5月31日(土)田町稽古 投稿者:
小井 健熙 投稿日:2025/05/31(Sat) 17:20
No.7456
可動域、という言葉があります。各個人の柔軟性にも依りましょうが、足や腕はあらゆる方向に無限に動けるわけではありません。更に、力が入れやすいか、までを考えた際には、実は我々の身体は意外に自由がきかないな、と実感させられます。
本日は正中線上で刀を扱うことについて学んでもらいました。基本の1などで顕著ですが、片手から両手に構え直す際、左手を必要以上に迎えに行くなどしておりませんか?刀を重く感じる一因かもしれません。
形でも、特に左手を迎えに行きやすい本腰、両車、陰中陽、野送りを行いました。自身の正中線上で刀を軽く扱えたでしょうか。私はあまり筋力がないので、できれば刀は軽く扱いたいところです。引き続き、一緒に稽古していきましょう。
流儀にもよりましょうが、腕を痛めたり怪我をしてからが一人前と考える方もおります。我々には関係ない話です。稽古をしていて、何かしらの痛みが続くようであれば、指導者や稽古仲間に相談する、病院に行く、稽古を休む、、、などして万全の状態で稽古にお越し下さい。その方が、稽古を楽しめると思いますよ。