2月13日(木)PSP居合稽古 投稿者:
和田 冠玄 投稿日:2020/02/17(Mon) 11:52
No.2157
先週から寒波で寒い日が続いていましたが、今日は気温も上がり久々に少し暖かさも感じる日になりました。そんな中世間はコロナウィルスの新型肺炎のニュースがテレビ、ネットなどで報じられています。決定的な対処方法はなさそうですが、不要不急の外出はしない、手洗い嗽の励行などで少しでも感染のリスクを低減したいですね。
本日はいつもより参加者が多く、宗家剣法の稽古スペースを少し割いてもらって稽古させていただきました。そんな中での形の稽古。真は最も多く稽古をしている方の一つですね。軸をまっすぐ立てて煙が立ち上るように垂直に上がりながら対座する敵に逆袈裟で切り上げる、緩んで上段に構えなおして左足を踏み出して右からの袈裟で二刀目を切りつけて敵を倒す。上体をまっすぐ上に立ち上げ一刀目の切終わりは無理のないまっすぐな形で切終わりたいですね。二刀目は踏み出す足は左、切付は右からの袈裟で切終わりは上体と踏み出す足は逆になりますので少し苦しい体勢ですが、それでもしっかり軸を保つのはなかなか難しい。繰り返し稽古することで軸を保てるようにしたいものです。また、技量レベルが上がってきたら二刀目の振りかぶり方袈裟切りを出来るだけシンプルに一つの動きで切りつけるようになりたいですね。稽古を始めて間もない方には見様見真似で形作ることはなかなか難しいかもしれませんが、理合いの説明や形の手順を見て、訊いて稽古する中で、上位者の動きを観察して自分なりに動いてみることも大切かと思います。