稽古日記

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9月19日(日)品川稽古 投稿者:大隅 幸一 投稿日:2021/09/19(Sun) 17:00 No.6625
本日は、基本の所作・動きと敵の位置に注意して稽古していただきました。

抜刀はただ刀を抜くのではなく敵を斬るために刀を抜くということを意識してもらいました。
まずは力の勢いだけで刀を抜かないように注意してみましょう。
動きに緩急をつける緩があるから急もあるように、ゆるむことも必要です。
柄の握りに力を入れずに刀を抜いてゆき刀が鞘から抜けて敵を斬る瞬間に握りこんで素早く斬るように、ゆっくりした動きで確認してみてください。

形は円要・野送り・胸尽し・向抜き・水月の5本を稽古していただきました。
円要・野送り・胸尽しでは、敵の斬りを躱して敵との中心が外れますがその後に敵を斬るときは敵の居る位置がズレないよう注意する必要があります。
向抜きでも、一刀目から二刀目の斬りは転身しつつあえて右足を捌いて正中線を移動させていますので結果最後の斬り終わりでは敵との中心がズレることになります。一刀目で左足爪先が内側に入っているとこの所作が出来ませんので真っすぐになるよう注意しましょう。

今回も柔道場での稽古でしたので畳の縁などの線を活用しながら行っていただきました。

注意すべき点が沢山あって大変ですが一つ一つクリアできるようにしていくことが全体へと繋がっていくと思いますので、お互い精進していきましょう。

新型コロナの感染数が減少傾向にあるとはいっても、この先冬に向けて第6波がくるのではないかとの心配もありますので、まだまだ気を抜かずにお互いに気を付けてまいりましょう。

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