1月12日(土) 赤羽駅前稽古 投稿者:
宮澤 和敬 投稿日:2019/01/14(Mon) 17:35
No.1829
雪がちらほら降る冬らしい寒さの本日が、今年始めての稽古指導担当でした。
一年が始まる節目の初日として整列した際、稽古へ参加した会員の皆様へ今年も事故と怪我のないように安全最優先で稽古を行っていきましょうと申し伝えました。
参加者の半数が今年始めての稽古という点と新人講習を終えて一般稽古が初めての会員さんもいたので、足の入れ替え、真っ向斬り、袈裟斬り、逆袈裟、横一文字などの素振りや身体の捌き方などの基礎稽古に時間を割いて、冬休み中に鈍ってしまった身体を徐々に慣らしていきました。
抜刀稽古の腹抜きと縦抜きでは、左手の鞘引きが不十分で右手で強引に引き抜こうとして軸が潰れてしまっている方が多いので、先ずはゆっくり正しく動いて軸を保つことが大切な注意点であるとお伝えしました。
それぞれ個々の技量レベルに合わせた内容で個別指導しながら巡回しました。
形稽古は『真』『野送り』と初傳位審査を受けるSさんから希望のあった『響返し』『前腰』を実施して本日の稽古を終了しました。
今年も稽古を通じて、古武道の奥深さを学びながら、『心技体』を共に鍛えて参りましょう。