8月29日(火)水道橋稽古 投稿者:
岩田和己 投稿日:2023/08/30(Wed) 12:32
No.7063
あっという間に8月も終わり、まもなく9月になります。相変わらず日中は日差しが強く耐えがたい暑さですが、夕方になって日が落ちてくると多少涼しさを感じるようになりました。
本日の水道橋稽古は宗家剣法と一般居合に分かれて行われ、私が担当した居合の稽古日記です。
稽古場では、空調が効いているとはいえ動けばかなりの体力を消耗します。
こまめに給水時間を取り稽古を進めました。
基本稽古、形稽古含めて体軸のブレ、股関節の緩みを生かすなど基本的な動きを確認しながらゆっくり動いてもらいました。
特に鞘引きをして半身を切って体全体を使った抜刀と斬り、振りかぶりから真向斬りへの連続した動き、納刀(鍔元納刀)の手順、細かいところでは、敵付けは手首で切先を下げるのではなく手の内を緩めて切先を敵につけるなど、あいまいな点を再確認していただきました。
形稽古になると、身体全体を使わず腕だけに頼った動きになりがちです。形稽古も基本稽古の延長であることを意識していただき、正しい動きを効率よく稽古に生かしていきましょう。
本日の形稽古は、真、胸尽し、水月、前腰の4形でした。
これからしばらくは暑い日が続くと思いますが、体調を崩さないようまた元気に稽古に参加されますよう願っております。