はまっすぐ出ているか。斬り終わりの位置は、切っ先は敵の左目に、股関節を緩めて振りかぶり、鍔は頭の上など頭の中で一つ一つ反復しながら形稽古をしました当然早く振れません、ゆっくり振るのは丁寧に体に覚えこませる事と考えます一つのポイントが身についてくるとまた新しいポイントが見えてきます。審査は通過点体が動く限り終わりはありません一緒に稽古をしていきましょう。
審査まで一週間となりました。
毎回審査前は形稽古に審査形を取り入れ、審査を踏まえた点を強調した説明をする様にしています。ほとんど毎回のお稽古で伝えている事なんですが、審査を受ける方々は特に耳を傾け、体現しようとしている様子が伝わってきます。
お稽古中全体に向けて伝えている事を、自分は出来ていると思い込まず、常に自分事としてとらえて修正してもらえると、審査前に慌てる事も少なくてすむと思います。
そういう私も来週審査を受けますが、今しみじみ日頃のお稽古の大切さを実感しています。
審査を受ける方々は、落ち着かない日々を送っていることと思いますが、あと一週間頑張りましょう。
今月から再開した平日夜間稽古は、宗家指導の有傳者稽古と一級以下の一般稽古が同時刻・同一場所で行われる水道橋場所です。
私の担当した一般稽古日記です。
基本稽古は、足の入替え・半身の入替え・立ち座り
素振り(真っ向・袈裟・逆袈裟・横一文字)
基本の一と二
腹抜き・縦抜き・逆袈裟
形稽古は、『真』・『胸尽し』・『陽中陰』・『野送り』・『玉光』の五本です。
本日のテーマは『軸を意識して、上下・左右・前後ぶれないで手と足が一緒』です。と『斬り終わりの切先をピタリと止める』です。
稽古の進め方は、基本の一と二から形稽古の形ごとの流れ動きを分解してポイントを説明。また、目線・抜刀斬る力を緩み・仮想敵への足の運びなど所作を含めて注意点を伝え進めました.新人の方へは簡単に補足しました。
皆さん色々な思い(目的)で居合の稽古(古武道の奥深さ)に望まれています、この時間を大切にしたいと思います。
今日の稽古では刀を真ん中で取る動きを会員さんと考えてみました。帯刀した時のお臍の前の柄頭の位置,鍔の位置をもう一度確認していただきました。拝見していると個々に違うような気がします、柄頭の方向に鞘送りをし鍔がお臍の前に右手は斜め下から柄にかかります。右利きの方は左手の動きに特に注意が必要です動いているつもりが動いていません。
真ん中でとる動きを体に覚えこませないと円要、両車、走り懸りなど動きの中で刀を取る動作が曖昧になります、円要では右に捌いた時、両車では真ん中でとらないと相手の正中線を押さえることが出来ません、柄頭だけ相手に向いて体は右に向くことのないように、走り懸りでも同じように考え真ん中で刀を取る位置まで鞘送り左足が前に出て半身になることで柄が右前に来ます右手は自然に袴に。
審査を予定している会員さんは不安でいっぱいだと思います稽古は嘘をつかないとゆう言葉を思い出し頑張ってください
日に日に、秋が深まる季節を感じております。
本日の稽古は、脚の入替え半身の切替に続き真向素振へと続けました。
前回同様、体軸を立てると同時に重心を両脚の真ん中に置くことを確認しつつ素振り、基本の一ニ及び形稽古へと進みました。
【形稽古】
真→立業同様抜き付けた時、腰の位置が前に行き過ぎ無いよう注意すること
胸尽くし→後ろへの捌きは膝の緩みによる重心の移動をきっかけにすること
水月→抜き付け後の構えの刀尖の位置と水月をつく時の刀尖位置
玉光→胸尽くし同様、動きのきっかけは膝の緩みによる重心移動をきっかけとする
以上を各形の注意点として稽古を進めました。
先週は雨や強雨風の日が続いていましたが、昨日今日と日差しもさして爽やかな過ごしやすい日になりました。
今日の形稽古では走り懸りを中心に稽古しました。右手で刀を取るところまで刀を送りだし鍔を抑えて少し前傾で構えます。走りは前傾で少し前にある体重心を膝、股関節の緩みで前に移動させることで推進力にします。少し長い距離を走ってもらいましたが体重心の移動を体感できたでしょうか。緩みによる動作は無駄な動きを少なくする、自身の筋力以上の力を引き出す、動作が滑らかになる、とっさの動きに対応等々、体の使い方として非常に合理的なものと思います。繰り返し稽古することで緩みをうまく使えるようになりたいものです。
今月から、夜の水道橋でも、宗家稽古と一般稽古が分かれての通常モードになりました。私が担当した一般稽古分です。
基本の1、2での確認事項は多々ありますが、本日は、真っ直ぐに進んでいるか、という基本を確認しました。
最終的には真っ直ぐに進んでいても、途中で左右にブレていないでしょうか。足、膝は敵に向かっているでしょうか。動き出しで足が違う方向に動いていないでしょうか。細かいことですが、意外にできてなかったりします。
自分の楽な動きにならないよう注意していきましょう。
こうした確認が、形の稽古でも役に立つはずです。
ちなみに、稽古中にもお伝えしましたが、普通に動く時の目線は真っ直ぐ前ですが、足の確認をするには、当然目線が下になります。
変な癖がつかないよう、確認で動いている時なのか、普通に動いている時なのかは、きちんと分けて稽古しましょう。
形稽古は、左月、野送り、陰中陽、前腰の4本。
それぞれ、気になっていたポイントを1つか2つに絞って稽古いたしました。
今月は審査もありますし、益々稽古場に熱気が感じられるようになってきました。焦らず、でも着実に前に進んでいきたいと思います。
引き続き共に精進して参りましょう。
宗家指導の宗家稽古と級を中心とした一般稽古が同時刻、同一場所での稽古日です。
私は、一般稽古を担当を致しましたので下記は一般稽古日記となります。
本日は、基本中の基本の所作をテーマに進行を致しました。
所作は、居合形にも繋がっていきます。
所作を疎かにしたり、雑になっていたりすると居合形も綺麗に仕上がりません。
もう一度、自分をみつめる下さい。
稽古着は、綺麗に着られておりますか。袴のひだは真っ直ぐに伸びておりますか。立ち方、座り方、歩き方、指先はいかがですか….たくさんのポイントがあります。
目線そして軸、緩みなど身体の使い方へと繋がります。
傅位の方も級の方も、所作をしっかり見直してください。
審査の前の補習で慌てないよう、日々に精進を御願いします。
今日は刀礼をしながらいつも私が考えていることを書かせて いただきます。
刀礼がうまく出来た時は稽古も充実するように感じます。何がうまくいったか言葉で表すのは難しいのですが、動作が心と体が一致したように感じる時があります。
着座するときに軸がぶれたり、下げ緒の処理がうまくいかなかったり、右前に出す鐺の位置が微妙にずれたり、当然その時は鍔の位置も変わってしまいます、少しの狂いが稽古に影響するのか不完全燃焼のまま稽古を終わることもあります。稽古を無駄にしないために刀礼に特に気を使います。
刀礼をしながら思うのは鉄とゆう大変もろい素材でできた刀を何百年も大切に伝えてくれた方々がいて私たちは今居合いを学ぶことが出来ます。稽古で使用する模造刀も七職と言われる職人さんたちの手を経て私たちの手元にあります。畏敬の念を忘れずにそして指導していただく宗家をはじめとして稽古場や居合を学ぶ仲間たちに支えられて稽古が出来ることに感謝をして刀礼することを心がけています。
お稽古の後、池袋まで足を伸ばし映画を見てきました。
幕末に京都・函館で活躍した侍を主人公にした小説を映画化したもので、殺陣のシーンもあり、満足できた2時間でした。
ものすごく早い動きで刀を振る俳優の方々の動きが素晴らしかったです。殺陣は、演技なので大袈裟に表現しているとは思いますが、軸がしっかりしていて安定感があり、とても見栄えがよかったです。
殺陣が未経験だった俳優さんは、この映画のために相当お稽古されたんでしょうね。
居合と殺陣は全く同じものではありませんが、俳優さん達の軸の取り方や相手を意識する目線などは、居合の稽古をする上でも参考になると思います。
という事で、来週もう一度観に行ってきます。
本日は4級と2級の審査を受ける方々のほか無級から5級の方々もおりましたので、審査形を取り入れて稽古していただきました。
有傳者の方々には正しい動きや所作を確認しながらさらに精度を高めていくように伝えて稽古していただきました。
今回の審査を受ける方もこれから受けようと考えている方も形の動きだけを意識して稽古せず、一つ一つの所作にいても大事に稽古してください。意外と雑になっていることがあります。これは有傳者にも言えることです。
刀礼から始まり形までを再度教本を見直してみてください。そこには正しい動きのほかに注意すべき点も沢山書かれています。
まずは自分で気付くことが大事です。頑張りましょう
10月の水道橋場所は、通常通りの稽古に戻れた月です。
26日も熱気に包まれた稽古となりました。
9月の短縮稽古と10月稽古は宗家が全体指導を行ってくださり有意義な稽古となりました。
11月からは本来の水道橋稽古となります。
宗家指導の初傅位以上の稽古と級以下を中心とした一般稽古となります。
稽古が普通に出来る喜びを感じる平日夜間の水道橋場所です。
雲ひとつない秋晴れの中、本日も多くの会員さんが稽古へ参加しました。
先日の稽古で宗家からご指導いただいた『古武道における足運び』というポイントを中心に本日は稽古しました。
真っ向斬りの素振り時に股関節の緩みを使って身体が伸び上がらないように意識することで、後ろ足の踵が上がらないように注意していただきました。
形稽古においても『左月』『本腰』『円要』『野送り』『神妙剣』を稽古し、それぞれの形における足運びや下半身の動きを抜刀せず、じっくり時間を取って身体捌きだけに意識を集中して稽古しました。
現代ではあまり使わない足運びが古武道の基本である点を改めて認識しました。
終わりの整列時に全員へ向けて『刀礼、血振り、納刀』などの所作について稽古回数の積み重ねと共に疎かにしていたり、自己流で行ってしまっている為、いざ審査となった時に苦労している会員さんが多くいることから、自分自身も含めて普段の稽古からしっかり意識していくことの大切さをお伝えして本日の稽古を終了しました。
初心を忘れず、基本へ忠実に稽古して参りましょう。
このところ雨だったり北風が吹いたりで寒い日が続いていましたが、今日は日差しも有り少し暖かく感じられました。
今日は力ではなく緩みで体重心を移動することでの体捌きを稽古してみました。緩みで傾く体軸をコントロールして自身の体制を維持するのは少し難しかったかもしれません。野送りでは左足の力で捌くのではなく緩みで右側に体重移動することで抜刀の際の伸び上がるような動きがなくなり受け流す形もとりやすくなることを感じて頂ければと思います。円要でも緩みを意識して体捌き、転身の稽古してもらいましたが、他の形のいろいろな動きの中で都度緩みを意識して稽古してみてはと思います。
今日、稽古3回目の参加のEさん、着付けや刀の扱いなど苦労されたかと思いますが、稽古を重ねることで少しづつ慣れていただければと思います。
秋というより初冬のような気温の朝でした。
本日は参加者が多く新人講習の稽古も同時にありました。
新しい仲間のKさん、焦らずに精進下さい。
稽古は、脚の入替え半身の切替に続き真向素振へと続けました。
本日は体軸を立てると同時に重心を両脚の真ん中に置くことを確認しつつ素振り、基本の一ニ及び形稽古へと進みました。
形稽古は来月に実施される昇級審査の4級と2級の参加者のために、真、胸尽くし、左月、野送り、の4本を実施しました。
急に寒くなり10月とは思えない気温となりました。
身体が寒さに慣れていないので、皆様ご自愛下さい。
今月は私に代わり宗家が水道橋場所の全体指導を行ってくださっております。
私は、本日は新人講習を担当させて頂きました。
以前に居合をやっていた女性のYさんが再び刀の世界に戻ってまいりました。
基本的な動きが身についてますので、久しぶりでも元気に稽古ができると思います。
稽古仲間が増えて大変に嬉しく思います。
一緒に稽古に励みましょう。
本日の品川稽古場は雨が降り気温も低い中、今迄で最も多く31名の方が参加者しましたので、お互いの間合いに十分気を付けてもらいながら稽古を進めました。
稽古は、基本までを全体で稽古し、その後は級以下と傳位者に分かれ、級以下を宗家が指導してくださいました。級以下の方はラッキーでしたね。
私の担当しました傳位者の稽古では、一つ一つの動きが止まる単純な動きにならないように敵との状況を考えて敵付けで敵の動きを見極めながら動くことと緩んで斬り・突くなどの動きなどを意識してもらうことをポイントとしました。
素早く動くことも大事ですが、その前に敵とのやり取りの中で敵の動きと自分がどのように動くのかを意識することも大事です。
また曖昧な動きや所作にも注意して基本をしっかり身に着けるように努力をするようにもしましょう。
傳位者になったからは、特に他から見られても恥ずかしくないように頑張りましょう。
このことは私も常々意識するようにしたいと思っています。
本日見学に来ました男性の方は入会となりましたので、一緒に楽しく稽古していけるようにしてまいりましょう。
16日市川市では一名の感染者が報告されました、直ぐには前の生活に戻ることはないと思いますが、コロナが感染拡大しないように配慮しながら稽古をする事が大切です。
今日は久しぶりに18本の稽古をしてみました、初心者の方も、一生懸命です。今は難しく感じられると思いますが、稽古をしていくと必ずついてこれます頑張りましょう。傳位の方は正しい動きになっているのか出来たつもりは危険です注意しましょう。
来月には級、傳位の審査が行われます自分の居合を見つめるいい機会です、指摘されたことは素直に受け止めましょう。年を取って夢中になれることがある素晴らしいことだと思います。
曇天ながらも過ごしやすい朝でした。
10月に入っても暑い日が続いていましたが、ようやく涼しくなってきました。
来月の昇傳・昇級審査に向けて、本日はお二人が補習と自主稽古を行いました。
板張りのステージで動くのは、スポットライトの熱のでかなり暑かったはずなのですが、適度に給水しながら、とても集中してお稽古されていたように思います。
他の方々はカーペット敷きの床で立技を4本行いました。スペースに余裕がありましたので、各々のペースで振っていただく時間を多めに取りました。本日一般稽古が初めてのEさんも、指導部のサポートを受けながら、一生懸命に振っていました。
