私の2017年指導納めの担当日、1年のお浚いとして基本動作重視の稽古としました。
上段に構えた時の拳は頭上にありますか?
その時、刀の状態は?真っ直ぐに仮想敵を見る自身の視野に柄頭が見えていなければ
剣先が後方に落ちてしまっています、当然上体も崩れていますよね。
手の内の状態、半身の加減、行いたい動作に適した身体の使い方をしっかり意識してそれぞれの動きから無駄をなくしていきましょう。
真っ向斬りで斬る時、肘はどの方向に向かっていきましたか?
下方に引き落としてから肘先で刀を運ぶ動きはしないように気を付けたいですね。
仮想敵の頭上に物打ちが届く位置では、左半身から右半身へ移行する骨格の動きに沿って刀も動き左の肘は自然に伸び、結果として右も同様になっているはず。
いずれの動きも末端部位でどうにかせず、肩甲骨など体幹から一致させて動いていけるように稽古していきましょう。
基本稽古で行う動作を形稽古に応用出来るように、身体の使い方を練って練って馴染ませていきたいですよね。
2017年も新春稽古会から演武会や合宿、そしてもちろん日々の稽古と多くの時間を共に過ごせた事とても幸せに思います、2017年もありがとうございました。
2018年もどうぞ宜しくお願い致します。
皆様、良いお年をお迎えください。
本日は、基本的な所作を大事に意識して稽古するようにしていただきました。
最初の抜刀では、柄をいきなり握り締めて抜いていないか、右手主導で左の鞘引きが疎かになっていないかに気を付けていただきました。
抜刀は無駄な力を入れずに柄を送るようにスムーズに抜いてけるようにしましょう。柄を握り込むのは相手を斬る瞬間です。最初から力まないように注意しましょう。
形は、昇級・昇傳の審査を受ける方の審査形を中心にリクエストの形も織り込んで、左月・円要・野送り・神妙剣の4本を稽古しました。
本日の稽古場は畳でしたので、畳の境や縁の交点を活用して敵の位置や中心線を意識するようにしていただきました。
敵との位置関係や敵がどのように動いていくのかなども想像して稽古していくと更に充実した内容の動きができるようになると思います。
敵を見失うと斬る位置も方向もズレてしまいますので気をつけましょう。
一つひとつの動きの基本を大切に焦らず丁寧に動くことを意識して身に付けていけるようにしましょう。
今年も残すところ3回の稽古日となりました。
今年の稽古も無事に終えて、引き続き来年も健康に気を付けて楽しく稽古できるようにしていきましょう。
初心者を対象とした剣術の稽古です。
この稽古は月2回定期的に行ってきたのと、毎週火曜日の居合稽古後に30分の剣術をしてきたせいもあってか、参加者の技倆は確実に向上してきています。
皆さん生き生きとした目をしていますので、楽しみながら学んでいる様子です 。
これも中級クラスが育ち、彼らが初心者の手本となっていることが居想会の財産としてあるからだと思います。
本日の参加者の2割は英語圏の会員でした。海外の方に居合や剣術を知ってもらうことは喜ばしいことで、少しは日本文化の普及を通して国際貢献に役立てているのかと思ってみたりします。
新人講習を終えたAさんが一般稽古にデビューされました。
今日の新人さんはお1人だったので、ちょっと緊張もあった事と思います。
でも、12月に新人講習を終えて同時期にスタートをきった稽古仲間は何人もおられますから!
先輩達に色々教わりつつ、新人仲間とも同じような悩みや喜びを共有しつつ、どんどん稽古に慣れていってくださいね。
新人さん達はまずは10回!なるべくコンスタントに参加を継続していきましょう。
今日の稽古は柄の取り方や、蹲踞など所作の基本的な動作確認も含めて進めました。
基本動作も形稽古も、いずれの動きでも自身の中心軸や、仮想敵(剣法であれば実際に対する相手)との中心の取り合いを意識して動くようになると確実に無駄な動きや遠回りが減っていきます。
とは言え、頭で理屈を理解しても身体はすぐに思うようには動かないものです。
帯刀した時の愛刀の状態を意識するところからでいいのです、柄頭は自身の中心の延長線上にありますか?
納刀し終えた時に、柄頭は同じ位置に戻りましたか?
焦らずにひとつひとつ意識して、体現出来る事を増やしていきましょう。
年内の稽古も片手で数えられるようになりました。
とはいえ、年が明ければすぐに新春稽古会が待っております。
忙しいと思う気持ちに振り回されず、皆さん健康第一で師走後半も元気に駆け抜けましょう!
本日は、赤羽駅前稽古場のスペースとしては、最適な人数であった点と稽古回数がそれなりにある参加者中心だったので、足の入れ替えや素振り稽古はポイントのみで軽めに終えて、次の3つの基本稽古にいつもより多くの時間を割きました。
(1)横一文字、逆袈裟、腹抜き、縦抜きの抜刀稽古
(2)横一文字と逆袈裟各々の斬り終わりからの素早い振り被り稽古
(3)前方へ向けての一刀目から振り向き、後方へ真っ向斬りの二刀目を斬る稽古
特に(3)の稽古では、二刀目の振り向く際の注意点として、手の内を握りこまずに緩めて、刀の反りという特徴を活かしながら両手と切っ先が頭上の正中線から外れないようにすることがポイントとしてお伝えしました。
続けて行った『基本の1』と『基本の2』では、斬り終わりで目線が下がって前傾しないように軸を真っ直ぐに保つこと、後ろ足の踵が上がらないように股関節の緩みを使った正しい重心移動することを意識していただきました。
形稽古はリクエストがあった『向抜き』『玉光』『野送り』『左月』『円要』の5本を実施しました。
最後に審査を想定して演武開始場所への移動や納刀、所作まで気を配りながら『向抜き、円要、野送り』の3本通し稽古を行って、本日の稽古を終了しました。
本日の稽古で私の居合指導については、今年の最終日となりました。事故、怪我もなく無事に1年を終えることが出来たことを稽古へ参加していただきました会員の皆様へ御礼を申し上げます。ありがとうございました。
来年も心身を鍛練し、お互いに精進して参りましょう。
本日は、稽古回数の少ない新人さんが3名おりましたので、基本1・2及び形の胸尽しと野送りについては分解してポイントを説明し動いていただきました。
全般的に抜刀では、右手主導になっていて鞘引きが無かったり浅かったりで、力で抜いているのが見られます。
特に、今回稽古した胸尽しの腹抜きや野送りの縦抜きでの受けについては、鞘引きが無く右手だけで刀を抜こうとするため刀がうまく抜けないで相当苦労しておりました。
最初はみんな左手を上手く使えないで鞘引きに苦労してきました。それでも、意識を持って動く稽古を重ねることでみなさん上達してきていますので、挫けず頑張って稽古していきましょう。
少しでも出来るようになってくると居合も楽しくなってきます。
お互いに楽しく居合ができるようになるよう稽古に励んでまいりましょう。
毎日寒い日が続いており、まだこれから先も続きますので、体に気を付けて行きましょう。
前日は忘年会があり、みなさんたいへん楽しく過ごされていたことと思います。稽古以外のお姿を拝見し、お話をするのもとてもよいものでした。
さて、今日もみなさん熱心に稽古に取り組まれており、指導担当としてもとても身が引き締まる思いです。また、たいへん刺激を受けます。
本 日は会員さんから4級審査の形の稽古の依頼がありましたので、体を動かすところから、基本素振り、基本の1,2で軸を保つことを始終意識して、稽古に取組 ました。軸を通すことで、正しい刃筋で刀を振ることができるようになり、また、筋力でなく関節の弛みで動けるようになりますので、今後も常に気をつけて稽 古をしていただければと思います。
形稽古は、軸の保つとビシッと決まる真と胸尽しを行い、さらに2級審査を控えている方もおりましたので、左月、そして同じ回転の形として右の4本を行いました。
宗家の宗家剣法と居合が同時刻・同一場所での稽古日でした。
私担当の居合の稽古日記です。
居想無外流の20本の形のうち破図味と四方を除く「18本通し」の稽古日です。
18本通しは、技倆をあげるのが目的ではなく居合の形のグループを覚えて頂き18本全ての形の動きを理解して頂くのが主旨です。
多くを語らずにポイントのみを伝える稽古となります。
皆さんは、身体も頭もフル回転で順番を覚えていきます。
指導する立場の私も、稽古時間内に終える時間配分といかにポイント絞るかの難しさと、一つ形を4本づつをみなさんと一緒に動きますので、頭も身体も大変に勉強となる稽古となりました。
18本を通しは、やり終えた後の達成感がある稽古です。
本日は見学の方・体験稽古・補習・審査・宗家稽古とそれぞれ異なるスペース確保が必要な中、大盛況な稽古でした(笑)
賑やかな稽古場は非常に楽しいですが、それだけに周囲の安全を最優先としながら、怪我なく稽古が出来るようにお互い気をつけないといけませんね。安全な間合いを意識することも、大事な稽古のひとつです。
さて、そのような状況での稽古で、せっかくの機会だと思いましたので稽古のテーマを「あえてゆっくり、シビアに自分の動きを見る」こととさせていただきました。
形稽古は、リクエストも取り入れて真・胸尽し・左月の3本としました。
ゆっくり動こうとすると、勢いでごまかす動きなどは一切できないので、剣体の不一致や、上半身~下半身の不一致が非常にわかりやすく実感できたことと思います。
ですが、そこから目を逸らさず、正しい動きをするための身体の運用方法を理解し、実践できるようになれば、それが将来の「早い動き」につながってくるものです。
「できないなぁ・・・」と感じるのは、自分含め誰もが思っていることですので、いずれはできるようになる!と信じて、日々の稽古を一緒に頑張りましょう!
・・・今週末はもう忘年会ですね。1年の終わりもあっという間ですね。。。
柄を取った瞬間から剣体一致の動きは始まっています。
抜刀も、柄を取る→小休止→抜刀する、ではないですよね。
今回は軸を意識すると共に、溜めや強張りで必要な動きを止めない事に気を付けて稽古を進めました。
基本稽古では半身の入れ替えに無駄がなくても、刀を取って動くとなると素早く動きたい気持ちの焦りで逆に遠回りの動きをしてしまう。
新人さんも有傳位者さんも、加減の差はあれ共通の課題です。
形稽古には機会の少ない破図味も投入しています。
この形は跳ぶ体捌に意識を持っていかれがちですので、仮想敵に対してどう抜刀していくか跳躍から着地までの仮想敵との対峙姿勢はどうか、等を再確認の上で稽古して頂きました。
今週末は年内ラスト行事の忘年会ですね。
まだ申し込みしていない方、締め切りは明日(12/5)ですのでまだ間に合います。
迷っているならエントリーしちゃいましょう!
仲間の笑顔を、豪華景品、美味しいお料理が待っています。
市川の稽古もあと二回を残すだけになりました。基本稽古の大切さを毎回お伝えしてきました、基本動作は準備運動ではありません、足の入れ替えがうまく出来 ないよく質問されます足の裏のどこに意識がありますか、股関節の緩みで入れ替えていますか、踵に重心を乗せたまま動いていませんか、
基本素振りでは肘が下がり気味になる結果小さな斬りになります。前をしっかり斬るために右手をどう使うのか。どうして鍔は頭の上になければならないの か、手 の内の緩みと柄の絞り込みは、半身の切り替えと斬りの関係は一つ一つ考えながら稽古をするとアット気付くことがあります。そんなことの繰り返しが居合の世 界へ導いてくれると信じています。
形稽古で大切にしていること、常に仮想敵との間合いと刃筋を意識すること、限られた時間の中で稽古するのですから一本も無駄にはできません。一つの形の中でも納得した同じ動きはなかなかできません一歩一歩です。
本日は18本通しの稽古でした。
形の細かい注意点は通常稽古の中で確認していただき、18本通し稽古では、居想無外流居合の20本ある形(破図味、四方および奥傳を除く)の構成やそれぞ れの形がどのように分類されているかを理解しながら、全体の流れを掴むことを目的に稽古を行っています。
最初の10分で真っ向斬りの素振りと腹抜き、縦抜きの抜刀稽古を行いました。
『五用』『五応』『五箇』『走り掛り』のグループ毎に形の名前を確認し、グループ毎の形を各4本ずつワンポイントアドバイスしながら進行していきました。
ペース配分について少し不安もありましたが、稽古へ参加された会員の皆さんや指導部の協力もあり、形18本を効率よく、かつ有意義に稽古できました。
『右の敵』が終了した時点で残り3分ほどあったので、多少ぎこちない動きの会員さんが多かった『神妙剣』を何度か復習して、本日の稽古を終了しました。
18本の形を通して稽古することで全体を理解し、新たな課題も発見できたと思います。
その課題については、各稽古場における通常稽古の中で課題克服へ向けて、今後も精進して参りましょう。
本日は「真」「右」「本腰」「胸尽し」を稽古しました。
共通して意識していただいたポイントは「柄をとるタイミング」です。
その目的は「柄は送るようにして抜刀」。
基本的なことですが、一番最初のこの動きで抜刀の際の体の使い方が違ってしまいます。
目指すのは、全体が一致して動き出せるようになることですが、座技では、無駄な動きをなくすためにも、まずは柄を取りつつ体を浮かせていく、という意識をもってみてください。
これが、体が動き出してから柄に手を、という動きになると、右肘が外側に向き、柄を横からつかむようなかたちになってしまいます。
そうなると、引っ張りだすような抜刀になり、無駄な力が入る&鞘からなかなか抜けない、といったことになってきます。
慌てたような抜刀にならないためにも、まずは「柄をとりつつ身体をうかせ、柄を送るようにして抜刀していく」を意識してみて下さい。
宗家の元での指導部稽古と一般居合が同時刻・同一場所での稽古日でした。
私担当の一般居合の稽古日記です。
軸をテーマに進行。
上下のブレ・前後のブレ・左右のブレと体感軸をしっかりと保たないとブレが生じます。
丹前を意識しますが、稽古数の少ない方は頭の位置を気にかけるとわかりやすいです。
頭が上下に動けば上下のブレというに感じて下さい。
最初は出来る所から心がけて前進あるのみです。
今年は、夏からいきなりの晩秋のような季節感となり風邪気味の方も世の中、沢山おります。
常に喉を湿らせておくと細菌の侵入が少なくなるようです。
間もなく師走。12月です。
古武道で身体を鍛えて元気に2017年も、走りぬけましょう。
本日も軸を意識して稽古しました。
足の入替から、確認の為に目線が下がる方が多かったので、入替るまでは目線を下げないよう徹底して頂きました。
基本素振りでは、振りが小さくなっておりましたので、前の敵を斬る意識を持ちつつ、前のめりにならないよう注意して頂きました。
形稽古は真、胸尽し、響返し、野送り
形稽古の前に腹抜きの稽古を実施しました。
左の鞘引きを意識することはもちろん、自分がどこまで抜けて軸はぶれていないのか確認して頂きました。
付けについては正しく抜けていないと引き込む動きが出てしまうので、正しい形にしてから付けをして頂きました。
稽古回数の少ない方もいらっしゃったので、理合も少し説明し、仮想敵を意識して稽古しました。
抜けていれば良いと思わず、その時の軸はどうなっているのか、足の向きなどにも目を向けると良いかと思います。
お互いに慢心せず、精進しましょう。
本日は稽古参加人数が多かったので、最初に相互で安全確認できる間合いを確保しながら各自の立ち位置を決めて稽古を行いました。
基本テーマを『身体の軸を真っ直ぐに保つ』ことにして足の入れ替え、素振りを実施しました。
その際も股関節の緩みと膝を抜くことにより、正中線に沿って踵を上げないように注意して足を真っ直ぐ前に進めることを反復稽古しました。こうして繰り返すことで身体が自然に覚えるようになります。
基本稽古を大切にしていきましょう。
次 に、横一文字と逆袈裟の斬り終わりから上段へ振り被りの稽古を行いました。腕力で強引に刀を持ち上げたり、足腰を廻して上段に構えるのではなく、手の内を 緩めて刀の重心と反りの特徴を利用しながら、腕力だけではなく大胸筋と背筋全体を使う意識を持つ点と足も股関節の緩みを使った縦の動きで半身から半身へ身 体を入れ替えることで上段へ素早く構えることが可能になります。
これも古武道の特徴的な身体の使い方だと思います。
腹抜き、逆袈 裟、縦抜きの抜刀稽古と前方への一刀目から後方へ二刀目を斬る稽古を行いました。振り被り稽古と同様に手の内を緩めて刀の特徴を活かし、切っ先下がりとな らないように刀の高さや位置を変えず、両手と切っ先が頭上の正中線から外れないことを確認しながら、ゆっくりしたスピードで正しい軌道となるように稽古し ました。
形稽古は、基本稽古での注意点を確認しながら『向抜』『左月』『本腰』『夢想返し』『神妙剣』の5本を実施しました。
最前列に位置取りしてもらった昇級、昇傳審査希望者へワンポイントアドバイスを行い、本日の稽古を終了しました。
基本稽古は地味ですが、全ての形に繋がる大切な要素が詰まっています。基本を大切にすることが技量向上には必須となりますので、今後も繰り返し稽古することで身体に覚えさせていきましょう。
今日も稽古場は活気に溢れておりました!
仲間同士お互いの四方八方へ気を配り、安全な間合いを確保しつつ、しっかり集中しての稽古です。
初心に返って剣体一致の動きを確認。
素振りでも形でも、始点と終点の間に幾つかの確認ポイントをおき、その点と点を滑らかに結んで動作を一致させるようにイメージです。
ポイントを結ぶ動線を滑らかに無駄なくしていきたいですよね。
身体を持っていく方向や重心の移動、緩める部位、事柄としては共通してのお伝えですが、体現する個体はもちろん別々ですので、加減や塩梅といえばいいのか、自分の身体で見つけなきゃいけない事が詰まっています。
慣れるまでは見様見真似でも、まずは動いてみる。
慣れてきたら遠回りや力み等々、動きの違和感を減らしていくようにしましょう。
座しても立っても、軸を潰さないように身体を使うのは一緒です。
窮屈な状態を作らずに動けるように試行錯誤していきましょう!。
今日も稽古場は活気に溢れておりました!
仲間同士お互いの四方八方へ気を配り、安全な間合いを確保しつつ、しっかり集中しての稽古です。
初心に返って剣体一致の動きを確認。
素振りでも形でも、始点と終点の間に幾つかの確認ポイントをおき、その点と点を滑らかに結んで動作を一致させるようにイメージです。
ポイントを結ぶ動線を滑らかに無駄なくしていきたいですよね。
身体を持っていく方向や重心の移動、緩める部位、事柄としては共通してのお伝えですが、体現する個体はもちろん別々ですので、加減や塩梅といえばいいのか、自分の身体で見つけなきゃいけない事が詰まっています。
慣れるまでは見様見真似でも、まずは動いてみる。
慣れてきたら遠回りや力み等々、動きの違和感を減らしていくようにしましょう。
座しても立っても、軸を潰さないように身体を使うのは一緒です。
窮屈な状態を作らずに動けるように試行錯誤していきましょう!。
本日は半身を入れ替える際に、上半身と下半身がねじれない事、斬り終わりの軸をしっかりと立てることを念頭に、基本稽古を進めました。
刀を振る箏・斬る事に意識が向きがちですが、斬り終わりの状態から正しい動きができているかどうか判断できることもあります。
基本素振りの際、時にはすぐに次の素振りに入らず、ご自身の斬り終わりの状態を確認してみていただければと思います。
左月の稽古中、正中線の位置を確認するために鏡を利用しました。
ですが、鏡を見る癖がついてしまうことがあります。
基本はあくまで仮想敵をしっかりとイメージして動く事です。
鏡を見て正しい位置に修正できたら、その感覚を覚え、イメージと体の動きを近づけていけるよう、稽古を重ねていきましょう。
市川で稽古を始めてから毎回4つの方を順繰りに稽古をして三巡回しました。基本の稽古がなぜ大切なのかをまたかと思われます、が繰り返しお伝えしてきまし た。軸とは何か、なぜ足の入れ替えをするのか半身の切り替えしとは、足をまっすぐ引くには、足裏のどこを意識したらいいのか、指先で正中線は守られていま すか、仮想敵に対する意識は、基本稽古の中でも気を付ける事が多くあります。基本稽古の体の使い方が形稽古に生きてくると考えています。急がば回れです。
次回の稽古も真、胸尽くし、水月、前腰からはじめます。形の中の軸と一刀目を正しい刃筋で斬ることをテーマに稽古をしていきたいと考えています
自分と同じ背丈の仮想敵に向って斬っていく、これが基本ですよね。
自分の動きだけに集中してしまうと、意外と手前の小さな人が仮想敵になってしまうことがあります。
しっかり手を伸ばして、と言われて、伸ばしているつもりでも斜め下に向っていると当然同じ背丈の相手には届きません。
時には、自分の動きと共に仮想敵にきちんと向っているか、ということも見直してみましょう。
形稽古は、向抜き、神妙剣、本腰、円要の4本を稽古しました。
それぞれの形のポイントの違いはあれど、体や手の内の”弛み”が重要になるのだなと改めて思いました。ゆっくり動いて形の動きを体に覚えさせる時も常に”緩急”があることも意識して稽古していきましょう。
これからも共に悩みながら稽古を続けて参りましょう。
本日は、稽古開始から最初の1時間は、足の入替えや素振りなどの基本稽古だけを集中的に行いました。
軸と正中線を意識しながら半身から半身への足運びを縦の動きで行い、ジャンプして身体が上下したり、身体を回して軸をズラしたりしないように注意しました。
ま た、「真っ向斬り」の斬り終わりで目線が下がることで軸が前傾してしまったり、刀を身体全体を使った半身から半身の入れ替えではなく、腕の力だけで刀を振 ろうとして重心が前足に乗ってしまい、後ろ足の踵が上がってしまう方がいるので、それらを重点的に注意しながら基本的な稽古を行いました。
抜刀稽古は、「横一文字、逆袈裟、腹抜き、縦抜き」を行ない、抜刀と同様に納刀も細かい所作まで気をつけて丁寧に行うように改めて確認していただきました。
続けて、それらの注意点をひとつひとつ確認しながら、「基本の1」と「基本の2」を稽古しました。
形稽古は『向抜き』『円要』『右』『胸尽くし』の4本を実施して、本日の稽古を終了しました。
2月の昇級・昇傳位審査へ向けて、稽古へ参加している皆さんがより一層、集中して稽古を行っており、本日も良い雰囲気で稽古が出来ました。
今後も一緒に精進して参りましょう。
本日は前回の担当時と同様に、体捌き~基本の1・2までの基本稽古で
・体の中心を意識した身のきりかた
・半身から半身へのきりかえし
・緩める部位と重心移動
をポイントにしつつ稽古を行っていただきました。
形稽古は「真」「左月」「前腰」「右の敵」を行いましたが、どの形でも体の中心がブレないように意識して体を捌こうとすると無駄な力、動きが減っていきます。
その中心の意識に加えていくポイントは、「真・左月」では、どちらか一方の足・膝に頼った動きにならないこと、「前腰・右の敵」では、緩みでの重心移動を意識すること、をプラスしていきましょう。
この3連休は漸く秋らしい晴天で、とても気持ち良かったですね。
傳位稽古では中心の意識、半身の状態、大切な基本の再確認を行った後基本稽古はひたすらに動いて頂きました。
隅から隅まで往復して、素振りも基本形も反復稽古をする中での自身での気付きもあるし、繰り返し動く中で無意識のうちに出てしまう自身の癖も見つけたり、見つけて貰えたりします。
形稽古でも基本の確認の後は反復稽古です。
最初の動きに違和感を生じると、なかなか影響から脱するのが難しいです。
傳位稽古では慣れてきたからこそ、基本に立ち返り刀の取り方、動き出しのタイミング、柄頭や鍔の位置や方向、その時の軸の状態、諸々を再確認していずれの形にも活かすように稽古して頂きました。
ジワジワと風邪も流行っているようです。皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
本日は剣体一致の動きを意識していただきながら稽古いたしました。足の入れ替え、半身の入れ替え、一足での入れ替え時に体全体で同時に連動して動いていただいたように、常にこのように動くことを目指して今後も稽古してください。
基 本素振りでは、刀を体の一部とし、手のみの振りにならないように丁寧に1回1回稽古していきましょう。腰の高さをキープして動くと、軸が保たれ安定した斬 りになりますことお伝えしておきます。基本の1.2では左右に分かれ、向かい合って行いましたが、その際に互いの動きを見取ることで、ご自身の修正箇所が みつけられたことと思います。基本の2で、意識していただいたように、一刀目の逆袈裟斬りから追い込んで振りかぶるときに、剣先で敵を追い込み、隙が無く 振りかぶるようにしていきましょう。
本日の形稽古は、2月の昇級審査の意思を表明している方から真、左月、胸尽し、円要のリクエストを頂きましたので、この4本を行いました。
本日は、最初から最後までを正しく動くことを意識して稽古するようにしていただきました。
柄の握りがグウ握りになって右手先行で刀を抜いていないか、振り被りでの切っ先の高さが正しい位置になっているか、斬り終りの切っ先が敵付けされているか、などなど基本的なことが正しくできるているか確認してもらいながらの稽古としました。
中・上級位でも結構疎かになっていることがあります。手順通り動くことに意識がいっていたり速く動こうとする意識が強かったりして、正しく動くことが曖昧になっていることも見られます。
また、今回稽古した形の中でも、胸尽しでの腹抜きが右足先行となっていたり、野送りの受けでは鎬ではなく刀が斜めになっていて刃の方で受けていることなどが目立ちました。
何事も基本的なことが正しく出来るようなることが大切です。
地道に稽古を積んでいくしかないと思いますので頑張りましょう。
忘年会のエントリーが開始されました!
