8月14日(火)水道橋一般稽古 投稿者:
豊田 健悟 投稿日:2018/08/18(Sat) 02:41
No.1724
「鞘引きが足りない」と言われたとき確認したい7つのこと
1. 鞘が横方向に十分に 体側まで引けていない
2. 鞘が縦方向に十分に 栗形が帯に付くまで引けていない
3. 鞘引きのコースが抜刀のコースに対して遠回りしている
4. 切先が鯉口を抜けきった後から鞘を引いている
5. 切先が鯉口を抜ける時点で左腰が右腰より前に残っている
6. 左手指が緩くて 鞘をしっかり掴んでいない
7. 右手が柄を握り込み過ぎて手の内が固く 鞘の可動域が少ない
単純に鞘の位置だけでなくタイミングや手の内など原因は様々ですが、どれも鞘引きが足りていないように映ります。
鞘引きが足りていないと抜いた刀の位置やタイミングに違和感を与えます。
鞘引きは、自分ではやっているつもりでも十分にはできていないことの代表格だったりしますので、全体への指摘だったとしても常に自分に言われていることだと思って見直せばきっと発見と上達があるはずです。一緒に頑張りましょう。