審査のたびに思うことですが、審査を受けた方は技量が段違いに上達しますね。不安な点は遠慮なく指導部に聞いていただいて、合格へ向けて共に頑張りましょう。
居合は常に仮想的に向かっていきます。自分が動くことで、そいつを見失わないようにしたいですね。
形の手順通りスムーズに動けたとしても、想定される敵の位置に向かっていかないと形としては成立しませんね。
本日は、敵を見失いがちな形を選んで稽古しました。
左月で、転身した時に、最初に想定していた仮想的にきちんと正対しているでしょうか。膝に乗った動きをしていると微妙にズレるはずです。
野送りで、敵の首を斬りにいく時、想定した位置にいる敵の首に刀は向かっていっているでしょうか。
同様に、円要、両車も見失いがちな形だと思います。
最初のうちは、難しいと思いますが、目印を見つけておくのも手です。
独りよがりの動きにならないように注意していきたいものです。
引き続き、精度を上げられるよう共に精進して参りましょう。
19時開始の稽古場に向かう時、夏は明るかった時間帯が10月中旬ともなると暗くなりましたが、過しやすい季節です。
秋って良いですね。
本日は、宮澤指導員による稽古指導から開始です。
そして後半から宗家の指導となりました。
平日の夜間稽古ですが、参加者が増え始め元気に稽古が進んでおります。
広々とした稽古場ですので密にならず安全に稽古が出来ております。
本日はイレギュラーな開始時間でしたが、特段の混乱はありませんでした。
宗家剣法と同時刻の稽古でした。稽古日記はわたくしの担当いたしました居合です。
11月審査へ向けて自主稽古が始まっています。審査を受けるみなさまは、粛々とご自身の課題に向きあい、稽古中は寸秒も無駄にしないといったお気持ちが伝わってきます。受審を今後の目標とされる方、できることを増やしていこうとされる方様々ですが、みなさま黙々と誠実に取り組んでいらっしゃいます。本日新人講習を受け、新たな一歩を踏み出された方もいらっしゃいます。稽古中は厳粛な雰囲気もありますが、先輩方の見守りやお声がけのおかげで、穏やかさもあり、落ち着いた中で稽古に取り組めているように感じます。そのお姿に、わたくしも90分は純粋に稽古に集中させていただいております。その分終了後は、一気に日常に引き戻される感じは否めません。しかしながら不思議と頭の整理ができていたりと、メリハリのある1日を過ごせていると感じます。
稽古を担当させていただく度に感じることは、みなさまから学ぶことが多く、常に支えてくださっているということです。これからも貴重な時間を共有させていただけたらと思います。
秋晴れの陽気が心地よい日です。
新人講習のMさんが初参加。一緒に切磋琢磨しましょう。
稽古は、参加者の約半数が初心者でしたので基本を確認しつつ進めました。
半身の切替は敵に付けている手刀と頭の位置と距離をキープして入替えること。
素振りでは刃筋を通した刀の操作を心がけること。
基本一ニは抜刀と振り被りを別途繰返した後、通して稽古しました。
又、形の稽古でも要素を分解し動きを確認した後、通して動き稽古を進めました。
一つ一つの所作を仕切った後次の動作に移る事を確認しより正しい姿勢で演武する事を伝えました。
最後に4級以下の会員を鏡の前に位置取りしてもらい私の姿を鏡ごしに確認しつつ刀礼を実施し稽古を終了しました。
市川ではここ数日5人以下の感染者の報告がなされています油断せず感染対策に気を付け稽古をしていきたいと思います
11月に進級を希望される方もいらっしゃいます、今日は初心に戻って新人講習の内容を組み込みながら稽古をしてみました。
新人講習の内容を円陣になり中央で一つ一つ説明をしました、出来ていると思われていた事柄も意外と勘違いや明らかに間違った理解をされていました、
抜刀の時の柄と手の関係、手の内のゆるみ、
血振りの時の肘の形、切っ先の位置、後ろ足の撞木と重心移動、
座技納刀の時の足の引き方と踵との関係、正中線の位置
ただ形が出来ているのでは所作とは言えません。そこに武道としての心が必要だと考えます。
形稽古は真。胸尽くし。向え抜きです
初心者は形の流れを覚える事、稽古回数の多い方はそれぞれの形の中で考える稽古をしていただけるようにお伝えしました。
秋らしい爽やかな朝でしたが、稽古が始まると会員さんの熱気に包まれて少し汗ばむ程であった為、冷房を入れて稽古しました。
赤羽場所としては参加人数が多く、通常の配列と変えると共に照明の影響で暑くて大変な舞台の上は関口指導補と依田指導補にお願いすることで会員さん達には安全な間合いを確保して稽古していただきました。
本日は火曜日の水道橋場所で宗家からご指導いただいたポイントを中心に説明を行い、特に軸を立てたバランス感覚や股関節の緩みと膝抜きについては時間をかけて稽古しました。
足の入れ替え、真っ向、袈裟、逆袈裟の素振り、腹抜きと縦抜きの抜刀を行い、安全確保の観点から『基本の2』のみを反復稽古しました。
単純に漫然と刀を振るのではなく、動きに緩急やメリハリをつける目的で『序、破、急』のリズムを意識しながら稽古していただきました。
形稽古は五応の5本を行いました。仮想敵に身体をしっかり向けることや刃筋を通す斬りに注意していただきました。
昇級昇傳位審査の受付が始まりました。明確な目標を持ちながら集中して稽古することで大きく技量を上げるチャンスでもあります。
指導部から指摘されたポイントの反復稽古など計画的に自主稽古の時間を確保して審査に臨んでいきましょう。
緊急事態宣言が解除され、平日夜間の水道橋場所のフルタイム(90分)稽古が再開されました。
指導は、私に代わり宗家が全体を見て下さいました。
参加者は休憩時間を惜しむように、すぐに稽古位置に戻り稽古に励んでおります。
大変に凛々しく熱心さを感じました。
このまま夜間の稽古が継続できますように。ファイトです。
10月とは思えないほど気温が高く燦々とした日差しで良い天候です。
心も明るくなり笑顔になります。良い季節です。
本日は宗家指導の初傅位以上の宗家稽古と級以下の一般稽古が同時刻、同一場所での稽古です。
私担当の一般稽古日記です。
本日の全体テーマは、歩幅の確保と丹田を意識して前のめりにならないように。
4級以上の方は、上記プラス真っ直ぐに足を出すこと。
1級は、上記プラスにメリハリのある動きと敵を感じられるように。
本日の稽古で自分自身は何をテーマに動けばが明確になれば、そのテーマの技量がUPします。
その学んだものを次回の稽古に繋げていけるよう頑張りましょう。
台風一過、昨日とは打って変わって晴れ渡った気持ちのよい朝となりました。
基本稽古のあと、形稽古は 真・胸尽くし・水月・前腰 の4形。
5級以下の方が半数近く(8名ほど)参加されましたので本日の稽古のポイントを「鞘引き」に絞りました。
「軸を立てること」「軸のブレ」についてはどこの稽古場でも指摘されているので、むしろ鞘をしっかり引くことによって半身が切れて無理なく抜刀でき、軸を立ててブレることもなく前の敵を斬ることが可能となります。
そして、基本の一、二、形稽古を通して鯉口を切る→鞘送りをして真ん中で取る→しっかり鞘引きして抜刀 を確認していただきながら稽古を進めました。
基本稽古も形稽古も回数を重ねていくと今日のポイントである「鞘引き」が曖昧になってきます。自分も含め、はたから見れば簡単なことのように思えますが、ついついほかのことに気を取られ肝心なことが疎かになりがちです。
どこの稽古場においてもポイントとなるテーマを意識し、ともに稽古に励みましょう。
台風一過の気持ちのよい晴天となりました。
稽古場が分散したおかげで、適正人数で稽古ができました。
本日は身体の動きやすいように動くのではなく、
最短で敵に向かう刀の動きに合わせて身体を動かす。
という点を意識して動いて頂きました。
最初のうちは動きづらく感じると思いますが、稽古を重ねるうちに必ず身体に馴染んできます。
焦らずひとつずつ丁寧に、身体に馴染ませていきましょう。
9月から再開しました平日夜間の水道橋場所は、緊急事態宣言制限による短縮時間稽古でしたが、私に代わって宗家が指導をしてくださり有意義な稽古の日々でした。
10月より緊急事態宣言の解除により、稽古がより一層に充実した日々が送れると信じております。
引き続き宜しくお願いします。
寒暖差の激しい日が続いて身体の調整も大変ですが、今朝は少し肌寒いくらいの気温になってようやく秋の気配を感じます。
本日は床面だけの半面使用で、いつも一緒になる合気道団体が畳面を10時から使用だった為、稽古開始時刻を10分早めて着替えが重ならないように配慮しました。
昨日の赤羽場所から2日連続で参加されている会員さんも多かったので、昨日の稽古ポイントを踏まえて指導しました。
昨日の稽古では関口指導補が『仮想敵の位置を意識する』『肩甲骨を使って刃筋を通す』という点を重点的に指導されていたので、本日もその2点を注意していただきました。
昨日の稽古している姿を後列から見ていて気になった部分は、刀を振り被って構えた際に下半身は半身となっているのに上半身は正対していて身体が捻れてしまっている方が初心者の方に多く見受けられました。捻れの修正と合わせて腕や足など部分的な動きを行うのではなく、身体全体を連動させた動きを意識していただくことの大切さをお伝えしました。
形稽古は昨日の赤羽場所で五応の立技5本を稽古した為、本日は破図味を抜いた五箇の座技4本と走り懸りから『神妙剣』と『右の敵』の2本を実施しました。
『陽中陰』と『響返し』では、私を中心に全員から見えるように囲んでもらい、理合や注意点を確認していただいた後、実際に会員の皆さんにも刀を振っていただいて稽古しました。これからも稽古へ精進して参りましょう。
先日所要で日立へ行く途中少し時間が有ったので気になっていた御岩神社を尋ねてみました。標高530メートルの御岩山に188の御祭神が祭られ山門をくぐると空を覆う杉の老木、境内にはいく筋もの清流が流れ深山幽谷の趣、爽やかな気に満ちていました。後で調べてみましたら日本最強のパワースポットの記載もありましたが私は氷壺無影像の言葉が気にかかりました。コロナも落ち着いてきました新しい気持ちで稽古に臨みたいと考えています。
今日は5階の研修室です新人の女性会員さんが多くなりました間合いをシッカリ取り安全に稽古できるように岩田、高橋両指導補にはご配慮をいただきました。
稽古をしていていつも感じることですが伝えたいことがどのように会員さんに見えているのか、表現が適正であったのか毎回試行錯誤です。10月から稽古を取り巻く環境も変わってくると思います、また一緒に稽古をしていきましょう。
宗家指導の剣法と依田指導補の居合の2つの稽古が同時刻、同一場所での稽古日でした。
剣法は、棒の稽古を今日から開始を致しました。
久しぶりの棒の稽古となりました。
空気が澄み切り、清々しい季節になりました。
とはいえ稽古はマスク着用、感染対策徹底の元ですので、蒸し暑さは否めません。
本日は、股関節の緩みを意識して稽古していただきました。
基本稽古の時は充分意識が向いていても、形稽古になると手順に意識が向いてしまいがちです。ただお伝えすればすぐに軌道修正されます。稽古中も自身の課題と真摯に向き合い、静かな稽古時間ですが、眼差しや姿勢から伝わってくる熱量は大きいと感じます。
稽古帰りに生花店に寄り、可憐な花を見つけ購入しました。
秋明菊といい、お茶席では1本のみで活ける秋の花だと教えてもらいました。
長く真っ直ぐな茎に比較的大輪の薄桃色の上品な花です。本日の稽古中に感じた「静かな中にある力強さ」と重なりました。リビングの花を見ていると稽古風景が思い出され、次の稽古が楽しみになっています。
本日は畳の武道場全面を11名で密にならず広々と利用できました。
基本稽古・形稽古(右、野送り、響返し、右の敵)を通し、刀を真ん中でとること、軸を立てること、前の敵に向かって斬るという基本を意識していただき稽古を進めました。
今回は転身を伴う形が多く、各所作ごとに分解して軸を崩さないよう確認しながらゆっくり動いてもらいました。
稽古を終えて今日の指導内容を振り返ってみると、お伝えすべきポイントが多々抜け落ちていたようにも思います。
指導を担当するたびに感じますが、事前に考えていても実際指導の場になると的確にお伝えすることが難しいことを実感いたします。
また本日はUさんが6級審査を受け合格となりました。Uさんおめでとうございます。益々の精進期待しております。
コロナ禍状況が下火になったとはいえまだ安心できる状態ではありませんが、会員の皆様今しばらく感染に注意してともに精進して行きましょう
以上、田町稽古報告です。
3連休、稽古三昧の最終日です。
昨日に続き、すがすがしい秋晴れの祭日です。
本日は、宗家指導の宗家居合と一般居合の2つの稽古が同時刻、同一場所での稽古日でした。
私担当の一般居合の稽古日記です。
全体テーマを上半身の軸を潰さないとし、居想無外流20本形のうち四方と破図味を除く18本通し稽古としました。達成感のある稽古です。
18本通し稽古とは、居想無外流の形の構成を覚える事に重点をおき一つ一つの形の名前(漢字)、手順を確認していきます。
一つの形で3本を振って頂きました。
1本目は、形の手順。
2本目は、この形のポイントひとつをお伝えしてポイント集中。
3本目は、呼吸を入れて仕上げる。
稽古時間5分前に終了しましたので、隣面の宗家稽古の本日の形を通しで行うラスト稽古の見取り稽古をさせて頂きました。
形と形の所作も綺麗で、級の方々にとっては勉強になったと思います。
初秋の空が爽やかな季節となりました。
稽古場に向かう時も青空で気持ちが良い日です。
稽古は、脚の入れ替え、半身の切替に続き前回の品川稽古同様に真向の素振りは剣法稽古の素振りを初めに実施しました。
肘を曲げ刀を立てて振り被り左手主導で斬りつける。
続いて半身の入替えによる通常の真向の素振りに移行しました。
基本一ニは抜刀と振り被りを別途繰返した後、通して稽古しました。
又、動きのなかで緩急をつけることの確認の為、私の動きに合わせて一本演武してもらいました。
本日の形稽古は武道場全面を使用できるので走り掛かりの4本としました。
前腰では基本のニでの抜刀との違いを説明し稽古しました。
夢想返しでは前の敵を力強く打ち、間をおかず手の内を緩めることを繰り返し稽古。続いて刀を中心線上で扱い左膝をゆるめ転身する事をくりかえしました。
神妙剣では腹抜きからの転身を繰り返し稽古、体を捻らず体軸を傾けない様注力してもらいました。
右の敵では一刀目の右への転身を繰り返し稽古、抜刀は敵に向け抜きつける様説明し稽古を続けました。