なかなか会う機会のなかった稽古仲間と出会えたり、いつもよりゆっくりお話し出来たり楽しい時間ですので、是非ご参加ください。
EVENTに昨年の忘年会の様子がアップされています、初参加で迷っているようでしたら和気藹々とした雰囲気を見てみてください。
今回も身体の使い方を模索しながらの稽古です。
形は真と両車の2本に絞り、軸足を作る事の捻じれや刀にもっていかれる身体のブレ等、無駄を減らすにはどこをどう使うのか自身の身体で探しながら動いて頂きました。
何れの形にも共通して応用出来る事なので、中心軸への意識、身体の使い方はどんどん稽古して精度を上げていきたいですね。
安定したバランスの良い武道の動きを身に着けるには、軸を立て、例えば、半身の入れ替えでも稽古しますように、中心に寄せていく動きの定着が欠かせませ ん。そこで、今回は、半身の入れ替えの際の後ろ足を仮想敵に向けていく体重移動を丁寧に稽古したしました。基本素振りや基本の1.2、形稽古も時折、確認 し、形稽古の際にも、前半の稽古が生きるようにいたしました。
形稽古は、軸を保って動く良い稽古になる真、さらに玉光を、また、回転の際 の重心を中心にして軸を保つ左月、さらに、軸を立てて縦の動きの体重移動が必要な夢想返しでは、平青眼から、上段と中段へとの構えの変化の際に後ろ足を仮 想敵に向ける動きに同調して身体全体で動くよう、稽古致しました。
この日、Iさんは6級審査を見事に合格されました。おめでとうございます。
Information にもありますとおり、2月の昇級・昇傳審査を視野に入れ稽古に参加している方がすでに数名いらっしゃいます。この日も審査に向け形のリクエストがありまし た。ご自身の居合の稽古数から判断し、目標を持って早めに準備することをお勧めします。遠慮せずに、これからも稽古前に重点的に稽古したい形をおっしゃっ てくださいね。
級が上がってくると形を作りに走ったり、早い斬りで満足してしまう傾向があります。演武会、合宿が終わった後 はもう一度自分の居合を見つめなおすいい機会だと思います。知らず知らずのうちに変な癖がついてしまいます。稽古報告の中で指導部の方が指摘指導されてい ることを自分に振り返って読んでみるいい機会だと思います。
今日の稽古は初心者稽古で教わることから始めました。意外と忘れているも のです。軸は、足のつま先は、軸上に立ち座りができますか、刀は正しく柄を取り、刀は押し出す鞘は引くと左右同じ動きをしていますか、形の中で正中線、敵 対意識が出来ていますか、隙のない蹲踞になっていますか学ぶことに終わりはありません。
稽古した形は左月、両車、陽中陰です。次回は右、野送り、響き返し、右の敵をします。
本日は最初に「半身」の体捌きの稽古を行いました。
半身を前におくる
この時、体のどこを意識しますか?
意識するのは体の中心です。体の中心から左半身又は右半身を前に進めます。
どちらか一方の足を中心として動いてしまうと、体を横向きにしている、という動きになってしまいます。
これを意識してあげると、左右への重心のブレが減り、体のぐらつきも少なくなっていきますよ。
形稽古では「体の捻じれをなくす」を意識していただきました。
「右」で、どう捻じれやすいのかを見ていただきましたが主に、上半身が先行した体の捻じれが多いので、肩と腰を同時に動かせるよう意識をしていきましょう。
月2回定期的に行う「初心者からの剣術」。
居合と違うのは実際に相手に打ち込みますので、より正確な身体の使い方が身につくことです。
女性会員も増えてきましたので、より安全に楽しく学べる場にしてゆきます。
ちょうど1週間前に合宿が無事に終わったばかりですが、本日も稽古熱心で意欲旺盛な会員さんがたくさん参加しており、早くも来年2月の昇級、昇傳位審査に照準を合わせて新たな目標設定して課題克服へ向けて熱心に稽古へ励んでおられました。
昇級、昇傳審査前の稽古は、どうしても形稽古が中心となってしまうので、本日は基本稽古に多くの時間を割きました。
先ずは体軸を意識した重心移動と軸を前後左右にブラさず、足の入れ替え、立ち座り、素振り(真っ向・袈裟・逆袈裟・横一文字)を実施しました。
各自のスペース確保と安全確認を行った後に、仮想敵へ向けて刃筋を真っ直ぐ通すことを確認しながら、基本の1と基本の2を繰り返して稽古しました。
どうしても刀の振るスピードに体の軸が潰されてしまう方が多くいるので、正しい足運び、刀の軌道、軸を保てるようになるまでは、ゆっくりしたスピードで丁 寧な操刀と動きを心掛けることでスピードが早くなっても軸が安定し、正確に刀を扱えるようになります。
形稽古は『真』『胸尽くし』『左月』『野送り』の4本を実施し、本日の稽古を終了しました。
居合を始めた動機、体力、技量は、それぞれ違うと思いますが、目標を持って稽古へ励むことは居合の奥深さを知り、技量を向上させることになると思います。
今後も一緒に稽古へ励み、精進して参りましょう。
もう合宿から1週間経ってしまったんですねぇ。
参加の皆さん、楽しい時間をありがとうございました。
今年は参加出来なかった方、来年はご一緒しましょう!
今回の九段下稽古は縦抜きをメイン課題に据えての稽古としました。
柄に触れるまでは自然に上がっていく手の内が抜刀する直前に握り込むように取り直して引っ張り抜いてしまう動きを思いの他多く見かけました。
新人さんだけではなく、級位・傳位に関わらずに。
動き出しは自然なので、どなたも無意識のうちに握り直してしまうのだと思います。
なので、今回は自身の動きを意識して力まずに腕頼みにならないように稽古して頂きました。
頭が理屈を理解しても、身体の動きとして身体が理解しくれるのは必ずしも同じタイミングではないですよね。
繰り返し稽古している中で違う注意点に気を取られて、無意識にしてしまう事もあるでしょう。
出来ているという思い込に陥らない為にも、全体にお伝えしている内容も、偶々聞こえた誰かへの個々のアドバイスも全て自分も当てはまると貪欲に受け止めるようにしてみてください。
出来ていた事柄なら精度が上がっていくでしょうし、出来ない事なら出来るようになるきっかけになります。
ポジティブに受け止めて損は無いです!
本日は、安全で余裕のあるスペースがとれましたので、形稽古は走り懸り(前腰・夢想返し・神妙剣・右の敵)4本を行いました。
走り懸りは他の形と違って走りの動きが加わりますので、どの形をとっても軸がブレやすくなります。そのためより一層の注意が必要となってきます。
軸のブレを無くして動くためには、中心を意識しかつ緩みも重要です。しっかり重心の位置を保って動けるように頑張って稽古を積んでいきましょう。
自分で考えて動いてコツやポイントを掴んで少しずつでも出来るようになっていくと稽古がより楽しくなっていくと思います。
やればやるほど奥が深く学ぶものが沢山出てきますので、一歩一歩進んでいけるよう稽古に精進していきましょう。
土日の合宿に参加された皆様お疲れ様でした。
集中して稽古をし、食事や懇親会は和やかに、あっという間でしたが
とても楽しい時間でした。
残念ながら参加できなかった皆様、活動報告の合宿写真「こんな感じで過ごしていたのかー」と是非見てみてください。
来年はご一緒しましょう!
本日は体捌き・素振り・基本1,2の基本稽古の時間を多くとりました。
無駄なく刀にちからを伝えるにはどうやって柄を握ったらいいのか、軸を立てる、縦にゆるむ、体は左右バランスよく使う(左が忘れ去られがち!)、重心は必 要以上に前に送りすぎない、などなど大切なポイントはたくさんありますが焦らず、一つずつ自分のものとしていきましょう。
稽古に慣れている方は、「いつも聞いているから知っている、もう自分のものにできている」と
錯覚をしないことが大切です。
これまで気づけなかったことに気づけるチャンスは級、傳問わず常にあります。
自己満足で終わらずに、さらなる上達を目指しましょう。
宗家剣法と居合が同時刻、同一場所での稽古日です。
私担当の居合稽古日記です。
本日は、基本1と基本2で軸のブレをテーマに進行。
形稽古も多くし、ポイントを絞り込んで稽古を積みました。
古武道は奧が深く、気剣体一致・目線・軸・緩み・所作など習得するものも多くあり精神も試されます。
武道に磨きをかけ、廻りの方々への配慮も忘れずに精進するのみです。
それでは、土曜日からの合宿に53名で行ってまいります。
今週末はいよいよ合宿ですね。
金曜日からまた寒くなるみたいなので、皆さん風邪など引かないよう気を付けて下さい。
さて、本日の基本稽古は、抜刀を例にして半身の体捌きを見ていただきました。
抜刀の際、半身を送らずに体が正面を向いたまま足を出す、という体の使い方では体を十分に使うことができません。
そしてその体勢で緩もうとすると、お尻が後方にひけ、軸が潰れてしまいますし、適切な歩幅を保つことができません。
「半身」を意識して体を捌いていきましょう。
座技の抜刀では、体が動き出してしまった後に柄をとる、という動きが多くみられます。
結果的に引っこ抜くような抜刀になり、斬り終わりが一致せず動きにくそうです。
全体が同時に動き出すことが理想ですが、まずは、体が動いた後に柄をとる、ではなく柄をとりつつ体を動かしはじめる、という意識で調整してみてください。
宗家剣法と居合が同時刻・同一場所での稽古日です。
居合の稽古日記です。
昇級昇傅位審査まであと9日となり、受審者は仕上がりの確認に入っている時期です。
基本稽古を短くして形稽古を多くとりました。
稽古後半の30分を利用して受審者は、自主稽古時間とし指導部員3名がフォローに廻り充実した稽古時間になったと思います。
審査を受けない方々は、私と形稽古を分解しながら細かい稽古を行いました。
居想会は、審査を受ける場合は自分の意志で望みます。
本部からの審査斡旋はなく、ご自身で判断を致します。
審査に向けて個別の補習を行い、その方に合った形で指導部員が指導してまいります。
個人の稽古への問いにも対応ができ、面倒見の良さは居想会の売りでもあります。
技倆の向上を目指すのみであります。
今回は一連の動きにおける「軸」の意識に加えて「後ろ足の状態」に対する意識を追加テーマとして稽古を行いました。
これは、僕自身も今かなり意識を強く持って取り組んでいる課題でもあります。
これらはお互いに関係があり斬り終わりの軸を正しい状態にできないと、自ずと後ろ足がいわゆる「死んだ状態」になってしまいます。
今回、形の稽古は右・円要・響返し・野送りを行いましたが特に円要では、後ろ足の死に方が人によって様々でかかとが浮く場合、左足外側だけが浮く場合つま先が斜め後ろを向く場合、または引き足等が見られました。
これらの挙動にすべて共通しているのは、転身時の逆袈裟を斬る際に軸が前へ突っ込んでしまうことが原因です。
つまり、軸をしっかり立てて終わることと、後ろ足が活きた状態で終わることというのは、独立しているようで実は繋がっているのです。
これらに限らず、居想会の動きは、気をつけるべき一つ一つの課題が最終的にみんな一つに繋がってくるものだと教えてくださっています。
それらをつなげてできるようにするには、自分も含め長い時間をかけて取り組んでゆかなければならないものだと思います。
思うようにできず、凹んでしまうこともありますがそれもまた稽古の楽しみだと捉えて、頑張っていきたいですね。
今回は、基本素振りと抜刀の稽古から始め、剣体が一致できるように頑張ってもらいました。
形(円要・水月・玉光・響返し・向抜き)では、最初の刀を真ん中でとることから最後の納刀までを剣体一致となるよう注意していただきました。
「最初の刀を真ん中でとる」ことの一つをあげても、鞘送り・右手・足がバラバラになっていることを多く見ることがあります。
斬りのときなど一部分だけで注意するのではなく、最初から最後まで気を抜かずに動けるようにしましょう。
また、今回稽古した形で特に水月・響返し・向抜きでは、自分と同じ体格の敵の状態を想定し、敵のどこを斬るのか、また敵のどこに切っ先を付けるのかを意識し、曖昧にならないよう気をつけてもらいました。
小さな所作や動きでも、基本を大事にしていきましょう。
納刀から正体へ戻る動きについての所作について説明しました。
所作として身体の向きや刀・鞘の位置を解説し、その場所を覚えることもとても大事ですが、まず覚えていていただきたいのは、
「納刀は抜刀の逆送り」の動きであること。
納刀の動きは、形の中だけで言えば「終わり」を意味する動きになりますが、居合の動きという広い意味では次の動きに繋げられるように「はじめ」に戻る動きです。
いつでも抜刀できる体勢を最後まで取り続けること。
故に、抜刀時に通ったコースを通って戻ってこれば対応できるということです。
抜刀の稽古をすれば納刀の稽古につながり、納刀の稽古をすれば逆に抜刀の稽古のための発見があったりします。
所作には一定の決め事というものがありますが、ただ決め事もその理由を理解しているほうが身体も覚え易いというのが自論です。
居想会の動きには必ず理由があるのがいいですね。
共に頑張っていきましょう。
今回は形稽古を多め配分の稽古です。
軸や中心の意識は当然のベースとして、基本稽古の中では構えの歩幅がやや広すぎる状態も散見しますので、構から斬りへ移行する中での歩幅の変化も再確認です。
形稽古では一手先の動きに意識がいってしまい、その手前の動作を曖昧にしない事を意識。
例えば、本腰。
一刀目は正面に逆袈裟斬りで斬り上げ、返す刀で袈裟斬りに斬り下ろしつつ体捌を一致させる…。
筈なのに、一刀目の軌道の途中から二刀目の予備動作に入ってしまう。結果として逆袈裟斬りも袈裟斬りも、そして振り回された体捌も何だか曖昧。
そうならないように、本腰以外の形も仮想敵との位置関係、身体や刀の状態と変化のタイミングを確認しつつ、滑らかに動きを繋げていくように稽古です。
気になる曖昧さがあるのに要因が掴めない時は稽古場で訊ねてきてください。
文字では伝えきれないので、実際に動きつつ五感を駆使して稽古場で吸収していきましょう。
毎回4本ずつ稽古をしてきました形稽古も本日の本腰、玉光、右の敵で2クール目が終わりました。基本稽古の重要性を具体的にお伝えしてきましたが、そこで 感じることは軸の大切さです。形を追うのではなく軸から形を考える稽古になればと思い毎回繰り返し軸の大切さを基本稽古からお伝えしてきました。基本稽古 の動きが形の中で反映されてくると納得された雰囲気が伝わってきます。これからも一歩ずつ会員さんと稽古をしていきたいと思いました。
本日の見学者も入会されました。
稽古後戦前の古民家を改修した薩摩料理の店で松花堂弁当の昼食会です。滝を背した庭に面した席できびなごの刺身、黒豚の角煮に舌鼓を打ちました。同じ釜 の飯を食べるとゆう言葉がありますが日頃とは違う面を知り新しい仲間ずくりが出来れば居合を稽古する楽しさが広がります。
本日の稽古テーマは、軸を前後左右にブラさないことにしました。脚の入れ替え、立ち座りも軸を真っ直ぐ立てて行った後、各自が軸と正中線を意識した足運びと正しい軌道で刃筋をしっかり通して刀を扱えるスピードで素振りを行いました。
抜刀稽古は、横一文字、逆袈裟、腹抜き、縦抜きを行いながら、合わせて血振り、納刀といった所作の細かい注意点を改めて確認しました。新人さんや初心者に 限らず、傳位者であっても油断すると所作が雑になっている場合があるので、全員で丁寧に確認が出来て良かったと思います。
続けて、基本の1と基本の2を実施しました。
形稽古は、股関節の緩みを使うことで軸をズラさず保つ体幹を感じていただきながら『右』『円要』『胸尽くし』『野送り』の4本を実施して、本日の稽古を終了しました。
一般稽古3回目のIさんが、身体の動きも慣れない中でしたが、最後までしっかり稽古へついてきていました。
先ずは、稽古10回を目標に頑張ることをお伝えしました。これからも一緒に精進して参りましょう。
基本稽古では、斬り終わりの歩幅、重心の位置と両足のバランス、後ろ足の向きと踵の上がりすぎに注意をしながら素振りと基本1・2を行っていただきました。
「円要」「前腰」の形稽古の際も意識をしていただきましたが、形で手順が決まっているとはいえ進めた前足で8割がた体を支えている、後ろ足はどこを向いていても気にしない、ではうまく体が使えるようになりません。
進めていく足だけではなく、後ろ足の方にも意識を向けていきましょう。
「胸尽し」「響返し」での腹抜きのポイントです。
柄を握って引っ張るように抜こうとせず、前方への抜刀と同様に、柄は抜きたい方向に送るようにしましょう。
昨日は雨の中、皆さんお疲れ様でした。
台風一過、東京は快晴で青空が広がっていますね。
傳位者さんになってくると出来る事がどんどん増えてくるのですが、思い込みからの曖昧さもまた出てきがちです。
基本稽古ではそういった曖昧さを減らす事を意識して稽古して頂きました。
形も同様です。
陽中陰などは結果として右爪先が左膝の横についた時にやや前傾しますが、それは端から膝にのって上体をおこしてよいという事ではないですよね。
でも慣れからの曖昧さでそれらしいカタチから始まってしまうと、当然続く動きにも無理が出る。
いずれの動きも自己完結したものではなく、相手があったとしても対応出来るような身体の使い方を目指していきましょう。
今日は暑くなりそうですね、また寒暖差で体調には厳しいかと思います。
元気に稽古が出来るように、皆さんご自愛くださいね!
本日は基本みっちりの1時間半です。
居合の基本稽古で半身の入れ替えを行う時、正中線上に手刀をおき、中心の意識を養っていますよね。
剣法でも袈裟斬りの斬り返しを行う時に基本の基本として、普段から行っている半身の入れ替えを応用させて前後・左右・上下にブレない軸と、左右の半身の入 れ替えに、手の内を正中線上に移動させる事を一致させて無駄の無い斬りの軌道を作るようにします。
真っ向斬りも間合いに踏み込んでから、腕で叩き付けるのではなく半身の入れ替えと共に一致させていきますし、木刀も刀ですから、手の内もただ握り込むだけではないですよね。
当たり前ですが、共通する稽古内容が盛沢山です。
実際に相手がいてくれる事によって、曖昧なイメージであった様々な事柄
例えば体軸の状態であったり、斬りの軌道や手の内の加減であったり、相手との間合い等々、
そういった様々な事柄を繰り返し実感する中で意識をしていくと、剣法はもちろん居合の稽古としても応用が効くようになっていきます。
日々の居合の稽古での注意点は剣法でも同様に意識してみてください。
もちろん逆もありき。居想会の稽古に矛盾は無いのです。
こうした基本の反復稽古で生きたやりとりが出来るようになっていくと、形の動きも自分の手順をなぞるだけの動きからステップアップしていきます。
出来る事が増えていく事を楽しみに、今課題に直面しているとしても凹まず向き合っていきましょう。
基本は大事!
本日は、身体の中心の軸と重心を意識して稽古していただきました。
本日の形は、昇級・昇傳の審査を受ける方からリクエストありました形(円要・両車・玉光)を中心に稽古しました。
審査を受けようとする方は注意点やポイントを真剣に受け止めて一所懸命に稽古しておりました。
昇級・昇傳の審査をいずれ受けようとする方も、常日頃の稽古で一つひとつの動きや所作を大事に稽古して完成度を上げていく努力をしていきましょう。
また、普段の稽古で気付いたことですが、刀礼の所作があいまいでそのまま流していることを見受けることがあります。刀礼も昇級・昇傳審査の対象であること は勿論のことですが、稽古は礼から始まり礼で終りますので最初から最後まで気を抜かず丁寧に行うようにしましょう。
そのようなこともあって、今回は稽古の最後に普段の稽古では行っていない帯刀している状態からの終りの刀礼を一緒に所作を確認しながら行って稽古を終了としました。
刀礼も大事ですよ。
宗家剣法と居合が同時刻・同一場所での稽古日です。
インドから居想会の居合を学ぶだけに26歳の青年が稽古参加致しました。
遠くインドから8日間の居合修行の来日とは、大変に嬉しく思います。
居合稽古日記です。
本日は、左右同一に体重が乗るように稽古を進めました。
片足に体重が乗ると軸が片足側に乗ってしまい潰れてしまいます。また体重が乗った足がいついてしまったりします。
刀を左にさしているためと、右手と左手が別々の動き方をするために左右対象に体重を載せて動くことの難しさを感じます。だから面白い。
久しぶりに土日が快晴でした。9月も半ばに近づき、夕暮れが早くなり、秋の虫の声が聞こえる様になりました。
荒川周辺の遊歩道の草刈りが行われ、干し草の匂いが季節を感じさせます。
今日もお一人、昇級に向けての補習を受けられました。マンツーマンですから、普段の稽古では見逃しがちな気づきが得られます。自らのレベルを上げようとする真剣さに私達も良い影響を与えられます。
形の出来具合と同じ様に、礼に始まる所作がとても重要ですね。
今日は、立ち礼・刀礼での軸と目線の留意点をお伝えしましたが
本間師範の刀礼が動画に掲載されていますので、漠然と形を真似るだけでなく、目線・軸・手先の動きなど、しっかりと身につけましょう
宜しくお願い致します。
久しぶりに土日が快晴でした。9月も半ばに近づき、夕暮れが早くなり、秋の虫の声が聞こえる様になりました。
荒川周辺の遊歩道の草刈りが行われ、干し草の匂いが季節を感じさせます。
今日もお一人、昇級に向けての補習を受けられました。マンツーマンですから、普段の稽古では見逃しがちな気づきが得られます。自らのレベルを上げようとする真剣さに私達も良い影響を与えられます。
形の出来具合と同じ様に、礼に始まる所作がとても重要ですね。
今日は、立ち礼・刀礼での軸と目線の留意点をお伝えしましたが
本間師範の刀礼が動画に掲載されていますので、漠然と形を真似るだけでなく、目線・軸・手先の動きなど、しっかりと身につけましょう
宜しくお願い致します。
本日は「基礎の確認」を行っていただきました。
何かというと、歩幅の確認です。
斬り終わりの歩幅が狭すぎる、広すぎる。どちらも「すぎる」はよくありません。
基本的には、二足半くらいの歩幅になるように体を捌きましょう。
次は、斬り終わりの後ろ足です。
踵がパカッと上がっている、つま先が外に向きすぎている。これも修正ポイントです。
踵が上がりすぎている場合は、ゆるみでなく、蹴り出しによる振りになっている可能性があります。
つま先の向きは、斬り終わりの時に外方向へ必要のない捻る力を加えている可能性があります。
慣れてくると、次々に意識したいことが増えてきて、最初に学んだことは意識からはずれがちですが、基礎は大切ですので、たまに自分で確認してみてください。
分かっていたつもりでも、「こうだったのか!」と新たな発見があったりしますよ。
本日から、合宿での昇級・昇傳を受ける方々の補修が始まりました。
初日の今回は5名の方が補習を希望し、師範と指導補により補習を受けており、皆さん真剣に取り組んでおりました。
本日の稽古は、いろいろな稽古場でも指摘されています軸を大事にして動くことをテーマといたしました。
基本の素振りから形稽古の全般で、軸のブレを意識すること、つい気を抜いてしまうと崩れやブレが出てしまいますので注意しましょう。
また、形稽古では軸の崩れが出やすい形(向抜き・本腰・胸尽し・円要)を選んでみました。
昇級・昇傳の審査では軸の傾きやブレなども重視されますので、普段の稽古から意識して直していくようにしましょう。
居合では、実際に敵がいるわけではないのですが、敵を仮想してその動きに素早く対応できる体制を維持することが求められます。そのためにも軸の崩れを無くして柔軟にかつ素早く動けるように稽古を積んでいきます。
言うのは簡単ですが実際には難しいですね。稽古を積んでいくしかないですね。
気候が変わりやすい時期ですが、体調に気をつけて一緒に稽古に励んでまいりましょう。
宗家稽古と同時進行の水道橋稽古です。
先日、代官山稽古を見学して入会されたIさんが新人講習で稽古スタートでした。
前回同様、素振りは一般稽古で皆さんと一緒に行っています。
Iさんも慣れるまでは大変だと感じる事もあると思いますが、反復していく事で
どんどん吸収していきますから、まずは10回!を目標にして稽古参加を継続してみてくださいね。
日々の稽古としても、審査への課題としても大事な軸への意識を中心に据えての稽古です。
仮想敵と中心を取り合う意識を明確に持って頂くため、胸尽くしと陽中陰は
前方にいる私が其々の中心の延長線上となるよう放射線状に位置取っての稽古も行いました。
ただ斜めに身体を開いた状態と、中心を取り合いつつ半身をきるのは似て非なる物です。
繰り返し稽古をする中で、その違いは理解もしていくし、動きとして身体に馴染んでもいくようになります。
勿体無いですから、焦ってなんとなく動いて合わせるだけにしないようにしていきたいですね。
合宿まで約ひと月、体調万全で満喫出来るように用意していきましょう!
