稽古日記

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11月19日(日) 市川稽古 投稿者:岩田和己 投稿日:2023/11/20(Mon) 11:27 No.7116
早朝からすっきりと晴れわたり、すがすがしい一日の始まりとなりました。

今回も市川稽古の指導担当を代行することになりました。
本日の参加者は11名で、新人さんから傳位まで幅広い人員構成です。
基本稽古では股関節と膝の緩みを活かした動き、腕だけでなく体全体で斬ることを念頭に置いてゆっくり確認しながら動いていただきました。
基本の一、二では5人ずつ向かい合って、確実に相手の正中線をとらえて斬ること、視線を相手から外さないことを意識していただき稽古を進めました。
形稽古においても、いつも通り各形のポイントとなるところをお伝えし、ゆっくり各形の一つ一つの正しい所作を確認、修正しながら動いてもらいますが、
軸のブレ、刃筋、剣体一致などゆっくり動くということは意外に難しいものです。焦らず、力まず稽古を続けることを心がけましょう。

昨日今日の2日間、新橋の東京美術俱楽部で年一回開かれる「大刀剣市」が開催されています。全国の刀剣・刀装具を扱う業者70店ほどが出店し、かなりの人が来場しています。
今日、稽古の後平澤先生の引率で何人か刀剣市に行かれました。
私は都合により今日同行できないので、昨日行ってきました(平澤先生も一緒に)。
驚くことに外国人の来場者の多いこと、多いこと!
業者の各ブース内で刀を持って観ているのは圧倒的に外人(西洋人)で、日本人の少ないこと、これで外国人の購入が増え、日本から刀がどんどん流出していくのかと思うと残念に思うと同時にゾッとします。
駄剣はともかく、価値ある刀はやはり日本に残して代々伝えていってほしいと思います。

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