2月14日(日)田町稽古 投稿者:
大隅 幸一 投稿日:2021/02/14(Sun) 15:30
No.6531
本日は暖かい日和で多くの方が稽古に参加されました。
本日の稽古は、昇級審査を担当したときに、正しい形があやふやになっていた点について説明し、改めて確認をしていただくことをポイントといたしました。
本日稽古したのは、向抜き・野送り・円要・玉光ですが、
向抜きでは、1刀目で左足つま先が中に入らないように真っすぐにすることと反転での斬り下ろしは刀と体がバラバラにならず同調させること。
野送りでは、受け流しのときの刀は刃が上向きにならず鎬で受ける状態になっていること。
円要では、最初の捌きから反転した逆袈裟で斬る際に右足を出して斬ること。
玉光では、縦抜きで後ろに捌いてから真向に斬るさいの右足を出す間隔が少なかったり出しすぎたりしていないこと。
以上の点について、正しくなかったり疎かになっていたりすることのないよう注意しながら稽古していただきました。
本日の稽古でも、早く動こうとする際などには疎かになる傾向がありましたので、ゆっくりでも正しい形や動き・所作をしっかり身に着けるようにしていきましょう。
私も含めて言えることですが、稽古回数が多くなるほど慣れに気を付け、初心を顧みることも必要ではないでしょうか。
お互いに精進してまいりましょう。
日ごとに春を感じられるようになり、人出も多くなったようです。
一刻も早く新型コロナが収束して稽古が存分にできるようになることを願っています。
収束するまでは、お互いに気を付けてまいりましょう。