申し込みはお早めにお願い致します。
本日の城北地区は、池袋と赤羽が同時刻で2ヶ所開催だったので、私が担当した赤羽では、初心者の女性会員の方々の稽古参加でした。
少人数だったこともあり、普段の初心者から有傳位者までいる大人数の稽古では難しい一人一人の会員さんとマンツーマンで向き合いながら、それぞれの技量に合わせた基本を中心とした丁寧な稽古を行うことが出来ました。
“軸を立てる”とは、どのような状態で、どうするのか?
股関節の緩みを使うと前後左右のブレが減るということをじっくりと時間をかけて体感していただきながら指導できました。
基本素振り、抜刀、振りかぶりも同様に正しい姿勢で、仮想敵へ向けて刃筋をしっかり確認しながら、ゆっくりしたスピードで行いました。
会員さんから「腹抜きが自信ない」という申し出があったので、左手の鞘引きと肩甲骨を開くイメージをお伝えて、腕や手に余計な力をいれずに身体全体で優しく抜くコツをお伝えしました。
形稽古は、本日、稽古してきた“真っ直ぐに軸を立てる”、“股関節の緩みを使う”、“仮想敵へ刃筋を向けて斬る”の要素が入っている『真』『円要』の2本を実施して、稽古を終了しました。
良い意味で、いつも以上に集中力を高めて稽古を行うことが出来て、教える側と教わる側の双方にとって、有意義な稽古時間となりました。
池袋稽古では、軸のブレの修正と、敵意識して動くことをテーマに行いました。
脚、半身の入れ替えの際は、膝、股関節を弛め動くことを意識してください。稽古を重ねていくと、軸を保ち、素早い動きができるようになっていきます。本日 は軸の前後、左右のブレをなくしていきましょうという表現を使いその動きに近づくよう稽古いたしました。
基本の素振りと基本の1、2では、形稽古に入る前の心構えとして、敵の位置や動きを理解して稽古していただきました。仮想敵をイメージして稽古すると正しい刃筋で斬ることができます。これからも理合いを理解しながら稽古していきましょう。
形稽古は、昇傅・昇級審査にある水月、円要、響返し、玉光の4本を行いました。
水月は、突く位置を正しく、また、緩急のメリハリをつけていきましょう。
円要は、捌いたときに刀を逆袈裟の刃筋に返すようにすることと、縦の動きで転身するときに、刀を押さえつけないように注意してください。
響返しは、構えの際に口の高さで、またその時は右手の弛めている状態にし、肩の力を抜いてまっすぐ突きましょう。
玉光は敵の一刀目を捌くイメージを持ち、縦抜きから真向斬りに行きましょう。
昇傅、昇級という目標を決めると稽古への集中度が高まり、技量も確実に上がります。ぜひ、合宿での機会を生かしてくださいね。
鏡がある稽古場では、自分の動きがイメージ通りかを確認できるので、上手く利用したいものです。
本日はそんな稽古場のひとつでしたので、特に軸のブレに注意をして稽古しました。
基本素振りでも、振りかぶりの時に真っすぐ刀が動いて構えているか、体の中心できちんと構えているか、など確認できることはいくつもあります。目をつぶって構えて、それから鏡で確認する、というのも良い方法かと思います。
ただ、前後のブレは見えにくいので、自分の体で確認することが中心となります。
鏡に映らない部分もある、ということを理解してうまく使っていきましょう。
形は、胸尽くし、真、神妙剣、陰中陽の4本。
それぞれ軸を保つ、軸を移動させるなど軸に関するチェックポイントを中心に稽古しました。
鏡はあくまで補助の手段ですので、自分の体がどうなっているのかを自分で感じてコントロールできるように稽古を続けていきましょう。最初は意識できなくても、模索を続けるうちになんとなく掴めてくるはずです。
引き続き共に頑張って稽古していきましょう。
本日も賑やかに、総勢17名での稽古でした。
まだまだ動きに慣れず、形の手順を覚えるだけでも大変だと感じた方も多かったと思いますが稽古回数を重ねれば必ず覚えられますし、全員もれなく通ってきた道です。
ですので、あまり心配せずに継続していって頂きたいと思います。
まだ回数が少なく、慣れていない方々は菊池指導員にフォローして頂きました。ありがとうございました。
素振り・基本1、2の基本稽古の後
形稽古は昇級・昇傳審査を控えている方のリクエストを踏まえ向抜・胸尽し・響返しを行いました。
基本稽古から形稽古まで、一連の軸の状態について特に重点を置きました。
各形の稽古では、軸に対する意識に加えて抜きなどの各動作において手の内を柔らかくすることもできる範囲で意識することで力に頼らない動き方を考えて稽古を進めました。
この点、自分も含め特に男性はなかなか克服が難しいところでつい肩肘に力が入ってしまったり、速さを求めて腕力に頼ってしまうこともありますね。
「意識して力を抜く」というのは、矛盾するように聞こえるかもしれませんが、力の抜けた状態・斬り終わりの軸の状態がどうなっているかを身体に覚えさせれば、その形を作るように動くことが少しずつできるようになってきます。
いきなり全て上手くできるようにはなかなかなりませんが根気強く稽古することで、確実に身についてきますので常に自身の課題を明確にして、継続していきましょう。
僕も、自身の克服すべき課題を常に意識してゆきたいと思います。
涼しくなってきましたので、少しずつ気候の変化と体調に気をつけながら次のイベント「合宿」に向けて頑張っていきましょう!
指導部稽古と同時進行の稽古日です。
指導部さんは日々宗家稽古に励むと共に、定期的に指導部稽古で宗家から諸々の事柄を学んでインプットして、各担当稽古場で皆さんにアウトプットしています。
どの稽古場でも共通した稽古が出来ますから、スケジュール的に可能であれば行き慣れないかな?という場所でも安心して参加してみてくださいね。
なるべくコンスタントに稽古を継続して、どんどん身体に動きを馴染ませましょう。
さて、一般稽古では引き続き軸の状態を意識する事を大事にして頂いています。
軸が通っている時はもちろん良いですよ!と褒めて伝えます、でも軸が潰れていたり、腰が引けていたり、崩れている時はがっつり指摘します。
変化していくかどうかは、本人の意識の持ち方次第です。
形稽古は野送り、胸尽くし、陽中陰の3本。
体捌の確認を多く行いたかったので、皆さんからのリクエストは取りませんでした!
陽中陰は特に、級位・傳位に関わらずやや曖昧になっているようです。
送り出す足の状態や、膝の向きといったひとつひとつの動作をお浚いし直して、稽古の時には慌てず丁寧に動いてみてください。
稽古後に開催された懇親会も多くの参加で、賑やかな楽しい時間となりました!
今回は参加出来なかった方も、次の機会はご一緒しましょう。
あ、合宿参加申し込み、絶賛受付中です!お早めに申し込みしてくださいね。
もう7月なんですねー。
今日も暑い一日でした。湿度が高くて空気が重たいです。
火曜日の稽古は「肩甲骨」に意識を向け稽古を行っていただきました。
基本素振りでは、構えた姿勢から腕を伸ばして刀を振りますが、その「腕」はどの部分から動かすイメージか。
肩を支点にして腕を伸ばす、という感じから、動かす部分をもう少し体の中心に近づけて
肩甲骨から動かしていくように意識をしてみてください。
抜刀も同様です。
体の外側だけに頼らず、体の内側も使う感じですね。
形稽古は、肩甲骨を意識しながら「両車」を稽古していただきましたがよかった点は、体の中心に近い部分を意識して体を動かそうとしていたため剣体が一致してきていたところです。
稽古時間中ずーっと意識するのは頭も疲れてしまうと思うので、自分の集中力と相談しつつ、よい塩梅で意識を向けてみてください。
本日は、軸を保つこと、半身の切り替えをスムーズに行うことにポイントを絞り稽古致しました。
軸を保つことで、仮想敵との間合いや正しい刃筋が理解できるようになります。また、半身の切り替えをスムーズに行うことで、早い動きと斬りが身に付きますので、これからも意識して稽古してください。
形 稽古は、走るエネルギーを活かして一刀目を斬るように前腰を、回転から正面を向いたときに軸が保たれ斬りに行けるよう右を、捌きからの攻撃を一体化させて 胸尽しを、牽制及び三刀とも敵に正対して斬るように両車を、最後に一刀目とニ刀目ともに同じ刃筋のラインで斬れるように本腰を稽古致しました。
残暑の厳しい日々が続いていますが、稽古場は冷房が効いており、快適な環境で本日も稽古を行えました。
秋の合宿で昇級、昇傳位審査を受ける方も多く参加されており、凛とした空気感、真剣な眼差しで、いつも以上の活気と熱気がありました。
前後左右へ軸をブラさないように保ち、仮想敵へ向けて刃筋をしっかり通すことを基本テーマに稽古しました。
脚の入れ替え、立ち座りも軸を意識しながら稽古を進め、各自が正しく刀を扱えるスピードで素振りしました。横一文字、逆袈裟、腹抜き、縦抜きの抜刀稽古を 行い、抜き付けてからの振り被り、血振りから納刀までの所作を丁寧に行うよう注意点を確認しました。
本日は参加人数が多かったので、安全確認しながら基本2のみを行い、形稽古はリクエストがあった『真』『本腰』『胸尽くし』『響返し』の4本を実施して、本日の稽古を終了しました。
新人講習を終えたカナダ人女性のCさんが一般稽古へ初参加でしたが、着付けや稽古全般で英語堪能な会員さんにフォローしていただき、非常に助かりました。ありがとうございました。
前回の予告で木刀を用いいての野送りの刀捌きの違いを体感して頂きました。本間師範も参加頂いて打ちの衝撃を感じ取って頂き刀の受けの位置によってその衝撃の強さの違いを経験出来た事は形の理解にも役立つ事と思います。
思いのほかと云うべきか刀の切っ先位置は皆さん問題は無いのですが、捌いた刀の位置が顔前のケースが多く、鍔位置が頭上でなく、おでこ前の為と思われます。
より居合の形を理解する為にも是非剣法にも参加して稽古の深みを増すようにしてみてはいかがでしょうか。
決して難しいものではなく、より緩みや軸を意識した稽古となると思います。まだ参加されてない方は。是非参加してみて下さい。
宗家剣法と居合が同時刻・同一場所の稽古日です。
身体を動かした後の程よい疲れと充実感が稽古にはあります。
身体は使わなければ衰えます。
日々精進といいつつ楽しみながら古武道を学ぶのは良いこと。
体力、筋力、姿勢そして頭脳。そうです、居合は頭をたくさん使います。脳トレーニングにもなります。
そう考えると稽古場に足が向きます。
居合の稽古日記です。
軸のブレを中心に進行。前後のブレ、上下のブレ、左右のブレなどとあります。
体重が片足に乗っていたり、斬り終わりが前傾斜になっていたりと軸の潰れにより無理な体勢だったりします。
軸は、確認と意識することが大切です。文字にすると簡単ですが実際はなかなか…。
精神も大切な古武道でした。
合宿のエントリーが始まりましたね。
皆さん、稽古のために体調を、食事のために胃の調子を万全に整え、元気に参加しましょう!
本日の形稽古は、下半身の動きを中心に稽古を行いました。
「真」では、送り出すつま先と膝の向き、膝の締めと股関節のゆるみ。
「向抜き」では、後方にある足の位置・向き、転換時の捌き。
「右」では、転換から抜刀していく際の右足の捌き。
「円要」では、ゆるみと重心移動の方向。
などなど。
つま先や膝の向き等、ささいな事だと思っても 向くべき方向が違ってしまうと当然体の力が向っていく方向も対象物から逸れていきます。
「真」なのに敵が斜め前にいるみたいだな、「本腰」なのに敵が何人もいるみたいだなというような動きにならないように、気をつけてみてください。
本日は、指導部3名と向き合う形で稽古し、その際、動きを見取り、ご自身の課題を修正していただきました。特に、基本の1.2では、互いに前に進み、見取るだけでなく、修正ポイントもお伝えしました。今後も稽古を重ねる中で、ぜひ、克服していただければと思います。
形 稽古は、真、玉光、野送り、本腰、陰中陽を行いました。玉光と野送りは、昨日の剣法の居合型を思い出しながら稽古していただきました。剣法の居合型は仮想 敵との間合いや動きの理解を深めるうえでも最適の稽古です。ぜひ、機会を作り参加してみることをお勧めします。最後の陰中陽は、野送りと本腰を行ったあ と、理合いを確認いただきながら、稽古致しました。
本日は、基本を大事にして動いていただきました。
基本の素振りから形の全般について、一つひとつの動きを大事にして、普段の稽古で注意されている点や本日指摘した点などを意識して稽古していきましょう。
注意して確認し直していくよう指導されたときに、自分ではないと思っていませんか。
まずは自分ではないかと確認してみる、それで出来ていればよし、出来ていなければ自覚して直す努力をするよう心がけましょう。
いつもの延長で動いていては先に進んでいけません。一つひとつの精度を上げていく努力が必要です。焦らず一歩一歩進んでいきましょう。
8月に入って連日の夏日でしたが、ここ数日は雨もあり強い陽射しからは解放されているものの蒸し暑さは続いています。そんな中でもお盆休み前の稽古に多くの方が参加されました。
本日は体軸をしっかり保つことと敵をイメージして目線に注意して稽古しました。
形稽古では、参加者の希望を入れて、胸尽し、野送り、陽中陰、響返し、夢想返し、神妙剣を稽古しています。先週は18本の形稽古の指導担当でたが、やはり 五箇と走掛りの稽古機会が少ないのかなとの印象を受けましたので、五箇・走掛りから各2本の形を入れて稽古しました。
形 それぞれの手順や注意点を確認しながら稽古するとともに、出来るだけ力を抜いて、体軸を保ちつつ楽な態勢での体捌き、足捌きを試してもらいました。手や足 の動きで形を作るのではなく、体に動きに手足がついてくるイメージで出来るだけ自然な動きをしてもらうことでよりシンプルな動きに近づけられればと思いま す。
本日は少し番外編として、「肩甲骨の動き」を説明しました。
肩甲骨の下の部分を締めることがポイントです。
肩甲骨は普段意識して使っている箇所ではないかもしませんので、急に動かせと言われて動かせるものでもないかもしれません。
しかし、骨の大きさの割に可動域が大きく、意識して動かせるようになると居合の動きにもとても大きなメリットがあります。
主なメリットを3つほど。
1. 斬り終わり姿勢で、肩が上がっっている突っ張った姿勢でなく、弛んだ姿勢で止まれるようになります
2. 肩甲骨を閉じようとすると脇も締まるため、振りかぶり姿勢が安定してきれいになります
3. 腕の力だけでなく、胸や上半身の力で刀を扱えるようになるため、刀が軽くなり疲れにくくなります
追加すると、肩甲骨を動かす本当のメリットは、ストレッチし始めると大変気持ちよく、肩凝りなどにもいい事かも。
また、肩甲骨のストレッチはさほどスペースも取らずどこでもできるので、気軽にできる居合の稽古としてもいいですね。
胸を張りすぎず、左右均等に。
古武道と健康の相乗効果のひとつとして、お勧めです。
肩甲骨ストレッチを日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょう。
本日稽古場所が分かれたこともあり、余裕をもって稽古ができました。
休憩時間を意識して多めに取ったのですが、本日がお盆前の最後の稽古ということもあり、いつもにも増してやる気が漂う雰囲気でしたね。
自主的に稽古されるのは非常に良いことですが無理をせず、必要な休憩も取るようにしましょう。
基本稽古では、以前に引き続き一連の動作における軸の状態を意識することを主なテーマとしました。
素振り・基本1、2・抜刀(腹抜き)を行い、形稽古は実施順に右・胸尽し・本腰・両車の4本としました。
座技はある程度姿勢が固定されるので軸のブレは目立つほどには大きくなりにくいのですが
立ち技になると体の自由が利く反面軸のブレが目立ちやすくなります。
特に、抜刀の際に鞘引きが十分にできていないと、右手の抜きに頼ることによって体軸が傾いてしまいます。
(例えば、胸尽しの腹抜きは分かりやすいと思います)
軸の維持、鞘引き、重心移動・・・など
これらの動きは正しい形を作る上で、すべてつながってくるものですので今の動きを改善するためにはまず何を修正するべきか?
先生方・指導部からお伝えすることのほかに、各自で自問自答しつつアプローチを工夫しながら日々取り組んでいただければと思います。
明日から、お盆期間でしばらく稽古もお休みになりますが夏バテに気をつけながら、また次回の稽古も頑張りましょう!
今日は体温超えのうだるような気温でしたね。
朝の涼しいうちに宿題を、なんて言えない早朝からの暑さでした。
急な夕立もありましたが、皆さん体調は大丈夫でしたでしょうか?
昨夜の水道橋稽古は軸と正中線を意識して、ブレを減らしていけるように身体の使い方を大事に動いて頂いています。
新人講習のOさんも素振りは一緒に動きましたので、振り被りから基本重視で真っ向斬り、袈裟斬り、逆袈裟斬り、横一文字と一通り通しました。
素振りの時は上段に構えた正中線上に手の内も刀の軌道もあるのに、抜刀になると、柄に入る時は正中線上でも動き出すと大半が左体側にブレてしまいがち。
という事で、素振りの時も軸の通った半身の入れ替えを大事に動いて頂いたので、抜刀の時も同様に意識をして、抜くという動作に振り回されないように稽古です。
稽古開始のOさんも慣れるまでは大変だなーと思う事も色々あると思います。苦も無く動いているように見える先輩会員さん達も難しい、でも楽しい!と日々頑張っている人達なんです。
出来るようになる自分を想像しながら、まずは稽古数10回クリアを最初の目標にしてどんどん稽古していってくださいね。
暦では立秋も過ぎましたが、まだ暫く暑い日が続きます。
体調管理を大切に、元気に稽古をして参りましょう!
軸を意識して稽古いたしました。前屈みになりがちなのを修正しようとすると、そっくり返りがちになり・・・ようやく真っすぐが意識できても、前後のブレを 修正する動きがあったりします。時には、体をきちんとコントロールできるゆったりとした動きで確認することも必要かもしれません。
形稽古は、前腰、両車、野送り、玉光の4本。
基本稽古に引き続き、軸に注意して稽古しました。
斜めにした軸を真っすぐにする動きや、左右に動く際に軸を真っすぐ保つなどの
動きが含まれています。求められる動きを再現するために、時には基本的な姿勢も見直してみましょう。
ブレの調整は私自身の課題でもあります。
一緒に悩みながら、蒸し暑さに負けぬよう稽古を続けて参りましょう。
4日ぶりの真夏日とニュースで伝えられ、蒸し暑い日でしたが、涼しく稽古が出来ました。
鏡が7面有りますので、少なくとも14名の方々は自分の意識する所が自分で確認出来ます。
基本動作と素振り・抜刀で個々に気づいた点をお伝えしました。
形稽古
野送り:切っ先を目から下の位置への理由と確認
前腰:左脚前の時、刀の柄を取り正面を向いて逆袈裟
神妙剣:右脚交差の姿勢と腹抜きの一致
鏡は、自分が出来ているか?いないか?の確認・修正には良いでしょうが、木を見て森を見ず、又は、森を見て木を見ずと言われます。
木と森を見るためには、自分の何処が至らないのかと言う、自覚が必要なのでしょうね。
梅雨明けしたのに梅雨っぽいなんて言っていたのに、今日はちゃんと夏ですね。
熱中症注意で体調管理には気をつけて過ごしましょう。
昨夜の九段下稽古も腹抜きの滑らかさを主題に据えての稽古です。
今回も胸尽しで例えますが、左半身の使い方が曖昧で、右腕で抜いていた時は鯉口に剣先を残せたのに抜刀をしっかり出来るようになったのに、剣先が落ちてしまった。
何故?上体が成すべき動きをするようになったのに?
そこで思い出して欲しいのが軸や重心の状態です。
左半身の使い方が曖昧だった為に、捌いた右半身に重心をのせて軸を後方に傾けてしまっていませんか?
では次は、成すべき動きをし始めた上体がきちんと軸と同調していくように意識していきましょう。
もちろん剣体一致の動きを体現出来ない要因はひとつではないので、今後の課題は山積みではあるのですけどね。
それでも凹む事はないのです、新しい壁が出て来た事を楽しみましょう!
ひたすら身体を動かして模索して壁をぶち破るもよし、身体を動かす理屈を頭で考えながら一歩一歩登って超えて行くもよしです。
言葉にしたら同じ動作でも、体現する精度はどんどん変わります。
出来たと自己完結させず、青天井で稽古して行きましょう!
