7月23日(火) 水道橋稽古 投稿者:
宮澤 和敬 投稿日:2019/07/25(Thu) 18:54
No.1970
本日の一般稽古では『軸を立てながら、しっかり仮想敵を斬る』という点を意識しながら稽古しました。
稽古回数の少ない新人会員さんは、手順を先ず覚えようとしている為、やむを得ない部分はありますが、手順が頭に入っている稽古回数を重ねた会員さんの中でも、キレイに形の手順だけをなぞっているパターン、とにかく早いスピードで刀を振り回しているパターン、刃音を鳴らしてブンブン力強く刀を振っているパターン等々、本来は眼前にいるはずの仮想敵は関係なく、単純に刀を振っている方が意外にも多くいるように見受けました。
素振りの段階から仮想敵をしっかりイメージし、常にその位置を把握しながら、ゆっくりと等速に仮想敵へ刃筋を向けた正しい斬りを先ずは身に付けるよう心掛けましょう。
また、全体的に抜刀、納刀のどちらにおいても右手に頼りすぎており、左手を十分に使えていなかったので『抜刀、納刀の際は左で抜いて、左で納めるという意識を強く持つこと』をお伝えしました。
先週、私が新人講習を担当したNさんとトルコご出身のSさんが一般稽古へ元気に参加してくれており、安心しました。
適宜、関戸師範から二人へフォローいただき、非常に助かりました。
休憩時間に二人の自己紹介の時間を作りました。今後も共に稽古を楽しみながら精進して参りましょう。
形稽古は『本腰』『胸尽し』『野送り』『玉光』の4本を行って本日の稽古を終了しました。