稽古日記

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4月2日(土)品川稽古 投稿者:和田冠玄 投稿日:2022/04/03(Sun) 07:36 No.6751
数日前に東京の桜も満開になりました。コロナ禍での3回目の花見の季節ですが、残念ながら今年も花の下での宴はお預け、そんな中でも彼方此方と広がる桜を眺められるのはいいですね。
本日の形稽古では、初めの体捌きの形、あるいは一刀目の切り終わりのに注目して頂いています。胸尽しでは腹抜きの抜き終わりの形が乱れていると次の突きも上手くいきません。半身に捌いた体勢が軸真ん中に立って自然な形になっていること、しっかり鞘引きをして鯉口に切っ先が残って、柄を持つ右手は水月の高さになど正しい形にしたいものです。抜き終わりで止めて自身でチェックして正しい形に戻してから次の突きに移ってみるのも良いかもしれません。他の形にも共通することですが、最初の動作(形)が正しくないと次の動作に無理が出てきます。逆を言えば最初の動作の精度を上げることが全体の精度を上げることにつながるとも言えると思います。初めの体捌きと一刀目に注目し稽古してみては如何でしょう。

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