令和8年の行事

一般社団法人 居想会が令和8年(2026年)に行った、居合・居合道・剣術の活動記録です。
東京を拠点に、居想無外流の稽古をはじめ、演武会、奉納演武、合宿、審査など、一年の歩みを写真とともに紹介します。居合道を学びたい方は、入会案内居合道の稽古日程居合・剣術の稽古場所もご覧ください。

昇級昇傳実技審査令和8年8月23日

定例の昇級・昇傳審査(実技)を行いました。

審査とは、日頃の稽古で身につけてきたものを確認し、今の自分がどの段階にあるのか、そして次に何を学ぶべきかを知るためのものです。

昇級・昇傳はゴールではなく、修行における一つの節目にすぎません。自分の現在の力量を知り、これからの課題や次の目標を定めていくためにあるものです。

今回の審査を、自分の居合を見つめ直し、さらに一歩前へ進む機会としてほしいと思います。

御岩神社での居合・剣術奉納演武 2026年

御岩神社での居合・剣術奉納演武 2026年

居合道・剣術の香取神宮合宿 & 鹿嶋神宮奉納演武令和8年6月6日,7日

鹿嶋神宮拝殿と武徳殿

鹿嶋神宮での居合道・剣術合宿 2026年

鹿嶋神宮での稽古

鹿嶋神宮は、武の神である武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)をお祀りする全国鹿島神社の総本社です。古くから武道との関わりが深く、剣聖・塚原卜伝ゆかりの地としても知られています。

境内にある武徳殿は、武道修練のために建てられた歴史ある道場です。現在の床板には、平成23年の改修時に鹿嶋神宮境内の樹齢約400年の杉材が使用されており、神域の息吹を今に伝えています。

このような由緒ある場所で稽古できることは、技を磨くだけでなく、武道の原点に触れ、自らの心を見つめる貴重な機会となります。武神を祀る神域の中で、長い年月を刻んだ杉の床に立ち、礼節と感謝の心を持って稽古に励めることは、武道を学ぶ者にとって大きな意義があるといえるでしょう。

鹿嶋神宮武徳殿での居合道稽古

鹿嶋神宮武徳殿での居合道稽古風景

居想会の居合道・剣術合宿風景

鹿嶋神宮での居合道合宿

居想無外流の居合道稽古風景

鹿嶋神宮武徳殿での居合稽古

鹿嶋神宮での居合道・剣術合宿

 

武徳殿でのひととき

稽古の前には、硬く絞った雑巾で床を磨き、神聖な道場への敬意を表しました。
武徳殿は戦時中の昭和17年に建造され、柱や床には美しい木目が残る、趣深い建物です。
床は適度な弾力を備え、膝への負担が少ないだけでなく、踏み込みに応えるように心地よい音を響かせます。

武徳殿の床を清める居想会会員

鹿嶋神宮武徳殿での居合道合宿

武徳殿での居合道稽古

 

香取神宮での奉納演武

香取神宮の御祭神である経津主大神(ふつぬしのおおかみ)は、古来より武道・武運の神として崇敬されてきました。また、香取神宮は武術の名門である香取神道流発祥の地としても知られ、日本の武道史において特別な意味を持つ神社です。

このたび居想会は、由緒ある香取神宮の本殿前において、居合および剣術の奉納演武を執り行いました。奉納演武は単なる演武披露ではなく、日頃の稽古の成果を神前に捧げ、武道を学べることへの感謝と今後の精進を誓う機会でもあります。

厳かな空気に包まれた本殿前で刀を振るうことは、技術の優劣を競うためではなく、心を正し、自らを見つめ直す貴重な経験となりました。参加者一同、武道の原点に触れるとともに、伝統文化を受け継ぐ責任の重さを改めて感じる一日となりました。

 

香取神宮での居合・剣術奉納演武 2026年

香取神宮での居合奉納演武

香取神宮での居想無外流居合奉納演武

香取神宮での居合道奉納演武

香取神宮での剣術奉納演武

香取神宮での居合・剣術奉納演武

香取神宮本殿前での居合奉納演武

居想会による香取神宮奉納演武

香取神宮での居想無外流奉納演武

散策のひととき

合宿や奉納演武の意義は、技の研鑽だけにとどまりません。同じ道を志す仲間と時間を共有し、歴史や文化に触れながら交流を深めることも大切な学びの一つです。ともに汗を流し、ともに語り合う中で培われる絆は、武道を続ける大きな支えとなり、かけがえのない財産となります。

また、旅館では地元の食材を活かした美味しい料理を堪能し、昼食には趣向を凝らしたフレンチのコース料理を楽しみました。こうしたひとときも合宿の大きな魅力であり、参加者同士の会話が弾み、親睦を深める貴重な時間となりました。
今回の合宿と奉納演武を無事に終えることができましたのも、鹿嶋神宮、香取神宮の皆様の温かいご支援のおかげです。心より御礼申し上げます。

居合道合宿での参加者交流

居想会の居合道合宿での交流

香取神宮合宿の参加者

武道を学ぶ喜びと仲間とのご縁を改めて感じる、思い出深い時間となりました。

御岩神社での居合・剣術奉納演武令和8年4月19日

4月19日、3年連続となる御岩神社回向祭において、茨城居想会会員9名により奉納演武を執り行いました。
回向祭は、神仏習合の伝統を今に伝える由緒ある祭礼です。

前半は合せ居合を15本、静と動の対比を意識して演武いたしました。
後半は木刀を用いた居合形を6本、間を重んじて演武し、会場全体が凛とした空気に包まれました。

終了時には、昨年同様、盛大な拍手の中で無事に終えることができました。
また演武後には、宮司様より控室にてご丁寧な御礼のお言葉を頂戴いたしました。

現代と伝統が調和した、印象深い奉納となりました。
会員一同、この2か月間、真摯に稽古に励んでまいりました。誠にお疲れ様でした。

御岩神社での居合・剣術奉納演武 2026年

セドナでの居合演武令和8年4月11日

4月11日(土)、北アリゾナ州立大学にて居想無外流居合の演武を行いました。
初めての企画主催ということで、大学生や現地在住の日本人の方々など、多くの方に居合を披露する絶好の機会となりました。
観客の皆様は初めて目にする居合に強い関心を示され、演武後には熱心な質問をいただくなど、素晴らしい交流ができました。
共に参加した3名の会員は、緊張感の中でも日頃の稽古以上の演武を披露いたしました。
私自身、76歳にしてこのような貴重な舞台に立てたことを誇りに思うと同時に、居合との縁に改めて感謝しております。
今回の経験を今後の稽古に活かし、さらに歩みを進めてまいります。

米国セドナでの居想無外流居合演武 2026年

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