本日は、基本の所作・動きと敵の位置に注意して稽古していただきました。
抜刀はただ刀を抜くのではなく敵を斬るために刀を抜くということを意識してもらいました。
まずは力の勢いだけで刀を抜かないように注意してみましょう。
動きに緩急をつける緩があるから急もあるように、ゆるむことも必要です。
柄の握りに力を入れずに刀を抜いてゆき刀が鞘から抜けて敵を斬る瞬間に握りこんで素早く斬るように、ゆっくりした動きで確認してみてください。
形は円要・野送り・胸尽し・向抜き・水月の5本を稽古していただきました。
円要・野送り・胸尽しでは、敵の斬りを躱して敵との中心が外れますがその後に敵を斬るときは敵の居る位置がズレないよう注意する必要があります。
向抜きでも、一刀目から二刀目の斬りは転身しつつあえて右足を捌いて正中線を移動させていますので結果最後の斬り終わりでは敵との中心がズレることになります。一刀目で左足爪先が内側に入っているとこの所作が出来ませんので真っすぐになるよう注意しましょう。
今回も柔道場での稽古でしたので畳の縁などの線を活用しながら行っていただきました。
注意すべき点が沢山あって大変ですが一つ一つクリアできるようにしていくことが全体へと繋がっていくと思いますので、お互い精進していきましょう。
新型コロナの感染数が減少傾向にあるとはいっても、この先冬に向けて第6波がくるのではないかとの心配もありますので、まだまだ気を抜かずにお互いに気を付けてまいりましょう。
台風一過の爽やかな空気の中稽古場に向かいました、今日は一面がガラス張りの5階研修室、軸や体の傾きを見るのにはいい環境です。
足の入れ替え、半身の切り替え鏡を見ていると多くの事に気ずかされます。鏡に映る姿に埋没するのは避けたいものですがたまにチエックするのはいいと思います。
形稽古は鏡に向かって傳位者、級、新人さんと並んでもらい右、野送り、響き返し、右の敵です。前列の人の鏡に映る姿と背中から見た姿学ぶべき点が多いです。いろいろな角度から稽古を見つめることは必ずプラスになると思います。
基本の確認を、時間をかけて丁寧に行いました。
体の軸や半身を意識する基本は、自分の正中線を意識することです。
一人で動いているとなかなか意識しにくいですが、まず、意識を向けることからやってみましょう。
これに限らず日常ではやらない不思議な動きがたくさん出てきます。
慣れないうちは、丁寧に確認すること、慣れてきても、たまには確認してみましょう。
ゆっくり確認していくのは、かったるいと思うこともあるでしょうが、基本の動きが体に馴染んでくれば自然と早さや力強さもついてきます。
焦らず、着実に、精度を上げるべく共に精進して参りましょう。
稽古で毎回出てくる仮想敵ですが、あまりイメージが掴めていない方も多いと思います。
響返しでは実際に仮想敵に立ってもらい、理合の動きをみてもらいました。
仮想敵が見えると、
・小手を制することで敵を止める
・敵の振りかぶりに合わせ、相引きで突きの構えに移行するということが理解しやすいと思います。
仮想敵の攻撃が起因の形も多くあります。
仮想敵の動きをしっかり理解することで、正しい動きや適切な間が身に付くようになると思います。
平日夜間の稽古が再開を致しました。
広々とした稽古場ですので密にならず稽古が出来ております。
コロナにより施設退館時間が早くなっております関係で夜間は短縮稽古となっております。
宗家が私に代わり指導を行って下さり濃い稽古をつけて下さいました。
宗家が短縮した時間を生かした指導をして下さり、いかに稽古を自分のものにするかの集中力は皆さん大きく凛とした雰囲気の中での稽古でした。
私自身は達成感があり、程よい稽古疲れが心地良かったです。
朝から弱い雨模様でしたが稽古が終わるころには空も明るくなって晴れ間も見えてきてきました。一時期の豪雨や猛暑日も過ぎて少し過ごしやすくなってきました。体調を整えて稽古していきたいものです。
今日は剣法と一般居合の稽古が同時に開催されました。私は一般居合の担当をさせていただいています。
今日の稽古では形稽古の前に刀の取り方や抜刀納刀の際の細かなところを皆さんの質問に答える形で説明させていただきました。今まで何となく曖昧に覚えていたことや気に留めずに過ごしていたことなど、各々修正するところなどを確認できたかと思いますので、今後の稽古の中で生かしてもらえればと思います。
自身のはじめたころのことを思い出しますが何となくやっていたことが、稽古回数も重ねて暫くたってから実はこうだったんだと気づくことも何度かあったかと思います。今思えばもっと早く聞いておけばと思うことやどう聞いていいかわからいというようなことも多々あったかと思います。稽古の中で疑問に思うことや分からない事など皆さんと一緒に学びながら稽古していければと思います。
昨日に続いて秋の気配を感じる気温ですが、月初の9月です。
残暑のことを気にしながら体調管理に気をつけて今月も頑張りたいと思います。
本日は、宗家指導の宗家稽古と一般稽古が同時刻・同一場所での居合稽古日でした。
私担当の一般稽古日記です。
一般稽古は、級の方々の参加となりましたので5級以下と4級以上とに分けてのポイント指導と致しました。
技量別に伝えることにより、その方の技量に合った形で動くことが出来ると思っております。
1回の稽古であれもこれもと欲張らず本日はこれに絞って動こう、これに集中しようと思えば必ず身になります。
焦らないことが一番です。
市川の稽古も新人さんが多くなりました,入会動機は様々ですが稽古に参加していくうちに居合の楽しさ、仲間との会話に次回が楽しみに感じると話しておられます。思えば私も10数年つずけられたのも新人さんと同じ気持ちがあったのかも知れません。入会時宗家稽古の参加資格が2級以上何とか早く進級したいと訳も分からず稽古回数だけ伸ばしていました、あるとき先輩から先ばかり見ていると見えなくなるものがあるよと注意されました。形の動きが解りかけ、錯覚を起こしている最中でしたので気にかけずにいましたが、その結果ずいぶん遠回りをしてしまいました。
恥ずかしい話ですが稽古指導の時気ずくことが時々あります、それをどうやって解り易く会員さんに伝えたらいいのかHOWとWHYを織り交ぜながら試行錯誤です。
感染症対策に気を付けながら今できることをしていきましょう。
本日は板面のみの利用でしたが、適正人数であったため密にならずに稽古がきました。
一般稽古では初心者から傳位者まで一緒に稽古をします。
初心者さんはまわりのできている人たちを見てあせるのではなく、お手本にする人がたくさんいると思えばよいのです。
指導担当は向かい合っているため、左右がわからなくなりがちですが、一緒の方向を向いて稽古している会員さんを見たほうがわかりやすい場合があります。
誰もが通ってきた道ですので、遠慮なく先輩の背中を借りましょう。
級、傳位の方々は常に見られても恥ずかしくない様、細かいところまで意識して稽古することで自身の成長につながります。
お互いによい刺激を与え合って、技量を向上させていきましょう。
本日は、基本的な動きの確認を中心に稽古しました。
目の前に目標となる敵がいませんが、前の敵をしっかり斬る意識を持って、手を伸ばす、刀が敵を捉える動きなどを、斬り終わりの形に囚われることなく、確認していきましょう。
形稽古は、胸尽くし、玉光、向抜きの3本。
それぞれポイントとなる動きは無手で確認しました。
最初はコマ送りのような動きになったとしても、目指す動きを丁寧に確認したいものです。馴染みのない動きが出てきますが、じっくり体に染み込ませていきましょう。
地道な稽古の継続あるのみ。共に精進して参りましょう。
近隣の市が使用制限をしているのか午前午後とも貸出時間枠の8割ほど埋まっています。エレベーターなどの密を避けるなどの注意が必要です。
新人さんも多くなりました。基本稽古、基本素振りなど新しい視点を入れ古い会員さんが飽きないようにまた新しい面がみつかるように工夫して稽古をしてみました。
形稽古は真、胸尽くし、野送り、前腰です
無級から4級まで。3級から一級まで。傳位以上に分けそれぞれの注意点を指摘させていただきました。それぞれのグループに成長につながる課題を出すことで緊張感のある稽古場が出来ないかと考えました。新人さんは指導部の岩田、高橋さんがフォローしてくださいました。ありがとうございました。
コロナで気が滅入る話が多いこの頃ですがみんなで楽しく稽古をしていきましょう。
本日は、宗家指導による剣法と私が担当した一般居合との同時稽古でした。
私が担当した一般居合の日記です。
全体的に敵の位置と敵に届くように斬ることとに注意して稽古していただきました。
古武道の居合稽古である以上、基本でも形でも動きをなぞるだけではなく、敵と対立していることを意識することが大事です。
本日稽古した形の円要・両車・野送りでは特に敵の位置を見失いやすいので、敵がどこにいるのか畳の縁のラインを活用して確認しながら動くようにしていただきました。
早く動いても敵の位置を見失ったものになってしまっては意味ありません。
また、刀と手足がバラバラな動きになっていたり、敵に届かない斬りになっていたりしていることも多々見られます。
居合では、自分の目の前に敵が居ることを「想定」し、その敵の動きに刀で応じる技の形を稽古しています。
はじめは難しいかもしれませんが、意識して稽古すれば出来るようになります。
全ては意識することから始まると思いますので、お互い頑張りましょう。
雨模様の日でした。湿度は高いものの気温は低めで,真夏の割には過ごしやすい一日でしたね。
本日のお稽古は、肩甲骨の動きを意識していただきました。先日の宗家稽古で肩甲骨の可動域についてご指導いただいたので、一般稽古でもお伝えしました。一朝一夕にはできませんが、指摘された事を意識するだけで技量の上達は変わってくると思います。肩甲骨を動かす事はダイエットにも効果があると聞きますので、常に意識して稽古したいと思います。
コロナ感染の異常な拡大とお盆休みの中、13名の会員さんが田町で稽古に参加されました。
稽古場の広さに対し人数が少なかったため、コロナを意識して間隔を十分にとって稽古を進めました。
また、稽古場の正面の鏡を利用し、各自を敵に見立てて敵の正中線を取る、軸がブレていないか、腰の高さを一定に保っているかを確認しながら基本稽古を進めました。
基本の2では、二手に分かれ正対して双方敵を意識していただきました。
鏡に映った自分を斬るのと実際の敵を相手にするのとでは大きな違いがあることを理解していただけたと思います。
形稽古は、左月、両車、陽中陰、神妙剣の4形
本日は5級以下の方が3名、3級1名、2級以上、傳位の方がたとレベルに大きな差があったため各形においてポイントとなる要点をお伝えし、5級以下の方には各形の所作を分解して動いていただき、3級以上の方がたにはスムーズに止まらず等速で動いていただくよう稽古いたしました。
指導部の方がたには要所要所で個別に指導フォローしていただきました。
ありがとうございました。
台風の影響か晴れていたかと思うと急に雨が降ってきたリ、強風が吹いたりして、稽古場につくまでに雨に濡れた方も多かったようですが、稽古の方はしっかりできたかと思います。
基本稽古の後、形稽古は五応5本を稽古しています。
本日の稽古では力で動くのではなく膝、股関節の緩みによる体重移動を意識していただき、稽古してみました。円要では背後からの敵の切付に対して緩みで右前に重心を移動して自軸を前に傾けることで捌き、次は後ろの敵に向けて緩むことで前に傾けた軸を起こして直線的に体重を移動して、右股関節の緩みで転身します。この動作に少し時間を割いて繰り返し稽古して貰いましたが、緩みによる体重の移動の感覚を少しは感じて頂けたかと思います。
筋力ではなく緩むことでの体重移動や転身は、全ての形に共通することでもあると思いますので、体軸を崩すことなくしっかり維持して、筋力ではなく緩みでの体重移動を意識して稽古してみてはいかがでしょうか。
晴れていたかと思いきや雨が強く降ったりと台風の影響を受けた朝となりました。
そんな朝の天候の中、元気に稽古場にお越し頂きました。
稽古の始めに円陣をくみ今日のテーマ「仮想敵の中心をとらえる為原則的にヘソを敵に向けること」を伝え稽古を開始しました。
足の入替えに続き半身の切り替えでは敵をとらえて2、3歩前進し2,3歩後退を繰り返しました。
基本一ニでは抜刀、振り被りを別けて繰り返し稽古し一刀目の抜きつけでは左半身の鞘引きから敵の身体に打ち込んだ刀は腰を敵に対し正対させながら斬り抜けること。
その時、身体のねじれが出ぬように後足の向きに気をつける事を伝えました。
形稽古の左月の前に所作の少ない右を稽古。初心者にはまづ跪坐をしてから体軸に注力し敵に向け抜刀すること。
円要では敵を見失わないよう転身し抜き付ける事。
左月でも無手で一刀目の転身を確認し、合いびき後の構えの確認を終えてから通して動いてもらいました。
両車ではもう一度敵の中心に正対させながら斬りつけることを伝え稽古を続けました。
台風の影響の中、沢山の参加者(35名)が有り皆さんの稽古熱心さを大変に嬉しく思います。
宗家指導の「宗家稽古」と私担当の「一般稽古」が同一場所・同一時間の居合の稽古日です。
一般稽古日記です。
宗家稽古が初傅位以上のため、一般稽古は級以下中心の参加者となります。
本日は、稽古数10回以下の方が半数の参加。
鞘引き、蹲踞、立ち方など基本的な事を多く取り入れた稽古としました。
居合稽古数250回前後の1級の方々も同時に参加をされております。
級の方には、自分の今の技倆に沿った稽古すべきポイントを伝えて進行しました。
稽古最後に隣面の宗家稽古の見取り稽古をさせて頂きました。
師範代・指導部が含む初傅位以上の方々の「四方」形を見させて頂きました。ありがとうございました。
朝から気温と湿度が高くて真夏らしい猛暑でしたが、体育館は冷房が効いており、快適な環境で稽古できました。
本日も『膝と股関節の緩み』と『身体の軸』を意識していただきながら稽古しました。
真っ向の素振りでは、いつもよりスビードを落とすように気をつけていただき、上半身と下半身がバラバラとならないように連動させた動きや左肘が曲がらないように真っ直ぐ伸ばす動きを確認しながら丁寧に刀を振っていただきました。
抜刀稽古は軸を中心に左右へ開く『腹抜き』と上下へ開く『縦抜き』を身体の末端ではなく、身体の中心から全体へ連動させるように意識していただきました。
