9月19日(土)品川 剣法 投稿者:
関戸光賀 投稿日:2026/09/23(Wed) 09:42
No.7798
先日の日記で、初心者の頃に学んだ形を、ついうっかりやってしまったと書きましたが、最初に身につけたものを後から修正するというのは、なかなか大変なことです。
悪い癖についても同じことが言えます。一度体に染みついてしまった癖を直すには、それを身につけるのにかかった時間以上の努力が必要になることもあります。
さらに厄介なのは、悪い癖というものは、往々にして体にとって「楽な動き」であることです。しかし、楽な動きと合理的な動きは、必ずしも同じではありません。むしろ、相反することも少なくありません。
稽古では、一つのことを修正すると、今度は以前に直したはずのところが元に戻ってしまい、また同じことを注意される、ということがよくあります。
指導する側は、根気よく一人ひとりの癖と向き合い、何度でも繰り返し修正していかなければなりません。
ただ、教わる側にもお願いがあります。
何度も同じことを注意されているのであれば、「また注意された」で終わらせず、なぜ直らないのかを自分でも考え、同じ注意を少しでも減らしていく努力をしてください。
自分で考え、意識し、努力して直したものは、そう簡単には忘れません。
指導する側と学ぶ側、その双方が根気よく向き合うことで、少しずつ正しい動きが身についていくのだと思います。