本日は、居合形20本のうち破図味と四方を除いた18本を通して動く稽古をいたしました。
いつもの稽古では、一つの形について細かく動き のポイントや注意点を説明し、かつ各自への指導も行ってもらえますが、この18本通しでは、自分で形の注意点や自分の注意しなければならない点などを意識 して丁寧に動くことにより、あらためて18本の形の確認が行える稽古です。
このような多くの形を一度に接して稽古できる機会も活用していくといいですね。
早いもので、もう8月です。
5月の演武会が終わったばかりだと思っていましたが・・・。
このぶんだと、10月の合宿もあっという間にやってきそうですね。
こわいこわい。
本日は「真」「本腰」「円要」を稽古しました。
「真」「本腰」では、抜刀の際に膝だけに頼ろうとしないこと、を意識していただきました。
膝だけに頼ろうとすると体は前傾したり、より多く体重のかかった膝の方に傾いたりします。
皆さん、抜刀せずに体捌きだけの稽古の時は、この点を意識しつつ動けています。
これに「刀を抜く」という動きを加えても、体を操作していけるようになるといいですね。
「円要」は、土曜日の池袋稽古と同様に、ゆるみと重心移動・敵の位置を意識して稽古を行っていただきました。
「円要」は体捌きも大切ですが、形を見た人が「敵がどこにいるのか分からない・・」といった具合にならないようにもしたいですね。
いつもよりも少なめの人数で、スペースに余裕を持って稽古ができました。
空間が広いからこそ、気をつけるべき間合いもありますので常に自分自身と、周囲の状況に気を配った稽古を心がけたいですね。
さて、今回の稽古は、一連の動作の中での軸の状態を意識しながら
稽古を進めさせて頂きました。
基本素振りから基本一・二を経て、形稽古はリクエストも交えて向抜・円要・野送り・前腰の4本でした。。
刀を振る際に腕の力に頼ると、刀の推進力に身体を持っていかれるので切り終わりがまず前傾してきます。
これを防ごうと意識すると、今度は後ろ足の撞木を切りすぎてしまうか踵や足の外側が浮き上がってきて、いわゆる「後ろ足死んだ」状態になりがちです。
こうなると、進むにしても退くにしても、次の動作が取りづらくなります。
対策としては、まずゆっくり動いた時点で自分の軸がどこにあるかを意識し早く動いているときも、ゆっくり動いた時と同じ位置に軸が置かれているかを都度確認することが必要だと考えます。
私自身も、体軸の行方は意識すべき点と考えて稽古していますので、一緒に頑張って参りたいと思います。
本日は、軸をしっかり保ち、左股関節の緩みを使い、右膝頭と足を真っ直ぐ前へ運ぶ際に、踵を上げないことを基本テーマに稽古しました。
特に“真っ向斬り”の素振りをする際は、刀に重心をとられて軸が前傾してしまい、後ろ足の踵が上がってしまう方が多く見受けられます。常に自分の重心位置がどこにあるかを注意して、軸を真っ直ぐ立てるように心掛けましょう。
抜刀稽古を横一文字、逆袈裟、腹抜き、縦抜きの順番で実施し、続けて横一文字と逆袈裟の斬り終わり位置からの振り被り稽古の後、“基本の2”を軸と足運びを意識しながら、ゆっくりしたペースで反復稽古していただきました。
形稽古では『野送り』の切っ先位置変更を説明しました。
その他の形は『前腰』『響返し』『両車』を実施し、本日の稽古を終了しました。
休憩時間に『陰中陽』の切っ先位置も『野送り』と同様ですか?…と質問を受けたので、稽古後に本部へ確認し、宗家より『座技の“陰中陽”も基本的に“野送り”と同じです』と返答をいただきました。
詳細については、各稽古場所で本部または指導部へ確認して下さい。
5月から5回の稽古日数で行っていた、自分の正中線と相手の正中線を意識することをテーマに稽古をしてきました18本が終了しました。
今日は野送りの受け流しの時の切っ先の確認、本腰では前の敵にしっかり刃を届かせること、玉光では飛び下がるのではなく重心の移動を意識して柔らかく動くこと、夢想返しでは怖がらずに手の内を緩めることこと
8月からは形の中の軸をテーマに、真、胸尽くし、水月、前腰の組から順次18本を稽古していきたいと考えています。
本日は体全体で動くことを主眼として稽古いたしました。
そこで、初めの脚、半身の入れ替えで、弛みで動くこと、つまり自然な無理のない体の使い方を体現できることを意識しました。
基 本素振りではその成果を活かし、半身の入れ替えに合わせて手つまり刀が動くこと、剣体一致を目指し、稽古致しました。その際のポイントは手の内がいかよ
本日の池袋は「野送り」「両車」「円要」「水月」を稽古しました。
リクエストのあった形のポイントをまとめてみますと、
「両車」
・足は、寄せて出す、という動きをさせず無駄なく敵方向に進める
・次の斬りへの構えは、肩の力を抜くこと&構えていく方向を意識する
・斬る位置と高さ(特に2刀目の袈裟は、動きが小さくならないように注意)
「円要」
・転換の体捌きは、重心移動と膝・股関節のゆるみのタイミングを合わせる
・敵の位置は、右斜め前に体を捌く前の自分の後ろ
「水月」
・構えは横一文字に斬った切っ先の高さをキープしたまま肩・胸をゆるめる
・突きは、背中がまるまってしまわないように股関節の位置から上体を傾斜させる
動きが小さくなってしまうと、体の使い方もギュッと固く縮こまってしまうようですので
体をゆるめるためにも、のびのびと大きく体を使うことを意識してみて下さい。
この日のメイン課題は腹抜きです。
腹抜きでの抜刀稽古をしている時、柄送りの際に刀を腕で引っ張ってはいませんか?
腕で引っ張る事で左肩も右方向へ持っていかれ、必要無い捻じれの要因になってしまいます。
胸尽しの抜刀と体捌の際に、仮想敵に背面を見せてしまう動きになると言うとイメージをし易いでしょうか?
緩みを活かして刃筋を作り、柄を送る動作を丁寧に繰り返してみてください。
最初は難しくても、少しずつ動き易くなっていきます。
今回のもうひとつの課題は手の内。
握り固めてしまうと、肘を張ってしまったり、脇が開いたりしませんか?
肩も力みで上がってしまいますよね。
手の内を行いたい動作に適した状態にする事で、刀は軌道の無駄を省き、身体の動きに同調してくれます。
緩めると刀を取り落としてしまうかも、と怖くなる気持ちも分かります。
でも握り込んで固めたままでは刀の動きに気付けなくなってしまいますので、怖がらずに挑戦していきましょう。
丁度良い加減を見つけるまでは、遠回りする事もあります。
そんな時は意識的に外せない確認事項を持っておくと、ちゃんと遠回りから戻って来られます。
例えば
・軸の状態どうなっているか?
・ポイントとして指摘されている刀の状態と比べて自分の状態はどうなっているか?
・いずれの状態からでも、きちんと敵対動作を取れるか?
ポイントは幾つでもいいし、日替わり課題でもいいです。
ご自身がまず意識し易いところから始めてみてください。
出来た時に感じる嬉しさを楽しみに、稽古を楽しんでいきましょう!
宗家の元での指導部稽古と居合稽古が同一時間・同一場所での稽古日です。
居合稽古日記です。
本日は「膝」に注目を致しました。
まっすぐに踏み出した足は、足の親指は敵を捉えます。同時に膝も敵を捉える状態となります。
居合は、刀を扱うことにより注意点が多く頭を使います。
軸がたっているか、手と足が同時に動いているか、身体がねじれていないか、膝はどうかなど,頭の中がフル回転致します。
稽古中は気持ちが武道のみに向き心も身体も一体化となります。
忙しい毎日のスパイスとして古武道で汗を流し、程よい疲労感を感じながら家路に着き、充実感で一日を終えます。
今日も頑張った!そういえる自分を褒めたいし、そう有りたいと思い、また稽古に励みます。
本日は体全体で動くことを主眼として稽古いたしました。
そこで、初めの脚、半身の入れ替えで、弛みで動くこと、つまり自然な無理のない体の使い方を体現できることを意識しました。
基 本素振りではその成果を活かし、半身の入れ替えに合わせて手つまり刀が動くこと、剣体一致を目指し、稽古致しました。その際のポイントは手の内がいかよう な動きにも対応できるように弛んでいることが大切です。そのことは、基本の1、2など一刀目からの素早く振り返る際の上段の構えにも応用できます。ぜひ、 今後も意識して稽古してみてください。
形稽古は、まず、前腰を行いました。走るエネルギーをどう一刀目に活かすかとお伝えしましたが、逆 袈裟の斬り終わりは、基本素振りでの逆袈裟と同じ形になります。前のめりになりがちな方は、仮想敵は正中線上にいるイメージを持ち、抜刀する際は正対して 真ん中から左右均等に開いて斬ることを再確認してみてください。また、軸がまっすぐになるには、左右の股関節の弛みを十分に使うように今後も稽古していき ましょう。
他に神妙剣を稽古。2歩目の左膝の緩みと腹抜きでは軸がまっすぐであることを重点的に稽古、そして咽もとへの付けも取り出して稽古しました。
次 の響返しでは構えの際は全体的に弛んでいること、特に右の手の内が緩み(力んでいると右ひじが後ろに引っ張られる傾向があります。肘は力まなければ下がり ます。)、口の高さで構えましょう。最後に、胸尽しでは、敵の真向斬りを捌いた際も敵を攻撃する意識を持つこと、弛んで捌き、前膝、前足で敵を捕らえて捌 いた後の突きの攻撃がスムーズにできるように稽古いたしました。
今日は曇りで風もありましたが湿度が高く蒸し暑い陽気となっていますが、稽古場は快適な環境でした。
形は、円要・本腰・野送り・神妙剣の4本を稽古いたしました。
円要では、最初の捌きからの反転に苦労しておりました。前傾で捌いた体を右足の股関節と膝の緩みで重心を移動し前傾の体勢を立て直して反転するようにしてみましょう。
本腰では、足の捌きで、特に2刀目の袈裟斬りの際の捌きで苦労しておりました。中心を維持したまま右半身の崩しから左半身の立ち上がりへの動きで下半身が辛い状態になりまずが、軸を維持しつつ足の踏み替えをしないように動いていきましょう。
神妙剣では、重心と軸を左に移して腹抜きをするところで苦労しておりました。股関節と膝の緩みで軸を移動していくことと、この腹抜きは左の敵を突いていくための抜刀なのでここで長く止まらないようにして突きへ繋げていくようにしましょう。
股関節と膝の緩みはどの動きでも大事なポイントということが分かりますね。言葉で伝えても分かりにくいと思いますので、各自でも工夫を重ねてそのコツをつかんでいくように頑張ってみましょう。
形稽古;(稽古順)胸尽し、左月、玉光、響き返し。
脚の入れ替え、半身の切り替えに続き真向、左右袈裟。
本日の真向斬りはまず斬り終わりの姿勢を確認、その姿勢のまま剣法の素振りの要領で切っ先の起動と左腕を敵に向け伸ばすことに注力し素振りを実施、その後足の動きをプラスしスムーズでより正しい真向斬りを目指してもらいました。
基本の一二は初めに抜刀稽古次に一刀目の抜きつけの位置からの振りかぶりからの斬りつけを稽古、その後通して稽古しました、
形稽古では腰の向きに合わせ後ろ脚(膝、つま先、踵)も前足同様に動かしなんとなく動くことの無いよう注意することで体軸を捻じらず仮想的に正対して業が決まるように動いてもらいました。
今日も暑い一日でしたが、梅雨明けしましたか? まだ??
このまま今年の夏は猛暑になるんでしょうか・・・。
今回は「腰の位置」に意識を向け稽古を行っていただきました。
「両車」では体の捌きが小さい、又は足を踏み出すだけでは、敵に刀が届かない動きとなってしまいます。
特に袈裟斬りです。
しっかりと左前の敵に向かって右腰をおくり、小さくまとまらずに体をのびのびと使っていきましょう。
「右の敵」では、右への転進での腰のおくりです。
転進時に左足にのってグリっと向きを変えるのではなく、右方向にゆるんで腰をおくりつつ抜刀する、つまりゆるんで重心を移動していきます。
今回は「腰」をポイントとして稽古をしていただきましたが、上半身と下半身の間にある腰を意識すると、上下の体の動きが分断せず一致してきていたように思います。
敵の位置、体の使い方、少しづつ形の精度を上げていきましょう!
この3連休も梅雨明け前なのに、すっかり夏ですね。
ニュースをみていると熱中症で救急車に運ばれる事例も多いようですから、稽古以外の時間も皆さん気を付けてくださいね。
就寝時や寝起きに足を攣る事があったら無自覚に水分不足になっている可能性もあるそうですよ。
今回は軸の意識はベースにおきつつ、地味ぃ~に剣体一致の動きを大事にしての稽古です。
上段へ構える動作ひとつとっても、軽く半身をきりたいのに足だけがさげてしまう、刀を腕の上下動で頭上に運んでしまい肩があがって脇が開く、手の内の加減が曖昧で剣先が左右に逸れる。
他にも様々な要因で剣体一致の動きを目指しているのに、なかなかイメージ通りにいかない。
皆一緒です、日々試行錯誤。
なので今回は素振りでも形でも、始点と終点の間に幾つかの確認ポイントをおき、その点と点を滑らかに結んで動作を一致させるように稽古です。
ポイントは軸の状態、最短の軌道、その時の刀の状態など明確に把握しやすい事柄です。
審査の時も言われますから、ポイントとして記憶はされている事が殆どですね。
ポイントを結ぶ動線を滑らかに無駄なくする事がメイン課題。
身体を持っていく方向や重心の移動、緩める部位、事柄としては共通してのお伝えですが体現する個体はもちろん別々ですので、加減や塩梅といえばいいのか、自分の身体で見つけなきゃいけない事が詰まっています。
基本稽古の足の入れ替えでも、股関節の緩める方向が少しブレただけで、だいぶ身体全体の動きにブレがでます。
最短の軌道を取る為の緩みの方向を意識する事も大事です。
表面だけの動きの再生だと、手順をなぞっているような動きや、自分に都合のいいコマ送りの動きにしてしまうので、手順の確認をしている時は別として、それで良いやにしてしまわないようにしたいですよね。
暑さに負けず、いい汗かいていきましょう!
本日は、抜刀をテーマとしました。
抜刀でも体の軸を中心とした体捌きをすることです。
刀を真ん中で取ることは、敵に初動を悟られずに敵との間合いを詰め次の抜刀に繋げる動きとなるので、ガバット右手で柄を取りにいかないようにしましょう。
抜刀も体の中心で軸を崩さずに左右の捌きで動けるように稽古しましょう。
なかなか難しいことなのですが、身体の軸を意識して動くように心がけてみてください。きっと出来るようになります。
稽古場は快適な環境ですが、体調はいつも良い状態とは限りません。その日の体調を自分で把握してその状況にあわせて稽古するようにしましょう。
暑い日はまだまだ続きますので、無理をして体を壊さないように注意しましょう。
宗家剣法と居合稽古が同一時間・同一場所での稽古日です。
居合稽古日記です。
基本1.2の後に居想無外流の形を1つの形に対して4回づつ振って頂きました。
1本目:形の手順を確認する稽古。
2本目:ひとつのポイントに絞り集中的に行う稽古。
3本目:自分の頭で考えながら自分のペースで確認する稽古。
4本目:呼吸を入れて、まとめる稽古。
18本通しのアレンジで、真---胸尽し---向抜き---円要---左月 というように座技---立ち技---座技---立ち技と交互に行いました。
暑かった昼間と違い、帰り道の夜風は涼しく感じられ今日一日の仕事と稽古での頑張りと達成感で心地良い充実感があります。
今夜も爆睡です
週末に新人講習を終えたFさんが一般稽古デビューです。
最初のうちは戸惑いも多いでしょうが、繰り返し稽古をしてどんどん慣れていってくださいね!
稽古は今回も軸の状態を意識しての稽古です。
皆さん、稽古を重ねる毎にだんだんと剣速も増し、剣圧も強くなり、鋭い軌道で斬れるようになってきています。
でも、軸の状態が曖昧だと、自分の速さや強さに結果として振り回されてしまいますよね。
速さや強さは自ずとついてきますので、まずはどの状態の時でも軸が潰れない姿勢を
保てるように意識していきましょう。
それがなかなか難しいのですけれど。でもだからこそ遣り甲斐もあります。
日々の姿勢も変わってくると、身体バランスも良くなり一石二鳥じゃないですか?
稽古時間はもちろんですが、ふとした日常でも軸潰れてないかな?と気にしてみてください。
意識する癖がつくと、いずれ無意識にも軸が活きてくるようになってきますよ!
代官山稽古にては数回指摘しておりますが稽古始めの整列と礼に付いて少しお話し致します。
姿勢を正して黙想!と声がかかったらその瞬間より日常とは縁切りの時間です。無になって古武道の稽古に専念します。
黙想は、目は半眼、視線を膝先に落とし(目は閉じません)開目と云われたら視線を正面に向けます。
また刀の提げ緒は3等分の三つ折りで刀に添えます、ぐちゃぐちゃと
なった状態で刀の上に置かない事。
袴は奇麗に捌き袴の上に刀を乗せる事の無いようにします。
礼は武道の神様と宗家や師範、稽古担当への礼です、ひれ伏す礼ではなく正面が視界に入る様正面を見据え堂々とした礼としましょう。
健康や興味、スポーツ感覚であっても’道’と名の付く稽古です
少しの間だけでも厳しく自分を律した武士と同じ世界に身を置ける時間を大切にしたいと思います。
今回は常に頭の中で、仮想敵の位置をイメージし稽古することで、理想的な動きに近づいていけるように、間合いを意識し、稽古致していただきました。
そこで、基本稽古では、横一文字、逆袈裟、縦抜き、腹抜きの抜刀稽古を多めに実施しました。抜刀は、左手の鞘引きが十分に行えるようになること、また、中心から左右均等に連動して動くことがPointです。
万が一、右手で強引に抜こうとするため鞘に引っかかってしまい、鞘で引っかかってしまい、動きが2段階になってしまったり、鞘の内側が削れてしまったりするので、今から正しい動きをし、丁寧に抜刀稽古をしていきましょう。
仮想敵を意識しての稽古のため、基本の1.2.3を、左右の壁際に3列ずつ配し、互いに見合いながら正中線を意識して動いていただきました。
形稽古は、水月、胸尽し、本腰を稽古いたしました。どれも一刀目の鞘引きにより、正しいい刃筋で斬ることができ、その丁寧な抜刀ができてこそ、次の二刀目もビシッと決まります。今後とも、確実に技量を高めて参りましょう。
机を整理していましたら昔の居想会の教本や、全体講習会の稽古記録が出てきました。5用には連、捨が走り懸りには廻り懸りがあり、現在の教本では向抜、本 腰、神妙剣になっています。多分級の審査の時に書き込んだものと思われますが懐かしい言葉が並んでいました。表紙の足の入れ替えが全然できないから始ま り、膝緩める、沈むのとは違うなど赤ペンで書き込んであります。一つずつ読んでいくと今注意を受けていることが網羅されています。最後に慣れに流されない ことと書いてあり。今の自分に厳しい言葉です。
今週の市川稽古は右、野送り、陽中陰、右の敵です。次回は本腰、玉光、響き返し、今回時間が少なかった右の敵を稽古したいと考えています。
本日の剣術は主に初心者を対象とした稽古でした。
上段の構えや正眼の構えは居合の稽古で日常的にやっていますので、慣れていますが、八相や下段の構えは剣法でしかやりません。
そのため構えから伝えますが、おかげでなにげなくやっていた構えを言葉にすることで再確認することができましたので、私も勉強になりました。
しかし普段からやっている上段からの振り下ろし一つとっても、真っすぐに振り下ろしていない、意外と相手に届いていないなど、皆さんも色々なことを感じたのではないでしょうか。
有傅者の方々が多く参加いただきましたので、大変助かりました。
受け手がしっかりしていないと、打つ方が混乱して良い稽古になりません。
剣法稽古の楽しさを多くの人に分かってもらう意味でも、有傅者の技倆向上に努めて行きたいとおもいます。
本日見学者2名が入会されました。居合、剣術の稽古を楽しんでいただけるよう、こちらも努めて行きたいと思います。
本日は、入館前に降りだした突然の雨で濡れてしまった方も多くおりました。
また、稽古場は空調の故障により扇風機の送風という環境で暑さの籠った中での稽古となりました。
形稽古は、向抜き・胸尽し・野送りの3本で、本日は剣体一致をポイントにしました。
向抜きでは、1刀目の斬りの際に左足が内側に入らないよう真直ぐにし、2つ刀目の斬りで右足を捌くことに注意してもらいました。
1刀目の斬りと右足の一致、2刀目の反転からの斬りが刀と体が一致して動くようにしていきましょう。
胸尽しでは、腹抜きの時に右手が先になって柄をとりにいく方が多くおりました。
刀を鞘送りしながら腹に寄せることにより自然と柄が右手の位置にいくようなるので、右手での柄の取り急ぎに注意しましょう。体の中心から捌くスムーズな腹抜きができるよう心がけましょう。
野送りでは、敵の刀を受けからの斬りの時に、右足に体重を乗せたまま左足を大きく引いて下がりながら斬っている方が多くおりました。
それでは敵から遠ざかりながら斬ることになり、敵を斬ることはできないので、自分の中心、特に丹田の位置を変えないように注意して斬るようにしてみてください。
本日は、自分で気になっている点の質問がいくつかありました。
そ の中の一つに、向え抜きで、2刀目の斬りでは敵の中心を斬ると思って動きに苦労しているというようなことがありました。形としては、2刀目では右足を捌い て斬ることにより結果として敵の中心線から体の半分程度ズレて斬ることになります。実際には敵に向いて斬ることになりますが、形としての動きですので、ま ずは基本をしっかり身に付けるようにしましょう。
皆さんも、疑問に思っていることは遠慮しないで指導部の方々に質問してみてください。喜んで分かりやすく教えてくれると思います。
これからも暑さが続く毎日となりますが、皆さんも体調には十分に注意して稽古をするようにしてください。
もう7月なんですねー。
今日も暑い一日でした。湿度が高くて空気が重たいです。
火曜日の稽古は「肩甲骨」に意識を向け稽古を行っていただきました。
基本素振りでは、構えた姿勢から腕を伸ばして刀を振りますが、その「腕」はどの部分から動かすイメージか。
肩を支点にして腕を伸ばす、という感じから、動かす部分をもう少し体の中心に近づけて
肩甲骨から動かしていくように意識をしてみてください。
抜刀も同様です。
体の外側だけに頼らず、体の内側も使う感じですね。
形稽古は、肩甲骨を意識しながら「両車」を稽古していただきましたがよかった点は、体の中心に近い部分を意識して体を動かそうとしていたため剣体が一致してきていたところです。
稽古時間中ずーっと意識するのは頭も疲れてしまうと思うので、自分の集中力と相談しつつ、よい塩梅で意識を向けてみてください。
朝から蒸し暑く厳しいかなと思っていましたが、品川の稽古場は空調効いて快適に稽古が出来ました。
体軸を意識して構えや切終わりの状態が無理のない正しい態勢か時々確認しながらの稽古をしました。
基本素振りから基本の一、二の後、形稽古は真、野送り、本腰の三本の稽古です。本日の形稽古では、体捌き・切終わりの際の足の位置を、チェックしてもらいました。
夫々 の形の教本に示されている足の動きを説明して、体捌きや切り付け等の各動作に伴うつま先や踵の位置を確認してもらいました。切終わりの際の引き過ぎや捌き の不足等、それぞれ確認して貰えたと思います。稽古を重ねていくうえで、時には教本をみて自身の動きをチェックしてみるのも、課題克服のヒントを見出すこ とや新たな課題を見つけるきっかけになるのではと思います。
これから増々暑い日が続きそうです。体調を崩さない様に気を付けて楽しく稽古していきましょう。
平素は快適な稽古場ですが、空調に不具合が発生中との事でいつも以上に熱気に溢れた傳位稽古となりました。
こまめに給水&休憩を挟みつつ、陽中陰・胸尽し・両車・神妙剣を稽古です。
陽中陰では座姿勢での半身への移行していく身体の使い方を意識して頂いています。
胸尽しも同様に半身を捌く動きに抜刀を一致させていくので、陽中陰と前後して稽古をしてみました。
両車では基本稽古で行うと正中線上に力まず上下する手の内が、形になると途端に力みで手首や肘で合わせてしまう部分をメイン注意点に、神妙剣も基本の抜刀 ではブレの少ない柄頭が、形になると波形を描きながら遠回りさせて抜刀してしまう部分をメイン注意点に、それぞれ反復稽古しております。
木曜の稽古には空調が直ってくれる事を願いますが、念のため各自でも水分を多めに用意しておく等暑さ対策をしておいてください。
何より、体調が優れない時に無理は禁物です。皆さん、ご自愛くださいね!