軸を中心に身体全体を使った動きが出来るように今後も稽古へ精進して参りましょう。
8月に入りました。連日暑い日が続いていますが、コロナの感染者は増え続けていますね。マスクをしての稽古は少し苦しいところはありますが、熱中症に気を付けながら稽古をしていきましょう。
今日の稽古、基本稽古では切り終わりを軸を崩さず出来るだけ自然な態勢で終われるように要所でご自身の態勢を確認してもらいました。刀を振っているときはなかなかわからないと思いますが切り終わりの体勢をを確認することで少しずつ修正していければと思います。
形稽古は左月。軸を崩さないように左足の親指と右膝で軸を支持して回転しながら刀は鞘なりに腹抜きをします。抜き終わりの形の左ひざの位置、鯉口に切っ先を残して敵と対峙した形をしっかり作ります。この形をしっかり作ることで次の付が生きていきます。形演武の流れでこの形を曖昧にしたまま付の動作に移ってしまうことのないようにしたいものです。初心の方には難しいとは思いますが、軸を崩さない回転と腹抜きの後、付けに移る前の形をしっかり作ることを意識して、稽古してみてください。
緊急事態宣言下で昨年はしばらくの間、稽古が出来ませんでしたが、今年は今のところ稽古場も確保できて変わりなくできていますので、感染に気を付けて稽古時間を大切にしていきたいですね。
市川は昨日144名の県内最多数の感染者が出ましたが今のところ感染対策に気を付けたうえ8月、9月の稽古場が使用できるようになりました。コロナに熱中症気を付けて稽古をしてきましょう。
前回の稽古日記で新人さんの稽古について書かせていただきました、その時感じたのですが慣れで基本の事が疎かになっているのではないか、立礼の立ち姿、刀礼の目線、座技、立技納刀の軸、納刀の時の鯉口の形もう一度みんなで再確認です。
特に刀を真ん中でとる動作が曖昧です、鞘なりに刀を前に出す時の左手の動き、柄頭と鍔の関係正しい動きを心がけましょう。
形稽古は向え抜き。両車。陰中陽。夢想返しです
形の注意点は数多くあります。会員さんの習熟度をみて少しずつお伝えするようにしています、思いがうまく伝わらないとあれもこれもと考えがちです。一方通行にならないように気を付け楽しく居合いを感じていただけるように岩田指導補、高橋指導補と稽古をしています。
本日は稽古場所が多かったため、適正人数で稽古場を広々と使うことができました。
基本稽古では真向斬りを重点的に行いました。
基本の構えと敵に当たる位置を確認し、正しい動きとなるよう稽古しました。
真向斬りは多くの形に入っています。
真向斬りが正しく斬れるようになれば、必然的に形も美しくなります。
少しずつでもよいので、精度を高めていきましょう。
形稽古は場所を有効に使い前腰、夢想返し、神妙剣を行いました。
神妙剣はなかなか稽古機会がない形なので、苦戦している方も多い印象でした。
焦らずひとつずつ出来ることを増やしていきましょう。
初めての稽古担当でしたが皆さんの協力もあり、無事に完了する事が出来ました。ありがとうございました。
稽古後に会員さん達からエールを頂きました。力になります。
今後も共に精進してまいりましょう。
朝から日射しも強く、湿度も高い為、何もしなくても汗ばむ陽気です。
本日は床面だけの半面使用でしたが適正人数だった為、十分なスペースを確保しながら稽古できました。
金曜日の田町場所で久しぶりに行われた居合の宗家稽古で宗家よりご指導いただいた箇所で一般稽古にも共通する部分を指導内容へ盛り込みました。
『股関節の緩み』『軸の重心移動』『左右、上下均等の動き』を解説しながら各稽古を進めました。
真っ向斬りでは動き出しのキッカケを前重心にした左膝を抜いていく点や掌を打点へ向けて直線的に出しながら左肘を真っ直ぐ伸ばす点を注意しながら刀を振っていただきました。居合の動きは身体の部分的な動きではなく、身体全体を連動させた動きを意識することが大切という点をお伝えしました。
座技の前には座った正面位置からの180度転換も何度か行い、軸を垂直に立てながら転換することにチャレンジしてもらいました。
形稽古では宗家稽古で稽古した形を中心に『真』『胸尽し』『野送り』『両車』『神妙剣』を実施して、しっかり相手のいる位置と斬る場所を意識しながら稽古を行いました。
これからも宗家稽古でご指導いただいている内容を一般稽古内容に合わせてお伝えしていきたいと思います。
今日は参加者が多いのでエアコンを全開にしてもうだるような熱気です。熱中症に注意して給水回数を多めに摂りました。
コロナ禍でも居合いを学びたい新人さんが入会しています。
会では新人講習に力を入れスムーズに一般稽古に移行できるようにしています。
稽古回数の多い会員さんと新人さんの稽古内容に気を使いどうアレンジするか毎回試行錯誤です。その時のヒントを稽古前に教本の中から学ばせてもらっています。書かれている内容は同じですが言葉から感じるものは違ってきます後はどう伝えるかです。受け取る側の立場になる難しいことです。
今日新人講習を受けた女性の方は刀に興味があり居合を学びたいと思い入会したそうです。担当の高橋指導補ありがとうございました。
夏の稽古では柄が汗で濡れてきます稽古後は良く絞った熱いタオルで汚れを落とし刀袋や刀ケースに入れず乾燥させてください。平日の稽古で真剣を使用させていただいていたときは帰ると何をおいても刀の手入れです、居合刀でも真剣でも刀身、鍔にその日の稽古を思い出しながら刀剣用の油を塗ります、また真剣に油を塗りながら多くの人の手を得て今稽古に使用させていただくことにいつも感謝をしています。
本日は、敵位置や自分の中心を敵の中心から外さないようにすることをポイントに稽古いたしました。
スペースに余裕があったことと、1級以上とそれ以下の方が同数になったことから足の入替え・半身の切替し・基本1・2と形(真・円要・野送り・前腰)のすべてで二手に分かれて対面していただき、自分と敵の関係とお互いの中心を意識してブレないように動くことに注意して稽古していただきました。
動く際は、お互いに動かないで、片方ずつ動くことで、相手がブレをチェックする方法をとりました。
普段は自分だけで動くことが多い居合の稽古で敵の意識が掴みずらいと思います。
お互いの間合いを安全に確保したうえで、敵の存在を意識してもらうためペアとなっての稽古とし、実際に敵の位置を認識して自分の中心が敵の中心から外れないよう動くよう頑張っていただきました。
自分でも実感ていますが、実際に行ってみると非常に難しいことが分かっていただけたと思います。
新人の方たちには戸惑いも見られましたが、皆さん頑張っておりましたので、ただ動くことではなく敵を意識するきっかけとなってもらえればいいなと思いました。
剣法と違い、居合では実際に相手が居りませんので、仮想敵を意識することは難しいのですが、自分なりに意識するのとしないのでは大きな差がありますので心掛けてみましょう。
新型コロナの感染拡大も心配ですし、厳しい暑さも毎日続いておりますので、十分に気を付けてまいりましょう。
宗家稽古と一般居合が同一場所・同時刻に行われた田町稽古です。
広い稽古場が、沢山の皆さんの熱気で狭く感じました。
宗家稽古は、居合初傅位以上の参加となり宗家直々の稽古となります。
私担当の一般稽古日記です。
級以下の方々となりましたので、基本の再確認を念頭に「足」をテーマに進行を致しました。
足先、踵、緩み方など注意点は沢山あります。
技量別に注意点を伝えて本日の稽古で自分自身は、何をすべきかを伝えました。
帰宅途中の迎賓館近くでブルーインパルスの五輪を見ることが出来ました。
あっという間に風に消されてしまいましたが、以前に医療従事者に空から感謝で飛んで下さったことを思い出しました。
平穏な日常が早く訪れますように。
連休の初日、多くの会員のみなさまがご参加されました。わたくしが担当いたしました居合の稽古日記です。
稽古場は空調が効いているとはいえ夏本番を迎えましたので、水分補給等、お声がけをしながら進めました。形の説明をしているとき、気を付ける点をお伝えしているとき、みなさま動きを止め耳を傾けてくださる姿勢、休憩中は疑問に感じていることを積極的に聞いてくださったり、「できているか」と確認をされたりと活気ある稽古時間だったように思います。わたくし自身曖昧な個所もあり明確にお答えできず、次回までの宿題とさせていただきました。
稽古後、先生に回答できなかった点を教えていただきました。すぐにお伺いでき、ご指導いただける風通しのいい環境があるからこそ、気持ちよく稽古に取り組めると感じ入る時間でした。年齢も様々なみなさまと稽古をさせていただいておりますと、謙虚さや向上心、ひたむきさなどを体現して教えていただいていると感じます。
本日見学にお見えになられた方がご入会されました。ますます活気ある稽古場になると思いますし、良い刺激を受けつつ、これからもしっかりと稽古と向き合っていきたいと思います。
真夏日が続いています。連日35℃前後の気温で暑い中での移動で、稽古中は熱中症など体調に気を付けながらこまめに給水時間を取って進めさせてもらいました。
本日は広い稽古場でスペースをゆったり使って走り懸りを稽古しました。
先ずは構えから。
鞘走りをして刀を真ん中で取る位置、鍔が自身の正中線の位置で間で出してそのままの形で左半身になり左足に大きく体重をかけて前傾した態勢で構えます。軸を少し傾斜した体勢を維持して肩を入れすぎて体軸が捻じれたり、折れたりしないように自然な形を保ちたいですね。この態勢を維持したままで左膝を緩めて体重を前に移動して右足を前に、次に前に出た右膝と股関節を緩めてさらに前に体重を移動していくのが走りです。走りは前傾の体軸と半身の態勢を保持したままブレないようにしたいところです。
前腰は走りで左足が前に出ると同時に右手で柄を取って正対に向き直る動作に同調して鞘走り、柄頭が正面に敵を捕らえたところで前進する力を刀に載せて逆袈裟に切りつけます。
一連の動きは言葉にすると一つ一つ理解はできると思いますが、実際に動いてみるとそう簡単にはいきませんね。一つ一つの動作を理解して自身の体で試してみてください。走り懸りは体重の移動が重要なポイントになります。軸を崩さないでスムーズに体重移動が出来るようになりたいですね。
蒸し暑い中の稽古です、コロナ、熱中症にも気を付けながらの稽古です。入口を開放にし大型扇風機を2台回して空気の循環を、また給水時間はこまめにとりました。
一年前もこんな書き出しで書いたような気がします。書出しは同じでも新しい会員さんも入り活気のある稽古風景です。
夢中で稽古をしている会員さんを見ていると入会時の事を思い出します。入会してすぐ演武会があり怖いもの知らずで参加を申し込みました。無級の演武形は真、胸尽くし、野送りです。
演武会までの限られた時間夢中で稽古しましたが居合はそんな甘いものではありません。当時のDVDをみてみると真では相手の正中線を斬らず形どうりに刀を左ひざ前に置くだけ、野送りでは敵がどこにいるのかわからない捌き方、胸尽くしでは右手頼りで大きく迂回する抜刀見ているのが恥ずかしくなりますがここが私の原点です。
初めて稽古に参加された新人さん、焦ったり迷惑をかけているのではと思はないでください。各稽古場の指導部員がアドバイスをしてくれます。来週も新人講習が予定されています、転勤で休会されていたYさんも元気に参加また楽しく稽古をしていきましょう。
本日の居合は、指導部を除く半数が新人でしたので、基本的な動きと所作に注意して稽古していただきました。その他の方々には再度確認を含めて丁寧に行っていただきました。
本日の形(真・胸尽し・水月・前腰)で、特に、胸尽しの腹抜きで苦労していました。
新人の方々はもちろんなのですが特早く抜こうとする意識が強いのか、柄を握りしめて力や勢いで抜こうとしています。
そこで参考にしていただくため、刀を真中で取った時と同じ右手の状態を維持したまま柄を握りしめたり力を入れたりしないでも股関節の緩みや体捌きをすることでスムーズに腹抜きを行うことができることを、ゆっくり行って見てもらい、その後各自でも頑張ってもらいました。
何でも初めから上手くできるわけではないので、指導部の動きを盗んで自分でも工夫してみてください。ただしくれぐれも自己流にならないように気をつけてください。
居合に終わりはありません。常に先に向かって精進あるのみです。それは自分自身にも言い聞かせていることですが。
また本日は同時に宗家指導の剣法と剣法昇級審査があり、皆さん頑張っておりました。
新型コロナの感染がまた拡大していて心配ですね。お互いに気を付けてまいりましょう。
昨夜市川は一時間50ミリ以上の豪雨でした、朝起きてまず天気予報の確認、さいわい雨は上がっていました。
今日は人数的に十分のスペースがありましたので、いつもとは違った稽古をしてみました。
基本動作の半身の切り替えと基本素振りの真向斬り、袈裟斬り、逆袈裟はその場ではなく軸を注意し進みながらの稽古です。腹抜き、縦抜きは特に膝、股関節、手の内のゆるみに注意して右手頼りの抜きにならないように。
基本の一、二は参加者を対面に配置し軸、正中線、刃筋を意識して振っていただきました。
形稽古は右、円要、響き返し、右の敵です。形の動きがしっかり入ってくると早く振ろうとするのか右手の動きが気になります。自分もそうですが指導していると慣れが重なって楽な動きになります、自分の動きが会員さんにどう見えているのかなかなか気が付きません、自分自身を見つめる冷静な目が欲しいです。
5級審査を受けたYさん合格です、高橋指導補ありがとうございます。
見学をしていた大学生の女性は入会です、皆で楽しく稽古をしていきましょう
稽古場は空調も効いていますし床面でしたので、足運びがスムーズにできるかと思いきや、梅雨特有の湿気により普段より足元の負担を大きく感じました。汗も乾きにくい時期ですし、休憩と水分補給に気を付けながら稽古いたしました。
本日は最前列に経験豊富な方に来ていただき、その後ろに稽古回数の少ない方に来ていただきました。動きについていくだけでも大変な時期かと思いますが、先輩方はそのお気持ちを察して、何本かゆっくり動いてくださいました。私も指導に不慣れなためご迷惑をおかけしていますが、皆さん先手先手に助けてくださいます。その姿は皆さんに伝わり「とにかく通い続けたい」というお声も聞きました。私も前向きに努めていきますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
