10月27日 水道橋稽古 投稿者:
宮澤 和敬 投稿日:2020/10/28(Wed) 09:36
No.2258
宗家稽古と同時刻、同場所で行われた一般稽古の指導を担当しました。
昇級、昇傳位審査が終わったタイミングでしたので、会員の皆さんが新たな目標へ向けて稽古へ精進するように話をしました。
軸と緩みを意識して足の入れ替え、基本素振り、抜刀稽古(腹抜き、縦抜き)を行いました。
ゆっくりした動作でも剣体一致を心掛けていただき、手と足と身体がバラバラの動きとならないように確認しました。また、抜刀や納刀では身体の中心で刀を扱い、右手と同様に左手をしっかり使うことを意識していただきました。
形稽古は『向抜』『胸尽し』『円要』『野送り』の4本を行いました。
私自身も総傳位の称号を授かり、あらためて感じたことは刀を扱う技量の向上と同等に大切なことは、精神面の修行です。新たな目標へ向けて一緒に稽古へ精進して参りましょう。