稽古日記

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1月19日(日)市川稽古 投稿者:平澤昂円 投稿日:2020/01/19(Sun) 17:26 No.2129
 暖房が故障して寒い中での市川初稽古です、修理に2月までかかるとのことご不便をおかけしますが、稽古に集中して乗り切りましょう。

 稽古回数の長い方でも解っているつもりでも意外と抜けていることがあります。今回特に顕著だったのが形の中の鞘引きです。本人はしっかり鞘引きをしているつもりでも右手の動きに負けています。座技では抜くことに精いっぱいで曖昧さが目立ちます。鯉口と切っ先の位置を意識すること、体の捌きと刃筋に気を付けましょう。
 抜刀、納刀の時右小手をさらさないこと、座技の納刀の時特に注意し隙のない納刀を心がけましょう。

 審査に向かう緊張感が一歩も二歩も自分の居合を成長させてくれます。審査に合格してもそれで終わりではありません、受審した級、傳位の稽古内容を理解できるものが出来ただけです。満足するとすぐまた元へ戻ります。継続は力です。
 
 長く稽古を続けていると仕事の関係や、自身の体調。怪我等で休まなくてはならないこともあります。私も怪我や病気で居合をやめなくてはと考えたことがあります。それでもこの年まで続けてよかったと思っています。
 西行法師の和歌に
  年たけてまた越ゆべしと思いきや
          命なりけり小夜の中山
 西行法師69歳、東海道の険中山峠を越えた時詠んだ和歌です、私も法師より少し年が過ぎましたが、少しでも居合の峠を越えたいと思っています。今年もよろしくお願いいたします

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