10月30日(木)西新宿稽古 投稿者:
小井 健熙 投稿日:2025/11/01(Sat) 21:24
No.7555
何もしないことの難しさを感じております。
抜刀時に右腕をほとんど動かさないことは、特に宗家稽古に出ている方々は頻繁に耳にするところかと思います。なお、縦抜においては不慣れなうちは刃が眼前を掠めかねませんので、くれぐれもゆっくり動くようにお願いしております。
形としては左月、陽中陰などがわかりやすいでしょうか。いずれも座り技で動作がしにくいですが、良い稽古となります。本日はこれらを実施致しました。
陽中陰の構え直しから立ち上がり、斬りの動作は教本を参照されるのが良いと思います。稽古の内容にも依りますが、あまり腰が低すぎたり前傾しすぎると体を痛めます。過ぎたるは及ばざるが如しということで。
演武会が近いです。演武や、あるいは出稽古などで環境が違う場所での動作は何かと動きにくく感じるものかと思います。環境を変えることはできませんが、自身を変えることで対応を試みて下さい。一例として、私は呼吸を意識しております。
それよりも何よりも、楽しむことが第一です。是非とも、楽しみながら日頃の稽古の成果を披露できると良いですね。成功をお祈りしております。