右手が柄に触れた時、鍔が正中線上になるよう鞘を送ります。
左足の一歩は、敵との間合いを詰めるためのものです。
この動きだけで、一冊の本になるほど語るべきことがありますので、ここでは三つの大切なことを書くにとどめます。
手首の動きを使わず、筋力に頼らず刀の重さを利用します。
参考動画 = 居合道・振りかぶりの基本
左半身から右半身に変化する骨格の動きと刀を同調させます。
血振りは作法です。大きく美しく。
残心が大切です。
沢山覚えることがありますが、稽古場では指導者が丁寧に伝授してくれます。
ですから、ひとつ一つをしっかり身につけていってください。
そして、焦って早く抜くことをしないでください。早さに誤魔化されず、ゆっくりでも合理的な動きを身につけることで上達が生まれます。