刀礼がすっきりできる時、また何かぎこちないときがあります、体調が悪いのか、何か気持ちに気にかかることがあるのかこんな時はより慎重に稽古をします。真剣の時はなおさらです。私は居合いは自分との対話だと考えています。
前にも書きましたが市川は基本稽古に時間を割きます。基本素振りでは左手を意識すること、刀の重みを感じることです。左右の袈裟は無理に形を作らず、左右 の手首の角度を意識するように、相手に真っ向で来るのではないかと思わせながら袈裟で斬る角度になる。これができれば体側に収まる自然な斬り終わりになり ます。基本動作から形へとすべて繋がっています。一つ一つ丁寧に考えながら市川では稽古をしていきたいと考えています、次回は右、野送り、陽中陰、右の敵 です
朝から蒸し暑い日でしたが、多くの方に参加いただきました。
昨日の池袋稽古参加者もおられました。
真っ向斬りを、いつもより歩幅を広く剣体一致になる様、意識して頂き、基本の1.2に時間を掛けました。
10月の合宿に昇級を目指す方々もおられ、熱気に満ちた稽古場でした
形稽古:向抜き・胸尽し・両車
7月に入って.振り返ると、今年も残り半年となりました。
〈夏越ごはん〉と言う神事があり、残り半年の無病息災を祈る様です
先ずは、10月の合宿に向け精進して参りたいと思います。
宜しくお願い致します。
仮想敵を想定したとして、果たして自分の刃は狙ったところに狙った角度で入っているのか、そんなことにも注意して稽古してみましょう。
たとえば、なんとなくいつもの袈裟のラインに動けた、ということで納得せず、仮想敵の正中線までも想定して真ん中にいったのか、その時のラインは正しかったのか、刃の向きは斬れる角度だったのか、などです。
斬り終わりの形だけにとらわれていると、肝心の「斬る」動作が曖昧になることがあります。時には、「斬る」ことにこだわった稽古も良いと思います。
形稽古は、神妙剣、両車、夢想返しの3本。
どれも敵に向う動きが難しい形ですが、敵に向う意識と同時に、敵のどこを斬っているのかまで意識できると良いと思います。
引き続き共に頑張って稽古していきましょう。
稽古熱心な城北地区の常連会員さんや2年ぶりに稽古へ復帰されたTさんの参加もあり、初心者から有傳位者まで多くの参加があったので、池袋稽古場は、いつにも増して、熱気と活気に溢れていました。
ひとりひとりが前後左右に十分なスペースを確保し、前面にある鏡を使って、自分の姿を確認しながら広々と稽古を行うことが出来ました。
正中線を意識して前後左右にブレない軸と正中線の先にいる仮想敵をしっかりイメージすることを本日の稽古テーマとしました。
足の入れ替えでは鏡を見ながら、前傾して軸のズレがないか、足を縦の動きではなく、廻してしまって身体も廻っていないかをセルフチェックしました。
抜刀稽古では、いつものように左手の鞘引きを右手と同様にバランス良く使うことを注意しながら、横一文字、逆袈裟、腹抜き、縦抜きを実施し、続けて行った 『基本の1と2』も股関節の緩みで軸を起点に縦の動きを意識して、仮想敵へ向けて膝頭と足の親指を真っ直ぐに捉えた足運びと剣体一致を心掛けて稽古しまし た。
形稽古では、秋の合宿で昇級昇段審査を念頭に入れている会員さんからのリクエストもあり、『右』『円要』『本腰』『野送り』の4本を実施しました。
それぞれの形を行う前に、仮想敵の位置や斬っている場所、軸を真っ直ぐに保つ体捌きをワンポイントアドバイスしてから形を行ってもらい、単純に形を行うだ けではなく、しっかり仮想敵を斬るイメージを持ちながら形を行うことの必要性を説明して、本日の稽古を終了しました。
形稽古;(稽古順)本腰、野送り、陰中陽、神妙剣
脚の入れ替え、半身の切り替えに続き真向、左右袈裟、左右逆袈裟、抜刀稽古(横一文字、逆袈裟、立抜き、腹抜き)を実施。
基本の一二は一刀目の抜きつけの位置からの振りかぶりを稽古、その後通して稽古しました、
前回同様一刀目の抜きつけ、二刀目の斬りつけ時に体軸が垂直に立ち左右の脚の真ん中に重心が来るように斬り終わるようにし、上体が突っ込むことないように意識してもらいました。
体操競技で着地姿勢が重要視されるように形の演武も一瞬停止する抜きつけ、斬りつけの姿勢はとても大切です、もちろん動きの中での重心の移動、切っ先の位 置、脚の動きなどすべての要素が重要ですが動きが一瞬停止する時までの姿勢に至る所作の正確さが斬りつけ後の正しい姿勢につながると思います。
形稽古ではでは要素を分解して反復稽古をし、その後通して形稽古を実施しました。
指導部稽古と一般居合の2つが同一時間と場所での稽古日です。
指導部稽古は宗家の元、みっちりと稽古を積んでおりました。
一般居合の稽古報告です。
本日は、刀の正しい持ち方と手の内を中心に進行致しました。
構えた時は、正しくきちんと刀を握っていても、刀を振っていくうちに手の内を緩めた際に、刀の握り方をグー握りに変えてしまったりと無意識に握り直してし まう場合があります。そうすると手の握りが強くなり、腕で刀を振ったり肩・膝などに力みが出ます。
出来ていると思う自分が一番に怖く、時々に初心に戻って確認をお願い致します。
居合終了後は、どなたでも参加が出来る初級用の30分の剣法です。
沢山の参加者がある基本をマスターする人気の剣法稽古です。
この日のテーマは「下段小手」
深谷師範代がわかりやすく丁寧に指導をされておりました。
本日は、昨日の池袋稽古を意識して半身の入れ替えによる体の動かし方を実感して動いていただき、体全体を使って動くことと、自身の中心と仮想敵の中心をイ メージして稽古していただきました。自分の重心がどこにあるか動きながらぜひ、意識して稽古してみてください。そうすることで、軸が保たれ、我々が目指 す、剣体一致の動きが身につく近道になります。
基本素振りでは仮想敵の正中線と自分正中線が重なるよう意識して稽古していただきました。足のつま先、膝でしっかりと目の前の敵を捕らえることで、正しい刃筋が作れます。今後も繰り返し稽古していきましょう。
基本の1、2では 、一刀目の後の振りかぶりの際に、基本素振りで行った真向斬りの構えになっていることを注意しながら動きました。また、数本ゆっくり動いて自分の修正していく箇所はどこかを確認していただきました。
形稽古は、胸尽し、本腰、野送りを行いました。
胸尽しでは、腹抜きで捌いた際に鯉口に残した切っ先は仮想敵の中心を捕らえているように、鞘引きをしっかりと行いましょう。
本腰は、体全体で動きましょう。手の勢いに体がもっていかれないように足さばきと剣の動きが一致すように動きましょう。
野送りでは、捌いたあと相手の頸動脈を撫で斬る際に股関節を弛め軸を戻すことを意識しましょう。
本日も城北エリアの会の皆様は、もっと上達したいと熱気に溢れた稽古ぶりでした。私も身が引き締まる思いでした。今後とも、どうぞ、よろしくお願いいたします。
梅雨入りしてからも晴れた日が多く、本日も日差し強く暑かったのですが稽古場は空調も調整してもらい快適に稽古ができました。
田町は正面と右手が鏡の稽古場です。
姿勢や軸のブレ、上下左右の無駄な動きなど鏡を利用して確認していただきながら稽古してもらいました。
基本素振りの後、抜刀の稽古。
腹抜きでは左右均等と軸の維持、突き付けの際の剣体一致等。
立て抜き、横一文字、逆袈裟では左右同時に動くことと敵をイメージしての切りつけ。
それぞれ注意点をお伝えして稽古しました。
基本の一、二では始めにゆっくりと鏡を利用して自身の動きを確認してもらい、稽古を進めました。構や切終わりの姿勢、体移動の際の軸のブレや上下左右の動き等々、自身の注意すべき点を見つけてもらえたかなと思います。
形稽古は、水月、胸尽し、本腰、玉光の4本。
体軸の保持、構えや切終わりの姿勢を確認しながら稽古をしてもらいました。
これからも湿度が高かったり、気温が上がったりの日が続きますが、体調を崩すことなく稽古が出来るよう気を付けていきましょう。
刀は重心を意識すると、途端に扱いやすくなります。
基本1の振りかぶりでは、軽くなります。
刀を立てるというのは、重心の下に力点を持ってくるということ。
剣先を上に上げるのではなく、拳を重心の下に潜り込ませることで重さを感じずに、振りかぶることが出来ます。
基本2の振りかぶりでは、回転のし過ぎを制御やすくします。
振りかぶりのきっかけでは、むしろ重心を外し、剣先の重みを使うことで振り子のように力を使うことが出来ます。
しかし、この振り子運動は回転に時間を要する上に、反動のついた剣先を上段の位置で止めるのが困難になります。
しかし、重心に意識を持っていけば、軌道に無駄がなくなります。
その上、反動のついた剣先の力は、重心を支点して対称に、握っている柄側の力点で最小の力で制御できます。
少々、物理学的に小難しく書いてますが、要は言いたいことは下の単純なことだったりします。
「重いものを軽く」を一緒に探していきましょう。
1.長い棒は、横に持つより、縦に持った方が軽い。
2.長い棒は、端を持つより、真ん中を持った方が軽い。
相変わらず、宗家稽古も一般稽古も盛況の水道橋です。
居合稽古後の剣法もしっかり定着して皆さん楽しそうです!
さて、この日の一般居合の基本稽古は、真っ向斬りと左体側を通す廻剣の確認に重きを置きました。
真っ向斬りではいつもの剣体一致の動きは勿論、斬り終わりの姿勢も確認。
力みや緊張で固めた状態ではなく、関節を柔らかく使う事で無駄な力を吸収し軸の通った自然体であるように意識しての素振りです。
廻剣は左体側を通す方に絞っての稽古としました。
まず、手首を反して引っ張り上げる動作をしない事を意識。
最初は無手で
・正中線上を上下動する腕の動きを確認。
刀を取って、
・手の内を緩める事で、取り落とさない程度に正中線上に下がる刀の重さを体感。
・柄にある右手(甲)に対して左の甲が触れるか、掌がふれるかで剣先の方向が変わる事を体感。
その上で、肩が詰まらないように腕を上下動させて廻剣を反復稽古。
基本稽古で行った事を活かして、形稽古は本腰と両車に絞っての稽古でありました。
廻剣に限らず、手の内の緩め加減と握り加減はけっこう難しい課題だと思います。
丁度良い塩梅を見つけていけるように、それぞれの動きに最適な状態を意識して稽古してみてください。
池袋稽古場では、軸のブレの修正と仮想敵の正中線を常に捉える意識を持っていただくため、鏡の前に位置取っていただき稽古致しました。
基本の動きと基本素振りでは半身の入れ替えの際に、重心がどちらかの足に乗ってしまう傾向を解消すべく、股関節の緩みによる動きを徹底した稽古を行いました。
基本の1は、横一文字の抜刀を、基本の2は、逆袈裟から半身の入れ替えによる振りかぶりから真っ向斬りを重点に稽古致しました。
形稽古は、前腰、向抜、円要、陽中陰を行いました。
前腰は、走り進むエネルギーを一刀目の逆袈裟に陽中陰では、脛斬り構えがバランスを崩しがちでしたので、機会があれば、次回も継続して稽古したいと思います。
本日は、同時刻に4場所で稽古が開催されていたこともあり、赤羽駅前稽古場所のスペースには、ちょうど良い参加人数となり、各自が集中しながらも、広々と稽古を行うことが出来ました。
正中線を意識しながら前後左右に軸がブレないよう体捌きや操刀することを稽古テーマとしました。
脚の入れ替えでも、先ず半身で構えたまま足を入れ替えずに股関節を緩めて、そのまま身体を落とすことで、軸を立てたまま落とすという感覚を掴んでもらいました。
続けて、抜刀稽古を横一文字、逆袈裟、腹抜き、縦抜きの順番で実施し、左の鞘引きをしっかり行うことで軸がブレずに刀を抜いていく感覚を身につけて頂き、基本の1と2でも剣体一致を意識しながら動いて頂きました。
形稽古は、正中線とその先にいる敵を感じとるように意識して頂き、『向抜』『胸尽し』『陽中陰』『夢想返し』の4本を実施し、本日の稽古を終了しました。
休憩時間には、会員の皆さんが笑顔で和気あいあいと雑談をしており、この雰囲気の良さが城北地区の特徴だと感じたので、今後もその良い特徴を上手く稽古へ活かしながら一緒に精進していきたいと思いました。
今日の池袋は抜刀を中心に稽古を行いました。
ポイントは「柄をとった右手を止めずに進めていくこと」と「鞘引き」です。
まず「柄をとった右手を止めずに進めていくこと」は右半身の動きになりますが、柄をとったところで右手が止まってしまうと、右足が先行した結果上半身が窮屈になり、柄を引っこ抜くような抜刀になってしまいます。
柄をとった右手は動きを止めずに、そのまま柄を送っていくようにしましょう。
次は左手・左半身の「鞘引き」です。
右の送りだけでは、抜刀できても上体が前に突っ込んだかなりバランスの崩れた体勢になってしまいますので、右の送りと同時に、左半身での鞘引きを意識しましょう。
いろいろな部位を同時に動かす、または別の動きを同時に行う。
なかなか大変ではありますが、小さなことからこつこつと。
継続して徐々に頭と体に記憶させていきましょう。
本日は、転身のある形(向抜き・右・円要・神妙剣)で体軸を意識しての稽古としました。
前後左右に傾きやすいので、しっかり軸を中心とした動きと敵を中心で捉えた斬りをするよう心がけましょう。
自分がどのような動きをしているか、体勢がどのようになっているかなど、自分で確認もしてみましょう。
正しく動いていると思っていても、違っている動きをしていることもありますので、自分を見つめ直すことも必要です。
稽古の中でゆっくりとした動きで確認してみてください。
自分で気付くこと修正する努力をすることが上達に繋がります。
意識を持って稽古できるように努力していきましょう。
演武会後に新たな目標を掲げた方も多いようで、とてもヤル気が漲った稽古でした。
キャパ的にも適正人数で、この日もメインの意識は“軸”です。
形稽古に座技の要望がありましたので、基本稽古では立ち上がる動きの中で股関節の使い方を再確認致しました。
体幹をぐらつかせず、足を遠回りさせずに送り出せるように股関節の緩みを使うのですが、
これは座姿勢から上体を真上に上げる事で作り出せる緩みです。
立っている時は緩むイメージも持ち易いですが、座っていると難しく考えてしまいがち。
言葉にしたら単純、真上に浮かせて身体の中心に膝を引き上げるように足を前に送り出す。
言うは易し、行うは難し。反復稽古あるのみ。
自分の身体の軸をその単純(シンプル)な動きに当てはめてみてください。
昨日の品川でも稽古仲間が増え、今日は午前の市川、午後の秋葉原3人と合わせて5人の稽古仲間が増えました!
それぞれの目標を胸に切磋琢磨していきましょう!
快適人数の稽古日です。
先日6/8(木)の指導時と参加する方々のお顔が違うので「軸」をテーマに6/8と同様な内容でプラス基本を多く取り入れて進行をしました。
途中、丸くなって皆さんと交流を持ちながら、ちょっと地味な稽古でしたが、しっかりと運動量も多い内容しましたので、それなりに一杯に動けたと思います。
形の手順は動けても、基本の軸がブレていると台無しになります。
頭で考えて身体で感じて膝も足の裏も指先も気を配っていきたいと思います。
稽古後のランチはみなさんとご一緒でき、楽しいひと時を過ごさせて頂きました。
焼き魚を中心とした和食を頂きました。
古武道の稽古を終え、刀をしまい袴をぬいで座卓で和食。
日本人ですね。
市川の稽古場はいつもは7階の広いホールを使わせていただいていますが、今日は5回の研修室での稽古です、この部屋はダンス関係の方が使用されるのか壁一 面が大きな鏡になっています。みなさん早速自分の形を鏡に映して稽古されていました。鏡の中の何を見ているのか自分の姿に酔ってはいないか気になりまし た。鏡を見る時に気を付けることはまず自分の軸です、それも前と左右を見れれば一番いいと思います。見れないけれど後ろ姿が一番正直だと思いますが。
市川では今日は真、胸尽くし、水月、前腰です、来週は向抜き、円要、陰中陽、夢想返しです、毎回4本ずつで5回の稽古で18本を考えています。18本終わ ればまた真のグループから始めます。ワンクールごとにテーマを絞っています。今回は自分の正中線と相手の正中線を形の中で意識することです。今までと違う 形の姿が見れれば少し前進です。
梅雨入りしましたが、朝から暑い1日でした。
体育館のラインを正中線に見立て、ライン上に自分の軸をブレない様に、又、体育館の短辺方向に素振り・基本の1.2を往復稽古致しました。
いつもは、場所の関係でその場での動きが多いので、少し疲れるかなと思っていましたが、皆さん意欲的に稽古され、触発されました。
形稽古は、体育館の広さを使い、走り掛かりを行いました。
体育館は冷房が効いていましたが、水分補給と休みを頻繁に取りました。
これから、外は暑く内は寒くとなりがちですから、体調管理に留意して行きましょう。
宗家剣法と居合が同一場所・同一時間の稽古日です。
居合の稽古日記です。
次回の審査からの審査の補習などが変わります。
稽古場で説明をしておりますので、不明点はお聞き下さい。
本日は、審査に向けて何をすべきかなど個別の問いを頂きました。
目標を持って稽古をすると良いと思います。
本日の稽古も「軸」
前後、左右、上下など正しく軸を立てる事に要点を置いて進行しました。
人間の身体は左右対称です。片足に乗ったり右手だけで刀を抜いたりと片側に大きな力が加わると力の配分が左右対称でなくなります。
常に軸を意識して動けるように精進して下さい。
意識を持つことが、なにより大切です。
梅雨入りしたみたいですね。
月曜日の夕方は、真夏の夕立のような雷と雨でした。いやびっくり。
明日も雨でしょうか。水は大切ですが、やはりお日様が出ている方が気持ちがいいです。
皆様、稽古着はもちろんのこと、袴もいやな臭いにならないように洗濯しましょうね!
さてさて本日の稽古ですが、「前腰」と「水月」を稽古しました。
どちらもポイントは「股関節」でした。
「前腰」の方をおさらいすると、まずは構えの姿勢から抜刀までの動きの縦のゆるみです。
半身の構えから、半身の姿勢をキープしたまま前に進んでいきますが
そのためには股関節・足の付け根あたりをやわらかく使う必要があります。
それと、進みたい方向に膝をゆるめ重心を移動させることもポイントです。
グッと体を固めたり蹴る力を使うと、縦のゆるみの動きではなく、まわった動きになってしまいます。
なめらかな体の動きをイメージしましょう。
今日は夕方から予想外の雷雨でしたね、皆さん大丈夫でしたか?
日曜の秋葉原稽古は久しぶりの有段者稽古でした。
一般稽古の時は“いずれは”こういう動きを目指しましょう、とお伝えするポイントも有段者稽古であれば“今”出来るように努力しましょう、に変わってきます。
出来る出来ないを問題にしている訳ではなく、級の頃よりも目標に対して近づいている筈だから。
4級さんの審査で拝見する“真”と、有段者さんの“真”とでは求める精度が違います。
4級審査で合格だったから“真”は完成した訳ではないですよね。
同じように左右のブレを指摘されたとしても、そのブレ幅は確実に変わってきます。
有段者稽古では次の段階に向けて、基本力の精度を上げていけるようにとの思いを込めての稽古です。
だからこそ、個々が有段者である自覚を持って稽古をしてください。
審査の時にクリアしてもその後に慢心して稽古を疎かにしてしまったらとても勿体無い。
切ないことですが、技量の階段は登り一方通行ではないのです。
階段の幅や、高さも個々に違います。
良い刺激は貰いつつ、周囲に振り回されずに自分の階段に向き合っていきましょう。
同日の宗家剣法では、木曜のKさんに続いて
Yさん、Mさん、Iさん、Kさん、Wさんの5名も無事に剣士審査を合格しております。
本日は半身を意識して稽古して頂きました。
足の入れ替え時から、あまり足の向きは気にしないようにして頂き、半身の送り出しに合わせて足が付いてくるイメージで稽古しました。
形稽古は響返し、両車、真、胸尽し
座技の真っ向斬りは腕だけで振るのと、半身をしっかりと送っているのとでは威力が全然違います。
立ち技でも同じことですが、綺麗な真っ向だけでなく、斬れる真っ向斬りを目指したいです。
両車も半身半身の動きを意識して稽古しました。
身体の向きが仮想敵に向いていることを確認し、それ以外の部分を分解して稽古しました。
足の向きばかり注意していると、身体の動きとバラバラになってしまうことがあります。
細部だけでなく、身体全体の動きも意識して稽古していきましょう。
6月になりました。梅雨前の過ごし易い季節です。
宗家剣法と居合が同一場所・同一時間の稽古日です。
担当の居合稽古日記です。
本日は火曜日の本間師範指導と同様に「軸のブレ」をテーマに進行しました。
前後・左右・上下の軸のブレは、本間師範の稽古日記の通りで自分で何が原因なのかと自分自身を見つめないと直りません。
自分に甘ければ出来ていると勘違いし軸のブレに気づかないでしょう。
精神的な事も大きく左右されます。
本日は、審査が2つありました。
宗家剣法からは、剣法初段審査に Kさんが合格。
居合は、アメリカ人で日本在住の Rさんと Jさんが6級審査に合格されました。
おめでとうございました。
更なる技倆の向上に期待します。
演武会という一山を越した事で、様々な意味で気持ちの余裕が生まれたのではないでしょうか?
今回の演武を拝見している中で、どんどん上手くなっていく部分もありつつ軸のブレが勿体無いと感じたので、この日のメイン主題は単純に真っ直ぐ前に進む事。
シンプルなだけに難しいですが、左右・前後・上下と様々にブレる原因はなんだったのか。
動き出しは緩みだったのに、そのまま踏み込んで居着いた軸足は作っていないか?
歩幅が変化していく時に身体は上下動していないか?
勢いで身体が波打っていないか?
個々の状態を考えて、稽古場で耳にしている身体の使い方ポイントを当てはめてみてください。
一度に全て聞いていなくても、左右・前後・上下ブレの方向によってのそれぞれのアドバイスは稽古を重ねる度に蓄積されています。
軸を崩さすに動いている時は自分で感じる動きも、外から見ている動きも全然違ってきます。
演武会後で気持ちの余裕もありつつ、課題を見据えた今の時期は
一見地味な基本動作の精度を上げる事に向けてみる良いタイミングではないかと思います!
演武会も終了いたしましたので、基本に立ち返って「前の敵」を斬ること、斬り終わりの重心が「中心にあること」の二点を重点として稽古いたしました。
前の敵を意識しすぎると突っ込んだ斬り終わりになりがちですし、動きを早くしたり、力が入るとバランスが崩れがちになります。
斬り終わった後、すぐに次の動作に入れるためには、重心が真ん中にあることが必要になります。
自分の体をどうコントロールするのか、一連の動きの終りにも注意をしていきましょう。
形稽古は、走り掛りを4本。
動きが大きくなる分、バランスがさらに重要になってきます。
正確な動きが体に馴染んでくれば、スムーズに、そして最終的には早さにつながることを信じて、基本を繰り返し稽古を続けて参りましょう。
演武会終了後最初の週末でしたので、演武会が終わって最初の稽古だった方が多かったと思います。
というわけで、今回はいつも以上に基礎事項の確認を重視した稽古にしました。
形稽古は、真・両車・水月の3本です。
1点大事にしていただくこととして、「一連の動きにおける体軸」を気にしていただきました。特に、斬り終わりの軸ですね。
基本稽古から形稽古まで、ゆっくり動く時間を長めにとりましたので手足・刀・下半身・・・全ての動きが一致するとき、体はどんな状態か?
