12月12日(火) 水道橋稽古 投稿者:
岩田和己 投稿日:2023/12/13(Wed) 15:44
No.7128
12月に入ったと思ったらすでに半ばとなり今年も残りあとわずかになりました。
本日の水道橋は剣法と居合に分かれての稽古でした。
今回は基本稽古では鞘引きと刃筋に重点を置いてみました。初心に戻って、抜刀時に正しい角度で抜けるようあらかじめ鞘の角度を合わせ、鞘引きして抜くことを繰り返しました。稽古回数を重ねるうち、ついつい抜刀の基本がおろそかになり、正しく刃筋が通っていないことがよく見受けられます。
毎回の基本稽古の時にゆっくり振って正しく刃筋が通っているか確認しながら稽古してみてはいかがでしょうか?
今日の形稽古は本腰、玉光、真、胸尽くし、水月、前腰の6形。
今日の参加者は稽古回数も多い方々でしたので、それぞれの形で、敵の動きを想定しながら、常に敵の正中線をとらえての抜刀を心がけていただきました。
また形の中には転身、体捌きを伴う動きもあり、その都度軸がぶれないように股関節の緩みを十分活かして柔軟に動くようにしましょう。
今回で今年の私の稽古指導は終わりになりました。また来年、心新たにスタートいたします。
これから冬本番の寒さが来ると思いますが、会員の皆様、風邪特にインフルエンザにかからないよう体調管理をお願いします。