無題 投稿者:
馬場 敏 投稿日:2019/08/02(Fri) 21:02
No.1979
8月1日基礎剣法稽古報告
居合い形では20本(通常では18本)を稽古します。それぞれ既に敵と思われる相手は刀の柄に手がかかっているか、抜刀された状況です。
そんな状況下で、座技、立ち技でどのように対処するかを学んでいます。
しかしあくまで仮想敵なので目の前にいる訳では有りません。
軸を意識して、緩んで、目線は正面、踵で蹴り上げない、刀を腕で操作しない
等、その上形は覚えなくてはならず、、、、、アーーーー
12年目の自分も皆さんとたいして変わりなく稽古のたびに反省の部分が多く有ります。
剣法は相手が目の前にいます、基本的な動きは居合いと同じ、でも歩数を考慮した間合いや打ち込むタイミング、相手の剣をよける一瞬の動きが生死を分ける。そういった稽古です。
ほぼ10年やり続けてもまだまだ恥ずかしい様な状態ですがこれがなかなか
楽しい!
昔のお侍は道場で木刀や、竹刀で打ち合い稽古しました。
怪我を負ったり、不具となったり、死に至る事も有ったそうです。
宗家や、本間先生を目の前にすると相手の剣から逃げたい気持ちが先走り
体が逃げていくのです。相手の目を見るとヘビに睨まれたカエルの様に
金○がちじみ上がるのです。
でもそんな恐怖を昔のお侍も共有したのだと思えば稽古も楽しく有りませんか
是非、剣法にも参加し、居合いを別の視点から見てください。
きっと何かが見えてきます。