11月1日(火) 水道橋稽古 投稿者:
岩田 和己 投稿日:2022/11/02(Wed) 10:34
No.6877
早いもので気がつけば今年もあと2か月を残すところとなりました。
コロナに行動を制限され振り返ってみればすでに3年が経過しています。
今月中ごろには海外からの観光客、ビジネスマンの来日制限が大幅に緩和され、確かに観光地だけでなくビジネス街にも外国人が目立つようになりました。
そのような状況の中、コロナのため台湾に帰国されていた会員Rさんが居合の稽古に参加されました。2年以上のブランクがあったとは言え、今まで培った所作は体が覚えていたようで、本日の形稽古にも無理なくついてくることができました。
基本稽古に対しては基本の一、二も含め、いつものとおり刀を真ん中でとること、鞘を先にひいて抜刀すること、刀と体の動きを一致させることを確認しながら稽古を進めました。
なお、本日は3級以上の方々が参加され各形の情景は理解されているので情景説明は極力省きましたが、転身を伴う形はいずれも正中線を軸として軸を崩さず転身するよう稽古をすすめました。
全体を通して、形稽古において、仮想敵とその位置を意識し、ゆっくり大きく、正しい抜刀・斬りつけ・残身までの流れを常に認識して稽古していただきたいと思います。