などを考えながら稽古すると、少しずつ動きが早くなってきたときにも正しい動きが入りやすくなると思います。
いつも、原点に帰ることは意識していたいですね。
今後ともよろしくお願い致します。
本日は、指導担当の平澤指導補の都合が悪くなったため代行で私が指導をさせて頂きました。
基本稽古は、膝と股関節の緩みと歩幅をテーマに進行。
歩幅については、動いているうちに歩幅が段々と狭くなりますと、手と足がバラバラになり、気剣体一致が出来なくなります。
形稽古は、ポイントをひとつに絞りこんで進めました。
演武会が終わり、基本をもう一度見直し気持ちをおちつけてじっくりと武道に向き合える時期です。
いかに自分が初心にもどれかなど精神的にも見つめ直せる時期です。
古武道は奧は深いので、もう一歩、もう一段と思いながら精進すべきですがそれプラス楽しくなければ長続きがしない。
稽古中は当たり前ですが、休憩時間の皆さんとの会話も楽しみの一つです。
これからも笑顔で稽古場でお会いしましょう。
本日の稽古は、股関節の弛みを活かした半身の入れ替えと、仮想敵に対して常に前足の膝と爪先を向け、攻めの姿勢を意識することを、首尾一貫して稽古いたしました。
そのため真っ向斬りではいつもより時間をかけ、上記のことを体現出来るように稽古いたしました。
基本の1でも、振りかぶりの後の上段構えが、基本素振りでの真っ向斬りの構えになって、すぐに斬りに行けるような構えが出来るように、前膝にやや重心を載せるように稽古いたしました。
抜 刀稽古で、体さばきを意識しながら縦抜きからの真っ向斬り、袈裟斬りを稽古したので、それを活かし、形稽古は、玉光、陰中陽、両車を行いました。仮想敵の 動きを確認し、敵の正中線に自分の正中線を重ね、正しい刃筋で斬ることが上達に?がります。これからも今季強く稽古して参りましょう。
本日の田町稽古では、両車の左右の敵の角度について確認を行いました。
まず角度を意識する前に、両車は左右に広がりやすい形であることを認識しなければなりません。
それは遠心力の慣性の力によるものですから、新人であっても有段者であっても平等に掛かっています。
ただそれを身体の弛みで制御する稽古を積んでいる方は、身体が流されることなく止めたい場所でビタッと止めることができるのです。
力で止めるのではなく、弛みで制御することを意識しましょう。
次に転身の角度ですが、敵の位置は左右に40度。すなわち転身するのは80度。
ただそれはあくまで形を成立させるための決め事です。
実際には60度であっても120度であっても敵のいる位置を斬らなくてはいけません。
つまりは、狙った位置を斬る事ができる技倆をつける稽古をしているのですから、斬る時には必ず敵の位置を決めて意識しましょう。
敵の位置は仮想ではありますが、敵のいる位置を斬るのです。斬り終わった位置に敵がいてくれるのではありません。
当たり前のことなんですが、動きやすい動きをしてしまいがちなので、意外と難しいことなんですよね。
まずは決められた角度ができるようになること。
動きを身体に馴染ませて、頑張っていきましょう。
本日の池袋稽古は、基本稽古で「ゆるみ」と「重心移動」を意識して稽古を行っていただいた後
「神妙剣」と希望のあった「野送り」「円要」「両車」を行いました。
それぞれの形で意識していただいた点をまとめてみます。
「野送り」
・上方向に抜刀しても重心位置は低く
・斬るライン
・斬りは、前に送りだす刀と捌く左足の動きを一致させる
・左足は「引く」という動きではない
「円要」
・敵の位置
・後方への転換は左足で回らずに、重心を移動させつつ右股関節&膝をゆるめていく
「両車」
・敵の方向にお腹を向けていく
・袈裟斬りへ移る際のこぶしの位置と手の内のゆるみ
・真向斬りへ移る際のこぶしの位置
繰返し意識することによって体がいうことをきくようになってきますので
「意識する」ということを大切にしてくださいね。
演武会も終わり通常稽古に戻りましたので、基本素振りと基本1・2の稽古でしっかりと基本動作と所作に注意するようにしていただきました。
形稽古は胸尽し・水月・野送りの3本を稽古いたしました。
胸尽しでは、前段での腹抜きの稽古では左右をうまく使って動いていましたが、形の動きになると右手による腹抜きになっていましたので、最初の腹抜き稽古の要領を思いだして動くよう伝えました。
水月では、横一文字と水月への突きの際の切っ先の位置に注意していただきました。多かったのは、胸尽しでも水月でも突きの位置が高い位置になっていましたので、敵の水月(鳩尾)の位置を意識して稽古していただきました。
野送りでは、受けからの斬りで刃筋の角度が鋭角になっている方が多くおりました。その原因のひとつとして、受けから斬りに入るときに柄を握り締めて刀を立ててしまいそのまま鋭角に切ってしまっていることです。
刀が敵の首筋に刀が入るときに柄を絞り込むよう注意していただきましたら、少しずつでしたが斬りの角度が修正されておりました。
自分の動きを確認しながら正しい動きになるよう修正していく気持ちも持ってください。さらに上達していくこと間違いないです。
これからもお互いに頑張りましょう。
5/20(土)の演武会も無事終了し、本日から通常稽古に戻りました。
演武会に向け皆さん集中して稽古をしておられたので、今日は少ないだろうな~と思いきや宗家稽古も一般稽古も盛況でした。
本日の一般稽古は、基本稽古の時間を多めにとりました。
体の軸、ゆるみ、重心移動、半身、刃筋、改めて意識をしていただきましたが演武会前と後とでは、それぞれに意識が変わってきたのではないでしょうか。
よりより動きを目指すために、自分の動きを見直して修正していくこと、目標を持つことは大切なことだと思います。
今回は残念ながら演武会に参加できなかった方も、今週から通常稽古に戻りますのでまた一緒に稽古をしていきましょう!
継続は力なり。です。
本日は演武会前、最後の休日ということもあり、稽古参加人数が23名と多かったのですが、板面と畳面の両面をフル利用しながら広々と稽古を行いました。
挨拶後、すぐに帯刀して真っ向斬りの素振りを実施。最初はゆっくり振り、徐々にスピードを上げて、最後は掛け声を発声しながら剣体一致を意識して素振りしていただきました。
続けて、抜刀稽古を横一文字、逆袈裟、腹抜き、縦抜きの順番で行い、合わせて納刀も稽古し、舞台で見られていることを意識しながら、股関節の緩みを使って 頭 が上下しない足運びや指先や目線の高さなど細かい所作についても確認しました。それらを全て頭に入れて基本の1と2を行いました。
その後、各自の演武会指定形の自主稽古を約10分ほど行い、各々の課題を確認した後、板面と畳面の2グループに別れて2~3回のシミュレーションを実施して、グループ毎に指導部よりワンポイントアドバイスを行いました。
最後に合わせ居合のシミュレーションを行い、欠席メンバーがいる組には剣法出演組から各組へ応援で入っていただき、各グループ2回のシミュレーションを実施して本日の稽古を終了しました。
いよいよ来週末が演武会の本番です。怪我や病気をしないように留意しながら体調を整えて、これまで稽古してきたことを平常心で行えるように自信を持って本番を迎えて下さい。
沢山の鏡のある壁面をフル利用しての稽古を行いました。
正面だけを見ていると解りづらい点であごが出ていたり、前のめりだったりするため横向きもゆっくりと動きながら確認&修正をして頂きました。
同じように1部のシュミレーションでは、ひとり1枚づつの鏡を利用して自分の演武姿を鏡に映し確認する形をとりました。
また指導部員2名がシュミレーションでの演武で直すべき点を的確にアドバイスをして頂きました。
合わせ居合のシュミレーションも行い終了となりました。
1週間後は、本番の演武会。
稽古を積んだこの時期の己を信じて本番に望みましょう。
明日も来週の火曜日もシュミレーションは行います。
ラストスパートのここ数日の稽古を有意義にお使い下さい。
演武会まで1週間となりあっという間に本番になってしまいますね。
本日は、最初に基本素振りと基本2.真・野送りで正しい動きと所作を確認していただき、その後シミュレーションに入りました。
今までシミュレーションを何回も行ってきましたが、毎回緊張するものですね。
まして本番の演武会となると尚更ですよね。
でも、演武会に向けて今まで稽古に励んできたことは確実に身に付いてきています。
本日のシミュレーションを見てもその努力の成果が伺えました。
本番では、目線と姿勢に気を付けて自信を持ち堂々とした演武ができるよう、お互い頑張りましょう。
稽古は、 演舞会に向け、基本稽古では丁寧に動くことを中心に、所作も再確認していただきながら、稽古いたしました。軸を保つ、腰の高さを一定にする、刀の握り、手 の内の緩みと絞りなど、いつも言われていることかもしれませんが、無意識に出来るまで、常に意識して稽古して行きましょう。
後半は、演舞会のシュミレーションを1部と2部の合わせ居合を行いました。何度も稽古に参加し、シュミレーションをこなして来た方達の参加でしたので、歩き方、立ち座り、入れ替えなどのタイミングがとても上手でした。
課題は、目線です。足元や刀など近くを見てしまい、、正面から見ると目線が下がり、自信がなく演舞しているように見えてしまいました。目線は仮想敵、しっかり手を伸ばした間合いを見据え、今までの努力を誇り、自信をもって演舞してくださいね。
同時に6級審査が行われFさん、Hさんが見事合格されました。おめでとうございます!
剣法と居合が同時に同一場所での稽古日です。
本日は、カタールのテレビ局より日本の文化の武道を紹介したいとの事で撮影を含めた取材にお越しになりました。
宗家や本間師範にインタビューされたり稽古風景を撮影されておりました。
居合の稽古日記です。
本日も演武会モードの稽古です。
この日の参加者で各自の演武する形で一番多い形を選んで稽古。
演武会当日は舞台に上がるため、いかに綺麗にかっこ良く正面からも斜めからもどこから見られても決まっていたいもの。
見せる、見られることを中心に進行しました。
後半は、演武シュミレーションをきっちりと行いました。
シュミレーションの場数に比例してうまくなります。
本当に皆さんの熱気が伝ってくる稽古でした。
スペース的にはやや狭い感はありますが、九段下稽古でもシミュレーションを含めた稽古を行いました。
座技であれば片膝にのって足を蹴り出さないようにするであるとか
いずれの形であっても柄を取ってから抜刀までの軌道を再確認するであるといった
全てに共通するような事柄を意識しつつ、1部の指定形をメインに形稽古も多めに行い
後半には2名ずつに組分けをして前後2スペースで反復してのシミュレーションです。
2名ずつでの演武でしたので、全員にその場でのアドバイスが可能でした。
来週末には本番ですね。
体調管理も大事にしつつ、いい状態に仕上げていきましょう。
5月に入って.場所によっては田植えの季節です(暖かい地域は終わっているのでしょうが)新緑が目に眩しい時節です。
昨日の演武会全体シミレーションの熱意そのまま多くの方々に参加いただきました。
舞台を利用して、各級・段に分かれてミニシミレーションを行いました。昨日の今日ですので、皆さん落ち着いて演武されている様な感じました。
形と所作が1つになって、演武が完成されるはずですから、其々技量と所作で気付いた点をお伝えしました。
日程が近づくと、出来ない事への不安が多くなりがちですが、所作は完璧と思えれば、安心感も増し落ち着いて舞台に立てます。
あと2週間、お互いに頑張りましょう。
本日も演武会のシュミレーションを中心とした稽古です。
各自の本番と同じ立ち位置でのシュミレーションを行いました。
本日は、方向転換の軸のブレを無くす事、方向転換による目線のブレを防ぐことに力を注ぎました。。
シュミレーションの数を重ねていくうちに、演武速度、演武完成度、間の取り方、所作など多くのものを学んでいきます。
4/29赤羽や5/2水道橋でのシュミレーションに参加された方々を例にとると、前回より遥かに上手くなっており、落ち着き具合もぐっとUPしております。
シュミレーションの参加数に比例して、上達度も上がってきます。
1回でも多くのシュミレーションに参加するように致しましょう。
まだまだ演武会稽古は続きます。
益々の技倆の向上を期待致します。
本日の剣術は稽古時間が3時間ありましたので、基本稽古をたっぷりとおこなってから各演武会の形に分かれて稽古。
最後は演武会のシュミレーションをしましたので、時間は有意義に楽しく流れてゆきました。
今の時期、居合も剣術も目標を持って稽古しているので、皆さんの技倆がぐんぐんと伸びてくるのがわかります。
本日は、来る演舞会を見据え、仮想敵を意識しながらの斬りることと、所作を丁寧に稽古するの2つを目標に行いました。
仮想敵をイメージできると間合いが読め、半身が入れ替わるタイミングなど、身体全体を使った動きが自然と出来るようになり、正しい斬りが身につきます。
これからも目の前の仮想敵を頭の中に描き、一刀一刀丁寧に稽古するようにしていきましょう。
所作は、始めの刀礼から、稽古することができます。動いているときは、遠山の目付けまで、神経を集中させ稽古してくださいね。キレイな無駄のない動きができるようになります。
形稽古としては、前腰を、走り懸りの動き活かして正面の敵をしっかり斬れるよう一刀目を特に稽古しました。ポイントとして、逆袈裟斬りに行く際にしっかりと、正面の敵に正中線を合わせて斬りに行くようにお伝えしました。
次の響返しは、私を敵に見立て腹抜きからの付けの理合いを理解してもらいながら、稽古いたしました。ポイントは左の鞘引きです。左右を均等に使い付けをするようにしてください。
最後に向抜を稽古しました。後ろの敵を斬る際に、前から後ろへの体重移動をしながら、切先と鍔が正中線上にあることと右足を正中線の右に捌くことをポイントとしました。
連休の2日目ですが、前腰では、合わせ居合の声出しの練習として声出しを行いましたが、皆さんお腹のそこから元気な声で熱心に稽古しておりました。
下記のスケジュールで本日は、演武会稽古をおこないました。
広い稽古場を最大限に利用することが出来ました。
■1部の居合
真っ向斬りを30本。
各自の指定形の自主稽古時間をもうけ、その後にシュミレーションを3回行いました。
1回目:立ち位置のみ指定で指定形すべてを演武。
2回目:所作と間の取り方を指示して演武。
3回目:目線をプラスして演武。
●2部の合わせ居合
班ごと(指定形ごと)に分かれて稽古。
最後に合わせ居合シュミレーションして終了となりました。
合わせ居合では、リーダーがチームの力量に合わせて一致した動きを目指します。
こうした稽古は互いの「間」というものを感じ演武しますので、自分以外の空間や他者の動きを眼以外の感覚で認知する能力を養う稽古になります。
隅田川の桜並木も葉を残すばかりですが、遊歩道脇には色々な花が咲き、雑草も勢いよく、緑の強さを感じます。
今週の火曜日から、演武会シミレーションが始まりました。
今日の赤羽駅前でも、シミレーションにトライを始めました。
(A)目線の高さ(B)歩み方(C)転換 (D)礼での柄頭 (E)右手の納め。
これだけでも、一連の流れで動く事に慣れるのは大変に思いますが、身体が馴染めば出来る様になります。
なるべく都合をつけて体験し、少しでも安心して、5月5日の全体シミレーションに臨みたいですね。
慌てず、焦らず、お互いに頑張って挑戦して行きましょう。
5月に開催される演武会の稽古が始まりました。
皆さん真剣です。和式の歩き方、他の人を見て学ぶ事、平常心とは、などなど演武会では普段の稽古では得られない沢山のことを知ることができます。
こうした機会を生かして居合の楽しさを知り、日本人の残した武道の奥深さを実感していただければと思います。
本日は左の鞘引きを意識して稽古しました。
基本の一、二の前に抜刀の稽古を実施。
抜こうとする意思が伝わってくる分、右で引っこ抜く動きが目立ちます。
その為、前のめりだったり、胸尽しの腹抜きの際、後ろ重心になっている方が見受けられました。
形稽古は左月、胸尽し、響返し、夢想返し
形稽古でも右に頼らず、左の鞘引きを意識して稽古。
本日の池袋は両面に変更となったため、スペースにも余裕がありました。
普段慌しくなる納刀や遠山の目付まで落ち着いて堂々と演武していただきました。
最後まで慌てず、堂々とすることで演武のメリハリも際立つと思います。
何度か膝パットを忘れて稽古してしまった事があるのですが、正座から踏み出すにしても踏み出した足を戻すにしても、勢いや反動でそのカタチを作ってしまうと
膝への衝撃は相当な強さで響きますし、力みが出てしまうので動きとしても一致しないものになります。
膝パットがないと、より明確に衝撃が伝わるので成すべき動きではなかったのだと実感する訳です。
誤解を招くといけないので、明記しておきますが無駄な怪我をする必要はないので、膝パットはちゃんと着用してくださいね。
ただ、“それっぽい動き”と“そうあるべき動き”には、ぱっと見以上に自身で体感する違いがあるという事だけ意識しておいてください。
本日の品川は畳面でしたので、座技はそういった身体の使い方も気を付けつつ稽古して頂いています。
本日は1つの形あたり10~15分位ずつ時間配分をしましたので、部分的な動きの確認を多めに行い、それから形として通しております。
部分的な確認をしている時には良い感じの動きでも、繋げると慌てて捻じれてしまったり、コマ送りの動きになってしまったりしがちです。
まずは要所を押さえた正しい動きを身に付けるようにして、速さはそれからとしてみてください。
部分的な確認では確実に精度が上がっています。
一連の動きとして滑らかに繋げていけるように、もう一段上に登って行きましょう。
剣法と居合が同時刻、同一場所での稽古日です。
剣法は、宗家の元で演武会用の剣法稽古に励んでおりました。
居合の稽古日記です。
基本稽古は、体軸を中心に進行。
体軸がずれていくと、ねじれ、ゆがみにより無理な姿勢をとってしまうために身体に負担がかかります。
刀を振っていると気づかずにおりますが、膝・足の裏などに余計な負担がかかったりします。
意識して軸を立てる努力をしてください。
形稽古は、一番参加人数が多かった4級さんの指定形より「向抜・円要・玉光」を稽古。
また本日参加のアメリカ人のRさんとJさんの合わせ居合の組形より「水月」を稽古致しました。
形は違っても、身体の使い方は一緒です。
技倆の向上に努めて下さい。
この日の稽古では、演武会を意識し、所作のチェックと、形稽古を多めに行いました。
まず、所作では、目線を定めることから始めましょう。仮想敵をイメージし、しっかり前を見ることで軸が立ち、自信がみなぎる演武ができます。正しい動きを身に着けながらもどうどうとした態度で今後も稽古していきましょう。
基本素振りでは、股関節、膝の緩み、手の内、剣体一致など意識できるスピードで稽古していただきました。
形稽古として、胸尽し、真、円要、本腰、野送りの5本を行いました。
特に大切に稽古したことは、一刀目を決めることです。物内で正確に仮想敵を斬ることができるよう数本はゆっくりと動いて稽古いたしました。
本日の稽古は、動きの正確さとメリハリを意識し稽古を行っていただきました。
まず一番は、「形」のきちんとした動き・かたちを目指すこと。
例えば「胸尽し」なら、腹抜きをした時の刀の切っ先は鞘の鯉口に残しておくこと。
動きも慣れて気持ちに少し余裕が出てきたら、力を抜いた状態で動きをスムーズに繋げていくこと。
「胸尽し」の 振りかぶり→真向斬り の動きを分断せずに繋げられるようにする。
さらに余裕ができたら、握りこみ等も意識して動きにメリハリをつけること。
「胸尽し」の抜刀はスーッと力を抜いて 次の突きでしっかり握りこむ。
グッと抜いた後は力を抜いて振りかぶり真向斬りへ。
次の段階に進んだ時に、体と刀の動きがバラバラになってしまったら少し前の段階にもどる、
というように調整をしていきましょう。
いくら動きが速くても力強くても、正確な動きでないと稽古の意味がありません。
まずは正確さです。そこから徐々にステップアップしていきましょう。
本日に新稽古場所がOPENを致しました。
居想会の稽古場で一番に広い稽古場となります。
更衣室から稽古場までの動線も良く、綺麗で使い勝手の良い稽古場です。
稽古は、稽古場の広さを利用して沢山動く事としました。
基本素振りは、袈裟切りから基本1、基本2までは横一列となり片道22mを何度も往復。
ポイントに添って各自のペースで前進です。
形稽古は、全体に広がり「夢想返しと右の敵」の2本に絞り、スペースを気にしないで動くことが出来たと思います。
城北エリアの赤羽と池袋場所は、常に大人数となります。
このエリアに広い稽古場が出来たことにより、走り懸りなども十分に稽古が出来る環境となりました。
是非にご利用下さい。
本日の池袋稽古は基本稽古の後、納刀・真・左月・夢想返しを稽古しました。
全体をとおして意識をしていただいたのは以下の2点です。
・重心の移動方法
・体の左右の使い方
重心移動については、足の蹴り出しではなく膝の緩みとおくりで重心を移動させていけるように足裏と前膝に意識を向けていただきました。
体の左右の使い方は、まず頭のてっぺんから下まで体の中心ラインをしっかりと意識し、その中心から体の左側と右側を動かすようにがんばっていただきました。
例えば前方への抜刀では、左右の腰の位置が変化していくのと同様に肩の位置も変化していきますし、振りかぶりでは、こぶしを引っ張るのでも、体が刀に寄っていくのでもなく体の中心から半身が入れ替わることで、無駄なく動くことができてきます。
稽古の中で、中心、軸、緩み、という言葉はよく聞く言葉なので聞き慣れてしまって、なんとなく流してしまいがちですが、繰り返しお伝えするということは、大切な要素だからですねー。
剣術と居合が同時刻、同一場所の稽古日です。
剣術は、宗家の元で演武会用の剣法稽古となりました。
私担当の居合の稽古日記です。
東京在住のアメリカ人のカップルが本日も稽古に参加いたしました。
5月に行われる演武会にお二人も初参加です。
居想会は、カナダ、ブルガニア、ブラジル、シンガポール、フランス、中国などの会員さんがおります。
日本の武道が、国際的に広がるのは大変に嬉しいことです。
本日の形稽古は、演武会の合わせ居合から開始。
声を出しながら、動きもあわせながら合わせ居合に慣れる事に集中しました。
声を出す事により、手と足が刀の振りと一体化し気剣体一致を目指す事が出来ます。
宗家稽古と並行しての稽古でした。
今回の稽古では、一連の動作の中での体軸の状態、視線の2点を重視しました。
基本素振り、基本1・2においては、敢えて終始等速でゆっくり動くことで動作の一致、軸の状態、斬り始めから終わり・敵付けに至るまでの
目線の送り方に注意を払っていただきました。
まだ稽古回数が少なく、慣れていない方にとっては、意識することが多すぎて耳から煙が出そうになったかもしれません。
大丈夫です、繰り返しの稽古で、少しずつ意識できるところが増えてきます。
特に、今後のために気にしてみていただきたいことですが体軸については微妙な上下動、左右のブレが見られた為股関節・膝の緩み(曲げることとは違います)をいかに意識するか。
考えながら動くようにしてみてください。
目線については、斬る刀の軌道を追ってしまったり、なんとなく下を向いてしまう傾向があったので、斬るあいてがどこにいるのかは常に考えるようにしてみましょう。
形稽古は、上の各項目を可能な範囲で意識していただきながら真、胸尽し、水月、野送りの順で稽古致しました。
いつもより、ゆっくり動く時間が長かったので大変だったかもしれませんが、正しい動きをインプットするには一番良い稽古です。
引き続き、一緒に頑張っていきましょう。
広々とスペースを使う事が出来ましたので、基本稽古は縦長を活かし移動しながらの稽古としました。
繰り返し前進する動きのなかで、送り出す前方の動きと刀の遠心力に振られない軸を意識して頂きました。
足運びも油断すると軸足を作って蹴り出すつかい方をしがちですので、いつもより長い距離を使う事で動きへの意識を持って頂く狙いです。
形稽古は左月、響き返し、円要、野送りの4本としました。
演武会が近くなっているので、自身の指定形を少しでも多く抜きたい気持ちは強くなると思います。
もちろん私も思います。
それでも、いずれの形でも共通して活かせるポイントが必ずありますのでどの形でも1本ずつ大切に稽古していきましょう。
演武会の舞台に上がるとなかなか無心にはなれません。不安がいっぱいですこんな経験は私だけでしょうか、指定形に合わせ居合の形と数が増えてきます。少し でも不安なことが無いように市川ではこんな稽古時間の配分を考えてみました。演武会まで4回の稽古があります。30分基本動作、基本素振り、30分間五 用、五応、五箇、走り懸りを順次、30分で指定形と所作を稽古したいと考えています。4週で18本の形を稽古したいと思います。
本日の稽古は五用を30分とゆう限られた時間に丁寧に動いていただきました、次の30分は円要、前腰です。そして軸を意識した蹲踞の姿勢の確認です。次回は五応を中心に稽古をしたいと考えています。
本日は演武会での合わせ居合に参加する方々でしたので、形稽古(真・胸尽し・野送り・響返し)において掛け声を出して動いていただきました。
皆さん大きな掛け声を出して活気のある稽古を行っておりました。
また、掛け声の副産物となったのか、普通の動きでは刀と体が合わなかったのが、掛け声を出すことによって一致するというメリットも見られました。
この稽古によって刀と体・足が一体となるタイミングがつかめるといいですね。
終盤は、真・胸尽し・野送りの3本通しを掛け声を出して動いていただきました。
4月に入り、いよいよ演武会に向けての稽古がはじまりました。
これから少しでも良い演武が行えるようお互い頑張りましょう。
本日は、稽古後に懇親会を行いました。
4月から転勤で東京を離れる Kさんの送別会も兼ねました。
実家が東京の彼ですので、研修で東京に戻って時間がOffの時や休暇の時は稽古に参加するそうです。
合宿も、もちろん参加予定です。
元々、稽古数の多い彼ですので、日々に見ている顔が見れなくなるのは寂しいですが、時間が取れれば間違いなく稽古参加される彼ですので、その日を楽しみにしております。
本日の稽古内容に戻ります。
宗家の指導の元に指導部稽古と一般居合が同時刻・同一場所での稽古日です。
審査補習にご協力を頂いております指導部員の方々は、ご自身の稽古に向かい合っていました。
私担当の居合は膝の緩みをテーマに緩むことと曲げることの違いをお伝えして進行。
肩や膝に力を入れないで動けるように稽古を行いました。
久々の稽古場でした。年度末で仕事が忙しくなかなか稽古に参加できずにいたのですが、稽古着・袴を身に着けると気分も変わります。
本日の稽古では、敵を意識して、切りつける位置や目線に注意をして稽古しました。特に、目線については足元に落としたり、切っ先を追いかけたりしがちなので、稽古途中で都度お伝えし、気を付けてもらうようにしました。
稽古の途中で納刀の際の動作が曖昧な方が見受けられましたので、血振りから納刀、座技の納刀から立ち上がり等所作の細かなところを確認し稽古しています。 曖 昧な動きをそのままに稽古をしていると、それが癖になってしまうことはあると思います。正しい動きを理解して、注意しながらそれに近づけるように稽古して いければと思います。
演武会に向けてそれぞれ課題をもって稽古していると思います。1か月半あるとはいえ稽古回数も限られています。課題を克服して目標達成できるように頑張りましょう。
久しぶりに、赤羽駅前場所の稽古を担当させていただきました。
毎度ながら参加人数が多い稽古場ですので、常に他者との間合いを意識することも、一つの稽古と捉えて安全第一で頑張りましょう!