昨日までの梅雨空が嘘のような夏空でした。
稽古場も、鍵を開けた途端蒸し暑い空気が流れ出し、電気よりも先に冷房をつけたほどです。夏の到来を実感しますね。
本日のお稽古は、稽古回数の多い方ばかりでしたので、細かい説明はせずにポイントだけ伝え、各自で振っていただきました。お伝えしたポイントを意識して振るだけで、格段に良くなるので、こちらもやりがいを感じます。
指摘された事をすぐに体現するの難しいですが、それを意識するだけでも技倆をあげるきっかけになると思います。より有意義な90分にするためにも、ご自身で意識するテーマを決めて稽古してみてください。
梅雨空ばかりの日々に、輝く太陽の夏日となりました。
梅雨明けが待ち遠しくなります。
本日は特に後ろ足(脚)の位置、向きに注意して稽古を実施しました。
基本一ニは抜刀、振り被りの動作を別途稽古して後、通して動いてもらいました。
形稽古では要素を分解して動きや姿勢を確認しつつ稽古を進めました。
向抜では前の敵に対する力強い一刀目とその時の左足の位置が左膝の真後ろにあることで後の敵の攻撃ラインを捌くことを確認し稽古。
胸尽しでは壁を利用したはら抜き稽古の方法を紹介し形の中では水月を尽く時脇を締め中心線近くを遠回りせずが刀が通る事その時右足の爪先を敵に向け上体が捻じれないように尽くこと。
響返しでは合引きした半身に対応した右脚スネの方向と正面に向け突きを出した時のスネの方向を正しく動かすこと。
夢想返しでは二刀目に転身する時左膝を緩め後方に重心を移しつつ転身する事を意識して稽古を続けました。
鏡の前での稽古でも隠れた後の脚の位置や角度に注意が向かず身体の捻れにつながらないよう注意して稽古したいものです。
本日は稽古場が田町、品川、赤羽の3か所で行われ、私が担当した田町には10名の会員さんが参加されました。
畳の武道場の半面使用でしたが少人数のため十分な広さでゆったりと稽古できました。
基本の一、二は2組に分け、正対してお互いの正中線をとらえて斬るよう稽古を進めました。
また稽古回数の少ない方がたには、刀を真ん中で取って鞘引きをして抜刀という基本動作、斬り終わった後の敵付け、血振りがどうしてもあいまいになってしまうので注意いたしました。
形稽古は、右・野送り・響返し・前腰・右の敵
各形の情景・敵の位置など説明を加え、仮想敵を意識してゆっくりした所作で動いてもらいました。
特にまだ稽古回数の少ない方がたには、形の流れを分解して動くことで所作を覚えると同時に、特に回転系の形など軸をぶらさず動けるよう意識していただきました。
指導部に入ってこのように教える立場になってみると、自分が新人の頃はどうだったのか?どう動けたのか?あるいは思うように動けず悩んだことなどを振り返って考えるようになりました。そして今なお悩みは尽きません。
新人のかた、級位のかた、傳位のかたそれぞれ段階を経るたびに悩むことも多くなると思いますが、ともに精進していきましょう。
雨、コロナをもろともせず多くの会員さんが稽古に参加されました。1か月休会されていた髙橋指導補も元気に復帰これからしっかり皆さんと一緒に汗をかいてくれるでしょう。
稽古場で感じることは審査を乗り越えた会員さんが自信を持って参加されていること。自分ではわからないでしょうが確実に進歩をしています。各々のペースで居合と向き合ってさらに前進される姿は他の会員さんのいい刺激になります、
本日の形稽古は左月、両車、陽中陰、夢想返し、神妙剣、形の中で各自の注意点を確認しながら動いている方も見受けられます。梅雨の月とゆう俳句の季語があります、梅雨の空に思いもかけず見つけた月、梅雨の晴れ間の夜空に煌々として輝くこともあれば、雨上りの束の間雲間に顔を出すのも梅雨の月
稽古をしながらふと浮かんできました。
本日の見学の女性は入会です、また仲間が増えます一緒に稽古をしていきましょう。
半身を意識した動きは基本ですね、でも、なかなか難しい・・・
本日の基本稽古では、その点を復習しました。
まずは、自分の体の中心の軸を意識しましょう。そのためには、真っ直ぐに立っているか、チェックしてみましょう。
その上で、外側の足に重心が乗った状態で動いていないか、稽古場の床や壁の線などを使ってチェックするのも手です。
形稽古では、陽中陰、響返し、玉光の3本。
最初の2つは、半身の捌きが求められる動きがありますので、そこを中心に稽古しました。
相手がいないだけに、半身の動きを意識するのは難しいのですが、ゆっくり着実にやっていきましょう。剣法では、さらにシビアになります。
精度を上げていけるよう共に精進して参りましょう。
梅雨前線の影響から激しい雨の日が続いており、今朝も雨が降る中、休会から稽古復帰された3名を含めた多くの参加者があり、熱心な皆様と稽古が出来ることを嬉しく思います。
稽古が再開されて1ヶ月が経過したこともあり、本日は少し細かい部分を稽古することにしました。
『緩み』をテーマに『手の内の緩み』や『膝の緩み』とはどのような状態を言うのか?…ということを確認しながら稽古しました。
審査前の自主稽古を指導した際も力み過ぎて柄をギュッと握りこんでいる為、スムーズな操刀が出来ていないように感じました。余計な力を抜いて、力み過ぎないようにしましょう。
足の入れ替え、素振り(真っ向のみ)、抜刀稽古(腹抜き・縦抜き)を行ってから参加人数の関係から基本の2のみを稽古しました。
形稽古では『手の内の緩み』を必要とする『本腰』『両車』『夢想返し』を行いました。
手先の腕力による動きではなく、軸を中心に身体全体を使った動きが大切になります。筋力だけに頼らない体捌きの動きが出来るように今後も稽古していきましょう。
台風の余波の大雨の予報でしたが幸い稽古終わりまで降らず濡れずに帰宅できれば幸いです。
前回の稽古より初心に戻って軸をもう一度考えてみたいをテーマに稽古を組み立てたいと考えています。
今回の稽古場は一面がガラス張りになっているので前から見た軸の上下左右、また側面から見た前後の傾きなどをチエックできます。さらに刀を真ん中でとる動作が曖昧になっていることにも気ずかされます。
形は向え抜き、玉光、陰中陽、野送りです。
形の中の軸の意識を持っていただくことに気を付け動いていただきました。鏡を見ながらゆっくり動くと今まで自分で持っていた感覚と鏡の中の姿の違いにきずかされます。鏡の姿に埋没するのは避けなければなりませんがたまに確認してみること
も大切なことだと思います。
前回の審査で刀礼に問題があると指摘された会員さんと一緒に刀礼をしてみました。形としてはいいのですが自分の意識をどこにおいているのか、また軸はどうなっているのか考え美しく隙の無い刀礼を心がけたいものです。
本日は、畳面の武道場の反面使用でしたが隣の団体がいませんでしたのでゆったりと稽古することができました。
参加者は6名で指導部3名、初傳位2名、3級1名で、指導部以外は先日の昇傳・昇級審査に合格した方々でしたので形稽古に時間を多くとりました。
稽古形についても、皆さん手順や各自が注意すべき点を分かっているので、少し難しい形(本腰・陰中陽・陽中陰・円要・両車・夢想返し・神妙剣)を選んでみました。
最初にポイントと注意点の説明を行った後、各自で動いていただきました。
全体的に敵の状況や位置と敵の動きをしっかり意識し、ただの動きにならないように注意していただきました。
また畳面でしたので、畳の繋ぎ目の線やコーナーを活用して自分の軸がブレていないか、敵の位置とズレていないかも確認していただきました。
形の動きや所作と注意点が分かってきましたら、敵を意識することで更に進歩していきます。また居合の奥深さや楽しさも感じられると思います。
そのような居合ができるようお互い精進してまいりましょう。
新型コロナの新規感染者数もこのところ増加傾向になってきましたし、感染力の強いデルタ株の増加も見られてきましたので、稽古が続けられるようお互いに注意してまいりましょう。
本日のお稽古では、宗家から先週の審査で合格された方々へ、お免状の授与がありました。傳位2名、級位3名です。限られた稽古回数の中、本当に努力されたことと思います。合格された皆様、おめでとうございました。
審査のたびに感じますが、審査を終えた方々の技量が見違えるほど向上していることに驚かされます。目標を持つ事は大切ですね。審査に限らず、毎回のお稽古でもその日の目標やテーマを持つ事で、より意味のあるお稽古になるのだと思いました。
来月には剣法の審査が控えてます。引き続き、頑張ってください。
先週 錦糸町での全体講習会、昇級昇傳審査を終えた方々も
ほっと一息ついておられると思います。
一区切りついたところで基本に返り、軸を意識してゆっくり
した動きで基本稽古に時間をかけました。
今日は比較的参加人数も少なかったことから、基本の一、二では8人ずつ対面して相手の正中線をとらえた斬りができるよう稽古しました。
形稽古では、稽古回数の少ない会員さんも5名ほど参加されていたので、敵の位置、人数等形の情景を説明しながら稽古を進めました。
コロナの影響で平日の稽古ができず稽古回数が大幅に減っていることもあり、
軸のブレ、股関節の緩みによる動きがぎこちないなど、私自身注意しなければと実感しています。
少ない稽古でも、その日に行った形を振り返って次に活かせるよう「おさらい」してみるのも技量アップにつながると思います。お互い精進してまいりましょう。
昨日の全体稽古の後進級、昇傳審査が行われました。コロナ蔓延の影響で審査日が伸びましたがみなさん稽古の時より落ち着いて堂々として審査に臨まれていました。審査を担当しながらつい自分の時のことを思い出してしまいます。心ここに非ずのつたない演武であったと、自分の原点としてそのことを肝に銘じています。
審査をしながら感じた軸の大切さをもう一度稽古担当の時伝えていきたいと、そして刀礼から始まる稽古を一つの流れとして組み立ててお伝えしていくことを次回からの形稽古のテーマといたしました。
審査に臨まれた方も今回見送った方も誰でもない自分の目標に向かって進んでいきましょう。特に新人さんは周りを気にせずゆっくりと居合の世界を歩いていきましょう。
本日少なめの参加で広く使えました。ジム通いのマッチョな見学の方がおられましたので 体幹、軸、緩み、筋肉に頼らない動きなどを説明、意識して頂きの稽古としました。
稽古の縮小により体を動かす機会が少なく、為、切りが小さい、刀を置きに行く動作が見受けられ注意いただきました。 稽古の浅い新人さんに時折五島先生が、他は大隅先生が指導して頂き見学者対応に 大変助かりました。 ありがとうございました。
形稽古は本腰、野送り、胸尽くし、夢想返しの4本を行いました。
本日は宗家剣法と居合が同時刻で行われました。
私が担当させていただきました居合の稽古日記です。
本日初めて一コマ担当させていただきました。
参加されるみなさまは、わざわざお時間を作って来てくださると、数日前からお稽古の組み立てが頭から離れませんでした。
ですがお稽古が始まれば、私のペースに合わせつつ、真面目で力強い視線に背中を押していただきました。
ありがとうございました。
お稽古には基本的な流れがあります。
その流れがあるからこそ、自身の体の調子や集中力の変化に気が付くことがあるように思います。
それもお稽古を続ける楽しさの一つかと思います。
お稽古中の凛とした空気感、休憩中の和やかな雰囲気を大切にしつつ、貴重な時間を共有できたらと思います。
本日の稽古は、来週の審査形を中心に進めました。
審査中は自身との向き合いになるかと思いますが、そこに至るまでの道のりは一人ではありません。
同じ道のりをたどった先輩がいらっしゃいますし、目標にしようと見つめる後輩もいます。
そして誰しもが応援したいという気持ちがあります。
私も初めての指導でしたので、
先生方、指導部、会員のみなさまからのお心遣いと温かい気持ちを受け取りました。
これからも精進していきますので、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
冷房をかけても蒸し暑さには勝てず給水時間をこまめにとり稽古をいたしました。
中学からの友人が肺がんになり入院中稽古日記を読ませてもらったと退院の挨拶の時話してくれました。私のつたない文章でも少しは気がまぎれたのかと、また体調すぐれず退会された方からも読んでいるよと連絡があり嬉しいことです。何はともあれ健康で稽古が出来ることにつきます。
今日は基本動作、基本素振りに少し時間をかけました、この二つには稽古をする上でのエッセンスが詰まっていると考えています。慣れでお約束にならないように気を付けたいものです。稽古担当の時も次回の稽古でどの形をするのか、どのように伝えるのか一時間半の稽古時間の割り振りを考えています。自分自身が慣れで流されないようにするため注意しています。
都内での稽古が再開されて嬉しい限りです。
久しぶりだったり、稽古回数が少ない方も多くいらっしゃったので、
基本を確認する稽古といたしました。
稽古中にもお伝えしましたが、ブランクがあっても意外と動けるな、と思うところもあれば、実は前のようには動けていないところもあるはずです。
自分にも言い聞かせていますが、「できている」という思いに潜む落とし穴に気をつけたいと思っています。
以前のように多くの稽古があるわけではありませんので、限られた時間の中で、なるべく多くのものが得られるよう共に精進して参りましょう。
毎日30℃近くの気温が続き、まるで梅雨を飛び越えて一気に夏が来たような天候です。
本日は稽古が再開されてから2~3回目の稽古という点、今の時期は暑さに慣れていない為、熱中症の危険がある点から、基本動作で身体を慣らしながら休憩と水分補給の時間を多めに取りました。
足の入れ替え、素振り、抜刀稽古を行ってから基本の1と2を稽古しました。
本日の注意ポイントは久しぶりの稽古で固くなっている股関節の可動域を広げるように緩みを意識して動いていただきました。
形稽古から浅野指導補と稽古指導を交代して『真』『胸尽し』『円要』『響返し』『本腰』『前腰』を指導していただきました。
私は次週の昇級・昇傳位審査に備えて自主稽古を実施していた8名へ個別にアドバイスを行いました。全体的に稽古不足の焦りから刀を振るスピードが早く、身体や腕に力が入ってしまっている為、スピードを落として基本に忠実な動作を慌てず丁寧にゆっくり行うようアドバイスしました。
審査当日も『平常心是道』の心持ちで、普段通りに落ち着いて審査へ挑んで下さい。実力を発揮できるように祈念しています!
