稽古日記

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9月11日(日) 赤羽稽古 投稿者:宮澤 和敬 投稿日:2022/09/11(Sun) 21:25 No.6848
前回に東京へ戻った時は残暑厳しく蝉の泣き声が響き渡っていましたが、今回の東京では朝夕が過ごしやすくなり、虫の音も聞こえ初めてすっかり秋めいてきました。

本日も多くの会員さんが稽古へ参加されたので、通常配列とは違う安全へ配慮した配列へ変更して稽古を行いました。

抜刀稽古ではスペースも限られていた為、先ずは抜刀しないでイメージトレーニングを行いました。刀を真ん中で取った後、正中線から左右均等に動き出している点や力の配分も均等にすることでバランスが取れている点など身体の裁き方を意識した稽古を行いました。
刀を早く抜かなくてはいけないと焦る気持ちがあり、ついつい右手で刀を引き抜こうと余分な力が入ってしまいます。右手の力を消す為には左手も同じ力を均等に使うことで相殺されてバランスが取れます。意識して稽古していきましょう。

基本の1と2の稽古では舞台へ全員上がってもらい、5名1組として各組毎に舞台から反対側まで往復しながら稽古しました。最初の組には指導部4名と中傳位の会員さんに入ってもらい演武していただきました。指導部員の動きを見取り稽古しながら、自らも他者から見られながら演武することで良い意味の緊張感があり、技量アップにも繋がると思います。
力を入れる箇所、緩んで抜く箇所など緩急つけてのメリハリや仮想敵を意識した斬り、美しい所作など稽古する部分は沢山あります。

毎回の稽古に目標を持って精進して参りましょう。

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