今回のテーマは2つ。
・構えから斬り終わりまでの軸の状態の意識
・演武会を意識し、一連の動作における目線や所作の意識
基本素振りから、腹抜き、逆袈裟の抜刀稽古をプラスし、その後基本1・2を実施しました。
真向斬りなど、視界に剣の軌道が入ってくると、それを目で追ってしまう癖はよくあるものなので、常に意識するのは仮想敵の方向であることを、頭と体に入れておきましょう。
形稽古は
左月、円要、右の3本でした(実施順)。
転身系が中心となりましたので、稽古のテーマとしている体軸の状態について、さらに各動きにおける目線にも意識を持っていただきました。
まだ回数が慣れていない方は、まずは焦らずに動きの手順をインプットしてゆきましょう。
できることが増えれば、自然と意識するポイントを増やすことが
できますからね。
引き続き、よろしくお願いいたします!
本日より市川の稽古が始まります。
15名の会員の皆様の参加があり進級、昇段の補習 に臨む会員の真摯な態度に包まれ活気のある稽古になりました。稽古内容はいつもの ように基本動作の体の使い方に重点を置いています。緩むこと。中心を取ること。軸 を中心とした半身の入れ替え。立ち座りでも股関節が緩んでいるうちに立ち上がるこ とは座技の時大切な要素と考えるからです。
稽古の中に無駄な動きはありません。
形は真、胸尽し、右、野送りです。座技では股関節の緩みを意識すること、立ち技では緩むことから動くこと、固まって止まることの無いように稽古をしてみま した。蹲踞納刀の足をひくとき窮屈になっている方が見受けられましたので蹲踞の形を確認いたしました。
今までこれでいいと思っていたことから一歩踏み出すと、また新しい居合の楽しさが見えてくると考えています。よろしくお願いいたします。
本日は相手の中心を意識して稽古しました。
真向斬りの際、柄頭で相手を捉えること、右足もしっかりと相手に向かっていることなど気にすることは多々ありますが、斬り終わりに左足が撞木足になっていることがあります。
意識して相手に向けることも大事ですが、右の股関節が緩んでいるかなど別の個所にも問題がないか確認してみましょう。
形稽古は左月、円要、夢想返し、神妙剣、前腰
本日は床が滑りやすく引き足をしてしまいがちでした。
勢いにまかせず、剣と体の一致でメリハリのある斬りができるよう稽古しました。
どのような足場でも自身で間合いを決められる動きを
目指して互いに稽古していきましょう。
今回は、軸を終始保つこと、股関節をどう弛め、どう使うか、例えば、足の入れ替えの際は、後ろ足の股関節と前足の股関節が同時に弛みはじめるように動いてみてください。無駄がない自然な動きが身に付きます。
基本素振りでは、胸の前で腕を伸ばすこと、また刀は手の内の緩みと絞りのタイミングを確認して稽古することで、正しい刃筋で稽古いたしました。
抜 刀の際は常に峰側から柄を取りに行きましょう。そして、左右の腕を中心から均等に扱いましょう。そうすると物内が斬るべき場所に入るようになります。ま た、振り返りが際は拳一つ分空く形で構えてください。浅いと、腕がしっかりと伸ばせず、下に叩きつける斬りになってしまいますので注意してください。
形稽古は、リクエストに応えて、響返し、胸尽し、左月、円要、野送りの5本を稽古しました。
宗家稽古、一般稽古、そして新人講習、剣法稽古と活気溢れる水道橋です。
一般稽古では前回の指導担当稽古に続き、座姿勢からの抜刀稽古を多めに行っております。
間もなく演武会に向けての稽古、シミュレーションも始まりますので、今のうちに基本を改めてしっかり身体に馴染ませて、それぞれ演武指定形への応用を効かせられる下地を作りたいですね。
あとはちょっとした事ですが、とても目立つ指先の状態や目線の泳ぎへも意識を向けて堂々とした演武姿勢を目指しましょう!
いつもは基本動作に時間をかけるのですが今回は演武会が近いので形を多く稽古してみました。一番気に掛ったのは抜刀の時の柄に掛る手の形です。せっかく柄 の下からつかんでいるのに抜刀の途中で握り返してしまう。斬ることに気がいって脇が甘くなっているのではないかと思います。数抜いて感覚をつかむしかない と思います。
26日より市川で稽古を始めます。所作、形の中に表現されているものに心を配りながら一歩ずつ学んでいきたいと思っています。隣の料亭の桜が満開でお迎えできれば幸いです。
座技からの抜刀は形稽古になってからがメインですが、この日は基本稽古も座技からの抜刀を行いました。
立ち姿勢の時よりも、やや前のめりになってしまう傾向がありますので、膝にのって慌てて勢いで動かないように意識、上体の上げ方、足の送り方を丁寧に稽古して頂きました。
今回は基本形の1と2も座技として抜いてみました。
たまにイレギュラーな動きを取り入れる事で、決まった手順を再現するだけではなく基本的な身体の使い方で応用を効かせるように意識が働くようです。
ちょっと足腰的には疲労感も多めになりましたが、皆さん頑張っておられました。
本日は基本を押さえつつ、各級・段ごとのポイントをそれぞれに伝えて稽古いたしました。
体捌きでの足の入れ替えの際には、前足の股関節と後ろ足の股関節を緩みにより同時に入れ替えることで、軸が一定に保てることを確認しました。
基本の1、2では、それぞれの振りかぶりを腕の力に頼らず、半身の入れ替えに合わせて力まず、隙を作らないよう意識し、真っ向斬りの構えができるように特に取り組みました。
形稽古は、真、胸尽し、響返し、野送り、円要を行い、初段、1級は無駄のない動きと一刀目と二刀目の繋がりを、2~無級は、一つ一つの動きを正しく丁寧に稽古していただくようにいたしました。
本日は、指導部を除く7名中5名が演武会で昇級審査を受ける方でしたので、4級審査形(真・胸尽し・野送り)と3級審査形(向抜き・円要・玉光)の稽古に多くの時間をとりました。
最後は、4級審査形と3級審査形をそれぞれ3本通し締めました。
昇級審査でも演武会でも緊張するものですが、急がずに丁寧に動くことを意識するようにしてみてください。
最初に急いで柄を握り刀を抜いていくとその後の動きも雑になります。
動きにも緩急があることも忘れないでください。
ゆっくりでも自分でコントロールできる範囲で基本通り正しく動くことがまず第一です。そこから先に進んでいきます。
これからも所作・動きのひとつひとつを大事に稽古してまいりましょう。
本日は、敵に目線を向けることをポイントに稽古していただきました。
刀の切っ先を目で追わないで、敵付けをするまではしっかり敵を意識して目線は敵に向けるようにしましょう。
基 本稽古や形(真・野送り・水月)稽古では、真では斬り終りで切っ先が敵に向けることと袈裟や逆袈裟で肩口と脾腹に刃筋を通す、野送りでは敵の刀を受けると きに刀を真横にして鎬で受ける、水月では敵の鳩尾(水月)の位置を突く、血振りでは切っ先を倒れた敵に向けるなど、曖昧な動きにならないよう基本的な所作 も大事にしてください。
動きの手順は合っていても、斬る位置や敵付けの位置などが曖昧なまま流して動くことのないようにしましょう。
正しい所作ができるように常に意識を持った稽古を心がければ自ずと精度が上がっていくことでしょう。
お互い頑張って稽古に励みましょう。
本日も「中心をブレさせないこと」を意識して稽古を行っていただきました。
ポイントがつかめてきて、一つ一つの動きが滑らかに繋がってくると、動きを分解していた時よりも、力を使わずに刀が進んでいくようになってきます。
ただ、動きが繋がることで速さが出てくると、振る刀に上半身が持っていかれ突っ込んだ斬りになってしまう弊害も出てきます。
その場合は、体の軸・中心をしっかり保ち、刀に振り回されないよう体をコントロールしましょう。
次の段階に進もうとする時に、スムーズに進めることもありますが何らかの壁にぶつかることも多々あります。
その時は、「やっぱりだめだ」とあきらめてしまわずに、次へ向けての修正を行っていけるように気持ちを前に向けて頑張りましょう。
柄を取る手の内がちょっと動き難そうになっている状態を続けて目にする機会がありましたで、今日はいつもの軸や体幹といった身体の中心だけではなく、末端への意識も強く持っての稽古としました。
なんとなく持てていて、運べているので大丈夫。と流してしまわないようにしてください。
手の内という常に御刀と接する事になるその状態を大切にしましょう。
本来直すべき違和感だったものを常の状態にしていると、やるべき正しい動きを違和感としてしまい修正が難しくなっていきます。
対象に刃を向けたいのか、上段に構えたいのか、下段に構えたいのか、突きたいのか、御刀がシンプルな作りであるだけに、すべき動きも本来シンプルでシャープなものです。
最初のうちは稽古の進行を追う事に必死ではありますが、動きの順序が入ったらその動作は何を目的としているか、その目的に合った動きを自分はしているか気にしながら動いてみるようにしてください。
お箸でも筆記具でもちょっと変わった持ち方をすると、肘を張ってしまったり身体傾いたりしてしまいす。
小さな日常の道具でさえ、持ち方ひとつで体軸に影響を与える事をちょっと気にして自身の手の内を振り返ってみましょう。
まずは、抜刀から始まりますよね。
いろんな抜刀のやり方がありますが、共通するのは、なるべく早く鞘から出してやって狙ったところに持っていくこと。
本日は、抜刀に時間をかけて稽古しました。
スムーズに行うために、どう体を使うのか、いろいろ悩みながら見つけていきましょう。
スムーズに抜く、すなわち無駄なく動き、次の斬りに繋げていくことが重要です。
次の斬りは、当然目の前にいる敵に向っていくわけですから、単に形を追うだけでは不十分です。
スムーズな抜刀からの斬りという一連の動きの精度を上げて、演武会で必要とされる、見せる居合い、を考えていきましょう。
演武会が視野に入ってきて稽古場も熱を帯びてきました。
一緒に頑張りましょう。
基本稽古は「縦のゆるみ」「体の中心・重心」に意識を向け稽古を行っていただきました。
どこを意識して体を動かそうとするかで、動きはだいぶ違ってきます。
動きが左右にぶれる。
上半身が先行してしまったり、上体が突っ込んだような動きになってしまう。
これらを修正するためにも、緩む方向と体の中心・重心の位置を意識していきましょう。
形稽古は、抜刀を中心に稽古を進めていきました。
「玉光」「夢想返し」の立抜きは、体の中心から左は下・右は上へと動いていきますが
とくに左半身をしっかり落とす&緩む動きを使い、右半身がビーンと突っ張らないようにしてあげましょう。
形稽古;(稽古順)真、円要、両車、夢想返し、神妙剣
基本の一二は一刀目の抜きつけからの振りかぶりと、構えからの斬りつけを分解して稽古してから通して動いてもらいました。
形稽古は演武会モードを意識して稽古を進めました。
特に、目線の方向、瞬きをしない、ほかに形における所作を一つ一つ確実に行い中途半端な所作のままで次の動きには移行しない様伝え、構え、切っ先の位置などに注意しつつ稽古をしてもらいました。
一つ一つの所作を正しく行うという事は鞘送りの動作や振りかぶった時の刀の位置又、その時の脚や体の構え等次の動作に移行する時の正しい動作につなげる為必要なことでを理解しましょう。
本日は宗家剣法と居合稽古が同一時間、同一場所での稽古日です。
私担当の居合の稽古日記です。
火曜日に続いての私の指導日となりました。
火曜日参加の連続稽古の方も多数おり、皆様の熱心さが感じられます。
稽古テーマは、前回同様に目線・上下動・前後のブレを中心に行いました。
また5月の審査を希望する方々は、稽古開始整列前の短い時間15分を利用して指導部員に個別に補習を受けておられました。
1本でも形を見てもらえると心強いものです。
マンツーマンですので直球で自分入ってくるはずです。
頑張って下さい。
そして指導部の皆様の好意に本部としてお礼を申し上げます。
本日は宗家稽古と一般居合の2つの稽古が同一場所で行われました。
宗家稽古は初段以上が対象で指導は、もちろん宗家が行います。
一般居合は級の方を中心にビギナーさんも一緒に稽古をしております。
私担当の一般居合の稽古日記です。
本日から5月20日に行われる居想会の演武会を視野に入れた稽古を開始しました。
最初に目線。敵をとらえていきます。
目線が泳いだり下がったりすると軸が潰れ易く気迫も感じなくなります。
次に上下動。無駄な動きを省き腰の高さを変えないで前に進みます。
膝と股関節のゆるみをうまく使って軸をつぶさないように動いていきます。
居合稽古後は、30分間の剣法。
どなたでも参加が出来、今夜は30名が木刀を振っておりました。
皆さん、楽しそうに稽古しております。
剣術の稽古では早い動きを目標とする面があります。
敵より早い動きができれば、敵の動きが見えてきます。動きが見えれば敵を制することができます。
ただし早い動きとは単にスピードではありません。この辺に稽古の落とし穴があります。正しい早さを身につけるためにはゆっくりとした動きで何度も稽古する必要があります。この稽古の中で剣と体が一致した操刀を覚え、そして淀みない動きを知り、敵との最短の距離を導き出してこそ真の早さが身に付くのです。
稽古の初めに毎回軸を立てることを確認しております。軸を保つことや、股関節、膝など弛めて動けるようになることが、将来的に理想の早い動きが出来るよう になることにつながります。声をかけられずとも常に意識できており、最終的には自然とできているようになることを目指しましょう。
基本の素振りで大切なことは、物内ちが当たるポイントに向けて刀を振るようにしましょう。抜刀の際に、いかに無駄のない動きで逆袈裟、横一文字斬りができるか、今後も課題にしては稽古に励んでいきましょう。
基本の1,2を前に進みながら行い、特に隙の無い振りかぶりについて意識して稽古していただきました。
形稽古は、前腰、神妙剣、左月、胸尽しの4本を稽古いたしました。
前 腰では、走るスピードを生かして抜刀し、刀を絞ったときに敵の右脾腹に物内ちをあてるかを、神妙剣は左ひざを抜いて腹抜きを軸を保ってできるようになるこ とを、左月は転身から1動作で敵の小手に付けることを、胸尽しは敵の真向斬りをその場で捌き、前膝に若干体重を乗せて置き、次の水月の突きにスムーズに移 行することをポイントとし稽古いたしました。
形稽古と同時に演武会での2級昇級審査及び4級昇級審査に臨む6人が補習を頑張って稽古していました。
演武会に向け集中して技量を上げるには、エントリーして補習を積極的にうけることはよい経験になります。この機会をチャンスととらえ、ぜひ、演武会に共に稽古に励んでまいりましょう。
演武会の時期になるといつも思い出されます。
平成20年の5月に入会し6月の演武会に無級の部で出させていただきました。事の始まりは会員の皆さんがが 演武会と目を輝かせているのを拝見し自分もその仲間になりたいと出てもいいですかとお伺いをしましたところ快く許可をいただきました。それからが大変です 何しろ数回の稽古胸尽くしは抜けず、野送りは斬り終わりがとんでもない方向、恥ずかしい思いはしたくないと演武会までの限られた時間でしたが夢中で抜きま くりました。
その時の胸尽しは今でも携帯に残してあります。目の前にあることを一生懸命やるややもすれば忘れがちになることを思い出させていただきまし た、無理して出てよかったと今は思っています。
今日の稽古は力を抜くこと、刀の重さを感じて振っていただくことそのために何を意識したらいいのか基本稽古、形稽古の中で感じていただけるように稽古をしてみました。力を抜くのは本当に難しいことですでも一歩一歩一緒に学んでいきましょう。
本日は、体捌き、基本素振り、形稽古と一貫して敵意識を持ちながら稽古していただきました。
仮想敵の正中線を捉えて動く、前足のつま先を敵に向ける、物内が当たる位置で手の内を絞るなど、様々なポイントを確認し、最後に形稽古として、水月、両車、響返し、前腰、夢想返しの5本を行いました。下記のことをそれぞれポイントとしました。
水月では、一刀目の横一文字で、敵の右脇に物内を入れること、決してショートカットせずに、斬るべき場所を斬り、それから緩急をつけて構えと突き、抜きを行うこと。
両車は、一刀一刀左右の敵の位置に留意し、仮想敵にしっかり体を向けるよう体重移動すること、廻剣の際は肘を伸ばし、しっかりと真っ向斬りを行うこと。
響返しは構えの際に肩の力を抜きまっすぐ突き、弛みで素早く振りかぶり、真っ向斬りに移行すること。
前腰は、走るスピードを生かして抜刀し、逆袈裟斬りで的確に仮想敵の脾腹を物内で斬ること。
夢想返しでは、一刀目に斬りに行った勢いを利用し、縦の動きで切っ先、鍔、両拳が正中線を通り後ろの敵を斬り、隙がなく、上段に構え、次に敵を斬るように中段に構えること。
また、同時に演舞会での昇級審査を目指す方の補習も行われました。皆さん真剣に稽古に取り組まれていました。
本日の稽古は、スペース的に丁度よい人数で行うことができました。
足の入替え・半身の切り返しでは、股関節の緩みを意識して、膝や足が回らない縦の動きを意識して動いていただきました。
基本の素振りと一・二では、腕を伸ばして敵をしっかり斬る。右手で叩きつけるような斬りをや敵に届かないような斬りをしないように注意していただきました。
形は、腹抜きのある左月と胸尽し、敵の刀を鎬で受ける陰中陽と野送りの稽古をいたしました。
左月では反転の動きを利用した腹抜きを、胸尽しでは真半身の捌きによる腹抜を意識して動いていただきましたが、まだ右手に頼る傾向がありますので注意しましょう。
陰中陽と野送りでは、敵の刀を受ける際に刀の刃が斜めに立っていることのないように注意して、しっかり鎬で受けるようにしましょう。
腹抜きや縦抜きと敵の刀を受ける際にも、柄を握り締めないようにして刀を扱えるように工夫してみましょう。
また、全体的に目線にも注意していただきました。
伏せ目がちにならずにしっかり前の敵に目線を向け、敵が倒れる際に倒れた敵に向けて目線を少し下げるように、普段の稽古でも注意していきましょう。
2月最後の土曜日、快晴ですが風は未だ肌に寒く感じます。
三寒四温が繰り返され、あと1ヶ月もすれば桜の開花となるのですね
本部連絡のお陰で、丁度良い人数で稽古出来ました。抜刀と基本の1・2に時間を掛けて行いました。
形稽古:向抜き・胸尽し・左月・円要
注意点を2つ位お伝えし、個々に確認して参りました。
特に、円要は目線が難しいので、畳の継目を敵の延長線として稽古出来ました。
演武会に向けて、剣法の稽古が始まっています。昇段・昇段希望の方は、本部へ相談しましょう。必ず補習稽古が有りますが、改めて自分と向き合う事により、技量や考え方の向上に繋がります。
宗家剣法と居合が同一場所・同一時間の稽古日です。
居合の稽古日記です。
気持ちが集中すると宗家剣法の木刀の打合う音も気になりません。
剣法と居合、お互いに熱気ある稽古で34名が参加の大賑わいです。
平日は、遅刻をしてくる方が数名おります。
仕事優先は当たり前の事、遅れても稽古に参加する気持ちを大切にしたいと思います。
但し土日の午前の稽古の朝寝坊の遅刻はご勘弁を。
居合の基本テーマは、軸が前足に乗って前倒れしない。
左右に身体が揺れ正中線から外れない。
敵を捉えて,無駄なく動くには必修な動きです。
しかと目線も敵を捉えて動けるように致しましょう。
本日は、稽古中に聞かないことはない、というくらいの「縦のゆるみ」を中心に稽古を進めていきました。
足の入替、半身の入替、素振り、抜刀、振りかぶり、形稽古での体捌き。
どの動きにも関わってくる要素ですね。
日常では、どちらかというと体を固定・安定させて生活しているため、「体をゆるめる」ということは意識的にも感覚的にも実践するのはなかなか難しいですよね。
ただ、日常とは異なる稽古場では、この「ゆるみ」、しかも「縦のゆるみ」が大切なのです。
力が入ったままの回る動きとはどういうことか、縦のゆるみとはどういう動きか、ということを目て見ていただき、無用な力を使わない動きを目指していただきました。
動く際に意識を向ける、注意をする、これらによって動きはどんどん良くなっていきました。
あとは「継続は力なり」ですね。
その他。
形稽古の「玉光」「胸尽し」では、縦のゆるみの体捌きに加え抜刀は、抜く方向に柄を送るように進めていき、引っ張る動きにならないこと、を注意していただきました。
剣術初心者を交えた稽古も本日は90分の枠がありましたので、刃引之形5本を一通り行うことができました。
受け流し、廻剣といった動きや上段、下段の構えなど個別にやるとそれなりに決まってきましたが、連続してやってみると崩れてきます。
頭で分かっていることが体で表現できていなからです。これだけは数をこなして体に覚え込ませるしかありません。
今は一つひとつを丁寧に体に染み込ませてゆきましょう。
本日は敵の位置を意識することを中心に稽古しました。
基本素振り、基本の1、2では前にいる敵を意識して、腕を真っすぐに伸ばすこと、肘を落とした小さな斬りにならないこと、をポイントとしました。
形稽古は、向抜き、円要、野送りの3本。
形稽古でも敵の位置を意識して稽古しました。
向抜きでは、転身した際に右足を捌くことで敵との中心線がずれること、
円要では、転身した際に敵がやや右にいること、野送りでは、捌くことで敵がやや左側にいること、を確認しました。
特に、円要、野送りでは二名一組で敵の位置を実際に確認しました。
自分が動くことによって敵の位置がどう変るのか、それにどう向き合っていくのかを意識することは重要です。なんとなく決められた通りに動くのではなく、実際の敵の位置をしっかり把握して精度を高めていきましょう。
引き続き共に頑張って稽古していきましょう。
素振り;真向斬り、左右袈裟、左右逆袈裟、横一文字
抜刀稽古;腹抜き、横一文字、逆袈裟、
形稽古;(稽古順)真、円要、左月、右の敵、右
何時ものように基本の一二及び形稽古は始めの一二本をできる限りゆっくりと動作し自身の動き及び姿勢を確認しつつ稽古を進めてもらいました。
形稽古において初心者以外は一刀目の抜きつけを一動作で動くように指導しました。
左又は右に転身してからの抜きつけは敵に向って抜きつけなければなりませんが敵に向いた瞬間、間を置かづに抜きつけなければなりません。
敵に向かってから抜きつけることを意識しすぎるためか、一拍間を置いてから抜きつける方が多いように見受けられました。
又、二刀目の斬りつけも斬るための振りかぶり動作ですので、そこでも構えから間を置かづに斬りつけます。
今回は、構えから斬り終わりまでの軸の状態を意識しました。
基本素振りの構えた状態から、体軸が後ろに反ったり
・前傾しすぎて軸が潰れていないかを全員で確認。
・斬り終わりの際は、刀の重さに負けて突っ込まないこと。
一連の稽古中、以上2点を意識することとしました。
基本1・2では、ゆっくり動くと斬り終わりの軸も立っているのですが
やはりスピードが上がるとともに終わりで体が突っ込む傾向があります。
最初は気づいてから正しい位置に軸を戻す、という流れでも結構ですので
少しずつ一発で、正しい位置に終われるようにしていきましょう。
形稽古は左月、胸尽し、水月、野送りの順に実施しました。
その後の剣法稽古も多くの方が参加されていました。
こちらの方も、みんなで頑張っていきましょう!
