稽古日記

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3月2日(土)池袋Biz稽古 投稿者:依田鶴粋 投稿日:2024/03/02(Sat) 14:15 No.7171
「おしりひっつけておかれ(静かに座りなさい)」富山へ帰省した際に、久しぶりに聞きました。路面電車内でそわそわしている我が子を父親がたしなめたのです。懐かしさと、可愛らしい表現にほっこりしましたが、言われた方はしょんぼり。私も母に何度も言われ、少しでも足を動かしたり、視線を動かすと、更に叱られたものです。
この言葉には、無駄に動いていることを指摘する意味合いも含まれます。無駄に動いている姿はせわしく、落ち着きのなさを感じさせ、あまり良い印象とはいえないでしょう。その点も親からの教えだったと痛感しています。
居合でも無駄な動きをなくすよう指導されます。敵に悟られないように、瞬時に動けるようになど、いろいろな意味合いが含まれると思いますが、無駄な動きはせわしさやバタつきにも見えます。悠然と堂々と、落ち着き払った様で魅せたいですね。
さて路面電車ですが、道路の真ん中を走るのでそれだけでも視界は新鮮です。車より視線が高く、窓も大きく、大人でもそわそわします。母が見ていたら叱られますね。そしてそんな日常の仕草も居合には出てしまうのです。進化の余地があると信じて精進します。

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