稽古日記

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9月1日(日) 市川稽古 投稿者:岩田和己 投稿日:2024/09/01(Sun) 18:28 No.7276
台風10号の影響に対して、昨日、本部から本日の稽古行うかどうか問い合わせいただき、朝6時の時点で可能かどうか回答する旨伝えました。
翌日(本日)6時に台風の影響ない旨本部に伝え、通常通り稽古を行いました。

市川稽古場は、施設のエレベータ改修工事が行われており、使用できる5階ホールスペースが狭いため本部の指示により城東地区の会員のみ参加可能となりました。
比較的少人数で8名程度が限度かなと思います。

本日の参加者は2級以上の方々でしたが、市川での基本稽古では、あえて基本動作を再確認のため重点的に行っています。
先週先々週は抜刀手順、今回は真っ向斬り、袈裟、逆袈裟の刃筋、斬り終わりの切先の位置、一刀目斬り終わりから敵の追い込み(正対)、両足が揃ったところから振りかぶり(半身)から真向斬り(正対から半身)を意識して動いていただきました。
意外と、基本稽古の「半身の切替し」で体全体を使っての半身→正対→半身を行うのに、刀を使うと体全体ではなく腕だけの振りになっている場合が多いです。級の方も傳位の方も常に意識しながら振ってみてはいかがでしょうか?
今回、鏡で確認しながら稽古を進めることも含め、仮想敵との間合い・仮想敵の位置について稽古してみました。
普段、形稽古で正しい所作・動きを稽古していますが、仮想敵の実際の位置と動きを意識するのは意外と難しいものです。
模擬刀とはいえ、刀を使っての稽古はできないので、二人一組になり手刀で実際の敵の位置と斬りを稽古してみました。
仮想敵だけを相手に形稽古をしていると、本来の敵の位置・間合いの把握が難しいですが、剣法を学んでいる会員さんはともかく、居合のみ稽古されている方々には実際敵との位置関係がこれほど近いとは意外に思われた方も多いと思います。
これからもこのやり方で仮想敵の本来の位置と動きを意識して稽古に臨みたいと思います。

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