稽古日記

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8月20日(火) 水道橋稽古 投稿者:宮澤 和敬 投稿日:2019/08/21(Wed) 11:22 No.2001
本日は『傳位者稽古』と『一般稽古』があり、私が指導担当した『一般稽古』の稽古内容です。

一般稽古では半身から半身への体捌きと足運び、素振り、抜刀といった基本的な動きを再確認していただきました。

男性会員さんに多く見られましたが『速さ=上手さ』と勘違いしている結果、左手による鞘引きが曖昧なまま抜刀していたり、柄を握りこむ位置が遅くなり仮想敵を斬っていない操刀が散見されました。

先ずはスピードを落とした等速で、刃筋が通った正しい斬りや左手を十分に使った抜刀、斬りつけ、納刀を大切にするようお伝えしました。
全体的に力みがあって身体が硬い動きで柔軟性に欠けていたので、筋肉のオンとオフを上手に使うことで、動きにメリハリがつき、形に締まりが出てくることも合わせて、お伝えしました。
どのような分野においても、息を止めて身体に余計な力が入り過ぎていると本来の力を十分に発揮できないと言われています。落ち着いて呼吸を整え、余分な力を抜いた動きを心掛けていきましょう。

形稽古は『向抜き』『胸尽し』『本腰』『野送り』の4本を行って本日の稽古を終了しました。

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