6月23日(日) 池袋スポーツ稽古 投稿者:
宮澤 和敬 投稿日:2019/06/24(Mon) 00:24
No.1943
演武会が終わってから稽古指導を担当する初めての日でした。
演武会へ参加した方は、うまく出来た部分、課題の残った部分が各々あると思います。
指導部の皆さんも書いているように演武会前の稽古は、シミュレーションによる形稽古が中心だった為、演武会が終了した今の時期は、あらためて基本的な部分を中心に稽古していくことにしました。
本日は『股関節の緩み』と『正中線に沿った縦の足運び』を足の入れ替えから形稽古まで本日の稽古を通じた共通テーマとして、特に意識していただきながら稽古を行いました。
なんとなく形の手順は出来ていたとしても、しっかり身体捌きの基礎が出来ていなければ、単に刀を形の手順通りに振っているだけで、仮想敵を斬っているようには感じられませんし、古武道として形の完成度が低いということをお伝えしました。
また、演武会や昇級、昇傳審査前という行事の前に慌てて付け焼き刃で稽古しても技量は思うように上がらず、苦労します。
仕事や家庭事情を踏まえたご自身のペースで構わないので、年間を通じてコンスタントに稽古していくことが大切という点もお伝えしました。
次の目標を持ちながら更なる技量向上へ向けて、一緒に頑張って稽古していきましょう!
形稽古は『真』『円要』『陽中陰』『野送り』の4本を行って本日の稽古を終了しました。