稽古日記

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7月9日(土) 滝野川稽古 投稿者:宮澤 和敬 投稿日:2022/07/10(Sun) 08:57 No.6813
平日は名古屋を中心に働いているので、気温40度近くになる日が頻繁にあります。週末に東京へ帰ると名古屋に比べて多少過ごし易いように感じます。
…とは言え、東京も30度を超える真夏日が続いている為、稽古中は給水と休憩を細かく入れるように心掛けて、熱中症予防に努めながら安全第一で稽古しています。

稽古開始前の時間を利用して、私と関口指導員、浅野指導補、高橋指導補の4名が宗家より薙刀の取り扱い方法について指導を受けました。身体捌きの基本は剣術や棒と似たような動きもありますが、得物の長さと重さが違う為、自在に操ることはやはり簡単ではなく、修練が必要だと感じました。
17日の剣術稽古から薙刀も取り入れて稽古していくとのお話でした。

本日に私が指導を担当した居合の稽古では、基本的な身体の扱い方として『股関節の緩み』『軸を意識した重心移動』という2点を重点的に意識しながら稽古しました。
素振り、抜刀、基本の1と2では、手や腕といった部分的な力や上半身と下半身がバラバラな動きではなく、身体全体を使いながら、ゆっくり丁寧な動きを心掛けていただきました。基礎さえ出来るようになれば、自ずとスピードはついてきます。
稽古にメリハリをつけていく為、頭を空にして『仮想敵を斬る』という一念に集中した動作だけで刀を振っていただき、形の手順を追うのではなく、本来は何をしているのか?…という部分を大切にした稽古も行いました。

目の前に実際の敵がいるわけではない居合形の稽古ですから、心の眼でしっかり仮想敵を意識した稽古が上達の鍵になってきます。共に精進して参りましょう。


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