ドビュッシーの「月の光」とベートーベンの「月光」をちりばめた二十五絃琴の音色にのって、古武道の棒の演武が舞います。
居想会の演武会では恒例となったコラボ演武です。二十五絃琴の荒井さんは数々の賞を持つ日本を代表する琴奏者で、今回もすばらしい演奏を聞かせていただきました。
刀が鞘にあれば居合。抜けば剣術。獲物が棒になっても体の使い方は同じでなのが古武道の世界。それぞれが武術的な動きを補完し合います。
特に棒は、体の捻れがありますと直線的に棒を扱うことができません。また、縦の動きができているかなど、棒の稽古で修正してゆくことが多くあります。
二十五絃箏:荒井美帆
棒 :本間千尋・深谷真紀