宗家指導の剣法と居合が同時刻、同一場所での稽古日です。
小雨がぱらついた朝でしたが30名の方が参加されました。
緊急事態宣言の中、やっとの稽古場再開でしたので皆さんのお顔を拝見できて大変に嬉しく元気を貰いました。
本日は女性10名が参加で笑顔満載です。
私担当の居合の稽古日記です。
新人講習を終えた一般稽古初参加の女性3名が参加。
新人さんはドキドキ稽古ですね。とにかく稽古場に来る事です。
稽古数に比例して上達して行きますので、最初の目標は稽古数10回とすると良いでしょう。
東京での稽古は、4月25日以来です。
私は、身体が硬くなり筋力が落ちて体力も落ちております。
稽古がない時も身体を動かすよう努力したつもりですが、やはり稽古に出ると身体は正直です。しっかりと稽古で身体を作っていかないと思わぬ怪我をしそうで稽古の大切さを感じました。
常に元気でいられるよう頑張りましょう。
本日の参加者の多くの方が一月半ぶりの稽古でしたが、ブランクの後の稽古で、少し違和感を感じていた方もあったかも知れませんが、皆さん、しっかり動けているように見えました。
今日の形稽古では、円要の稽古の際に、転身に少し時間を割いて稽古してみました。敵の攻撃を外した後に転身して、逆袈裟で反撃します。転身は敵に向けて後ろに体重を移動する事によって、前に傾斜した軸を起こして、これと同時に左股関節を緩めて転身します。体重移動に合わせて転身する事で、一点の軸での回転の動きではなく、敵に向けての直線的な動きになります。難易度高い動作かと思いますが、其々の技量レベルに合わせて稽古頂ければと思います。
本日は新人講習の方、一般稽古初参加の方、それに審査に向けての自主稽古の方もいらっしゃいました。一般稽古の方も含めて、皆さんそれぞれに目標、課題を持って稽古されていると思います。緊急事態宣言した、稽古再開は出来ましたが、コロナ禍でまだまだ制約の多い日が続いています。これから徐々に他の稽古場の再開も予定されていますが、今出来る稽古の時間を大事にして稽古を続けていければと思います。
東京都の緊急事態宣言は継続しておりますが、6月から市川以外の稽古もできるようになり、久しぶりに重くなった身体を動かすことができました。
本日は、1か月半近く稽古から遠ざかっていた方も多いことから、稽古に慣れていただくことを意識して基本的な動きや所作を確認しつつ、体を慣らしてもらいました。
全てにおいて基本をマスターすることから始まりますので、基本通りできているかしっかりと動きや所作を意識して稽古していきましょう。
稽古が出来なかった期間でも、教本や動画で改めて正しい基本のことを学び直してみるのもよいと思います。新しい気付きがあるかもしれません。
2週間後の昇級・昇傳審査に望む方も多く、自主稽古に励んでおりましたので、合格するよう期待しております。頑張ってください。
5月最後の稽古に多くの会員さんが参加されました。また6月からは都内の稽古場が順次再開される模様です、また元気なお顔を拝見出来ます。
今日は新人講習も行われスペース的に厳しかったので。稽古場を縦に使い二列対面での稽古を行いました。
稽古形は右、円要、陰中陽です、座技では相手と自分の正中線を確認できます。また相手の形を見ることにより気ずくことも多かったようでたまにはこの形で稽古がしたいと感想が寄せられました。
先週は女性の新人講習が行われました、今回は年配の男性ですなかなか思うように体が動かないようでしたが稽古を続けていれば大丈夫です、指導部の岩田さんがつきっきりで新人講習をしていただきました。みんなで稽古をしていきましょう。
今日はキャンセルされた5階にて急遽宗家指導による稽古が行われました。審査を目指している会員さんには充実した稽古時間だったのではと思います。
いつも思うのですが稽古は継続であり、悩み苦しんだことの積み重ねは必ず身についていきます、稽古は嘘をつきません。
形稽古は腹抜きの形から左月、胸尽くし、響き返し、神妙剣です。一人ずつ拝見させていただきました動きの中で疎かにしている点が見受けられましたので個々に少しだけ指摘させていただきました。いっぺんには直りません意識していれば少しずつ直っていくものです。
新人のUさんの新人講習が行われました、難しいと思われたかもしれませんでも大丈夫みんな歩いてきた道です。何事もないように稽古されている方も半年前には2尺3寸抜けずに悩んでいました。仲間の励ましで居合の楽しさに導かれました。
今日の見学者の方も入会されました。みんなで頑張っていきましょう。
演武会が中止になりました。前回と同じ二部屋に分かれての稽古でしたが居合に向き合う姿勢は揺るぎのないものを感じさせる稽古になりました。
審査に向けて少しでも自分の居合を向上させたい真剣な思に満ちていました。演武会が出来なくてもやることは同じです。級、傳位ごとのシュミレーションを3回転行い気の付いたことは個別にお伝えしました。何が悪く、何に気を付けたらいいのか、確認しながらの稽古は確実に居合の姿に反映されると信じています。みんなで頑張っていきましょう。
一年近くお休みしていたEさんも元気に復帰、コロナ前初心者剣法にも熱心に参加されていました剣法稽古にもきっと参加されると思います。
見学者は入会です。また新しい仲間が増えました。
とうとう3回目の緊急事態宣言が発令されました。今後のお稽古にも影響が出てくるかと思いますが、本日は予定通りのお稽古です。
本日も演武会を見据えたシミュレーションが中心となりました。
先週の赤羽駅前稽古では、所作を中心に行いましたが、今回は実際に形を振っていただきました。3級までの方は指定形を三本、2級以上の方は指定型+自由形です。
シミュレーションとはいえ誰かに見られている状態での演武はとても緊張しますよね。本番で本来の実力が出すためにも、シミュレーションを何度も繰り返して、動きを体に覚えさせましょう。
指定型で不安がある場合は、遠慮なく指導部に声をかけてください。私も気づいた事は、どんどんお伝えするつもりです。
爽やかな風に誘われ外出したくなる季節ですが、今年もステイホームのGWになりそうです。お稽古が出来ない期間は、動画を見たり、手刀で動きを確認したり、出来る事を積み重ねて準備しておきたいですね。
池袋場所も演武会シュミレーションから稽古を開始を致しました。
本日は舞台上での流れ(礼・演武位置など)を掴みました。
演武クラス別に実際に動いてみて確認をしましたが、待機している皆さんの視線も気になったはずです。
自分の演武を観られる事にも慣れていきましょう。
演武会は、明確な目標に向かって稽古をぎゅっと行いますので技倆の伸びは素晴らしいものがあります。合わせ居合や剣法を通じて仲間との交流が生まれ武道への一体感が生まれます。
ライトを浴びての舞台演武は、非日常的で感動的です。
まだ間に間にあいますので、参加の申込をお待ちしております。
最後に本日は、宗家指導の剣法と私と依田指導補が担当に居合が同時刻、同一場所での稽古日でもあります。
演武会シュミレーション後は、お互いに演武会に向けての稽古を励みました。演武会という目標に向かって今日も前進あるのみです。
品川場所も他の稽古場同様に演武会シュミレーションを行いました。
シュミレーションを後半30分に予定とし、基本稽古はコンパクトにまとめて実施しました。
基本一ニの終了後形稽古は初心者向けに真、胸尽くし、野送りとし形1つづつの所作を大切に動く様伝え稽古を続けました。
演武会シュミレーションは入場の礼、歩きかた、演武位置等の確認を実施しました。
自分自身の演武形に向き合い、合わせ居合や剣法ではチームを作りながら一緒に技倆向上を目指します。
一緒に上を向いて頑張りましょう。
演武会のシミュレーションが始まりました。
本日のお稽古では、まず所作についてお伝えしました。立ち座り、歩き方、礼など、日常生活には無い動きなので、最初はなかなか難しいと思います。お稽古中、常にこれらの動きをするよう意識すると、自然と身についてきますので、頑張ってください。
私事ですが、入会した最初の演武会は、気後れして参加しませんでした。二年目に参加し、技量がとてもあがった事を実感して以来毎年参加しています。きっと目標に向かって集中してお稽古した事、シミュレーションなどで指導部の方に見ていただいた事が、技量の向上につながったのでしょうね。今更ながら、最初の年に参加しなかった事を少しだけ後悔しています。
まだ検討中の方、きっと良い経験になりますので、是非参加してみてください。
本日から演武会のシミュレーションを開始いたしました。
形をきちんと動くだけでなく、所作もきれいにできるようにいたしましょう。
さらに、周りの方との連動した動きも求められます。
初めての方は、戸惑うかと思いますが、経験者の動きをうまく盗んでください。経験者の方も、2年ぶりですので、私自身もそうですが、慢心せず、細かいところにも気を配っていきたいものです。
審査を控えた方には自主稽古もして頂き、稽古場の熱気が感じられました。
限られた時間ですので、不明な点があれば、指導部にどんどん聞いて頂いて、精度を上げて共に頑張って参りましょう。
田町場所前の並木に咲いている八重桜も満開が過ぎて花と葉が混ざってきました。
本日の居合稽古参加者は、6級1名以外は無級の方でしたので、基本と形2本(真・胸尽し)で基本的な所作に重点を置いて稽古していただきました。
基本と形のいずれも最初に私が動きや所作の説明と注意点を伝えながらゆっくりと行い、その後に一緒に動いていただきました。
納刀も正しく行ってもらうため、皆さんに集まっていただいて近くでお手本を示してから各自で行っていただきました。
納刀も正しく行うことにより危険もなくなります。
一般稽古が初めての方や数回の方も苦労しながら頑張って稽古に励んでいました。
初めは誰でも一からのスタートです。
最初から自分のやり易い動きや悪い癖が付かないように一つひとつを丁寧に正しいことを身に着けていけるようにしていきましょう。
これが上達への近道だと思います。
常に「初心忘れるべからず」です。
お互いですので頑張りましょう。
演武会での昇級・昇段審査に向けて頑張っている方は率先して自主稽古も行っております。
目標を持つことは必ず成長に繋がっていきますので、頑張りましょう。
本日も見学の来られた女性の方は稽古の様子を見て納得したのか入会されました。
新型コロナ過の中でも見学に来られて入会する方もおりますので、稽古回数は少なくなっていますが一緒に稽古に励みましょう。
東京はまんえん等防止条例が発令されいつもの稽古場が閉鎖されてしまいました。前週都内の稽古場に行く途中盛り上がっている飲食店を数多く見かけました、これでは収束は難しい印象を受けました。幸い市川の稽古場はまだ使用できます演武会に向けて各自の稽古内容を見直していきたいと思います。
今日は左月、両車、陽中陰、神妙剣です。形を覚えると出来たつもりになりますその後自己流に陥りどんどん形の本質から遠のいてしまいます、会のHPの動画、過去の演武会のDVDなど学ぶ方法は沢山あります。私は今までの演武会で必ず同じ形を一本いれています。定点観測のように今の居合を見せてくれます今年も楽しみです。
限られた時間ですが濃い稽古をして演武会に臨みましょう。
いよいよ、演武会に向けての稽古が始まりました。昨年の今頃はコロナ禍で全く稽古が出来ず演武会も中止になりました。今年はコロナの状況によってどうなるか分りませんが、幸いにも稽古の機会を貰っていますので、目標をもってしっかり稽古をしていきたいと思っています。
本日の稽古では、参加者の内6名の方が演武会での審査の為の自主稽古(補習)を希望されておりましたので、足の入れ替えで体を動かしから一般稽古と自主稽古に分かれての稽古と致しました。
一般稽古は傳位者から入会まもない初心の方まで、参加者の技量レベルの差が有りましたが少人数でしたので、形の初めに動作の基本的なことと注意点をお伝えして一緒に動いて稽古しでもらってから、それぞれ個別に指導する形で進めさせて頂きました。軸をしっかり保つこと、切終わりが出来るだけ自然な無理のない形で終えることが出来るように丁寧に振ってもらうようにしています。私自身も中々上手くできていないように思いますが、意識してスピードを抑えて稽古することで精度を上げていければと思います。
自主稽古での補習指導では、慧澪先生はじめ師範代の先生方に指導いただいています。スペースも十分に余裕があましたので一斉同時に自主稽古をしてもらいました。先生方には個別に指導頂きましたので、自主稽古をされた方は、審査に向けてしっかりと稽古出来たかと思います。
本日は、基本の1、2までを浅野指導補にお願いしました。まだまだ緊張するかと思いますが、しっかりやられておりました。この調子で頑張って頂ければと思います。
形稽古は、胸尽くし、響返し、神妙剣、野送り、向抜き、玉光の6本。
腹抜きと経抜きに関連した形をまとめて稽古いたしました。
ポイントを絞って無手で確認した後、動いて頂きました。
演武会の開催が発表されて、目標ができました。
目標に向かって稽古することで、技量も上がりますし、仲間との繋がりも強くなって行きます。一緒に頑張っていきましょう。
