10月23日(日)池袋スポーツ稽古 投稿者:
依田 鶴粋 投稿日:2022/10/23(Sun) 16:11
No.6873
形を説明するために復習をしていると、新たな疑問が出てきます。その時は、今まで指導していただいた内容を思い出し、整理するようにしています。本日の座技「本腰」と「陰中陽」は、似て非なるものとして指導を受け、整理しなおしました。当時は形以前に、板間の正座に足の裏がおかしくなるという状態でした。ただ、続けての説明で、違う形であることは理解できるものでした。そしてもう一つ、走り懸り「前腰」です。仮想敵の場所を想定し、敵の位置まで走って斬るという指導でした。こちらもその当時は、刀を差して走るだけで何だか楽しい、という状況でした。しかし、仮想敵のイメージと斬ることへの意識付けが分かりやすかったことをよく覚えています。そのような理由から、本日の形稽古に取り入れました。前腰は、初めは仮想敵の手前を斬っていた方も、回数を重ねるごとに修正され、最終的には、皆さまかなり迫力のある形になっていたと思います。不謹慎を承知で書きますが、走っている皆さまの背中を観ているのも楽しく、わくわくします。
再考していると、当時の自分と今の自分、未来の課題が見えてきます。過去に戻ったり、進めるように自分で答えを見つけていくのも楽しさの一つだと思いました。本日もありがとうございました。