気剣体一致の妙 居想無外流剣法・稽古風景その二 剣術の稽古で学ぶことの一つは、打太刀と仕太刀が互いに同調しあうことです。それによって形が成り立ちます。 戦う為の剣術が、敵味方同調し合うとは一見矛盾したことのようですが、形とは自分がいて相手がいるから成り立つのです。仕太刀は形の中から己の体の動きを知り、打太刀は仕太刀の良いところを存分に引き出してゆくのです。 そうしたところに古武道としての剣術を学ぶ意義が出てきます。 一覧に戻る