相変わらず稽古の回数が制限されたままですが、演武会に向けて集中して1回1回の稽古を大切にして参りましょう。
平日夜稽古の水道橋場所が再開となりました。
1月5日以来の稽古ですので大変に嬉しくワクワクと致しました。
宗家稽古(居合)も再開となり初傅位以上の皆様にとっては楽しみにしていた稽古だと思います。
また一般稽古も再開となり新人講習も行われました。
ジャスト30名の方が参加となり水道橋場所らしい熱気の稽古日となりました。
私が担当の新人講習です。
本日は、先日に入会した女性が新人稽古に励みました。
日本刀が大好きだそうで、本当に楽しそうに笑顔で刀を振っておりました。
出来なくて当たり前ですので、少しづつ覚えて技倆UPを目指して下さい。
本日は、宗家指導の剣法と居合が同時刻、同一場所での稽古日です。
6月の演武会の開催が決まりましたので演武会モード始動開始です。
私担当の居合日記です。
昨年は演武会が出来ませんでしたので、2020年以降に入会された方々は演武会が初めてとなります。
最初に輪になって頂き、演武会の参加の意義や内容を説明させて頂きました。
本日の居合稽古は、演武会の内容とし舞台に上がった時の「目線」に注意をして流れを掴むように致しました。
稽古中の皆さんの目線がきりっとし、意気込みを感じました。
コロナ渦ですが、前を向いて生きていきたいと思っております。
気がつけば櫻の盛りもすぎコロナ情報に追い立てられ無為に月日だけが過ぎていく感じです。
6月の演武会の予定が発表になりました、演武会にはそれぞれの稽古場で切磋琢磨する仲間が一堂に会します。
参加することは自分自身の目標であり今後の稽古の指針になると私は考えています。コロナに負けずに稽古をしていきましょう
もう一度初心に戻って刀礼から見直してみました。礼とは何か意外と自己流が入っています。
形は向え抜き、円要、陰中陽、夢想返しです。各形の前に刀を持たず形を動いていただきました。刀を持たないとスムーズに動けます、体のそれぞれの部分の動きに気を付けていただきたいと考えています。演武会に向けてもう一度謙虚に自分の稽古を見直してみませんか。
稽古場近くの目黒川沿いの桜も散ってしまいましたが川面には花筏が見られる場所もありました。
木々の新芽や花々も多く見ることができますが、静かに鑑賞することにしています。
本日は、出席者の3分の1が新人の方でしたので、新人さんのほか級・傳位の方も基本的な動きや所作について再度しっかりと注意して稽古するようにしていただきました。
稽古回数の多い方もより精度を上げられるよう頑張って稽古を積んでいると思いますが、新型コロナ感染の影響で稽古回数も減り間隔も開いてしまうと、つい前回注意して直さなければと思っていたことを忘れてしまいがちです。私自身もそうなんですが。
最初に刀を真中で取るとことから最後の納刀・遠山の目付まで一つ一つを大事に稽古してまいりましょう。きっと上達に繋がっていきます。
本日参加の新人の方々も、休憩中でも動きや所作の確認をしていて熱心さが感じられました。今後の進展を期待したいです。
昨年中止された演武会が今年は開催することになりました。
普段の稽古で身に着けたことを披露できる良い機会ですので、演武会まで2か月余りですがこの目標に向けて稽古に励んでまいりましょう。
新型コロナ感染の再拡大の動きが見られて心配です。これから大型連休もやってきますがこれ以上拡大していかないことを願うばかりです。
本日は、新しく指導部入りした浅野指導補に足の入れ替え、素振り、抜刀稽古まで初デビューとして指導を担当していただきました。最後列までハッキリ聞き取り出来る声量と時間配分も適切に稽古指導が出来ていました。マスクを着用して声を張り上げながら身体を動かすことの大変さを初めて実感したようですが、回数をこなしていけば更に良くなっていくと思います。一緒に城北地区を盛り上げていきましょう。
基本の1と2から私が指導を担当しました。いつものように体幹や軸を意識しながら股関節の緩みを使って身体を動かしていただきました。
形稽古は『胸尽くし』『円要』『両車』『野送り』『玉光』の五応を行い、動きが曖昧になっていた両車で必要になる迴剣を稽古しました。柄を握り込まず、手の内を柔らかく持ち、掌は常に正中線沿いに上下を繰り返して操刀しているだけだとお伝えしました。
昨年はコロナ禍により残念ながら中止になった演武会の参加申込みが始まりました。目標を持った稽古は技量を上げていくチャンスでもあります。沢山の人達から見られながら立派な舞台で演武することは適度な緊張感もありますが、普段の稽古で努力した成果を披露する機会でもあり、達成感を味わえることは間違いありません。
多くの皆さんが演武会へ参加されることを楽しみにしています。
居想会本部(千代田区)は、皇居の千鳥ヶ淵まで歩いて10分の距離。
毎年に桜を見にいきますが、コロナの今年はより一層に心に染みてくる美しさです。
天候が不安定の本日ですが、あと少し桜が見れますように。
本日は、宗家指導の剣法と居合が同時刻、同一場所での稽古日です。
27名の参加となり熱気に包まれていました。
また女性の見学者が入会となり新しい仲間が出来ました。
私担当の居合日記です。
昨日の指導部入部審査に合格となり依田指導補と浅野指導補が誕生しました。
前半の基本素振りと基本1.2の指導を依田指導補が担当を致しました。
指導部は、自分の技倆の向上と皆様に居合を正確に伝える難しさを痛感しながら日々、勉強となります。
会員の皆様、新しい指導補を宜しくお願い致します。
桜も満開、暖かくなってきてあちらこちらで散り始めています。今年も桜の木の下で酒を片手に花見というわけにはいきませんでした。そんな中で制約はありながらの稽古時間、大切にしたいですね。
本日の稽古は入会間もない方が多く参加されていましたので、基本的なことをお伝えしながら、先ずは見ていただいて慣れていただくことに注力して稽古を進めています。
初めのうちは着付けから稽古場への入場、立ちすわり刀礼他、稽古に入るまでの準備段階でも覚えることが多くて、慣れるまでは戸惑うことも有るかと思います。まずは見て覚えて真似てみる。始めたころの自身の経験からすると、自分から見えているものと本来の動きは、(ある程度、動けるようになってから解ってくるのですが)違っていることが多いと思います。例えば抜刀、刀を鞘から抜く動作でも、刀身を鞘から引き出しているように見えているかもしれませんが、実は鞘を引く方に同じくらいかそれ以上の力が働いています。納刀でも鞘に刀身を入れているように見えているかもしれませんが、鞘を刀身に被せていく方に力点が置かれています。繰り返し稽古することで体現(実感)できるようになってきますので、意識して稽古してみてください。
1月から閉鎖されていた市川の稽古場が再開できました。
参加会員の大部分の方は城南、城北の稽古場で居合、剣法に参加されているのでブランクの無い動きをされていました。
今日は重心の位置とゆるみに注意して稽古をしていただきました。たとえば形の中の手の内の緩みを意識すると形のぎこちなさが少なくなります。形をいろいろの面から考えるとまた居合の新しい面が見えてきます。
桜満開の暖かい一日でしたね。
本日は22名と大勢の方にご参加しただきました。同時に審査を行ったこともあり、少し手狭ではありましたが、お互いに気遣い間合いを読んで安全にお稽古を進められました。ありがとうございました。
スペースに限りがあるので、全体的にゆっくりと刃筋を確認しながら、左手主導を意識する事をお伝えしました。こういう日こそ、自分の振り方のチェックをする良い機会です。一度ついた癖をなおすのはとても大変なので、早い段階で正しい動き方を覚えるのが上達の近道。急がば回れ、です。
愛犬と荒川の土手にある桜並木を散歩しました。恒例の宴会もなく、静かな桜並木は桜の美しさと香りが際立っています。厳しい季節を乗り越えたご褒美をもらったようでした。
宗家指導の剣法と居合が同時刻、同一場所での稽古日です。
池袋も風雨の強い悪天候でしたが25名の熱心な方々が参加されました。
私担当の居合の稽古日記です。
基本動作の血振り、納刀、蹲踞、刀礼に重点を起きながら進行。
基本1、2でも形稽古でも上記の基本動作は含まれます。
慣れて来ると自分自身が動き易いように基本から離れた動作に変わってしまったり、勘違いで別の動きになっていたり,所作部分に気が廻らなかったりとします。
稽古数が少ない方は正確に習得し、年数を積んだ方は初心に戻って正確に動くよう精進をお願いします。
さて、桜の季節となりました。
しだれ桜は見頃となり、ソメイヨシノなどはこれから満開を迎えます。
本日は花時雨(はなしぐれ)ですが、青空の下の桜は素晴らしい。
桜の花に心が温まり笑顔となります。春です、春ですよ。
風雨の強い悪天候にかかわらず16名の熱心な参加者が集まりました。
本日の稽古では動き出しのきっかけを膝のゆるみによる重心の移動で行なうよう伝え基本一ニ及び形稽古に入りました。
基本一ニでは抜刀及び振りかぶりを別途確認してから3列横隊に並び見取り稽古を兼ねて移動しながら動いてもらいました。
座業の基本として真を稽古の後立業3本を膝のゆるみによる重心移動をきっかけとした動き出しを意識して稽古しました。
形稽古→真、胸尽くし、野送り、玉光、の4本(稽古順)
参加者38名
新人講習2名
多くの方にお集まり頂きました。
有傅位者は宗家がご指導して下さり、私は級の方を担当しました。
軽くストレッチをしてから始めました。 本日は稽古回数が浅い方が数名いらしたので理合や敵の位置をお伝えしました。 基本動作、素振り、抜刀、基本の一ニを行った後、形稽古を行いました。
形は野送り、陰中陽、円要です。 細かい注意点を漏らさず伝えられてはいませんが、体の動かし方についてお伝えしました。 宗家、馬場先生ご指導頂きありがとうございました。また、受付や着付けなどフォロー頂きましてありがとうございました。
以上遅くなりましたがご報告致します。
本日は、ここ1か所での稽古ということで大勢の方が参加され、会場が一杯になるほどで、稽古内容も安全を考えて、大きな動きの少ない基本の素振り・抜刀と形(真・胸尽し・向抜き・野送り・左月・右・水月)を選んで稽古していただきました。
動きや所作についても丁寧に行い基本を重視してもらうことに注意していただきました。
初心者の方に限らず、意外と1級以上でも正しい動きや所作が疎かになっていることも散見されます。
昇級審査時に頑張ってきたことなどを思い出してみたり、教本やホームページの動画などで確認してみるなど再度確認して欲しいなと感じました。
同じことは自分にも言えることですので、稽古を重ねる毎にますます注意しなければと言い聞かせております。
本日は一般稽古が初めての2名の方や稽古回数の少ない新人さんも出席しておりましたので和田指導員に支援していただきました。
皆さん頑張って稽古しておりました。応援しますのでこれからも頑張ってください。
また、男性の見学者へは慧澪師範が対応して入会となりました。
これからは一緒に稽古に頑張ってまいりましょう。
新型コロナの緊急事態宣言が延長されました。
早く普通の生活や稽古ができることを願いながら、それまではお互いに気を付けてまいりましょう。
鏡を見ながら稽古できる場所でしたので、軸の横ブレに注意して稽古をいたしました。
横ブレにばかり気を取られていると前後のブレへの意識が疎かになりがちですので、その点についても意識をむけて頂きました。
例えば、腹抜きの際に、体を捻って抜刀する動きは鏡を見ながら修正できますが、体を前後に傾けて、お尻を突き出しながらの動きはチェックしにくかったりします。
形稽古は、胸尽くし、神妙剣、真、響返し、右の敵、前腰。
これらも鏡でチェックできる点をお伝えして確認していきました。
日頃の稽古でも、軸は意識していると思いますが、鏡を使うと自分が意識してたものが正しいのかどうか、直接確かめることができます。
細かい点にも気をつけながら、じっくりと質を高めていきましょう。
引き続き、共に精進して参りましょう。
緊急事態宣言が延長されて今しばらく不便な日々は続きますが、古武道の稽古を通じて自分自身と向き合い、心身をしっかり鍛えて参りましょう。
参加者が稽古回数の多い会員さん中心だった為、テンポ良く稽古を進行して出来るだけ多く刀を振っていただきました。
足の入れ替え、素振り(真っ向・袈裟・横一文字)、抜刀稽古(腹抜き・縦抜き)、振り被り(横一文字・逆袈裟)を行ってから、手の内の柔らかさを使った操刀として後ろから振り返って前を真っ向斬りする稽古を行いました。
本日の注意ポイントを『刃筋を通した斬り』として斬り終わりで手首や肘が曲がらないようにする点と物打ち部分に刃をしっかり当てることを意識していただきました。
『基本の1と2』を稽古した後、形稽古は『向抜』『響返し』『胸尽し』『円要』『野送り』『玉光』『夢想返し』の七本を実施しました。
本日から新しく入会したOさんの新人講習を関口指導補にご担当いただきました。休憩中には本日参加の会員さんに集まっていただき、自己紹介してもらいました。一緒に稽古を続けていきましょうね!
