8月8日(土)赤羽駅前稽古 投稿者:
菊池 刀夢 投稿日:2018/09/09(Sun) 00:12
No.1740
本日は、スペースに余裕がありましたので、できるだけ多く動いていただくよう稽古致しました。
まず、足の入れ替えと、半身の入れ替えですが、股関節と膝を十分に弛めるようにして稽古していきましょう。「弛み」による人の骨格の自然な動きを生かして動けるようになることがポイントです。今後も意識して稽古していくことが大切です。
基本素振りの中で、「真向斬り」です刀をまっすぐに送りだすことが意外に難しいとかんじているのではないでしょうか。ポイントとしては、「手の内締め」と「手の内の緩め」でです。締めるのは物内が斬るべき場所に入る瞬間です。それ以外は柔らかく方は刀は握るようにしましょう。
基本の1,2では、まず最初の抜刀を丁寧に、特に左手の鞘引きを十分に丁寧に行いましょう。まだ引ける余力があるのに無理やり右手で抜いてしまう癖が付かないよう中心から左右均等に使って抜刀をしましょう。そして、1刀目の斬り終わりから、振りかぶりですが、半身の入れ替わりに合わせて自然と構えられる動きを目指して稽古するとよいでしょう。その際ですが、前足では常に敵を捉えていることがポイントになります。
形稽古は、真、胸尽し、円要、水月、前腰を稽古いたしました。形稽古の際には、仮想敵の動きを感じつつ稽古することが上達の近道です。徐々に仮想敵が見えるようになっていきますので、今後とも焦らず、丁寧にステップアップして参りましょう。今後ともよろしくお願いいたします。