私が担当する剣術稽古の2回目です。
居合後の自由参加の稽古ですが、前回より人が増えたようです。剣術にも興味を持って頂くことは嬉しいことです。しかし限られた時間ですので、効率よく稽古を進めて行く工夫が必要です。その辺は宗家剣法で鍛えられた人たちの助けもあって、有意義に稽古を進めて行けました。
居合でも同じことですが、剣術之形をしっかり演武するには、やはり基本が大切です。この基本の上に立って形の手順と打太刀とのやり取りを学んで行きます。
どれが欠けても形になりませんので、並行して三つのことを実践してゆきます。
本日は刃引の形の二本目と三本目、上段からの打ち込みに対して相手が返してくる力を利して間合いを切るというやり取りをまず体が理解することが大事で、これが正しく出来て受け流しの動作へと続きます。
居合の稽古と違うことは、相手が常に変化することです。居合は自分のイメージした相手ですが、剣術は相手が違えば当然呼吸や間合いが変わってきます。この変化に対応する臨機応変さが剣術の面白さでもあります。
楽しく稽古を進めてください。
今回は、お伝えするポイントを絞り、できるだけ多く動いていただくことを重視して稽古いたしました。
さて、会の皆さんは何を重視して稽古 に臨まれていますか。目標はそれぞれかもしれませんが、剣体一致で動けるようになることは、共通した目標です。そこで、自分の動きの修正点に気付くため に、初めの数本はゆっくりと動いていただいております。次への課題が少なからず見つけるきっかけになれば幸いです。
実施した形稽古は、真、胸尽し、陰中陽、野送り、陽中陰、夢想返し、右の敵です。
目標を持って審査に臨んだAさん、Tさん、Yさん新級おめでとうございます
この日は柔道場でしたので柔らかい足場を活かして、自信の重心のブレをしっかり体感して
自分がグラつかずに動くにはどこをどう使えばいいのか気にしましょうとお伝えしてから稽古開始です。
今回は斬りの確認を多めにしています。
いつもの素振り以外にも、左体側を通す廻剣からの真向斬りも分割して確認。
?@手の内を緩める、刀を下ろす
?A正中線上に肘を曲げずに手と刀を上げる
?B左手の内から指を柄に添わせて刀を真向の軌道にのせる
分割して確認する時は無駄な動きは出ないのですが、一連の動きとして繋げると
手首を反してしまったり、肘を曲げてしまったりで違う軌道を通るようになってしまいます。
繰り返しするべき動きを確認する事で最初はやり難いと感じた動きも慣れていきますのでそれらしい動きで誤魔化したくないですよね。
形稽古では剣体一致をさせる為に、身体がこう動いている時に刀はこう動くとそれぞれのタイミングを確認しつつ稽古をして頂きました。
どうしても比較的やり易い動きを先に行ってしまったり、下半身を固めてから上半身で刀を扱ったりしがちなので一致させられるポイントを増やしていってトータルで一致した動きを目指していきましょう。
本日は霙が降って非常に寒い日でしたが、熱心な方々が稽古に参加し頑張っておりました。
初めに、足の入替え・半身の切り返し、基本の素振りと基本一・二の稽古を行い、その後、真・胸尽し・水月・野送りの形を稽古いたしました。
本日は、踵が上がらないことと正しい位置を斬る・突くことをポイントに稽古していただきました。
特 に、胸尽しでは水月(鳩尾)の位置を突くことと抜きで切っ先を水月の高さに保つ(切っ先を下げない)。また、水月でも横一文字からの緩みで切っ先を脇の下 の高さに、突きは水月の位置で抜きでも切っ先を水月の高さに保つように注意して動いていただきましたが、ズレてしまう方も多いですね。
また、上段の構えでは、右手の握りで刀を扱っていて刀が中心線上に真直ぐ構えられない方も多かったです。
稽古では、ただ流して動く・勢いで動くのではなく、一つひとつの動きを大事にする、違った動きに気付いたら正しい状態に修正してから続けるようにして、基本にそって正しく動けるように頑張りましょう。
まずは基本を身に付けることから始まります。
今年の関東地方のスギ花粉飛散量は、去年の70%程度だそうです。
くしゃみが出ることに変わりありませんが、多いと言われるよりはいいですね。
花粉症の皆様、今年も頑張ってのりきりましょう!
本日は「軸」と「左半身」を意識して稽古を行っていただきました。
稽古の最初に、軸を意識して立ち、腕を体に巻き付けるようにぶらぶらとさせて体を動かしていただきましたが、「軸を立てて体をゆるめる」という感覚を感じていただけたでしょうか・・。
もう一つの「左半身」は、刀を握っている右手&右半身と同様に、時にはそれ以上に大切な役割があります。
(詳しい説明は省きますが、腹抜きがよい例ですね)
抜刀の際に左半身を使って鞘引きを行うとき、動かせる体の部分を下記のように体の中心に近づけていけるといいですね。
1.左肘から下を動かして鞘引きを行えた
→2.左肩から腕全体を動かして鞘引きを行えた
→3.体の中心から左半身全体を動かして鞘引きを行えた
ただし半身を意識する時は、回った動きにならないよう注意してくださいね。
本日は18本通しの稽古日です。
それぞれの形のポイントを伝えつつ、18本通し完了しました。
18本通しをする前に横一文字、逆袈裟の抜刀を実施しました。刀を真ん中で抜くことと、しっかりと前の敵を斬る意識で抜いて頂きました。
斬り終わりが同じ位置でもショートカットした抜きになっていないか、前のめりになっていないかなどポイントは多々ありますが、18本通しをすることで共通のポイントも意識して稽古できればと思います。
この日は宗家指導の宗家剣法と私担当の居合の稽古が同一場所・同時刻に行われました。
寒い冬日でしたが、稽古場は暖房も効いて寒さ知らずで快適でした。
居合の稽古日記です。
臨時で、6級審査を別途に実施を致しました。
Sさんが無事に合格となりました。
その後にSさんと現6級のIさんの5級審査内容の補習を別枠で実施。
大隅指導員が個別指導をして下さいました。
他の方々は「歩幅」をテーマに稽古を進行。
個別に見て廻り、本人にあった歩幅をお伝えしました。
しっかりとゆるみを生かした歩幅を確保出来るように頑張って下さい。
この日は宗家指導の元の指導部稽古と私担当の居合の稽古が同一場所・同時刻に行われました。
平日なのに40名近い参加者で、熱気に包まれていました。
居合の稽古日記です。
基本稽古は、目線で敵を捉える。また無駄な動きをしないように腰を高さを変えないをテーマに進行しました。
目線一つで、心が見え目力&気迫を感じ取る事が出来ます。
目線が下がると顔も下がり、軸が潰れたりと連動して参ります。
形稽古については、軸をたてる事に集中。
今日の稽古はこのポイント!次の稽古では、今日の稽古のポイントを生かす。とういうように積み重ねて稽古をしてまいりますが、なかなか思うように積み重ならない。
だから稽古に励む。だから稽古は面白い。
そんな精神修行も楽しみましょう。
指導内容は、足、半身の入れ替え、一足での入れ替え、基本素振りは真向斬り、横一文字、逆袈裟、縦抜き、腹抜きからの付け、青眼の抜刀稽古を実施し、次に、基本の1.2は、横一文字と逆袈裟の斬り終わりから、振り被りからの真向斬りと血振りまで行いました。
形稽古は、抜刀稽古にも、お伝えしておいた、向抜き、玉光、水月、野送り、陰中陽の5本を稽古いたしました。
全体的に振り返りから切りに行く際の力みが見られたで、手の内の緩みと、剣体一致になるよう意識して稽古していただきました。
玉光、野送り、陰中陽では、敵意識と捌くイメージを持って稽古いただくため、私と鳥原指導補を敵に見立てて放射状に位置どっていただき数本稽古致しました。
本日は、先週の指導時と同様に敵の位置と斬る位置などに注意していただくことと、基本的な動きに心がけるようにして稽古していただきました。
稽古では、稽古した基本一・二と形について、それぞれの敵の位置や状況、自分と敵との駆け引きや動きなどを説明した後に各自で動いていただきました。
実際に敵がいるわけではないので、自分なりに仮想的を描き想像することから始まります。
敵の位置や動きの状況を知って意識することで、敵との駆け引きや斬りなどの動きが上手くできるようになってきます。
言うは易し行うは難しですが、ただ動くことのないように、自分なりに意識して稽古を積んでいけは必ず出来るようになります。
お互いですが、自分を信じて稽古に精進していきましょう。
本日の稽古は、横一文字と逆袈裟の抜刀に注視しました。
この2種類の抜刀は、鞘から刀を抜く行為と敵を斬りつける行為が直接的に結びついているため、「抜き易さ」と「斬りの正確さ」の両方を満たす動きが求められます。
ただ、「斬りの正確さ」の基本ポイントはあまり難しく考えすぎなくてもいいかもしれません。
自分の正中線に対して、真っ直ぐ前に手を伸ばして抜刀してください。
斬る動きをしているときは、必ず敵は自分の真正面にいるからです。
右や円要などで例え転身中であったとしても、刀を遠回りさせず、動いている自分の正中線上に刀を出していけば、斬るときには敵は真正面にいるはずです。
刀を敵に向けることを考えるのではなく、自分の正中線を敵の中心に重ねる動きをすればよいのです。
敵の位置が横だったり、後ろだったり、刀を入れる位置が敵の脇腹だったりしますが、敵の中心に対して手を真っ直ぐ伸ばしていくということは変わりません。
刀の動きの説明をしようとすると、どうしても身体の動きの説明になってしまいます。
居想無外流の「剣体一致」の基本だからだと思います。
本日は敵をイメージして、切りつける位置、自身の態勢や目線等意識してもらうようにしました。
基本の一、二では一刀目横一文字・逆袈裟の切り付けの位置をしっかり捉えるように抜刀の稽古。
形稽古は真、玉光、陽中陰、右の敵。
そ れぞれの形の理合を説明して、自分の置かれた状況を思い描くことで敵のイメージを捉えることを試してもらいました。参加者それぞれが仮想敵をどれだけイ メージ出来たか判りませんが、しっかり敵を意識することが演武の精度を上げることに繋がると思いますし、稽古そのものが面白いものになるのではとも思いま す。
また、今日は稽古前にホームページと教本の形の説明を読み返してみました。読み返してみると忘れていることや、以前は気づかなかったことなどもありましたし、確認にもなりました。
時にはホームページのいろいろな説明を読み返してみましょう。自身の目標や課題克服に役立てることができると思いまし、稽古の楽しみも増えるのではと思います。
今回も軸を潰さず、中心を意識しての1時間半です。
人数が多くてもバランスよく位置取りをすると互いのスペースをきちんと確保出来ます。
いずれの稽古場でもその日の参加人数、稽古場の広さを意識してお互いの間合いを見る稽古もしてみてください。
勿体無いスペースを作らないようにしたいですね。
さて、正対から左右半身を外側に振り回されないように中心軸を意識、これは真で稽古。
左半身、しっかり真半身をきった左半身ですね、回らない動きを意識して胸尽くしで稽古。
右半身、座姿勢ですがこちらもしっかり半身をきる事を意識、これは陽中陰で稽古。
前回テーマとした抜刀の際の手の内や柄頭の位置動き出しのタイミングも再確認しつつ、
軸足を作って回った動きにならないように体捌と、仮想敵の位置関係を考えながらの稽古としました。
真や胸尽くしはよくお伝えするので、今回は陽中陰をお伝えします。
左膝の横にある右爪先に重心をかけて左足を引くだけ、もしくは左膝で回し込んで回ってしまう動きになりがちです。
下半身だけを下げるのではなく、しっかり左半身として捌く事で鞘引きも出来、右腕に遠回りをさせない、腕と一体となった斬りが出来ます。
座姿勢なので、半身の切り返しの稽古をしている時よりも動き難く難しい印象かもしれませんが
座しても立っても、軸を潰さないように身体を使うのは一緒です。
窮屈な状態を作らずに動けるようにしていきましょう。
今回も軸を潰さず、中心を意識しての1時間半です。
人数が多くてもバランスよく位置取りをすると互いのスペースをきちんと確保出来ます。
いずれの稽古場でもその日の参加人数、稽古場の広さを意識してお互いの間合いを見る稽古もしてみてください。
勿体無いスペースを作らないようにしたいですね。
さて、正対から左右半身を外側に振り回されないように中心軸を意識、これは真で稽古。
左半身、しっかり真半身をきった左半身ですね、回らない動きを意識して胸尽くしで稽古。
右半身、座姿勢ですがこちらもしっかり半身をきる事を意識、これは陽中陰で稽古。
前回テーマとした抜刀の際の手の内や柄頭の位置動き出しのタイミングも再確認しつつ、
軸足を作って回った動きにならないように体捌と、仮想敵の位置関係を考えながらの稽古としました。
真や胸尽くしはよくお伝えするので、今回は陽中陰をお伝えします。
左膝の横にある右爪先に重心をかけて左足を引くだけ、もしくは左膝で回し込んで回ってしまう動きになりがちです。
下半身だけを下げるのではなく、しっかり左半身として捌く事で鞘引きも出来、右腕に遠回りをさせない、腕と一体となった斬りが出来ます。
座姿勢なので、半身の切り返しの稽古をしている時よりも動き難く難しい印象かもしれませんが
座しても立っても、軸を潰さないように身体を使うのは一緒です。
窮屈な状態を作らずに動けるようにしていきましょう。
本日は「半身から半身への切り返しで刀を扱う」を意識していただきました。
素振りも分解してみれば、
左半身が前の構えの姿勢 → 右半身を送りつつ斬り → 右半身が前になった斬り終わりと半身から半身への切り返しです。
基本の1・2もそうですね。
抜刀は、左半身で鞘引きをしつつ 右半身を送る。
振りかぶりは、左半身を前に進めることで腕力を使わずに刀を振りかぶっていきます。
さて、半身を意識する時の注意点は、上半身と下半身の動きに時間差を出さないです。
右半身を進める時は、右肩・右腰が同時に動いていくよう意識しましょう。
本日の形稽古は「神妙剣」「響返し」を稽古しました。ポイントをおさらいすると、
「神妙剣」の特徴ある抜刀は、左膝・股関節をうーんとゆるめましょう。
「響返し」の 付け→構え は、軸を中心に半身を後方に捌くこと、手の内をゆるめること。
腕力や蹴り出す足の力で刀を扱うのではなく、
体全体の動きで刀を扱っていけるようになるといいですね!
本日は、基本の1・2及び形(向抜き・円要・本腰・野送り)稽古において、基本に戻り正しく動くことと敵の位置を正しく認識することに注意していただきました。
稽古場は柔道場の畳の部屋であったことから、畳の繋ぎ目を正中線上の中心線として利用し、中心線上の敵の正しい位置並びに足の正しい運びと位置などを確認していただきながらの稽古といたしました。
また、形の稽古の中では、転身や演武位置への動きについてもスムーズに綺麗に行えるよう併せて行っていただきました。
ひとつひとつを曖昧にせず基本どおりに忠実に行えるようになること、敵の位置などを意識することも大事なことです。
難しく奥の深いものですが、一歩でも前に進めるよう一緒に稽古してまいりましょう。
本日の課題は構えから斬り終わりまでの体軸の状態に気をつけることとしました。
僕も、今特に重点的に取り組んでいるのですが斬り終わりでどうしても上体が突っ込み、軸が前に倒れがちです。
軸がブレると、次の動きへの接続に時間がかかり、早く動けなくなります。
上の課題と、各自の課題をひとつ、ふたつと意識頂きつつ基本素振り、抜刀(腹抜き、横一、逆袈裟)、基本一・二を実施しました。
形稽古は、真、円要、陰中陽、野送りを行いました。
どの形も一連の動きの中で、自分の軸の行方を意識しますね。
今回、陰中陽と野送りで、首を傾げて軸が折れるパターンと
傾斜がなく身体がスライドしただけになり、腰から軸が折れる
パターンが見受けられたので、その点を集中的に修正しました。
自分も含め、気をつけてゆきたいと思います。
本日は午前中雪でしたが、寒さに負けず元気に稽古しています。基本素振り、基本1・2は全面を使い移動しながら、軸と緩みを意識して稽古しています。特に、移動しての稽古は、前に突っ込む傾向があるので、注意しています。
形稽古は、毎回2~3本を分解し、ユックリした動きで、正しい刀の軌道を確認してもらい、稽古しています。
16日(月)には東京から1名が稽古に参加し、お互いに緊張の中で稽古ができました。このような交流は、お互いに学ぶことも多く、引き続き宜しくお願い致します。
居想会の稽古場でよく耳にする言葉があります。軸、力を抜く、緩む、縦の動きです。その動作の多くは基本動作の中で学ぶことが出来ます。それが形の中でどのように生かされているのか一つ一つ考えながら一年の稽古に臨みたいと考えています。
どうしても早く力強く振る誘惑にかられます、遠回りのように思われがちですが基本動作をしっかり身に着けた居合をしていきたいと思います。本年もよろしくお願いいたします。
今朝の気温は氷点下でこの冬一番の寒さでとのことでしたが、稽古場所館内は暖房空調で寒さを感じることなく稽古できました。
本日は、左右同時の動きや体軸の状態、抜刀、切り終わりの形を確認しながらそれぞれのレベルで精度を上げるように稽古しました。
また、最も基本的な動作の一つとして刀の取り方について、下から真ん中でとることや刀の各部の位置等を確認してもらいました。
基本動作を繰り返し稽古することで少しずつでも精度を上げて、自身のものにしていければと思います。
本日は今年初めの稽古担当でした。今年も会員の皆様と楽しく稽古していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
今朝の気温は氷点下でこの冬一番の寒さでとのことでしたが、稽古場所館内は暖房空調で寒さを感じることなく稽古できました。
本日は、左右同時の動きや体軸の状態、抜刀、切り終わりの形を確認しながらそれぞれのレベルで精度を上げるように稽古しました。
また、最も基本的な動作の一つとして刀の取り方について、下から真ん中でとることや刀の各部の位置等を確認してもらいました。
基本動作を繰り返し稽古することで少しずつでも精度を上げて、自身のものにしていければと思います。
本日は今年初めの稽古担当でした。今年も会員の皆様と楽しく稽古していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
年が明けたと思っていましたら、もう半ばになりました。
今シーズン1番の寒さで、関東では氷点下2度との事で、快晴でしたが風に痛さを感じました。
新年初めての赤羽稽古でしたので、基本動作を大切に行うと共に「礼」の仕方も確認致しました。
慣れないうちは一生懸命ですが、慣れて来ますと「自分は出来ている」と錯覚に陥りやすくなります。
自分事として、一つひとつを大切に稽古して参りたいと思います。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
随分と寒くなったなーと思ったら、松岡修造さんがメルボルンに行かれているのですね。
ついつい「道理でね!」と言ってしまう程度に都市伝説好きです。
そんな寒い午後も稽古熱心な皆さんの参加があり、しっかり熱い稽古を行いました。
いつもじゃない?と思われそうですが、本日も軸を潰さない、中心を外さない事を1時間半メインに意識し続けて頂きました。
そしてプラスして大事にして頂いたポイントが、抜刀した際に目的の位置に物打ちを送るに適した手の内の変化タイミングと刀の軌道です。
素振りで軌道を確認している時には軌道をキープ出来るのに、抜刀になると鞘離れの瞬間に刃筋が作れずに軌道に乗せられない。
そんな悩みを解決すべく、柄を取る右手の内だけではなく、鞘を取る左手の内もタイミングも確認し、
軸を潰さずに動く事を心掛けて頂きました。
確認後の1本、全員の動きに明確な変化があり思わず鳥肌が立ちました。
繰り返し稽古する事で出来るようになる事がどんどん増えていきます、
自信を持ってというと何となくニュアンスで語弊があるかもしれないので、
出来るようになる為に稽古に励む自分を信じて切磋琢磨していきましょう。
今日も楽しい稽古でした!
本日も非常に寒く、ほんの少しですが東京も雪がちらつきました。
本日は「鞘引き」を意識して稽古しました。
基本の一、二の前に横一文字・逆袈裟の抜刀を稽古。
刀を真ん中で抜く意識をしていますが、鞘引きが足らないと抜く瞬間に刀が左に寄ってしまいます。
縦抜きも左半身の捌きを意識出来てきたので、鞘引きを忘れずに意識しましょう。
形稽古は真、両車、円要
両車は手数が多く、手順が入っていない方はまず手順をしっかりと覚えましょう。
手数が多い分一つ一つが曖昧になってきますので、分解して稽古しました。
廻剣では特に腕を伸ばすことを意識してください。
円要は抜刀時に刀が遠回りをしないよう稽古しました。
転身する際にしっかりと鞘を腹につけることで後ろの仮想敵を柄頭で捉えることが出来ます。
本格的に寒くなってきましたので、稽古前のストレッチも忘れずに実施しましょう。
素振り;真向斬り、横一文字、逆袈裟、
抜刀稽古;横一文字、逆袈裟、立て抜き、腹抜き
形稽古;(稽古順)水月、胸尽くし、陽中陰、神妙剣、響き返し
先週同様、基本の一二及び形稽古は始めの一二本をできる限りゆっくりと動作し体軸、脚先、刀の動きや位置に注意し稽古を進めるようおねがいしました。
又、形稽古では突きを含む形を中心に稽古しました。
突き終わりの姿勢が肩のラインと腰のラインが捻じれる方を多くみうけました。
腰の方向に肩の方向を合わせ同時に後足のつま先方向を合わせます、突く意識が強すぎるためか右肩が必要以上に前にでて上体がねじれている方が多いように見受けられました。
仮想敵に正体させて突き終わるように又、腰の向きに合わせ後ろ足の位置を動かし下半身も自然に体のねじれが出ない様注意しながら稽古を進めました。
以上です。
剣法と居合が同時刻、同一場所の稽古日です。
担当の居合の稽古日記です。
前足に体重を乗せないことに気をつけて進行。
前に出る足は、気持ちも前にでてしまうのか前のめりになって軸が潰れます。
後ろ足に多くの注意を払って頂き、基本稽古を進めました。
形稽古においては、最初の出だしの動きに重点を起きました。
今日は就活中の女子大生が参加されており面接について心配があるとの事。
居想会の皆さんは、社会人が中心。
面接官の経験が有る方も多く、休憩時間に的確なアドバイスを頂きました。
Yさん、就活が実ると良いですね。
2017年最初の行事である新春稽古会も終わり、いつもの日々がもどってまいりましたね。
本日の基本稽古は「ものうちが敵にとどく軌道」をテーマに稽古を行いました。
抜刀稽古では、腕が伸びていく方向と高さによって、刀の軌道にどういう違いが出るのかをIさんにご協力いただき、実際に目で見ていただきました。
その後ご自身で動いた「斬るべき位置に届く軌道」を意識した抜刀のあの感覚、継続して意識してみてください。
形稽古はスペースに余裕があったため、走り懸りの「前腰」「夢想返し」「神妙剣」を稽古しました。
いろいろな要素を同時に行っていく形は難しいですね・・・。
最初は何だか分からない。
慣れてきても次のステップに進もうとするとまた悩む。
でも焦らず・諦めず、動いてみる→イメージする→動いてみる→少し考えてみる→動いてみる、
を繰返しながら一緒に頑張っていきましょう。
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
年末年始のお休み明けの稽古始めでしたので、力まず急がずで動いて頂きました。
新人さんには予習に、慣れて来た皆さんには復習になるように基本稽古は少し多めに配分。
形稽古も種類を多めに、稽古機会の少ない破図味もお年玉で行ってみました。
指導部さんには最前列で新人さん達に背中を貸して頂いたので、中央に位置取った新人さん達も動けていました。
最初は無我夢中で何が何やら?という状態かと思いますが、反復稽古するうちにどんどん慣れてきます。
継続は力、ですので長く続けてください。
暖かかったお正月とは一転、冷え込みが厳しいですので体調を崩さないよう大事にして
週末の新春稽古会に備えてください。
2017年も一緒に切磋琢磨して参りましょう!