真冬に戻ったような寒い日でしたが晴天に恵まれ気持ちの良い日和の稽古でした。
道場は換気のため多少低目の室温のようですが動き出すと気になりませんでした。
本日の稽古ではコマ送りの動きにならぬように注意する事を伝え基本一ニ及び形稽古に入りました。
又、形稽古の始めに縦の動きによる転身の動きを確認し右の敵、円要へと続けました。
左月、響返しでは敵付け後の合いびきからの構えの形を指導部の方々に見てもらい細部の確認を実施し形稽古を続けました。
今月に入会されたの新人さん達は、焦らずに一歩一歩進んで下さい。応援しております。
真冬に戻ったような寒い日でしたが晴天に恵まれ気持ちの良い日和の稽古でした。
道場は換気のため多少低目の室温のようですが動き出すと気になりませんでした。
本日の稽古ではコマ送りの動きにならぬように注意する事を伝え基本一ニ及び形稽古に入りました。
又、形稽古の始めに縦の動きによる転身の動きを確認し右の敵、円要へと続けました。
左月、響返しでは敵付け後の合いびきからの構えの形を指導部の方々に見てもらい細部の確認を実施し形稽古を続けました。
今月に入会されたの新人さん達は、焦らずに一歩一歩進んで下さい。応援しております。
気温が20度を越えて身体を動かすと少し汗ばむような陽気でした。
稽古4回目の新人さんが2名参加されていた為、体幹を鍛える身体の使い方や軸を意識した股関節の緩みなど基礎稽古に多くの時間を割きました。
年明けから剣術稽古も再開しているので軸をぶらさない重心移動や股関節の緩みを使った半身から半身の身体の入れ替えなど基本的な身体の使い方を改めて確認する機会としました。
安全スペース確保の観点から『基本の2』のみとしました。最初にゆっくりした動作で注意点を確認してから、4名づつ横一列に並んでもらって仮想敵をイメージしながら自分のペースで6本を稽古しました。
形稽古は本日のテーマである体幹を意識しながら『胸尽くし』『野送り』『玉光』の3本を行いました。
休憩時間を利用して新人の2名に自己紹介していただきました。城南地区の所属ですが、新人講習から稽古の間が空かないようにしたいと考えて、遠い城北地区の赤羽まで稽古へ参加されている稽古熱心な新人さんです。コンスタントに稽古へ参加することが大切です。一緒に精進して参りましょう。
仮想敵を想定して動くことは難しいですが、相手がどう動き、自分が
どう動いているのか、を考えることは重要です。
基本の1、2でも形でも、相手があって自分の動きがあります。
何となく動くのではなく、その意味も合わせて考えていきましょう。
慣れてくると尚更、動きやすい動きになってしまったり、早さで誤魔化したりしてしまいがちです。
稽古の機会が減っているからこそ、参加した稽古では、これで正しいのだっけ? という問いを繰り返すことも大切かなと思いました、自分への反省も込めて。
引き続き、質をあげられるよう共に精進して参りましょう。
本日は暖かい日和で多くの方が稽古に参加されました。
本日の稽古は、昇級審査を担当したときに、正しい形があやふやになっていた点について説明し、改めて確認をしていただくことをポイントといたしました。
本日稽古したのは、向抜き・野送り・円要・玉光ですが、
向抜きでは、1刀目で左足つま先が中に入らないように真っすぐにすることと反転での斬り下ろしは刀と体がバラバラにならず同調させること。
野送りでは、受け流しのときの刀は刃が上向きにならず鎬で受ける状態になっていること。
円要では、最初の捌きから反転した逆袈裟で斬る際に右足を出して斬ること。
玉光では、縦抜きで後ろに捌いてから真向に斬るさいの右足を出す間隔が少なかったり出しすぎたりしていないこと。
以上の点について、正しくなかったり疎かになっていたりすることのないよう注意しながら稽古していただきました。
本日の稽古でも、早く動こうとする際などには疎かになる傾向がありましたので、ゆっくりでも正しい形や動き・所作をしっかり身に着けるようにしていきましょう。
私も含めて言えることですが、稽古回数が多くなるほど慣れに気を付け、初心を顧みることも必要ではないでしょうか。
お互いに精進してまいりましょう。
日ごとに春を感じられるようになり、人出も多くなったようです。
一刻も早く新型コロナが収束して稽古が存分にできるようになることを願っています。
収束するまでは、お互いに気を付けてまいりましょう。
寒い日が続いていましたが今日は寒むさも緩んできました。コロナ感染者も少なくなってきて、このまま終息に向かってくれたらいいですね。
本日の稽古では基本的な動作について少し細かいところまで確認して貰い稽古していただきました。刀を取るところから抜刀までの動作や、血振りから納刀までの動作の基本の動作と注意すべき点を確認して稽古しています。稽古を初めて間もないうちは全体的な手順を捕らえてそれに沿って稽古することで正しい動作を身に着けて、反復することで精度を上げていきますので、技量レベル以上の細部を体現するのは難しいと思います。夫々の技量レベルで出来ないにしても、出来るだけ曖昧なところをそのままにしないで正しい動作を理解して、それを意識して稽古することが大切のように思います。
朝から天気も良く暖かな稽古日和となりました。
基本稽古の素振りでは、前の敵を斬る、刃筋と斬り終りの切っ先の位置を確認しながらゆっくり振るよう進めました。
基本の一・二では、二組に分かれて相対し、実戦をイメージして稽古を進めました。鏡に映して行う稽古とは異なった感じがつかめたと思います。
基本稽古に続き
形稽古では、右・野送り・響返し・右の敵・前腰の5形を稽古いたしました。
各形の背景の説明、要点を分解して所作の手順を確認しながらゆっくり動くよう稽古を進めました。
走り懸りの形稽古では三歩めで抜刀しますが、今回前腰はペットボトルを利用して7~9歩で抜刀するよう実戦ぽく稽古をしてみました。普段の形稽古とは異なり距離とタイミングを測るのは難しいものです。
いまだにコロナの影響で使用できる稽古場が限定されていますが、コロナに負けず共に稽古に励みましょう。
一緒に古武道を学びましょう。
剣法と居合が同時刻・同一場所での稽古日です。
剣法は宗家指導の元で行われました。
稽古前に宗家と指導部の三浦さん宮澤さんは、薙刀(なぎなた)の稽古を行っておりました。
私担当の居合稽古日記です。
昨日に新人講習を受けられたMさんとOさんが一般稽古に初参加です。
昨日の新人講習は、私が指導担当を致しましたので無理のないように進行したつもりですが、ご本人達は動くのに精一杯で頭もフル回転だった思います。
1週間後に4級受審のUさん、3級受審のNさんが参加でしたので2人の指定形を稽古し、審査合格のためのポイントを形ごとに伝えました。
本日も見学の女性がお見えになりご入会となりました。
一緒に古武道を学びましょう。
晴天に恵まれ穏やかな午前中の稽古でした。
前面いっぱいの鏡を利用し体軸の傾きを注意しつつ稽古を進めました。
各形の動き始めは正面に向いた正座の姿勢からそれぞれの形の方向に体軸を保ちながらスムーズ転身する事を加えた形稽古を実施しました。
昇級審査や演武の披露など座業を行う時、座ったまま姿勢を変えることを実践稽古に取り入れスムーズな転身の動きを工夫し覚えこんでもらう為の稽古です。
最後に五用を通して演武し形と共に転身の動きを確認し本日の稽古を終えました。
本日は、別枠で新人講習も行われました。
女性3名の新しい仲間が出来、本日が居合初日稽古です。
指導も女性の関戸師範。和やかに進行しておりました。
最初は、稽古場の雰囲気に慣れること。居合刀に慣れること。
少しづつ身体を慣らしながら、焦らずに稽古を積み重ねて下さい。
施設窓口で入館受付を完了した後、鍵と一緒に感染防止グッズが貸し出されて、会員さんの入館前に換気やアルコール消毒など万全の対策を実施してから稽古に備えました。
今日は無級の会員さんがいなかったこともあり、久しぶりに『18本通し』の稽古を行いました。
足の入れ替え、真っ向素振りに続き、抜刀稽古は腹抜きと縦抜きを行って身体を馴らしてから『五用』『五応』『五箇』『走り掛り』の順番で各4本づつの形稽古を実施しました。
1本目は全員で形の注意点を確認しながら行い、2~3本目は各自の課題を確認していただき、4本目で呼吸を入れました。
18本通し稽古は、居想無外流における形全体の流れを理解するという点や各人が一心不乱で集中的に刀を振る点で大切な稽古です。
緊急事態宣言が延長されましたが、居想会の稽古においても『感染しない、感染させない』という原理原則を守りながら、心身の健康促進として稽古へ精進して参りたいと思います。
コロナで市川場所が使用できず私としては一か月ぶりの居合稽古を担当させていただきました。剣法と居合を合わせ33名元気な剣法や居合を拝見させていただきました。多分二月も市川は使用できないと思います。3月の稽古で恥ずかしくないように準備をしていきたいと思います。
いつものように基本動作、基本素振りを初心者稽古の内容も含め丁寧に振っていただきました。刀の取り方、左手の使い方に注意して形稽古は真、両車、水月、野送りです。形には基本動作のエッセンスが詰まっています手の動きで形を作るのではなく軸を中心とした体の動きを感じてください。
稽古回数が多くなると自己流が目立つようになります、いい形なのに動きの中でる自己流が台無しにしてしまいます。指導部の方に意見を求めて意識するようにしたいものです。
今日も師範代の方に見ていただき数人の方が進級の稽古をしていました。コロナの時代だからこそ前向きにいきましょう。
宗家剣法と居合が同時刻・同一場所での稽古日です。
雪との予報でしたが、宗家の天気予想どおりに雨となり稽古が出来ました。
参加数が24名と多いですが、稽古場が広いこともあり感染対策はできております。
宗家剣法は、小太刀稽古が加わり熱心に稽古に励んでいました。
私担当の居合は「足捌き」をテーマに進行。
前足先の敵の捉え方、後ろ足の位置、膝が開いていないかなどを中心に稽古。
また、みなさんの技倆に合わせて指導内容に工夫をするように致しました。
まだ寒い日が続きますので、気力を上げて筋肉を落とさぬよう稽古に励みたいと思います。
元気が一番です。
雨模様の寒い日でしたので、少し身体が暖まる位ストレッチをしてから始めました。
基本の稽古から切り手の意識と、後ろ足で蹴り出す動き出しにならないようお伝えしました。
前面に鏡がある部屋でしたので、各人刃筋や前後左右のブレなど確認をしながら行っていただきました。
自分の動きの癖は気が付きにくいです。修正点に気が付けても原因がわからないままの下手な修正は、次の新たな癖に繋がりかねません。壁にぶつかっても、腰を据えて自身の動きを分析し、理想の身体の使い方を模索していきましょう。
形は、真、向抜き、左月、右、本腰、前腰、夢想返しを行いました。座技を続けてしまい、少しきつめな配分でした。皆様お疲れさまでした。
本日は稽古場所が赤羽のみだった点と夜半から雪の予報も出ていた為、翌日の稽古が雪で中止になることを心配した多くの会員さんが稽古へ参加しました。いつもと違う配置で並んだり、人数を分けて入替しながら安全スペースを確保して稽古を行いました。
稽古テーマを『股関節の緩み』にしました。稽古中、よく耳にする『股関節の緩み』とは、身体のどこの部分をどのように動かすことを言っているのか?…というシンプルな疑問を改めて確認しました。足の入れ替えや素振りでも股関節の緩みを使った下半身の動きを特に意識していただきました。
床が板面ではない赤羽場所ではコロナ感染予防の一環として形稽古の座技は行わず、立ち技と走り掛りのみを稽古しています。今日は会員さんから稽古したい形のリクエストをもらって要望のあった『野送り』『両車』『神妙剣』を行いました。
熱心に稽古へ参加いただいている会員さんの安心安全を最優先に考えて、これからも臨機応変に稽古していきたいと思います。
今回は稽古のテーマとして、刀は左手主導で振る事を意識していただきました。私自身の課題でもありますが、右利きだとどうしても右手の力だけで刀を振ってしまうので、刃筋がブレてしまいがちです。刀に左手を添えたら左手主導で振るよう意識すると、正しい刃筋に近づけます。早く振る事ではなく、正しく振る事を繰り返すのが上達への近道なので、一振りを大切に稽古しましょう。
犬の散歩をしていると、どこからともなく梅の花の香りがしました。まだまだ寒い日が続きますが、季節は進んでいるようです。
体調管理と感染対策を万全にして、昨年とは違う春を迎えたいですね。
年始から最高気温が1桁台という寒い日が続きましたが、本日は20度近くまで気温が上昇して暖かい日となりました。
前面に鏡のある稽古場だった為、自分の立ち姿を確認しながら『軸を真っ直ぐ保つことを意識して前後左右のブレをなくす』という点を徹底的にチェックしながら稽古しました。
足の入れ替え、素振り、基本の1と2でも、ゆっくり丁寧な動きをすることで、正中線と軸の微妙なズレや刃筋の確認と修正を行いながら稽古しました。
形稽古は座技の『真』『本腰』立ち技の『胸尽し』『円要』『野送り』を行いました。
在宅勤務により鈍っている心身を鍛えたいという多くの会員さんが本日も稽古へご参加いただきました。これまで以上に感染予防対策を徹底しながら安心安全に稽古していただきたいと思います。
本日は、基本の動きや所作が疎かにならないように注意して稽古するようにしていただきました。
本日稽古した形(向抜き・胸尽し・左月・円要・神妙剣・右の敵)では、例えば向抜きの一刀目から二刀目に移行する際の足さばき、胸尽しの腹抜きで切っ先が鯉口に収まっているか、左月の反転の際の左足先の状況、円要の反転してからの斬りの敵の位置、神妙剣も胸尽しと同様に腹抜きで切っ先が鯉口に収まっている状況になっているか、右の敵の斬りで左足が残ったままになっていないかなどです。
刀捌きの状況、足のさばき方、敵付けの位置、斬り終わりの刀の状態なども細かな点かもしれませんが、基本をしっかり身に着けるようにしましょう。
昇級・昇傳審査の時は一生懸命に正確に行おうと努力していたのに、その後に緩んでだんだんと雑になってくることもありますので、常に初心のことを忘れない意識を持っているようにしたいですね。
私も含めてのことで、お互い頑張りましょう。
新型コロナの感染拡大が止まらない状況で、稽古の機会が減っていますが気を引き締めて十分に気を付けながら稽古を続けてまいりましょう。
明るい日差しの午前の同時刻・同一場所にて、剣法と居合の稽古を致しました。
宗家指導の剣法は、1年ぶりの再開となりました。
稽古場は広いので居合と合わせて20名を越える参加数ですが、蜜にならず稽古道具は共用せずマスク着用等で感染予防をしっかりとしております。
私担当の居合稽古は、個別にポイントを伝えながら進行をしました。
久しぶりの剣法での汗の気持ち良さや、この時期に稽古が出来る幸せなど笑顔での嬉しいお言葉を沢山に頂いております。
稽古は、体力作り、気分転換など得るものが多いものです。
体力があれば免疫力もつきます。身体を動かせば心も元気になります。
宗家の1月5日の稽古日記の通り、居想会は、正常な生活が戻ってきた時を元気で迎えられるよう、粛々と稽古を継続してゆきます。
寒波の土曜日でしたが、道場はほどよい空調がされていて動き出すと少し汗ばむほどでした。
本日は柔道場でしたが、床の状態はバネ性が抑えられていて動き易く感じました。
本日の稽古はゆるみをテーマに手の内や動き出しのきっかけを股関節や膝のゆるみによる重心の移動を意識し動いてもらいました。
基本を大切に稽古する事を念頭に基本一ニを稽古。
形稽古においては要素ごとに分割して動きを確認の後、一つの形を通して稽古しました。
都内で今年初めての?氷点下になって様ですね。
池袋Bizへ向かうべく、JR山手線南口を出ると、左手奥に西武ビルがあり、その左上に太陽が輝いていました。寒気で顔にヒリヒリ感がありましたが、雲一つない快晴で清々しい気分でした。
新年、18本通しを稽古し、形の感覚を掴んでいただきました。
昨日、緊急事態宣言が発令されました。
本部から通達がありましたので、改めて確認致しました。
各自の自覚と行動でコロナの収束が早まる事を切に願います。
新年あけまして おめでとうございます 。
新年の初稽古が水道橋にて行われました。今年も形を大切にしつつ一人ひとりの個性を生かすという難題に向かって努力してゆこうと思います。
これから緊急事態宣言が発令されるようで、今年も大変な一年となりそうです。
「コロナに打ち勝った証しに」東京五輪をとどなたかが申しておりましたが、新型コロナとはもう少し謙虚に向き合うべきです。
勝ちを取りにゆくのではなく、少しでも罹患する人を減らし症状を軽くして共存の道を模索するべきかと思いますがいかがでしょう。
明けない夜はありません。ジタバタせず無駄な動きを極力省きましょう。
そして活動しなければならない時に備え運動不足を解消し、陽の光をなるべく浴びるよう努めましょう。
居想会は、正常な生活が戻ってきた時を元気で迎えられるよう、粛々と稽古を継続してゆきます。