3月17日 (日) 市川居合稽古 投稿者:
岩田和己 投稿日:2024/03/17(Sun) 17:51
No.7184
昨日に続き朝から暖かく5月の陽気となりました。
稽古場の空調は暖房になっていたため止めて、扇風機を使用して稽古を進めました。
今回も5階の後ろ全面鏡張りの部屋での稽古です。
鏡を利用し、自分を仮想敵に見立ててしっかり正中線を斬ること、刃筋、軸のブレなどに注意しながら稽古を進めました。
形稽古は、向抜、円要、陰中陽、夢想返しの4形。
向抜、夢想返し:一刀目の斬りから脱力して後ろへの転身。ゆっくり動きながらでも緩急を意識した動きになるようにしましょう。
円要:敵の真向斬りの捌きと軸を立てながら、股関節を活かして直線的な動きでの転身、敵の位置を意識した抜刀を心がけてください。
陰中陽:敵の真向斬りを、正中線を外して鎬での受け流しと足捌き。敵は立った位置で斬ってくるので受け流しの位置は、意外と自分の頭を守れる位置より低かったりします。鏡で確認しながら正しい位置で受け流しの体勢がとれるようにしてみましょう。
あまり鏡に頼りすぎるのもよくないかもしれませんが、せっかく使える環境にある場合には、確認の意味で鏡を使って正しい所作で動けるようにすることをお勧めします。