12月11日(火) 水道橋一般稽古 投稿者:
豐田 健悟 投稿日:2018/12/12(Wed) 23:30
No.1813
『呼吸を入れる際の留意点』
形稽古の終わりには「呼吸を入れて」その日の形を締めくくります。
息を吸って、吐いて、吸う。次に吐きながら形を始めます。
さて、私の場合、その際に何を考えているか。
・身体の力を一度全部抜いてニュートラルになっているか確認します
・姿勢を正して、軸を積み上げ直します
・呼吸を整えて、気を落ち着けます
・仮想敵の位置と構え、どう動くかのイメージを明確にします
あとは、身体が動くままに動かします。
その日の稽古でどこまで動きが身に付いたかを確認するために最後の一本を使うようにしています。
それまでに何本か振って、できたこと、できないことが頭の中にたくさんあるかと思います。
しかし、あえてそれらは意識し過ぎないようにもしています。
上手くやろうと余計に意気込むと動きが固くなってしまうので。
あえて語弊を覚悟で書きますと、
・必ずしも完璧でなくてもいい
・ベストパフォーマンスをしようと気負わなくてもいい
・今何ができて、何ができないのかが分かればそれでいい
呼吸を入れて、次の稽古に繋がる何かを感じられるといいですね。
さて、年末です。
今年1年での自分を見直して、来年に繋がる何かを感じて年が越えられればと考えています。